健康生活TOP 薄毛・脱毛症 薬の副作用で髪が抜ける!脱毛する薬は抗がん剤だけじゃない

薬の副作用で髪が抜ける!脱毛する薬は抗がん剤だけじゃない

お薬の副作用による脱毛症と言えば、何と言っても抗がん剤が有名でしょう。

がん細胞は通常の細胞より早く分裂増殖するという性質を持っていて、抗がん剤はこの細胞分裂が早い細胞を狙い撃ちにするようにできています。

髪のを形作る毛母細胞は普通の細胞より細胞分裂が早いため、細胞分裂が早い細胞を狙い撃ちにする抗がん剤によって破壊され、抜けてしまうのです。

では、他のお薬の副作用ではなぜ髪が抜けるのでしょうか。またその薬にはどんなものがあるのか、ご紹介します。

ヘアサイクルのどのタイミングで、何が原因で髪が抜けるのか

抗がん剤による副作用では、細胞分裂が早い細胞に影響が出ます。その状態にある髪の細胞は成長期と呼ばれる状態にあるもので、髪全体の90%程度を占めています。

ですので、抜けるときには一気に抜けますし、抗がん剤を使い始めて1週間から3週間という比較的短期に脱毛が始まり、一気に進行します。これを「成長期脱毛」と呼んでいます。

成長期脱毛は毒物で起こることが多い

成長期脱毛は、医薬品では抗がん剤で起こります。その他の原因としては、同じがんに対する治療である放射線治療でも起こりますし、不慮の事故による放射線被曝によっても起こります。

また、

  • 銅や水銀などの重金属
  • タリウムやヒ素などの毒性元素
  • コルヒチンなどの毒性のある物質

の摂取によっても、成長期脱毛が起こります。

いずれにせよ、脱毛だけでなく、全身症状が同時に現れることが多いので見落とすことはないでしょう。突然まとまった量の髪が抜けた場合、必ず受診して下さい。特に思い当たるような医薬品の摂取がない場合は、すぐに受診することが大事です。

休止期脱毛は時間をかけて抜ける

成長期にない髪は10%ほどですが、ほとんどが休止期という状態にあります。数年間に渡る成長期が終わると、2~3週間の退行期を経て、髪が伸びない数ヶ月間の休止期に入ります。

休止期に入ると、髪の根元部分にある髪を作る部分はなくなってしまいます。そして、休止期の間には、毛穴の奥で新しい髪が作られ、それが伸びてくることによって古い髪が押し出されて抜けてゆくのです。

ところが、休止期脱毛の原因となるようなものにさらされると、まだ成長期であるはずの髪が2ヶ月から4ヶ月後くらいに退行期に入ってしまいます。

すると、本来なら10%程度であるはずの休止期の髪が15%を超えるような数に増えてしまいます。

この状態の髪は、根元に成長するための部分がなくなっていますので、比較的簡単に抜けてしまいます。それが休止期脱毛の原因です。

休止期脱毛では髪が一気に抜けることはありません。徐々に薄くなってゆくという感じで減ってゆきますので、気づいたときにはかなり減っていたということもあり得ます。

また、原因になるものにさらされてから、長いと5ヶ月後くらいに抜けるので、原因と脱毛の因果関係がわかりにくいということもあります。

休止期脱毛はお薬の副作用で起こりやすい

休止期脱毛の引き金になるものとして、さまざまなお薬の副作用によるものが知られています。詳しいことは次章以降でお話します。

その他、

  • HIV感染症
  • 高熱
  • 栄養障害
  • 手術や脊髄損傷と言った外傷性のもの
  • 精神的なストレス

でも起こります。さらに、

  • 悪性リンパ腫、甲状腺機能の低下、鉄欠乏性貧血と言った病気
  • 接触性皮膚炎

でも起こりますし、アンドロゲン性脱毛症や出産時脱毛症はこの形の脱毛症になります。

髪が抜ける原因というのは意外に多いのです。そして、酷いストレスで「ハゲそうだ」とぼやくのは、根拠のあることだったんです。

生活習慣病の薬の副作用で脱毛が起こるケース

消炎鎮痛剤として人気の「NSAIDs」にも脱毛の副作用があります。痛み止めの飲み薬で脱毛症と言われると、かなり意外な感じがしますね。

とは言え、ロキソニンの成分のロキソプロフェンのように、一般名が○○プロフェンというお薬では脱毛の副作用は見当たりませんでした。

  • ジクロフェナクナトリウム内服薬(商品名:ボルタレン・ジェネリックあり)
  • インドメタシン内服薬(商品名:インテバン・ジェネリックあり)

に頻度不明ですが、脱毛の副作用が示されています。

これと同じように、意外な医薬品に脱毛症の副作用が見られる場合があるのです。まずは生活習慣病関連から見てみましょう。

高血圧のお薬で脱毛

高血圧の時に処方される

  • カプトプリル(商品名:カプトリル・ジェネリックあり)
  • エナラプリル(商品名:レニベース・ジェネリックあり)
  • イミダプリル塩酸塩(商品名:タナトリル・ジェネリックあり)

で、脱毛の副作用の可能性が指摘されています。

これらはアンジオテンシン変換酵素阻害薬と呼ばれるグループのお薬です。同じグループでも脱毛を記載している物としていない物がありますが、共通のメジャーな副作用として皮膚症状が知られていますので、その影響の可能性もあります。

肝臓や大きくなった脂肪細胞などからは、アンジオテンシノーゲンというたんぱく質が分泌され、それが腎臓の酵素でアンジオテンシンIに変化します。さらに、アンジオテンシン変換酵素によって、強い血圧上昇作用を持つアンジオテンシンIIになるのです。

ですので、これらのお薬は、アンジオテンシン変換酵素の働きを阻害して、アンジオテンシンIIを作らせないようにすることで高血圧を改善しようというものなのです。

また、同じ高血圧のお薬で、カルシウム拮抗薬というグループに分類される、アムロジピンベシル酸塩(商品名:ノルバスク、アムロジン・ジェネリックあり)でも、脱毛の副作用が知られています。

このお薬は、カルシウム拮抗薬と言っても骨や歯に影響のあるものではなく、血管の筋肉の細胞にカルシウムイオンが流入して収縮することを防ぐことで、血圧を下げる効果を持っているものです。

脂質異常症のお薬でも脱毛の可能性

脂質異常症に処方されるお薬にはいくつもの種類がありますが、特に有名なのがHMG-CoA還元酵素阻害薬と言うものです。これは三大栄養素が代謝される時に通過するアセチルCoAという物質から、コレステロールの原料を作る酵素の働きを邪魔するものです。

一般名で○○スタチンと言う名前がついていることから、スタチン系のお薬という呼び方をされることが多いですね。

添付文書に脱毛の副作用が示されているのは次の3つです。

  • プラバスタチンナトリウム(商品名:メバロチン・ジェネリックあり)
  • ピタバスタチンカルシウム(商品名:リバロ・ジェネリックあり)
  • アトルバスタチンカルシウム(商品名:リピトール・ジェネリックあり)
  • フルバスタチンナトリウム(商品名:ローコール・ジェネリックあり)
  • シンバスタチン(商品名:リポバス・ジェネリックあり)

一方、ロスバスタチンカルシウム(商品名:クレストール・ジェネリックなし)には、皮膚症状の副作用が示されてはいるものの、脱毛の副作用は示されていません。

脂質異常症では、スタチン系のお薬が使えない場合に、フィブラート系というお薬が処方されることがあります。そして、このお薬でも脱毛が起こることがあります。

  • ベザフィブラート(商品名:ベザトールSR・ジェネリックあり)
  • フェノフィブラート(商品名:トライコアリピディル・ジェネリックあり)

がよく用いられ、これらには脱毛の副作用があります。

この他にもフィブラート系のお薬は存在しますが、開発が古い第一世代に属するので、第二世代に属する上の2種類のお薬を処方されることが多いでしょう。

糖尿病のお薬による脱毛もある

糖尿病のお薬は非常に種類が多いです。順に見てみましょう。まずは、糖の吸収を抑えるαグルコシターゼ阻害薬という分類のお薬です。

この中で、ボグリボース(商品名:ベイスン・ジェネリックあり)で脱毛の副作用が添付文書に記されています。

一方、同じαグルコシダーゼ阻害薬でも、

  • ミグリトール(商品名:セイブル・ジェネリックなし)
  • アカルボース(商品名:グルコバイ・ジェネリックあり)

では脱毛の副作用は示されていません。

また、インスリンの分泌を促すお薬の中でも速効型と呼ばれる物があります。その中で、ミチグリニドカルシウム(商品名:グルファスト・ジェネリックあり)の添付文書には脱毛が示されています。

同じ速効型インスリン分泌促進薬でも、

  • レパグリニド(商品名:シュアポスト・ジェネリックなし)
  • ナテグリニド(商品名:スターシス・ジェネリックあり)

には示されていません。

速効型ではないインスリン分泌促進薬にはスルホニルウレア系(SU薬)と呼ばれるものがたくさんあります。

現在よく使われるのは、第2世代と第3世代のもので、それらは第1世代には見られなかった脱毛の副作用を持っています。次の3つです。

  • リベンクラミド(商品名:オイグルコン、ダオニール・ジェネリックあり)
  • グリクラジド(商品名:グリミクロン・ジェネリックあり)
  • グリメピリド(商品名:アマリール・ジェネリックあり)

糖尿病のお薬としては、肝臓での糖新生を抑え、筋肉への糖の取り込みを促進するビグアナイド系のお薬があります。近年寿命延長効果があるのではないかと期待されているメトホルミン(商品名:メトグルコ・ジェネリックあり)などですね。

これには脱毛の副作用はありません。また、インスリン抵抗性の改善薬であるチアリゾン系のお薬にも脱毛の副作用はありません。

さらに、インスリン分泌を促す消化管ホルモンの分解を遅らせるDPP-4阻害薬や、血糖を積極的に尿に捨てるという発想のSLGT2阻害薬にもそうした副作用はありません。

生活習慣病のお薬にも脱毛の副作用があるのです。頻度不明からかなり低い頻度ですので、それほど心配する必要はないと思いますよ。

血栓予防や痛風治療、胃薬でも脱毛の可能性はある

心筋梗塞や脳梗塞を予防するためのお薬に、血栓を作らせない、溶かしてしまうと言う効果を持ったお薬があります。それらに脱毛の副作用が見られます。また、痛風の原因となる尿酸を作らせないお薬でもこの副作用があります。

さらに胃薬にさえ脱毛の副作用があるというのですから驚きですね。ストレスで毛が薄くなり、胃が痛くなったから胃薬を飲んだら、もっと毛が薄くなったなんて、さらに胃が痛くなりそうです。

血栓予防のお薬で脱毛が起こるかも

ワルファリンカリウム(商品名:ワーファリン・ジェネリックあり)は、抗血栓薬といえばワーファリンというぐらい有名なお薬です。このワルファリンカリウムには脱毛の副作用が示されています。

抗血栓薬を必要とする年代の人では、脱毛が気になる人も多いかもしれないのでちょっと気になるところではありますが、発生頻度は不明だそうです。

抗血栓薬のうち、抗凝固薬と呼ばれる内服薬はワルファリンカリウムだけですが、抗血小板薬というものがいくつかあります。

  • クロピドグレル硫酸塩(商品名:プラビックス・ジェネリックあり)
  • シロスタゾール(商品名:プレタール・ジェネリックあり)

では、やはり脱毛の副作用が示されています。

一方、抗血小板薬といえば、バファリンA81やバイアスピリンなどのアスピリン製剤もよく使われますが、こちらにはこの副作用はありません。また、チクロピジン塩酸塩(商品名:パナルジン・ジェネリックあり)も大丈夫です。

さらに、ワルファリンカリウムと同じ抗凝固薬で、注射薬のヘパリンナトリウム注射液にも脱毛の副作用があります。

なお、最近美容関係で注目されている、ヘパリン類似物質(商品名:ヒルドイド・ジェネリックあり)には、そうした副作用はありませんので安心して下さい。

痛風のお薬でも脱毛が起こる可能性がある

痛風というと、脱毛が気になる年代の男性に多い病気だけに気になりますね。痛風の原因となる高尿酸血症を治療するお薬には何種類かありますが、そのうちのいくつかに脱毛の副作用が知られています。

まず、アロプリノール(商品名:ザイロリック・ジェネリックあり)では、0.1%以上5%未満に脱毛の副作用が見られるとしています。比較的高めだといえる発生頻度ですね。

また、こちらは頻度不明ですが、コルヒチン(商品名:コルヒチン・ジェネリックなし)でも脱毛の可能性があります。コルヒチンは大量に服用してしまうと毒物として、成長期脱毛を起こす可能性もありますので、服用量はしっかり守って下さい。

一方、同じ痛風のお薬でも、

  • トピロキソスタット(商品名:ウリアデック、トピロリック・ジェネリックなし)
  • クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム水和物配合製剤(商品名:ウラリット・ジェネリックあり)

では、脱毛の副作用は見られません。

驚くべきことに胃薬の副作用に脱毛がある

胃薬で毛が抜けたんでは、たまったものじゃありませんね。でも、稀ではありますがそうした報告もあるのです。

現在人気の胃薬といえばH2ブロッカー(ヒスタミンH2受容体拮抗薬)とPPI(プロトンポンプインヒビター)です。

H2ブロッカーといえば代表的なのはファモチジン(商品名:ガスター・ジェネリックあり/商品名:ガスター10・市販薬第1類医薬品)ですね。しかし、このお薬に脱毛の副作用はありません。

同じように市販薬に下りているニザチジン(商品名:アシノン・ジェネリックあり/商品名:アシノンZ・市販薬第1類医薬品)にも脱毛の副作用はありません。

H2ブロッカーの中で脱毛の副作用があるのは次の2つです。

  • シメチジン(商品名:タガメット・ジェネリックあり)
  • ラニチジン塩酸塩(商品名:ザンタック・ジェネリックあり)

ラニチジン塩酸塩は市販薬にも下りていますが、市販薬では配合量が少ないため危険度は下がると思われます。

また、PPIにも注目ですね。PPIといえば、ランソプラゾール(商品名: タケプロン・ジェネリックあり)がとても有名ですが、このお薬の副作用には0.1%未満の低頻度ですが脱毛が含まれています。

さらに、

  • オメプラゾール(商品名:オメプラール、オメプラゾン・ジェネリックあり)
  • ラベプラゾールナトリウム(商品名:パリエット・ジェネリックあり)
  • エソメプラゾール マグネシウム水和物(商品名:ネキシウム・ジェネリックなし)

でも副作用があります。

このように、現在使われている主なプロトンポンプインヒビターには、低頻度ながら全部脱毛の副作用があるといえるのです。

こうして見てみると、脱毛が気になる世代によく使われるお薬だという印象がありますね。頻度は低いのであまり気にしないでもいいでしょう。

他にもさまざまなお薬に脱毛の副作用がある

脱毛というのは皮膚症状を伴う副作用の場合、低頻度ながら比較的多くの種類のお薬で見られますので、全て網羅して紹介することはできません。

ここではメジャーなものをピックアップしてご紹介してきました。そして、メジャーとはいえないかもしれませんが、もう少しご紹介しましょう。

関節リウマチのお薬でも脱毛の副作用がある

もともと、難病に指定されているクローン病や潰瘍性大腸炎のお薬であったサラゾスルファピリジン(商品名:アザルフィジンEN・ジェネリックあり)には1%未満の頻度で脱毛の副作用があります。

このお薬は同じ免疫異常が原因の関節リウマチのお薬としても使われています。

また、抗リウマチ薬の有機金製剤のオーラノフィン(商品名:オーラノフィン錠3mg「サワイ」・先行医薬品は製造中止、ジェネリックのみ)にも脱毛の副作用が示されています。

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)のお薬にも

バセドウ病は甲状腺機能が亢進して、甲状腺ホルモンが出すぎる病気ですが、この甲状腺ホルモンを抑えるお薬があります。

プロピルチオウラシル(商品名:プロパジールなど・ジェネリックなし)とチアマゾール(商品名:メルカゾール、チアマゾール・ジェネリックなし)がよく用いられます。

このお薬はどちらにも脱毛の副作用が存在します。

注射薬の脱毛といえばインターフェロン

抗がん剤としても用いられると同時に、抗ウイルス薬として使われることもあるインターフェロンには様々なタイプがありますが、脱毛の副作用を持っているものが多いです。

特にインターフェロンα(アルファ)とインターフェロンγ(ガンマ)に脱毛の副作用がよく見られるようです。

また、敗血症や自己免疫疾患の治療に使われる免疫グロブリン大量療法の点滴でも、脱毛の副作用が見られることがあります。

数え上げればきりがない

本当に、脱毛という副作用を持つお薬は数えだしたらきりがありません。最後に少し紹介して締めくくりましょう。

でんかん発作を予防したり神経痛の緩和にも使われるカルバマゼピン(商品名:テグレトール・ジェネリックあり)や、同じくてんかん発作の予防薬で、偏頭痛にも使われるバルプロ酸ナトリウム(商品名:デパケン・ジェネリックあり)でも脱毛があります。

また、皮膚病の乾癬など、角化異常症の治療に用いられるビタミンA/D系のお薬エトレチナート(商品名: チガソン・ジェネリックなし)にも脱毛の可能性があります。

抗がん剤やインターフェロンなどの強いお薬でない限り、副作用の頻度は低いのですが、存在することを知っておくのは大切なのです。

成長期脱毛も休止期脱毛も原因を取り除けば回復の可能性はある

毛穴の中には幹細胞という、細胞の素が二種類存在しています。髪が抜けてしまっても、毛母幹細胞が残っていれば、それが毛母細胞に分化して新しい髪を作ってくれます。

また、色素幹細胞が残っていれば、それが分化してメラノサイトになり、髪に黒い色を付けてくれます。しかし、色素幹細胞が失われると白髪しか生えませんし、毛母幹細胞が失われると髪そのものはもう生えてきません。

成長期脱毛は脱毛も回復も判りやすい

成長期脱毛は、成長期にある髪のが一気に破壊されますので、抜ける時にはごっぞり抜けます。しかも時間がかからないためショッキングです。でも、なんだか薄くなったというのではなく、髪が抜けたとはっきりわかるため中途半端にはなりません。

また、抗がん剤治療が終わるなどして、髪に悪影響を与えるものがなくなると、幹細胞からの分化で髪が生えてきますので、それもまた目に見える変化です。

ただ、その際に色素幹細胞の分化が遅れると、最初は白髪しか生えてきません。でも、色素感細胞が残っていれば、そのうち黒くなってきます。

副作用によって起こるこの現象は、ほぼ抗がん剤治療のときにだけ見られるものであると考えてもらって差し支えないでしょう。一方、毒性物質を摂ってしまったり、放射線の大量被曝でも起こりますから注意してくださいね。

休止期脱毛は気長に治さなければ仕方がない

一般的なお薬の副作用で起こる休止期脱毛は、本来休止期に入るには早すぎる髪の一部が、お薬の副作用で休止期に入ってしまうため、なんとなく全体に髪が薄くなると言った感じで脱毛します。

このため、お薬の副作用で毛が抜けた感じがしません。ただ、生活習慣病など慢性的な病気で、年単位でお薬を飲んでいる場合には気づくことも多くなってくるでしょう。

そうした場合には、処方してもらっているお医者さんに相談してみて下さい。お薬を変えてもらえる選択肢があるなら、それで対応できることもあります。

でも、髪が抜けるのに時間がかかるのと同じで、生えてくるのにも時間がかかります。もちろん、副作用のあるお薬をやめることで、脱毛はその2ヶ月~4ヶ月後くらいには止まります。

そこから、ヘアサイクルの時間である4年~6年くらいで完全回復すると予想されます。実際にはある程度戻ったら、完全に元の通りでなくても、見た目には判らなくなるでしょう。

このように、お薬の副作用で髪が抜けると、意外に回復には時間がかかります。でも、お薬をやめるだけで回復することが多いので、気長に待ちましょう。

お薬を飲んでいて髪が薄くなったと感じたら薬剤師さんに相談

特に慢性病でお薬を長期間飲んでいて、他に思い当たる節もないのに髪が薄くなったと感じたら、お薬の副作用の可能性はゼロではありません。

上で紹介したように、多くのお薬では脱毛の副作用の頻度が不明であることが多いですし、判っていても1000人に1人以下というレベルのものが多数です。でも、中には20人に1人の可能性が示されるものもあります。

薬局にはお薬の詳細な情報が書かれた文書がおいてあります。そこには発生したことのある副作用情報が全て書かれていますので、気になったら薬剤師さんに相談してみましょう。

現段階では相談料は必要でないことが多いですが、念のため先に確認しておいて下さい。もしそれで脱毛の副作用があるようでしたら、その情報をお医者さんに伝えて、お薬を変えてもらえるように相談するのが良いです。

もちろん、脱毛の原因が他にあるかもしれませんから、それも併せて相談するのが良いですね。

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