健康生活TOP めまい めまいの原因は塩分不足!?塩分過多は危険という誤解を解こう

めまいの原因は塩分不足!?塩分過多は危険という誤解を解こう

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塩分を取りすぎると体に悪いので、塩分を控えめにするのが正しいとされています。塩分を取りすぎて、高血圧などの病気を引き起こす事もあるのは確かです。

しかし私達は、毎日健康を害するほど塩分を取りすぎた生活をしているでしょうか?

塩分を控える事に意識が向きすぎると、塩分不足で健康を損なってしまう事も。めまいや脱水症状なども塩分不足が原因で起こる場合も多いのです。

塩分は減らすのではなく取り方が大切。塩分のとり方を改めて考えてみませんか?

塩分は体に必要なもの

塩分は生命を維持するのに必要な栄養素。なくてはならない物であり、決して敬遠するべき物ではありません。

塩分を控える事によって、体の健康を保つ機能に悪影響を起こしてしまわないように、まずは体内の塩分の働きについて見ていきましょう。

体内での塩分の働き

体内での塩分は、体を作っている細胞を正常に働かせる為に調整させる役割を果たしています。また、食べ物を消化したり吸収したりする時にも塩分が補佐をします。

体から出た汗を舐めてみると、塩辛いと感じることがありますよね?汗は体内にある老廃物を外へ排出したり、体温調節をする為の働きがあります。その汗の中にも塩分は少量含まれてるので、汗を塩辛いと感じるのです。

この塩分は、必要な水分を体内に留める働きもしてくれているのです。

「病気になる」と敬遠される塩分

塩分を取り過ぎる食事ばかりをしていると、高血圧や心筋症になるリスクが増える為に、「塩分は控えめにしよう。」というのが常識となっています。

高血圧になる

塩分を大量に取りすぎると、体内中の過剰な塩分を排出しようとして腎臓に大変負担がかかります。負担が続くと腎臓が疲労しているにもかかわらず、解毒が必要な為に腎臓に血液を促して鞭を打って働かせます。

その時に血圧が上がり高血圧症を引き起こしやすくなります。

心筋症になる

心筋症とは、心臓の筋肉に異常をきたす病気です。

塩分を取りすぎると神経を伝達する部分や筋肉に負担がかかり支障が出ます。心筋症になると、体に必要な量の血液を体中に送り出す事が困難になり心不全を起こす可能性もあります。

塩分が不足すると起こる危険な障害

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塩分過多で引き起こる病気も怖いですが、塩分不足で引き起こる様々な症状にも注意しましょう。中には命に関わるものもあるので、まずはどんなものがあるのかを知りましょう。

神経障害

体内の塩分のナトリウムが不足すると、塩分過多と同じように神経伝達機能や筋肉に支障が出ます。しかし、塩分不足で引き起こす支障はより深刻です。

低血圧とめまい

上記の神経伝達機能と筋肉に支障が出ると、低血圧とめまいを同時に引き起こす事があります。体内の塩分が外に出ないように調整するので、体内の水分量が足りていない所へ血液の循環にも負担がかかり、脳への酸素不足が起こりめまいを起こします。

めまいは、倒れる時に頭をぶつけるなどの二次被害にも気をつけなければなりません。

脱水症状を起こす

スポーツなどで大量に汗をかくと、体内の塩分が減ります。体内の塩分濃度のバランスを崩すのを防ぐ為、水分と塩分の量を一定に保とうとする働きにより、体内の水分を排出する方に働いてしまいます。

脱水症状や熱中症で倒れる時はこの塩分不足に原因があります。症状が酷いと意識を失う事や命を落とす危険もありますので危険です。

精神障害

塩分不足になる原因に、水分を大量に取りすぎる行為があります。健康の為に水分を沢山取る習慣が推奨されており、健康に良い事は間違いありません。しかし過剰摂取をすると体内の塩分が薄まります。塩分濃度が一気に下がってしまうのは危険です。

精神錯乱が起きたり、昏睡状態になったりする事もあるので大量に水分を取る事には細心の注意が必要なのです。

塩よりも食塩に注意

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塩と食塩の違いをご存知ですか?

塩分は体にとって大切な栄養素です。海水から凝縮して作った天然の塩には、塩の主の成分の塩化ナトリウム、ミネラルといわれる塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、塩化カリウムなどが含まれています。

このように体にとって大切な栄養素が凝縮されているのが天然塩です。体内のナトリウムやミネラルが少なくなると、先ほどの章であげた病気を起こすリスクが高まります。天然塩は必要以上に嫌う必要はなく、体の為にも取っておきたいものなのです。

食塩でミネラルは取りにくい

一方、食塩、または食卓塩と呼ばれる塩は、伝統的で自然の力を利用した塩作りとは異なり化学的な製法で作られた塩です。この製法で作られた塩は、塩化ナトリウムの純度が高くなり、精製された後は99%が塩化ナトリウムになってしまいます。

化学的製法で精製されてしまうと、体内に必要な成分であるミネラル分が排除されてしまいますので、体内に必要な栄養素が取れず、塩化ナトリウムだけを取り入れ続ける為にバランスが悪く、大量に摂取すると体に悪影響を及ぼしかねません。

水分を多く取る場合

運動量の多い仕事やスポーツなどで汗をかいたりする場合は、積極的に大量の水を取るはずです。またダイエットや健康の為に1日1~2リットルの水を積極的に飲む方は、塩分を一緒に取る事を意識してみましょう。

食生活の中で塩分を取る機会がある程度あれば問題はありません。塩分を取る食事があまりないと感じるのであれば、飲む水に爪楊枝の先端程度の天然の塩を溶かして飲んでみましょう。

特に夏の気温が高い時期には、大量の汗と一緒に体内の塩分も排出されてしまい熱中症の症状が出やすくなるのが心配です。夏場は、1リットルの水に対して天然塩を一つまみほどを一緒に取る事を目安として意識しておきましょう。

醤油や味噌から取る場合

醤油や味噌など塩分を含む製品を頻繁に使って料理をする場合は、塩からの塩分摂取は控えめにしましょう。また可能であれば製法にある程度拘っており、余分な成分が入りすぎていない物を選んでみましょう。

高すぎる物を買う必要はありません。安価すぎて成分に余分なものが入りすぎているものを避けるように意識すれば良いでしょう。

塩分は敵ではない

減塩と書かれている商品にも精製されたミネラル分が排除された商品が多いので注意が必要です。日本人は、醤油や味噌などを主食として生きていますので、塩に拘るのと同じくらい醤油や味噌の成分にも意識を向けて食生活を見直してみてください。

敵だと思っていた塩分には、病気予防や不調を改善する要素も沢山あります。ただし、腎臓が弱い方や妊娠中の方は塩分を制限する必要があるので、医師の指導の元に食生活の改善を図りましょう。

塩分は体にとって生命を維持する大切な成分です。塩分不足で病気を引き起こす事のないように上手に塩分を取り、健康の土台となる食生活を心がけましょう!

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