健康生活TOP 潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎の症状、原因は?完治を目指す治療法と補助金支給の流れ

私たちの身体の器官はどれも、身体の健康を維持するためには重要で、順位をつけることはできません。ただ、一般的には重要なところは皮膚や筋肉の内側、骨格の内側に格納されるような形で位置することになります。

その位置的に内なる特徴から、これら重要な臓器は「内臓」と呼ばれるわけですが、内臓には目に見えないというデメリットがあります。とはいえ、内臓が目に見えたら気味が悪いではないかと言われるかもしれませんね。

しかしこれはあくまでも「内臓は目に見えないもの」という先入観から感じられる違和感であって、肝心なデメリットは、目に見えないゆえにトラブルの発見が遅れやすいところにあります。その最たる臓器が「大腸」です。

大腸にかかわる疾患はいろいろありますが、中でも「難病指定」のある難しい病気である「潰瘍性大腸炎」について、今回はお話します。

潰瘍性大腸炎とは?大腸のはたらきとの関係、罹患率について

それでは、ここからは潰瘍性大腸炎(読みは「かいようせいだいちょうえん」)についてお話していきます。まずは病気の説明に先立って、大腸に関する情報を共有しておくことにしましょう。中学の理科ですでに学習したかと思いますが、おさらいです。

大腸に関する情報をまずは知ろう

消化管の種類と各名称

大腸の位置、形状は上記の図の青い部分です。これはあくまでも大腸をメインで表現した模式図なので、大腸が目立つように描かれていますが、実際は大腸よりも小腸のほうが長さとしては長いです。

せっかくですから、消化管(口腔からはじまり咽頭、食道、胃、小腸、大腸を経て肛門に至る)の全長について触れておきますと、ヒトの場合約6mであるとされ、その8割近くが小腸です。日本人の大腸の長さはだいたい1.5mほどです。

大腸のはたらきは、小腸(まで)で消化・吸収されなかった食べ物の残りや老廃物を肛門まで運ぶことです。肛門から出ると「排せつ物」と呼ばれることになります。このあたりは中学校の理科である程度学習されたかと思います。

潰瘍性大腸炎とはどんな病気?詳しく特徴をみてみよう

詳細はこのあとお話するとして、まずは潰瘍性大腸炎という、いかにも重い響きである病名の疾患がどんな疾患であるのかというイメージをつかんでいただきたいと思います。潰瘍性大腸炎は以下のように定義されます。

潰瘍性大腸炎
潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜(最も内側の層)にびらん(※)や潰瘍ができる大腸の炎症性疾患です。特徴的な症状としては、下血を伴うまたは伴わない下痢とよく起こる腹痛です。病変は直腸から連続的に、そして上行性(口側)に広がる性質があり、最大で直腸から結腸全体に拡がります。

※びらん・・・皮膚組織の炎症・損傷などによるただれ

潰瘍性大腸炎に関する各種データはどうなっている?

難病というくらいですから、そうそう起こってもらっては困る病気であるには違いないのですが、実際どのくらいの患者さんがこの病気に悩み、どういった人に起こりやすいのかといった傾向も探ってみることにしましょう。

まずは以下のグラフをご覧ください。

潰瘍性大腸炎にかかわる医療受給者証および登録者証の交付件数の推移を表したグラフ

上記は、1975年~2013年までの「潰瘍性大腸炎にかかわる医療受給者証および登録者証の交付件数の推移」を年次別に示したグラフです。ここまできれいな右肩上がりを示すグラフもそうないという気がします。

後々お話しますが、潰瘍性大腸炎の治療は完治というよりも寛解(一時的に症状が起こらない期間)を目指す病気です。ですから上記のグラフには、症状が現れていない患者さんの数も含まれています。それがこのグラフの「きれいさ」に現れています。

とはいえ、データ集計開始当初はほとんどいなかった患者数(寛解期含む)も、2013年には13万人にまでその数が膨れ上がっていることは事実であり、難病とはいえども、決して珍しい病気とは言い切れない部分もあります。

それでは次の興味深いデータにもご注目ください。

潰瘍性大腸炎の推定発症年齢を表したグラフ

上は、「潰瘍性大腸炎の推定発症年齢」のグラフです。男性も女性も、その推移にそこまで大きな違いはありませんが、驚くべきは、その発症年齢(推定)の早さです。このあたりは、いかにも「難病」ならではという印象があります。

難病というと、おそらく多くの人が思い浮かべるのが、女性に多い「膠原(こうげん)病」と呼ばれる自己免疫疾患(異常がない細胞や信号などに対し免疫が働いてしまうことで発症する疾患)ではないでしょうか。

実は膠原病も、たとえばリウマチにしても全身性エリテマトーデスにしても、生活習慣病など一般的な病気にくらべると、発症年齢が若いという特徴があります。男性の痛風(広義の膠原病)などにもこの傾向は当てはまります。

それでは、以降は潰瘍性大腸炎の症状や原因、治療法などについて本格的なお話をしていくことにしましょう。

潰瘍性大腸炎の症状とは?潰瘍性大腸炎の症状による分類

上の定義の部分で潰瘍性大腸炎の症状についても触れましたが、少々わかりづらい表現もあるかと思います。定義なのである程度仕方がないところもありますが、この症状についてもう少し具体的にお話していきます。

まずは、病院で担当医の先生が潰瘍性大腸炎であると診断する際の診断基準を明確にしておきましょう。

潰瘍性大腸炎の診断基準
  1. 持続または反復する粘血便(※)がある
  2. 大腸内視鏡あるいは注腸造影検査で特徴的な所見を認める
  3. 生検による組織学的検査で特徴的な所見を認める
  4. 細菌性赤痢、アメーバ赤痢、サルモネラ腸炎、カンピロバクター腸炎、大腸結核、クローン病、放射線照射性大腸炎、虚血性大腸炎、薬剤性大腸炎、腸管ベーチェット、リンパ濾胞増殖症 が除外される(これらの病気でない)
※粘血便(ねんけつべん)・・・粘液と血液が混じった便。粘液のみ、血液のみが混じった便をそれぞれ「粘液便(ねんえきべん)」、「血便(けつべん)」と呼ぶ。

潰瘍性大腸炎は、大腸がんとは異なる病気です。それゆえ、いわゆる「ステージ(病期)」という用語は用いません。ただ、イメージとしては、がん疾患のステージに近い分類がなされることが多いです。

がんのように病変の進行度合いとは必ずしも合致しませんが、潰瘍性大腸炎の症状ごとの分類は以下のようにまとめることができます。少々複雑で専門的な用語が多いですが、難解な用語は青囲みで簡単に説明を加えます。

潰瘍性大腸炎の症状による分類1.病変域による病型の分類

病変域ごとの病型 病型の概要 潰瘍性大腸炎全体に対する発症の割合
全大腸炎型 病変が大腸全体におよぶ 30%~40%
左側大腸炎型 主に大腸の左側に病変がおよぶ 30%~40%
直腸炎型 主に直腸に病変がおよぶ 20%~30%

潰瘍性大腸炎の症状による分類2.病期(進行度とは異なる)による分類

病期 各病期の症状
活動期 血便と内視鏡による所見(血管透見像(※)の消失、易出血(※)性、びらん、潰瘍など)が認められる
寛解期(緩解期) 血便および内視鏡による所見が認められない
※血管透見像(けっかんとうけんぞう)・・・内視鏡検査で、大腸の炎症により大腸粘膜の下の血管が透けて見えること
※易出血(いしゅっけつ)・・・ちょっとした接触や負荷によりすぐ認められる出血

潰瘍性大腸炎の症状による分類3.症状の軽重による分類

潰瘍性大腸炎の症状は、症状が軽い順に「軽症」、「中等症」、「重症」、「劇症」の4段階に分かれます。潰瘍性大腸炎の症状の軽重は、排便の回数および血便、発熱、頻脈、貧血などの有無、赤沈(※)から判断されます。

※赤沈(せきちん)・・・赤血球が試験管内を下降する速度により病気の有無を判断するための検査。血沈(けっちん)とも。

ちょっと視覚的に比較してみたいと思います。以下の写真をご覧ください。①は正常な大腸で、②~④はいずれも潰瘍性大腸炎ですが、それぞれ②軽症、③中等症、④重症の状態である大腸です。

▼①正常な大腸

正常な大腸写真

ご覧の通り、非常にきれいな大腸です。

▼②潰瘍性大腸炎・軽症

潰瘍性大腸炎軽症の写真

一見正常に見えるかもしれませんが、白っぽい浮腫がところどころに見られます。この浮腫が潰瘍です。炎症によるびらんも少し見られます。

▼③潰瘍性大腸炎・中等度

潰瘍性大腸炎中等度の写真

はっきりした潰瘍が起こっていて、全体的にびらんが見られます。潰瘍・びらんにより、食べ物の残りや老廃物が通る通り道の狭窄(きょうさく・狭くなること)が起こっています。

▼④潰瘍性大腸炎・重症

潰瘍性大腸炎重症の写真

③よりもさらに進行した潰瘍性大腸炎で、潰瘍・びらんにより食べ物の残りや老廃物が通る通り道に閉塞(へいそく・ふさがること)が起こりそうな状態にまで達しています。

潰瘍性大腸炎の症状による分類4.臨床経過による病型の分類

臨床経過による病型 臨床経過と頻度 病型全体に対する割合
再燃寛解型 再燃(再活動、再発)と寛解を繰り返すタイプ 10%~20%
慢性持続型 初回発作以来活動期が6カ月以上継続する 10%~20%
急性劇症型 症状が激烈で、巨大結腸症、穿孔(※)、敗血症などの合併症を伴う 2%~10%
初回発作型 臨床経過なし 20%
※穿孔(せんこう)・・・人間の器官・臓器に穴が開くこと

(この節のここまでの参考:潰瘍性大腸炎-獨協医科大学越谷病院小児外科より)

という具合に、潰瘍性大腸炎に関する知識がまったくない人にとっては、丸ごと理解するのは少々困難かもしれません。そこで、あえてわかりやすく潰瘍性大腸炎をまとめてみると、以下のようになります。

潰瘍性大腸炎は、

  • 排便回数や便のようすに大きな異変が見られ、発熱も伴う大腸の病気
  • 症状の軽重、経過の個人差が大きい病気

です。

症状の軽重、経過の個人差が大きいことから、潰瘍性大腸炎は特定もやや難しく、傾向らしい傾向がつかみづらい病気であることが、「難病」のイメージをなおさら強くしているといえるでしょう。

ただ、医学的見地では、潰瘍性大腸炎が難病であると指定される最大の理由は、「原因が解明されていない」、つまりは「対症療法以外の治療方法が確立していない」からというところにあくまでもあります。

明確ではないとはいえ、原因が模索されていることは事実ですので、そういった内容についても少し触れてみたいと思います。

▼関連記事
食後の腹痛や下痢は病気です!潰瘍性大腸炎を防ぐ食事の勧め
若者に急増する難病、潰瘍性大腸炎の原因と予防する食事の摂り方
潰瘍性大腸炎は合併症に要注意!注意しておきたい5つの病気

原因は謎?考えられる範囲での潰瘍性大腸炎の原因は

潰瘍性大腸炎の明確な原因、発症の明確なメカニズムまでは残念ながら解明されていません。したがって、タイトルにもあるように「考えられる原因」について以下に挙げますが、はっきりした因果関係は、現状では一切ありません。

過去に最有力とされた原因はいくつかありますが、再三お話しているとおり、明確な発症原因、メカニズムはわかっていません。たとえば、「腸内環境の変化」が悪影響をおよぼしているとする説もありました。

他には、上記の「膠原病」のところでも少し触れましたが、「自己免疫疾患」の可能性も研究されています。実際、免疫抑制作用があるステロイドのプレドニン、プレドニゾロンなどが治療薬として採用されることがあります。

さらに、症状によっては免疫抑制剤を投与することもあります。ただ、これらはあくまでも抗炎症、痛み止めなどの対症療法を目的として投与されますので、一時的に症状が緩和しても、潰瘍性大腸炎が完治するわけではありません。

このあたりは、原因がわかっていない病気(膠原病の症例は代表的)では特有の方法であるといえるでしょう。

▼関連記事
禁煙によって症状が悪化する?喫煙と潰瘍性大腸炎の関係の秘密

潰瘍性大腸炎の治療方法は?薬、手術、血球成分除去療法について

潰瘍性大腸炎の治療法は、大きく分けると投薬治療(内科的治療)と手術治療(外科的治療)に大別されます。患者さんの状態や症状の進行度によって採用される治療方法が異なります。一般的には投薬治療が優先されます。

ただ、投薬治療で効果が現れないとき、もしくは重度な進行が見られる場合には、はじめから手術によって大腸を摘出するケースもあります。それでは、それぞれの治療法を具体的に見ていくことにしましょう。

潰瘍性大腸炎の薬物療法はどんな治療法?

それでは、まずは潰瘍性大腸炎の患者さんに対して行われる薬物療法を以下にまとめます。いずれも完治を目指す薬ではなく、症状の緩和・改善、寛解を目的とした薬です。

表中の( )内の薬剤は、メーカーが異なるだけで、( )がない薬剤と基本的には同じ効果・効能が認められます。

薬物療法の種類 投与する薬剤 治療の概要
5-アミノサリチル酸薬(5-ASA製薬)の投与 サラゾスルファピリジン(サラゾピリン)とその改良薬メサラジン(ペンタサ、アサコール) 下血、腹痛、下痢などの諸症状の緩和ならびに再燃予防
副腎皮質ステロイド薬の投与 プレドニゾロン(プレドニン)など 白血球の活性を抑制することで抗炎症作用がもたらされる(再燃予防作用はなし)
免疫調節(抑制)薬の投与 ①アザチオプリン(イムラン、アザニン)、②6-メルカプトプリン(ロイケリン)、③シクロスポリン(サンディミュン)、④タクロリムス(プログラフ) ①②は主に、ステロイド剤の服用中止で再燃する患者さんに投与し、③④はステロイド剤を投与しても効果が現れない患者さんに投与する(ただし、②③は未認証の薬剤)
抗TNFα受容体拮抗薬の注射 ①インフリキシマブ(レミケード)、②アダリムマブ(ヒュミラ) ①は8週間ごとの点滴治療、②は2週間ごとの皮下注射(自己投与可)の注射薬として用いられる

潰瘍性大腸炎の手術療法はどんな治療法?

潰瘍性大腸炎の治療法として手術が採用されるのは、主に以下のケースになります。

  1. 内科治療が無効な場合(特に重症例)
  2. 副作用などで内科治療が不可能である場合
  3. 大量の出血が認められる場合
  4. 大腸に穿孔が認められる場合
  5. がんが認められる、もしくはその疑いがある場合

また、上記の外科的治療に伴い、大腸全摘出の可能性も生じます。その際には、人工肛門をつくる、小腸から肛門へのバイパス(回腸嚢・かいちょうのう)をつくって排尿するための手術を行う場合もあります。

潰瘍性大腸炎の血球成分除去療法について

薬物療法ではなく、手術治療でもない方法として、血球成分除去療法と呼ばれる方法があります。これは、過活性化した白血球を除去するという特殊な治療法です。要は、ステロイドで効果がない患者さんへの治療法です。

(この章の参考:潰瘍性大腸炎-難病情報センターより)

▼関連記事
潰瘍性大腸炎にもしなってしまったら!?お勧め科と3つの治療法

難病指定の潰瘍性大腸炎、補助金は出るの?

ここまで潰瘍性大腸炎についてお話してきましたが、お読みいただいて、かなり大掛かりな治療が必要になる疾患であるということはご理解いただけたかと思います。通院、入院、手術といった、時間も経済力も必要になる病気です。

そのため、潰瘍性大腸炎の患者さんには、その治療に際して、国から補助金が支給されるケースがあるのです。長期にわたる治療はできないとあきらめず、補助金の支給を積極的に申請していただきたいと思います。

とはいえ、潰瘍性大腸炎の患者さんのすべてに補助金が支給されるわけではありません。いろいろと条件によって、補助金が支給されるか否か、あるいは支給額などが異なることになります。

そのため、補助金支給の申請手続きを行うと、どうしても書類選考などの「審査」が必要になるのです。審査に通ってはじめて補助金支給が決定します・・・というその流れのすべてを細かくお話するわけには、スペースの関係上いきません。

そこで、補助金支給に関する大きな流れをご紹介しますので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。

潰瘍性大腸炎にかかわる補助金支給までの流れ1.診断

それでは、潰瘍性大腸炎の補助金関連の流れを説明していきます。

まずは医師の診断が必要になります。この時点がスタートです。ただし、補助金の申請手続きを行うためには、どんな病院でもよいわけでもなければ、お医者さんなら誰でもよいというわけでもありません。

補助金の申請の資格を得るためには、指定医療機関の難病指定医が診断を下さなければなりません。詳細については、各自治体(主に都道府県)や、かかりつけのお医者さんからのアドバイスが参考になります。

もしくは、以下サイトの情報をご参照いただきたいと思います。

難病情報センターページスクリーンショット
難病医療協力病院一覧-難病情報センター

指定難病専用の診断書である「臨床調査個人票」が指定医の所見によって作成されます。申請のためには、この診断書が必要になりますので、以降大切に扱ってください。

潰瘍性大腸炎にかかわる補助金支給までの流れ2.市区町村窓口における申請

申請手続きには、いろいろと書類が必要になりますので、必要書類とその入手先について、以下にまとめておきます。

申請に際し窓口で必要になる書類 必要書類の入手先
医療受給者証交付申請書 各地域の保健所
臨床調査個人票(①で作成してもらった診断書) ①の指定病院
住民票 各市区町村の役所・役場
健康保険証の写し コピーしたものを提出
各市町村住民税課税/非課税証明書など課税状況が確認できる書類 各市区町村もしくは勤務先など

また、上記以外に、これまでの医療費の領収書が必要になる場合もあります。

潰瘍性大腸炎にかかわる補助金支給までの流れ3~5.審査→結果通知→更新

3.審査
各都道府県の「難病認定審査会」において、上記の書類選考が行われます。
4.結果通知
認定された場合は「医療受給者証」の交付が行われ、認定が見送られた場合には、その旨が通知されます。
5.更新
4.で医療受給者証を交付された患者さんは、難病指定医もしくは協力難病指定医に臨床調査個人票の必要事項を記入してもらい、更新の手続きとなります。ただし、医療受給者証には有効期間があり、都度更新が必要になります。

潰瘍性大腸炎は難病ですので、おそらくはじめて申請手続きを行う患者さんがほとんどになるかと思います。ですから、上記をもれなく正確にクリアしていただきたいと思います。

(この章の参考:診断から認定までのながれ-ヒュミラ情報ネット(エーザイ株式会社)より)

潰瘍性大腸炎は原因不明の難病の代表的疾患

現代医学をもってしても、原因がわからないために完治することが不可能とされる、いわゆる「難病」は、公的な指定の有無を度外視してもたくさんあります。今回お話した潰瘍性大腸炎もまさにその難病の代表的な疾患です。

難病を患ってしまうと、がん疾患と同様、精神的なダメージがとかく大きくなるものです。もちろんそれはある程度仕方がないところではあります。とはいえ、そうそう落ち込んでばかりもいられませんよね。

気分的に少しでも前向きにならなければ、ストレスはますます大きくなり、症状の緩和・改善への悪影響も懸念されます。難病といっても、何も潰瘍性大腸炎ばかりではないのです。

確かに潰瘍性大腸炎は難病の代表的疾患ではありますが、それは、病気の難しさや症状の重さだけでなく、完治とはいわないまでも、立派に克服してみせた患者さんがたくさんいらっしゃるということも同時に意味しています。

ですから、月並みではありますが、症状改善に向けた着実な治療に励んでいただきたいと切に願います。

新着記事はこちらになります!気になる記事は要チェック!

キャラクター紹介
ページ上部に戻る