健康生活TOP 甲状腺疾患 昆布で甲状腺機能が低下!?橋本病を悪化させる注意したい食品

昆布で甲状腺機能が低下!?橋本病を悪化させる注意したい食品

shutterstock_2474582412

世の中にはいろんな病気があり、その病気にかかっている人は食べてはいけない食材というものがあります。

それには処方されている薬の効果を弱めてしまったり必要以上に強めてしまったりすることから禁止されるものや、食材がもつそのものの成分が病気や症状に影響してしまうものがあります。

今回紹介したい橋本病にも、控えたほうが良い食品があります。それは昆布。

いったいなぜ昆布が橋本病を悪化させてしまうのか?その理由と橋本病患者さんのためのレシピを紹介したいと思います。

女性が注意したい橋本病という甲状腺疾患の症状

みなさんは橋本病という病気をご存知ですか?これは甲状腺機能低下症と呼ばれ、女性に多い病気です。

橋本病は喉にある甲状腺から、甲状腺ホルモンが十分に分泌できなくなる病気です。橋本病になると

  • 基礎代謝が落ちる
  • 体に脂肪がたまりやすくなり、顔が丸くなる(ムーンフェイス)
  • 体がだるくなる
  • 物忘れが多くなる
  • 食欲が低下する
  • 便秘しやすくなる
  • コレステロールや中性脂肪が高くなる

等の症状がでてきます。ホルモンが関わってきますので、月経不順や月経過多などの女性特有の症状もみられます。

昆布が持つ「ヨード」という栄養素が橋本病を悪化させてしまう!

ヨードとは、成長ホルモンとともに子供の発育を促進したり、新陳代謝を促す働きをする、生きていくために必要な栄養素です。しかし、このヨードは橋本病を悪化させる要因となります。

もともとこのヨードは甲状腺ホルモンの原料なのですが、これが多すぎると逆に甲状腺の機能を抑え込んでしまいます。ヨードの摂取量を減らせば機能を正常化させることができるので、このヨードの摂取量というのはとても大切なのです。

ヨードの1日の適正摂取量は、0.05~0.15mgとされています。つまりものすごくちょっと、ということです。

そんな中、昆布1gに含まれているヨードの量はなんと2~4mg!昆布をはじめとするヨードを多く含む食品を食べ続けていれば、甲状腺機能に障害が出てきてしまうのは必然でしょう。

ヨードは昆布やクロレラなどの海藻類に多く含まれている

shutterstock_2351530932

ヨードが多く含まれている食品は以下です。

  • 昆布や昆布だし
  • とろろ昆布
  • 海藻類
  • 魚類
  • クロレラ

昆布はこの中でもダントツでヨードの含有量が多いので注意しなければなりません。

クロレラなどの健康食品にもヨードが含まれていますし、調味料や飲み物にも昆布が含まれている場合があるので、商品のラベルに書いてある栄養成分表をよく読んでから購入しましょう。

もし栄養成分表に「昆布エキス」など書いてあった場合は購入することは控えてください。

ヨードは”ちょっと”を目標に!ヨードが含まれていないものを選ぼう

ヨードは海草以外ならあまり含まれていません。そこで、ヨードの少ないものをご紹介します。

  • ご飯、パン、餅
  • 肉類
  • 果物類
  • 野菜類
  • きのこ類
  • 麦茶、緑茶

肉類の脂身はヨードは少ないですが、橋本病にとってコレステロールもよくないものなので、あまりおすすめできません。また、橋本病は基礎代謝が落ちることから肥満になりやすいので、主食や果物はほどほどに、を意識しましょう。

実は、上記の食品を普通に食べていれば、ヨードを必要以上に摂るということはほとんどありません。昆布や昆布だしに注意したい、ということだけ覚えておいてくださいね。

ヨードの摂取量を減らす、橋本病のための調理方法

572

橋本病にかかると代謝が落ち肥満がちになります。だるさも症状としてあるので、運動がおろそかになりより太りやすくなってしまいます。

ヨードを抑えることはもちろん重要なのですが、カロリーを少なめにするよう意識することも大切なのです。また、便秘にもなりやすくなるので、食物繊維にも注目したいところです。

では、ヨードを抑えた、カロリー控えめなレシピをご紹介しましょう。

【ニラともやしと豚肉のカレー炒め】

<材料1人分>

  • 豚ロース肉・・・50g
  • ニラ・・・2本
  • もやし10g
  • 塩、こしょう・・・少々
  • カレー粉・・・少々
  • ごま油・・・大さじ1

<作り方>

  1. 豚ロース肉は1口大の大きさに切る。
  2. ニラは3cm幅に切り、もやしは洗ってザルで水を切っておく。
  3. フライパンに油を熱し、豚ロース肉を炒める。
  4. 豚ロース肉の色が変わってきたら、ニラともやしをいれ炒める。
  5. 塩、こしょうを入れ、カレー粉で風味をつける。
  6. 皿に盛って出来上がり。

豚ロース肉は豚肉の中でもコレステロール量が低いので、橋本病の患者さんにはオススメです。また、ごま油にはコレステロールがほとんどないうえ、風味が強いので食欲がないときでも食べることができます。

カレー粉はきちんと味付けができ塩分を抑えることができる優れものです。

【ささみときゅうりのポン酢和え】

<材料1人分>

  • 鶏ささみ・・・50g
  • きゅうり・・・1/2本
  • ポン酢・・・大さじ1

<作り方>

  1. 鍋にお湯を沸かし、鶏ささみを茹でる。
  2. きゅうりは麺棒などで叩いて砕いておく。
  3. 鶏ささみが茹ったら鍋からあげて冷まし、手でほぐす。
  4. 鶏ささみときゅうりをボウルにいれ、ポン酢をいれて皿に盛ってできあがり。

低カロリーで低脂肪な鶏ささみとノンオイルのポン酢で、橋本病の大敵であるヨードとコレステロールを抑えることができます。

ヨードが含まれている食品が何なのかを知ることでヨードを抑えた食品を選ぶことができ、橋本病や甲状腺機能の低下を悪化させてしまうことを予防できます。

昆布だしは昔から日本の食卓には必要なものでしたが、こういったデメリットもあるのですね。

絶対昆布を食べちゃダメ!ということではないのですが、毎日昆布だしのお料理を3食摂る、す昆布など昆布のおやつを頻繁に食べている、といった方は考えを改めて、制限するように心がけてくださいね。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る