健康生活TOP 薄毛

【男性・女性の薄毛対策】原因や種類ごとの改善法、治療法

どんな健康上のトラブルでも、精神面の負荷はとても大きいです。肉体的な苦痛が精神的な負荷になることももちろんそうですが、恐怖心や経済的なデメリットも当然大きなストレスになります。しかし中には、肉体的な苦痛をほとんど伴わない種類もあります。

薄毛です。ある日突然薄毛に気づいた人はもちろんショックが大きいはずですし、また、毎日のように抜け毛が増え、やがて薄毛に至ってしまったというケースは、日を追うごとにブルーな気持ちが増幅していくに違いないでしょう。

薄毛というと、男性に特有の症状と思われがちですが、女性の薄毛も非常に深刻です。男性だってもちろん深刻ですが、しかし女性の薄毛ともなると、骨の髄まで蝕まれるような感覚に襲われたとしても不思議ではありません。

今回は、健康面とも少し関係づけながら、男性にとっても女性にとっても大きな脅威となる「薄毛」について考えていくことにします。

薄毛にもいろいろなタイプがあった!まずは薄毛の種類を知る

薄毛というと、抜け毛によって本来なければならない分量の髪が不足するというイメージになるでしょうか。ことばは悪いですが、「はげ」などと呼ばれることもあります。

確かにそれはそれで正しいのですが、実は薄毛にもいろいろなタイプがあるのです。大きく分けると薄毛には8つのタイプがあります。

さらに細分化するともっと種類は増えることになります。ここではまず、薄毛の種類から簡単に紹介していくことにします。

まずは、一般に8種類あると考えられている薄毛の「大きなくくり」を以下にまとめることにします。その後、それぞれの特徴をお話していくことにしましょう。

薄毛の種類
  • AGA(男性型脱毛症)
  • 円形脱毛症
  • 脂漏(しろう)性脱毛症
  • 粃糠(ひこう)性脱毛症
  • びまん性脱毛症
  • 機械性脱毛症
  • 抜毛症(トリコチロマニア)
  • その他の脱毛(主に薬剤による脱毛)

それぞれの症状と原因について、イラスト・画像もまじえながら簡単に説明を加えます(AGAに関しては後ほど詳しくお話します)。

円形脱毛症の症状と原因

「円形(もしくは楕円形)の脱毛症」ですから、病名そのままの症状です。

円形脱毛症の病型

ある日突然脱毛がはじまるのが円形脱毛症の特徴で、一過性のものもあれば、慢性的な症状もあってさまざまな病態が見られます。また、写真にあるとおり、1つだけ、複数、すべての毛が抜けるといったいくつかの種類があるのも特徴です。

円形脱毛症の主な原因は、「ストレス」であると長い間考えられてきました。確かにストレスも主要な原因の1つですが、近年新たに「自己免疫疾患」という以外な原因もあることがわかってきました。

自己免疫疾患とは、自身の正常な細胞や組織を自らの抗体が攻撃してしまうという誤った免疫機能です。自己免疫疾患は膠原病(こうげんびょう)などをはじめとする重篤な病気の原因となるケースが多いことで知られます。

過度なストレスによって自律神経系の安定が損なわれ、結果的に頭皮の血流を阻害し、円形脱毛症を発症します。これに自己免疫のファクターが加わると、円形脱毛症の発症の可能性がさらに高まります。

ただ、円形脱毛症の人が膠原病などの自己免疫疾患を発症しやすいということでは必ずしもありませんが、逆に自己免疫疾患にかかっている患者さんに円形脱毛症をはじめとする脱毛症が多い傾向は確かにあります。

脂漏性脱毛症

「脂が漏(も)れる」という意味からもわかるように、頭皮の皮脂が過剰に分泌することで起こる脱毛症です。

皮脂が過剰に分泌しただけではそう簡単に薄毛になったりしませんが、カビの一種であるマラセチア菌が関係していると話は別です。

真菌のマラセチア菌の影響は、「過剰」を通り越したくらいに皮脂分泌が盛んになり、結果的に、毛穴に皮脂が詰まるほどの皮脂分泌を伴います。皮脂をエサに増殖した細菌の活動が盛んになると、結果的に、毛根の部分に炎症を生じます。

この炎症が原因となって発症するのが、脂漏性脱毛症です。ちなみに、脂漏性脱毛症の原因になる頭皮の炎症のことを、脂漏性炎症と呼びます。

皮膚がかさかさと乾燥したようになり、角質のはがれやふけが見られます。次の写真は脂漏性皮膚炎をおこしている髪の生え際の写真です。

脂漏性皮膚炎の症例写真

発症の基本的なメカニズムは、脂漏性脱毛症と同じです。

粃糠性脱毛症

上記の脂漏性脱毛症は「皮脂」が原因でしたが、その皮脂が、こちらは「フケ」に替わり、フケが毛詰まりを起こすことによって起こる脱毛症が粃糠性脱毛症です。

粃糠性脱毛症の症例写真

びまん性脱毛症の症状と原因

男性にも見られますが、女性に比較的多く見られる脱毛症です。ただし、女性のAGA(FAGA=女性男性型脱毛症)とは異なる脱毛症です。

  • 加齢
  • ストレス
  • 過度なダイエット
  • 経口避妊薬(ピル)の服用

など、原因は多岐にわたります。

基本的にはAGAと似た症状(後述します)ですが、決定的に異なるのが、生え際が後退することなく、毛髪全体が抜け落ちて薄くなるのがびまん性脱毛症の特徴です。

特に女性の場合、分け目から薄毛が広がる傾向が強いです。

女性に起こる脱毛症の特徴

▼関連記事
ピルを服用中の人は要注意!女性にもある頭頂部の薄毛の対策
あきらめないで!女性の薄毛は回復が期待できるタイプがある
女性でも意外に多い薄毛の悩み!原因はシャンプーかもしれません
女の薄毛は洗いすぎ!ストレス抜け毛は洗い方を改善し予防しよう
ストレスだけじゃない!女性が薄毛・脱毛症になる理由4つ

機械性脱毛症

一種の職業病ともいえる脱毛症が、機械性脱毛症です。

たとえば、1日中ヘルメットを装着してお仕事されている人に発症しやすい脱毛症です。女性でも、ポニーテールなど髪を強く引っ張る髪型が習慣になっていると発症のリスクがあります。

牽引(けんいん)性脱毛症とも呼ばれ、額の左右の生え際あたりが後退するという特徴が見られます。牽引性脱毛症はポニーテールのような「引っ張ること」で起こる脱毛症で、機械性脱毛症とは別だとする説もあるようですが、このあたりは不確定です。

また、別だとする説を唱える人は、機械性脱毛症を「圧迫性脱毛症」と呼ぶことが多いようです(ヘルメットなどで頭皮を「圧迫」するので)。ただしこちらでは便宜上すべて同じ「機械性脱毛症」と解釈します。

抜毛症

抜毛症は、髪が「抜けてしまう」のではなく、「抜いてしまう」という、どちらかといえば精神的な問題が原因となって起こりうる疾患です。一般的な脱毛症の原因とは異なるため、抜毛症は、根本的に脱毛症とは異なります。

ただ、同じ箇所の毛髪をずっと抜いていると、その部分からの発毛の望みが完全に絶たれ、結果的に脱毛症になります。ですから抜毛症は、皮膚科やAGA専門クリニックなどよりも、精神科・神経科などで治療したほうがよい場合が多いです。

抜毛症は、「トリコチロマニア」、「抜毛癖(ばつもうへき)」と呼ばれることもあります。

その他の脱毛症

交通事故などのケガによる脱毛症や、抗がん剤などの薬物による副作用として脱毛症を伴うケースです。

…という具合に、脱毛症にもいろいろな種類と原因があることがお分かりいただけたかと思います。ただ、最も多い「AGA・男性型脱毛症」に触れないわけにはいきませんので、この後じっくりお話ししていきます。

最も多く、脅威となるのがAGA(男性型脱毛症)

薄毛に悩む人は多い・・・そんなことばをよく耳にしますが、実に、30~40代にかけての男性の10人に1人が悩んでいるといわれるのが、AGA(男性型脱毛症)です。

今回の薄毛のテーマの中でも、このタイプの薄毛についてメインでお話していくことになります。それにしても、働き盛りの男性の10人に1人というAGAの発症率には少々驚かされます。

しかしAGAが多くなるのにも理由がいくつかあって、その1つの理由として挙げられるのが、「AGAはさらにいろいろな種類がある」という理由です。

種類が多いということは、それぞれ異なる薄毛の進行が見られるということであって、見た目がちがっていても、同じAGAであると判断・診断されるわけですから、どうしてもAGAの発症人口は大きくなります。

以下のイラストをご覧いただくとわかるように、AGAにはさらに4つの種類があります。

男性型脱毛症の種類

簡単にイラストの説明を加えておきますと、まずは「M字部分」となっているAGAですが、薄毛が進行しつつある生え際が、イラストの向きで「M」の字のように見えるかと思います。それがそのまま「M字薄毛」などと呼ばれます。

「頭頂部」は、読んで字のごとく、頭のてっぺんとその周辺の薄毛です。つむじを中心として薄毛エリアの円の半径が徐々に大きくなっていくのが特徴です。そのため、このタイプのAGAを「つむじはげ」などと呼ぶこともあるようです。

真上から見ると、つむじの周辺が「O(オー)」の文字に薄くなっていることから、「O字薄毛」などと呼ばれることもあります。

次に、「前頭部から頭頂部」とある薄毛ですが、イラストはまだその初期段階といえるでしょう。

これが徐々に進行していくと、頭頂部の近くまで薄毛が進行します。正面から見ると、薄毛の境界部分が「U」の文字をひっくり返した形に進行していくことから、このタイプのAGAを「U字薄毛」と呼ぶこともあります。

最後の「混合型」は、これまでご紹介した3タイプのAGAの混合の形で発症するAGAです。髪が残っている(薄毛が及んでいない部分)をよく見ると、「A」の文字に見えてきませんか?このタイプのAGAは、「A字薄毛」などと呼ばれることがあるのです。

という具合に、ちょっと種類を説明するだけで、これだけお話することが多くなってしまうのが、AGAの複雑さであるといえるでしょう。

薄毛の原因は?髪の構造とヘアサイクルを知ろう

いくら種類がわかったところで、薄毛の問題が解決できるわけではありません。ここからは、薄毛の原因を探ることで、少しでも薄毛の対策に役立てていただきたいという狙いでお話を進めます。

薄毛の原因はヘアサイクルと大きなかかわりがある!

私たち人間は、お母さんのお腹から生まれ出てから成長し、やがて年齢を重ね、そして誰もが最期を迎えることになります。実は私たちの「髪の毛」も人間の一生と非常によく似通った一生を送ることになります。

もちろん、人間のような「お母さんのお腹」から髪の毛が生まれるわけではありませんが、ただ、お母さんのお腹と似た働きをする「毛母細胞(もうぼさいぼう)」と呼ばれる発毛細胞が、発毛のきっかけとなります。

発毛は、人間の「誕生」にあたります。発毛の瞬間からその一生を終えて「脱毛」に至るまでのサイクル、すなわち「髪の毛の一生」を「ヘアサイクル」と呼びます。以下のイラストをご覧ください。

ヘアサイクル

上のイラストからわかるように、ヘアサイクルには「発毛(誕生)」からスタートして(この時期を「発毛期」と呼ぶことがある)、成長がはじまるまでの準備段階を「早期」と呼びます。

毛髪が成長をはじめ、やがてその成長が止まるまでの2~6年の期間を、人間と同じく「成長期」と呼びます。成長期が終わると、やはり人間と同様髪の毛も退化をはじめます。完全に退化するまでのおよそ2週間を「退行期」と呼びます。

退化が止まった毛髪は、その後しばらく(3~4か月間)そのまま生えていますが、やがて「死」を迎えることになります。つまり、脱毛し、髪の一生が終わることになります。この期間を「休止期」と呼びます。

薄毛は、上記のヘアサイクルの「成長期」に問題があることで起こりやすくなります。つまり、本来であれば2~6年の時間が必要な成長期がもっと短くなってしまうことで、薄毛になりやすくなるのです。

1本、2本といったレベルであれば、成長期の長さに多少のばらつきが現れる程度にとどまりますが、毛髪全体的、あるいは局所的にこういった問題が起こることで、全体的もしくは局所的に深刻な薄毛へと発展するリスクは高まります。

もちろんそれだけが薄毛の原因となるわけではありません。発毛を妨げるファクター(つまり、毛母細胞のトラブル)が原因ともなります。ただ、成長期の時間が短くなり、ヘアサイクル自体が狂ってくることも、薄毛の大きな原因になるのです。

そのあたりについて、さらに詳しくお話していきます。

なぜAGAが起こるのか?まずは毛髪の構造から知る!

AGAを発症する原因は、完全ではありませんが、研究が進んでかなりのところまでわかってきています。その原因を説明するために、まずは毛髪の構造を理解していただく必要があります。以下は、毛髪の「毛根」と呼ばれる部分のイラストです。

毛根の構造

ご覧のとおり、頭皮の毛細血管から毛乳頭に栄養が運ばれることで、発毛を促進する毛母細胞や色素細胞組織のメラノサイトにその栄養が供給され、黒々とした健康的な毛髪が生みだされることになります。

ですから、健康的な毛髪に恵まれるためには、毛乳頭、毛母細胞、メラノサイトなどの主要な部位や細胞組織が正しく機能する必要があります。そのための栄養の供給源となっているのが、毛細血管なのです。

AGAの主要な原因としては、やはりこの毛細血管を流れる血液の血流の悪さが考えられます。ということは、「頭皮の毛細血管の血流の悪さを助長するファクター」が、AGA発症の危険因子ということになります。

AGA発症の危険因子とは?男性ホルモンやストレスと薄毛の関係

AGA発症の危険因子の主なファクターは、大きく分けて4つ考えられます。そのどれか1つでもひっかかると、AGAの原因になります。それではさっそくAGA発症の危険因子を挙げ、それぞれ簡単に説明を加えていきます。

男性ホルモン・テストステロンによる影響

薄毛の影響は一様ではありません。ただ、傾向がまったくないわけではありません。中でも最大の因子であると考えられるのが、「男性ホルモン」です。AGAは女性よりも男性のほうに多いと考えられる最大の理由はここにあります。

男性ホルモンにもいろいろな物質がありますが、AGAと密接にかかわっていると考えられるのが、「テストステロン」という物質です。しかしテストステロン自体は特に悪さをするわけではありません。

ただ、テストステロンがジヒドロテストステロン(DHT)という新たな男性ホルモンに変換されることによって、AGA発症の最大のリスクとなります。テストステロン自体は20代半ばを境に減少しますが、DHTはむしろ増加することが知られています。

これが、「30~40代の男性にAGAが多い」原因になっていると考えられています。ホルモン物質なので、そのコントロールはなかなか難しいところがあることは事実ですが、AGAの原因となると、どうしてもDHTに触れないわけにはいきません。

ただし、DHTによる悪影響は、毛細血管の血流自体を悪化させるわけではありません。DHTが毛乳頭に入り込むことによって、成長ホルモンの分泌を低下させてしまうのです。これがAGAの原因になると考えられます。

ストレスによる影響

ストレスはありとあらゆる病気にとって諸悪の根源であると考えられていますが、AGAとも当然密接に関係しています。働き盛りの男性なら誰もが経験すると思いますが、やはり働き盛りの年代は最もストレスによる負荷を受けやすい時期です。

それだけに、AGAのその年代の発症率がどうしても高くなってしまうのです。ストレスを感じることで、いわゆる「活性酸素」が増え、毛細血管の血流が悪くなるばかりか、血管自体を損傷するリスクも高まります。

ストレスがさまざまな病気の原因になると考えられる大きな理由は、実はこのあたりにあるのです。

遺伝による影響

遺伝に関しては、明確にそれが原因と断言することはできません。ただ、たとえば「がんの家系」などといわれることもあるとおり、親の性質、形質を子が受け継ぐことを考えれば、遺伝によってAGAのリスクが高まることも当然あり得ます。

ただ、親や家系がAGAだからといって自分がAGAを発症するとは限らず、またその逆に、親や家系がAGAとは無関係であっても自分がAGAを発症する可能性がないわけではありません。

その意味では、AGAはいわゆる「遺伝病」的な要素はないといえます。あくまでも遺伝は「傾向」であって、絶対的な原因ではないと考えるべきでしょう。

生活習慣

生活習慣によるAGAへの影響も大きいと考えられています。過度な飲酒、喫煙、運動不足、睡眠不足など、いずれもストレスとのかかわりが大きい因子ですから、生活習慣がAGAと密接に関係している可能性は極めて高いといえます。

特に、生活習慣の基盤となる「食生活」の問題が、AGAと密接にかかわっていると考えられます。高カロリーの食事を続けることによって、高コレステロールの状況をきたすと、毛細血管の血流が悪化します。

頭皮の毛細血管の血流が悪化することで、毛乳頭に十分な栄養が運ばれなくなると、当然AGAを引き起こしやすい環境ができあがってしまうことになります。

何をどう改善すべき?具体的にはどうしたら薄毛の進行を止められる?

AGAの原因がわかったところで、ここからはその「対策」の方法について考えていくことにしましょう。大きく分けると、「自分でできる方法」、「第三者(医療機関など)」に頼る方法があります。

自分でできるAGAの対策は?

上でAGAの原因について言及しました。遺伝とテストステロン・DHTに関してはさすがにどうにかできるものではないので、これに関しては第三者に頼るとして、それ以外の原因を取り除くことは、自分でできる範囲と思われます。

まずは食生活の改善が最もとっつきやすく、かつ効果的であると考えられます。低脂肪、高たんぱくの食生活へとシフトするように努めましょう。飲酒量をコントロールする、禁煙するといった対策も有効です。

テストステロンやDHTを直接コントロールすることはできませんが、食生活の見直しにより、ホルモンバランスを整えるという過程を経て、間接的な効果はある程度期待できるはずです。

もちろん、運動不足の解消もAGAの改善、予防といった対策の手がかりになります。運動不足が慢性化している人なら、ウォーキングなどの有酸素運動が有効です。

運動不足が解消されれば、運動による直接的な血行促進だけではなく、ストレス軽減による間接的な血行促進の効果も期待できます。

さらには、毛細血管の血行促進の目的で、頭皮マッサージ(ヘッドマッサージ)なども有効でしょう。あとは、AGA対策用の育毛シャンプー、リアップなどの育毛剤や発毛剤、発毛サプリメントの使用など、自分でできることは少なくありません。

病院・クリニックなどで行うAGA治療

生活習慣の見直し、頭皮ケア、ヘアケアなど、「自分でできること」はぜひ実践していただきたいものです。しかしある程度はっきりとAGAの症状を自覚している人は、やはり本格的なAGA治療を考慮したほうがいい場合が多いです。

ここからは、病院・専門的クリニックなどで行う本格的な「AGA治療」について考えていくことにします。ただし、そのコストパフォーマンスに関しては、賛否あるというのが正直なところです。

AGA治療で利用することができる医療機関には、主に「病院」と「AGA専門クリニック」とがあります。病院でも治療できるの?と思う人もいるかもしれませんが、少し前にテレビCMでも宣伝していたことをご存知の人は多いでしょう。

病院といっても、皮膚科がある病院であることが前提となります。AGAは皮膚科で治療できることが多いです。ただし、AGAの治療は実施していない皮膚科もありますので、AGA治療を考えるなら、まずは事前に問い合わせなどで確認しましょう。

また、AGA専門クリニックとは、まさにAGAの治療のための専門性が高いクリニックのことです。こちらもテレビCMやネット広告でよく知られます。代表的なクリニックには「AGAスキンクリニック」などが挙げられます。

一般病院の皮膚科では、AGAの予防や軽度の症状に有効です。専門クリニックでは、かなり進行したAGAの治療に有効です。どちらもミノキシジルやプロペシアといった内用薬・外用薬が処方されます。

ただし、専門クリニックのほうが、無料カウンセリングや精密な遺伝子検査など、より専門性が高い治療が行われます。また、皮膚科よりも薬の量が多く(ミノキシジル、プロペシアの併用)なる場合が多いです。

医療機関ではありませんが、いわゆる「自毛植毛」などに代表される「植毛」や、自分の髪をあきらめた「かつら」の装着など、AGA・薄毛にはいろいろな対処法も考案されています。

▼関連記事
抜け毛、薄毛は改善できる!男性女性、髪の悩み別の原因と予防対策法
抜け毛に悩む人へ朗報!黒ゴマがあなたの髪を再生させる
育毛剤をつけてもハゲは治らない!本当に髪を生やしたい人がすべき事

薄毛・AGA治療で医療機関や治療薬を利用する際の注意点

薄毛の治療は、交通事故によるケガの治療の一環など、特殊な事情を除いては、いずれも「健康保険適用外」の治療となるという点には注意が必要です。つまり、原則「自由診療」でAGA治療のサービスは提供されることになります。

自由診療ということは、それぞれの医療機関ごとに費用が異なるということも意味します。ですから、事前にいろいろな情報を入手しておくことが重要であるといえるでしょう。また、薬の副作用にも注意が必要です。

日本国内では、ミノキシジルにしてもプロペシアにしても、医師の処方のもとに服用・塗布する必要があります。リアップなど一部市販育毛剤にもミノキシジルが使用されていますが、原則医師に相談する必要があります。

また、輸入代行業者による不法なAGA治療薬がネットで売買されることもありますので、注意が必要です。ネット上の売買は、安全性の保証がありませんので、たとえ安価で売られていたとしても、絶対に購入・使用すべきではありません。

これらの点にはよくよくご注意いただきたいと思います。

▼関連記事
【はげ】気になるAGA!有効な飲み薬の種類と注意すべき副作用
男性型脱毛症『AGA』とその治療薬『プロペシア』の効果とは?

前向きに、あせらずあきらめず、一歩ずつ改善を!

かつて薄毛は「不治の病」とされてきた時代も長く続きました。しかし今の時代、特に軽度の時期であれば、薄毛が改善されることも決して奇跡ではなくなってきています。

しかし、上記でお話してきたとおり、薄毛はいろいろな要素が絡み合って発症するトラブルですから、原因の特定も難しく、改善されることが奇跡ではなくなったものの、依然治療には難しい部分もあります。

ですから、すぐに治療や対策の効果が出なくても、マイナス思考にならず、前向きに、あせらずあきらまず、一歩ずつ粘り強く前進していただきたいと思います。

また、医療機関での治療だけがすべてではありませんので、生活習慣の見直しや、アルコールの過剰摂取を控える、禁煙するなどの自制心を大切にしながら、心身の健康を重視しつつ、薄毛やAGAの改善に努めていただきたいと思います。

▼関連記事
薄毛は老化現象だけではない!薄毛の原因になる怖い病気5つ

新着記事はこちらになります!気になる記事は要チェック!

キャラクター紹介
ページ上部に戻る