健康生活TOP めまい めまい症状は何科へ行く?メモで上手に症状を伝えて治療をうける方法

めまい症状は何科へ行く?メモで上手に症状を伝えて治療をうける方法

“めまい”と聞いて、どのような印象を持つでしょうか。怖い、不安、治りにくいなど決して良いイメージではないでしょう。メニエール病など具体的な疾患を思い浮かべることもあるかもしれませんね。

めまいは他の人に理解してもらえないということでも厄介です。医療機関にかかっても診療の内容に不満をつのらせ、発作がいつ起きるのではと不安を抱えたまま、家に引きこもってしまう方もいらっしゃいます。

本人にとっては重大なことなのに周りに理解してもらえないのは辛くて当然です。しかし、行動を起こさなければ何も変わらないということもまた言えます。

本記事では、医師をはじめ周囲への効果的な症状の伝え方をお話します。症状の寛解に向けた行動をとるきっかけになれば幸いです。

自己判断は危険かも!医療機関を受診することのススメ

めまいは不快な症状です。頭痛や嘔吐などの辛い症状や、立っているのがやっとな状態であっても年のせい、気のせいなどと軽くみられてしまうケース、よくありますよね。

辛さを説明すること、訴えることを諦めてしまう患者さん、どうせわかってもらえないと医者にかかることを放置してしまっている人は多いと思います。めまいを周囲に伝えるのはそう簡単ではないからです。

ですが、めまいの症状が辛いから、怖いからといって家に引きこもり、体を動かすことをせず、病院にも行かず…では状態は何も変わりません。むしろ悪化するケースの方が多いのではないでしょうか。

めまいの中にはストレスが原因のものもあります。であればこそ、少しずつ散歩などを取り入れ、医者にかかってスッキリすることをお勧めします。

パッと見てわからなくても、自覚症状がなくても、めまいには原因となる不調や病気が隠されています。確かに、目の疲れ、自律神経バランス、ホルモンバランスの崩れなどが原因となることがあります。

怖いことに、めまいは脳出血や脳梗塞など重篤な病気の警告であることもあります。その場合は特に早期のうちに発見し治療にとりかからなければ命が危険にさらされます。

どちらの場合も、めまいは不調や病気のサインなのです。症状が軽いと思っても、念のために医療機関を受診して原因を明らかにしておくことは大事なことです。

その時には億劫であっても、原因を明らかにしておけば安心ですし、めまい症状を改善するきっかけにもなります。

いざ受診!さてどこにかかれば良いのでしょうか

めまいの原因が耳の症状であれば耳鼻咽喉科で治療がスタートします。総合病院であれば同じ施設内に他の診療科もあるので受診が楽です。

参考までに、めまいの症状と関係のある診療科を挙げます。

  • 耳鼻咽喉科
  • 神経内科
  • 脳神経外科
  • 循環器科
  • 精神科
  • 心療内科

などなど

場所によっては「めまい外来」など専門医が診察にあたっている専門外来があります。このように、めまいに関係する診療科は沢山あります。ですが、「窓口」として一般的なのは、耳鼻咽喉科です。

近くに耳鼻咽喉科がない時はかかりつけの内科医を受診しましょう。めまいが激しくて外出できない場合は電話などで相談することをお勧めします。その際、外出が怖いということを相手に忘れず伝えて下さい。

めまいの治療には良好なコミュニケーションが不可欠!上手な伝え方とは

めまいだけでなく、どの不調・病気の場合であっても、丁寧で適切に診察してくれる医師がいいな…誰もがそう思いながら病院を受診しますよね。

とはいえ、なかなか患者さん側から”良い”医師を選ぶことはできないことがほとんどです。インターネットで得た口コミなどの情報もあてにはできません。なぜなら、医師と患者さんの相性はケース・バイ・ケースだからです。

医師の診察に受け身で答えるだけではなく、患者さんからも積極的にコミュニケーションをとってください。医師、患者両方の側から歩み寄った良い治療関係があればこそ、早い回復が見込めると言っても過言ではありません。

上手な症状の伝え方とは

診察の際に、過剰な表現は控えた方が良いでしょう。突然襲ってきためまいに混乱していても、医師に大げさに症状を伝えるのはあまりよくありません。その症状がどのような原因なのかを見極める際に混乱してしまうからです。

初めてのめまいで診察を受ける時は、特により速く診断をする必要があるのです。問診では質問に「ありのまま」を答えてください。

  • グルグルする・・・自分あるいは周囲のものがグルグル回る、左右に流れる
  • フラフラする・・・自分が揺れている感じがする、歩く時ふらつく
  • フワフワする・・・体、足元がフワフワする、体が浮いている感じ

などなど

症状もその感じ方も人それぞれ、千差万別でしょう。表現も微妙に異なってきます。しかしめまいの区別がつくと、原因の疾患に大体の見当がつき、早期の診断・治療が期待できます。

めまいより嫌かも?随伴症状のいろいろ

めまいそれ自体も嫌なものですが、伴って起こる症状(随伴症状)も不快ですよね。めまいを経験したことのある方は、次のリストを見ただけでめまいを思い出してしまうかもしれません。

表にあるような随伴症状の有無、あればそれは何か、どんな程度だったかを的確に伝えられると良いですね。

疾患名 随伴症状
良性発作性頭位めまい症 なし
メニエール病 難聴、耳鳴り、耳閉感
前庭神経炎 悪心、嘔吐 (聴力は正常)
めまいを伴う突発性難聴 難聴
脳血管障害 複視、ろれつが回らない、脱力など
薬剤性 難聴、耳鳴り、ふらつき

備えあれば憂いなし!メモを作成しておこう

突然めまいに襲われたら誰でもびっくりします。冷静に問診に答えることは難しいかもしれませんよね。

そんな時のために日頃から以下のような内容のメモを作成しておくことをお勧めします。

  • 何時ころ起きたか
  • どのような姿勢をとっている時に起きたか
  • どのような”めまい”だったか(グルグル・フラフラ・フワフワなど)
  • どれくらい続いたか
  • めまい以外の症状(嘔吐、耳鳴り、頭痛などの随伴症状があれば)

などなど

めまいはとても嫌なものですが、思い出しながらメモを作成することは頭の中を整理することにもつながります。次、めまいが起こった時、少しでも冷静になれるはずです。

発作が起きた時の姿勢についてですが、例えば具体的にこのようなシーンが挙げられます。

  • 寝返りを打った時
  • 靴ひもを結ぼうとしてしゃがんだ時
  • 洗濯物を干す、あるいは取り込もうとした時
  • 美容院でシャンプーしてもらっている時

などなど

何事も「備えあれば憂いなし」です。記録をとっておけば後から見返すことができます。もしかしたら、そのめまいには決まった前触れがあるかもしれませんし、先ほど例に挙げたような特定の姿勢が発作を誘発しているかもしれません。

診察という特別な場面で緊張してしまう方もいらっしゃいます。上手に伝える必要はないですが、メモがあれば的確な情報を速く共有できます。

メモの活用は医師と情報を共有するための手段としても気持ちを整理する手段としても役立つのです。試してみてはいかがでしょうか。

めまい発生!その時どうする?

めまいが起きたら、誰であっても気が動転し不安になるものです。でもなるべく冷静になって次に挙げるような行動をとってください。

  • 転倒しないように、座れる所や横になれる場所を探す
  • 深呼吸をする
  • 目は閉じないで一点を見るようにする
  • 治療中の人は、処方された薬を飲む
  • 横向きに寝て安静にする
長時間安静にしていても一向にめまいが収まらない場合や、嘔吐がひどい場合は我慢せずに救急車を呼んでください。周囲に人がいる場合は遠慮せずに助けを求めてください。

次の表は、代表的なめまいの疾患とその発作の継続時間です。

疾患名 持続時間
良性発作性頭位めまい症 数秒〜数分
椎骨ー脳底動脈循環不全 数秒〜数分
メニエール病 数分〜数時間
前庭神経炎 数時間〜数日
突発性難聴 数時間〜数日
脳血管障害 数時間〜数日
薬剤性めまい 数時間〜数日

身の安全に勝るものはないのです。転倒して怪我をしたり、交通事故に巻き込まれたりなど思わぬアクシデントにあわないためにも、なるべく深呼吸して心を落ち着け行動してください。

めまいの原因は様々です。体のどこかが悲鳴をあげている、そう気づくことが大事です。普段の生活を振り返って、改善出来るところは見直す努力が必要です。

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