健康生活TOP 尿路結石 ほうれん草が結石の原因に!予防の為の食べ合わせにはカルシウム

ほうれん草が結石の原因に!予防の為の食べ合わせにはカルシウム

shutterstock_1744570162

突然ですが、ほうれん草は栄養たっぷりなんです!

  • 新陳代謝や赤血球を作るのに大切な葉酸
  • 貧血予防の鉄分
  • 骨の形成に関与するビタミンK
  • 抗酸化作用のカロテン
  • 便秘予防の食物繊維
  • 目の疲れを取り、粘膜を強化するビタミンA

等々、女性に嬉しい栄養素が豊富に含まれています。意識して沢山摂っている人も多いのではないでしょうか?

ただし!ただ沢山食べれば良いかというと、そこには落とし穴があるんです。

ほうれん草のあくは結石の元!カルシウムを一緒に摂ろう

ほうれん草には”あく”つまりえぐ味がありますね。これはシュウ酸という、結石の素になる成分が多量に含まれているからです。

シュウ酸はカルシウムと結合してシュウ酸カルシウムという結晶になります。 口の中に入ると唾液に含まれるカルシウムと結合して結晶ができ、歯に付きます。これが実際の刺激になり、えぐ味として感じられるのです。

ほうれん草を食べて歯がザラザラした感じになったことはありませんか?これこそシュウ酸カルシウム結石の素だったのです!

シュウ酸を排出するにはカルシウムを結合させないことが大切

ほうれん草はアクを取るための方法として茹でますが、あまり茹でると大事な栄養分が流れてしまいますし、シャキシャキの食感も無くなってしまいます。2、3分茹でると栄養分は半分ほどになってしまうそうです。

栄養はなるべく残したい、でも結石のリスクは減らしたい、どうすれば良いでしょうか?

シュウ酸が結石になるのは、小腸で吸収され、尿に入り、腎臓にあるカルシウムと結合して結晶を作るからです。でも小腸に行く前にすでに結晶になっていれば吸収されることなく、そのまま体外へ排出されるのです。

ですから体内のカルシウムと結合しないために、一緒にカルシウムを摂ることが大切です。

一時期はカルシウムの摂り過ぎは結石の原因になる、とされていたようですが、研究により日本人はカルシウムは足りていないくらいで、むしろ予防のためには積極的に摂ったほうが良いと言われています。

ほうれん草とカルシウムの上手な組み合わせ

shutterstock_2763425542

ほうれん草のお浸しにかつお節をかける。これは昔ながらの食べ方ですが、とても理にかなっています。かつお節に含まれるカルシウムがほうれん草のシュウ酸と結合するからです。えぐ味も感じにくくなり、結晶も体外へ排出されます。

またはシラスなどの小魚と一緒に食べるのも良いでしょう。

ほうれん草と牛乳も、牛乳に含まれるカルシウムがシュウ酸と結合するので、良い組み合わせです。一緒に牛乳を飲んだり、クリームシチューに入れる、なども出来ますね。

ただし、結石になったことのある方や、結石になりやすい方は医師に相談してくださいね。

豆腐との組み合わせは注意?

ほうれん草と豆腐を一緒に食べると結石を作る、と中国では昔から食べ合わせの悪いものとされていたとか。これも理由があるようです。

豆類にもカルシウムは多く含まれていますが、フィチンという物質が特に大豆には多く含まれます。これは体内で分解してフィチン酸となり、カルシウムや鉄分などのミネラルと強く結合し、排出されます。

それで、ほうれん草と一緒に食べるとカルシウムがフィチン酸と結合し、シュウ酸が結晶にならずに吸収されて、結石を作りやすくしてしまうのかもしれません。

でも、味噌や醤油、納豆などの発酵した大豆はフィチンはかなり減るようですし、発酵したものほどではないですが大豆凝集食品の豆腐もだいぶ減ります。

でも液体の方である豆乳にはフィチンが多く含まれるので、気になる方はほうれん草と豆乳の組み合わせはやめておいた方が良いかもしれませんね。または、一緒に摂るカルシウムを多くすることも出来ますね。

これは必ずしもフィチンは良くないという訳ではなく、様々な研究がされていて、毒素を排出する、など良い効果も期待できます。ここでは結石の予防としてほうれん草との食べ合わせは注意する、という視点でご紹介しています。

結石にならないために生活の中で気を付けたいこと4つ

102522

結石は3大激痛の一つと言われます。突然の激しい痛みに救急車を呼ぶことも少なくありません。経験したくないですよね。

でも残念ながら結石患者は増加するばかり…なぜでしょうか?

最近は食の欧米化で日本人も肉を多く食べるようになりました。肉類などの動物性たんぱく質もシュウ酸が体内に増える元になります。でもカルシウムはなかなか足りていない傾向にあるようです。

①野菜を食べ、カルシウムを意識的に摂りましょう。

②紅茶やコーヒーにもシュウ酸は多く含まれます。これらのドリンクのガブ飲みは気をつけた方が良いでしょう。

③尿が濃くならないために、水分も必要です。腎臓結石は夜作られます。水分をしっかり摂り、なるべく排尿してから、就寝しましょう。

④運動も結石を作りにくくしてくれます。上下運動によって結晶が粉砕されるので、縄跳びやジョギングをするのも良いですね。なかなか運動する機会がないという方は、なるべく歩いたり、特に下りの階段を積極的に使いましょう。

ただでさえ結石になりやすい現代人の食生活です。今度ほうれん草を食べるときには、カルシウムも一緒に食べているかな?と、ちょっと意識してみてくださいね!

キャラクター紹介
ページ上部に戻る