健康生活TOP ストレス 【お茶の種類と効果】中国茶を習慣にしてストレスとさようなら!

【お茶の種類と効果】中国茶を習慣にしてストレスとさようなら!

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いつも堅い話ばかりなので、ここらでちょっと一服、お茶にしましょうか。軽いお話ですので、あまり学術論文がどうのこうのと言うお話はしません。

気楽に読んでティータイムのバリエーションを増やしてください。ストレス解消こそ健康への最も近道なのですから。

種類も飲み方も様々!世界でみられるお茶は身近な嗜好品

私たち日本人にとって、お茶と言うのは非常に身近な嗜好品ですよね。凝ればどこまでだって追求できるし、一方でティーバッグやペットボトル茶など、非常に手軽な飲み物でもあります。

世界を見渡せば、まずはイギリス。バラのお庭でダージリンのファーストフラッシュなんて、ちょっと憧れるかもです。

お茶は中国からやってきた

私たちの感覚では、緑茶や紅茶も中国からやってきたと言われると、ちょっと違和感を感じますよね。緑茶は日本、紅茶はインドやスリランカじゃないのかと言うのが素直なイメージでしょう。

もちろん今ではそれぞれの国で、さまざまな製法によって加工されていますから、中国のお茶がすべてなんてことはありません。でも、そもそも緑茶も紅茶も、中国でのお茶の分類から来た言葉なんですよ。

そこで、今回はお茶の種類が多い中国茶を楽しむことでストレスの解消につなげて頂きたいと言うお話です。

お茶には効果効能こんなにたくさん!基本に忠実に飲みましょう

気楽にと言っても、この記事を読んで下さる方は健康に寄与する部分を期待されていることでしょうから、まずは基本的な情報としてお茶の効果についてお話しします。

お茶については、緑茶・紅茶・烏龍茶をひとまとめにしたデータと、プーアル茶のデータがありました。

緑茶・紅茶・烏龍茶に期待できる効果

お茶を飲むことで、効果が示唆されているのは次のような場合です。

  • 血中コレステロールと中性脂肪の低下
  • 血圧調節
  • 下痢の治療
  • 認識能力の向上
  • パーキンソン病の予防および進行を遅らせる
  • 食道がん・胃がん・膵臓がん・大腸がん・膀胱がん・卵巣がんの予防
  • 乳がんの再発予防
  • 口内粘膜の角化障害の治療
  • 子宮頚部形成異常の改善

何か凄い効能ばかりですが、実際のところ、現在の医薬品のような効果があると言う物かどうかは判りません。でも、昔にはお茶が医薬品だった時代があるのもうなずける内容ですね。

一方、中国ではお茶の効能として挙げられている、体重減少効果や強心作用については不明なことが多いようです。

プーアル茶に期待できる効能

いかにもダイエットに効きそうなお茶なんですよね。私の知人のおじさん(50代半ば)に、なかなか巨大な人がおられまして、以前頼まれてプーアル茶の上等なものを、中国で大量に買ってきたことがあるんです。

彼は一念発起、それを毎日一所懸命に飲んで、半年後、129kgあった体重が113kgにまで減りました。普通の人なら16kgの減量は大きいのですが、元が元ですからねえ…効果があったと言っていいのでしょうか?

公的機関の調査では「認知能力の低下予防に効果」が示唆されていると言う1件だけで、体重減少については触れられていませんでした。

お茶の副作用

お茶には薬効が期待される以上、当然副作用と呼べるものも存在しています。最も大きいのはお茶に含まれる成分のカフェインやタンニンによるものでしょう。

飲料として普通の量を飲んでいる分には心配ありません。普通の量がどのくらいかと言うのは個人差があると思いますが、無理せずに飲める量なら問題ないと言えるのではないでしょうか。

飽くまで楽しくリラックスするために飲むのですから、お腹がダブダブなのに、「健康のため」と無理して飲むのは、もはや適量を越えていると思います。

訓練されたお茶の流儀とは?中国茶の楽しみ方を知ってリラクゼーションタイムに

中国茶にも、いわゆる茶道のような、お茶の入れ方と飲み方のルールがあります。一般には功夫茶(コンフーチャ)と呼ばれています。中国拳法のカンフーと同じ文字ですね。

あれは「よく訓練された」と言う意味ですから、この場合、よく訓練されたお茶の流儀とでもいえばいいのでしょうか。

日常に取り入れられた手順

私たちが普段お茶を楽しむときには、特に専門的な方でない限り、茶道の流儀を極めて飲もうとはしませんよね。それでも、お茶の種類に応じてお湯の温度を変えたり、湯呑みを温めたりすることは常識として行います。

中国茶も同じで、功夫茶を極める必要はないものの、美味しく飲むための手順は知っておいて損はありません。日本のお茶とは器や飲み方がずいぶん違いますが、日本の器で流用できる部分も多いので是非試して下さい。

器と道具

お茶を飲むと言うことになると、日本では少なくとも急須と茶こしと湯呑みが必要ですね。急須は中国茶でも流用できますので、そのまま使ってOKです。茶こしもそのまま利用してもらえます。

問題は湯呑みなんですが、中国茶を飲む器は、日本で言うお猪口くらいのサイズなのです。上が開いたタイプのものが多いですね。これは、冷めたお茶は身体に悪いと言う中国の考え方から来ています。

ですので、茶杯(中国の湯呑み)に注がれたら、好みの温度に冷めるのを待って、温かいうちに飲み切れるようにこのサイズになっているのです。

しかし、一々小さな器に注ぐのは面倒だしこぼしやすいですよね。そこで使われるのが茶海と呼ばれる、ピッチャーのような容器なのです。

では実際に淹れてみましょう。茶壺(中国の急須)や、蓋椀(蓋つきの大きめの茶碗)にお茶の葉を入れて、そこに熱湯をゆっくりと注ぎ、すぐにお湯を全部捨てます。

これは衛生上の理由からだとか、蒸らしを行った方が美味しいからだとか言われているようですね。しっかりお湯を切ったら、すぐに二杯目のお湯を注ぎ、良い色にお茶が出たら、茶海にお茶を注ぎます。

そこから人数分の茶杯にお茶を注ぎ分けるのです。日本では大きめのソースピッチャーなどが茶海の代用品として使えるでしょう。茶杯はお猪口やぐい呑みで良いかもしれません。

お茶の葉は、色と香りが出る限り、何度でもお湯を注いで飲むことができます。中国の飲食店でお茶を注文すると、何度でも無料でお湯を継ぎ足してくれますよ。

中国茶には様々な種類があり、それぞれに飲み方のルールがあるのですが、この方法は一応すべてのお茶で行ってもよい、いわば最低限の共通ルールとでもいうべきものなのです。

興味がおありの方は、もっと突っ込んで学び、楽しんでいただくと、それもまた良いリラクゼーションになるでしょう。

純粋な中国茶「中国茶六色」で不調もストレスも解消しよう!

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他の国と同じく、中国茶にも純粋なお茶、お茶に何かを加えたお茶、お茶ではないお茶の三種類があります。お茶ではないお茶と言うのは日本にもありますよね。代表的なのは麦茶ですし、西洋茶ではハーブティーがこれに当たります。

つまり、茶の木から採れたもの以外の材料を煎じて飲むものを、お茶と言う名前で呼んでいるものです。中国茶では菊花茶やハマナスの花を使うマイカイ茶などがあります。これはお茶ではないので今回のお話からは省きます。

もう一つ、何かを加えたお茶と言うのは、いわゆるフレーバードティです。紅茶にバラの花を乾燥させたものを入れたローズティや、ベルガモットで香りを付けたアールグレイなどが有名ですね。

中国茶では茉莉花茶(ジャスミン茶)が一番有名でしょう。そうそう、イギリス首相であったグレイ伯爵の名前を貰ったアールグレイですが、もともとベースは中国紅茶なんですよ。

では、ここからは純粋なお茶、中国茶六色についてお話ししましょう。

なお、ここから先の「お茶の効能」については中国で一般的に効果があると考えられていおる内容で、いわば民間療法の範疇を出ない物です。特に学術的な裏付けがあるとは限りませんので、それを踏まえてお読みください。

日本のものとは異なる緑茶

緑茶と言うのは日本でも中国でも、お茶の葉を摘んだら、すぐに加熱して酵素を殺し、発酵しないようにします。そして、加熱と同時に良くもんで乾燥させたお茶です。

加熱方法ですが、中国茶の場合釜で炒ります。日本の場合はお茶の葉を蒸しますのでここが大きく違うところですね。とは言え、日本には九州の嬉野茶のような釜炒り茶も存在します。

緑茶には、喉の渇きを良く止め、痰を切り、初期の胃潰瘍や口の中の潰瘍の治癒を早める効果があると考えられています。

緑茶は中国各地で作られているため、ブランドも様々で、味の特色も非常に多くなっています。有名どころと言えば龍井茶(ロンジンちゃ)でしょうか。浙江省杭州市の名産です。

日本人の感覚としても違和感なくおいしいお茶として頂けます。ちゃんとしたものは割合お値段も高いですけれど…

非常に多くの種類があるのでもう一つだけ、山東省日照市の名産、日照茶(リーチャオちゃ)。これは緑茶ながらいかにも中国茶っぽい味で、個性を楽しめる良いお茶です。

中国茶と言えば一番有名な青茶

青茶なんて聞いたことがないなんて言わないで下さい。烏龍茶や鉄観音茶はこの青茶に分類されるお茶なのです。場合によっては青茶=烏龍茶とされる場合もあるみたいですね。

お茶の葉を摘んだ後、自然に水分が抜けるのを待ちます。その間に、お茶の葉に含まれる酵素が、お茶の葉を発酵させて風味がついて行くのです。

発酵が進んだら釜煎りして発酵を止め、それからよく揉んだ後、焙じて仕上げます。焙じるため緑茶よりは色が濃くなりますが、茶色や褐色になるものは少ないので青茶と呼ばれます。

日本で烏龍茶と言うと濃い茶色を連想しますが、あの色はむしろ紅茶や黒茶のような感じですね。

飽くまで中国における民間療法レベルの情報ですが、青茶には

  • 抗酸化作用
  • 毎日500mLの飲用でアレルギーによる皮膚疾患を改善
  • 痩身効果
  • 抗腫瘍作用・老化防止作用

があると考えられています。

紅茶も中国に始まったお茶なのです

紅茶と言えばインドやスリランカで作られヨーロッパで消費されるイメージがありますよね。でも、元は中国に始まったお茶で、今でも中国紅茶と言うのはたくさん生産されているんですよ。

世界三大紅茶と言うものがあります。ダージリン・ウバ・キーマンですね。紅茶に使われるお茶の葉は、基本種であるチャノキから採れたものと、変種であるアッサムチャから採れたものが使われています。

アッサムチャは19世紀にインドで発見されたお茶の変種で、大木になるため大量安定収穫が望めるため、いまでは主力品種になっています。

しかし、ダージリンでは本来のチャノキが主力ですし、キーマンではアッサムチャはほとんどないようですね。ウバについては情報がありません。しかし、アッサムチャは渋味が強いので高級茶には使われにくいかもしれません。

ダージリンは北インド、ウバはスリランカのお茶ですが、キーマンは祁門紅茶と書かれる中国紅茶です。安徽省祁門県付近で作られる希少な紅茶で、全8グレードのうち、日本に入ってくるのは4等級以下のものしかありません。

それでも非常に美味しい紅茶なのですから、本当の上等な品を一度飲んでみたいものですね。中国政府の偉い人へのギフトとして良く使われるとか。

また、ベルガモットで香りづけしたアールグレイのベースもキーマン紅茶であることが多いそうです。その他にも中国ではおもに南部で紅茶は良く作られています。

紅茶は烏龍茶と同じように、葉っぱを採取した後自然に発酵させます。そのあと、加熱は行わずしおれた葉っぱを揉むことでさらに発酵を進め、完全発酵してから加熱乾燥を行ったお茶です。

中国の民間療法では紅茶の効能として、免疫力の向上、精神安定効果、食欲増進、胃潰瘍の予防、血糖上昇防止、心筋梗塞の予防などが考えられています。

日本にもある黒茶

日本でよく知られる黒茶はプーアル茶です。プーアル茶は雲南省南部で作られるお茶ですが、主産地の街は、かつて思茅市と呼ばれていたのですが、お茶の知名度にあやかってプーアル市と名前を変えたそうです。

黒茶は、お茶の葉を緑茶と同じように、最初に火入れして発酵を止めよく揉みます。この茶葉を湿気の多い高温の場所に保管することで、微生物による発酵を行わせるのです。

そして、発酵が進んだ段階で乾燥させて製品化するのですが、この時、松脂などの自然油脂を燃やした熱で乾燥・火入れを行うものでは非常に個性的な香りが産まれます。

自然乾燥を行うものでも微生物発酵ですので、かなり癖のきついお茶ですね。でもこれが、慣れてくると意外に病み付きになったりします。

黒茶にはプーアル茶の他、四川省の四川辺茶や湖南省の千両茶、その他いろいろなものがありますし、日本にも四国の碁石茶など、同じような製法で作られる物もありますね。

中国で考えられている黒茶の効能は、6色の中でも一番種類が多いような感じです。

  • ミネラルが豊富である
  • 消化酵素の働きを助ける
  • 脂肪分解。血中脂質低下効果
  • 抗酸化効果
  • 抗がん作用
  • 高血圧改善
  • 高血糖改善
  • 殺菌効果・抗炎症効果
  • 利尿・解毒効果

いやはや、ここまでくると万能薬の域ですね。あくまで民間療法のレベルですので、学問的な裏付けは見つかりませんでした。

一方、先にお話しした通り、プーアル茶には認知能力の低下予防に効果があることが示唆されています。もしかすると中年以降の方には、福音となるお茶かもしれませんね。

白茶は揉まないお茶

ごく一部の缶飲料に使われたこともありますが、日本ではあまりなじみのないお茶が白茶です。

福建省でのみ造られるこのお茶は、白い産毛がたくさん生えている種類のお茶の葉を使います。摘んだお茶を自然乾燥と同時にお茶の酵素で発酵させ、その後火入れするだけのシンプルなお茶なのです。

揉んでいませんから、お茶の色も薄いヒスイ色の美しいお茶です。でも、当たり外れが大きく、安物を買うと蒸れたような嫌な臭いがしたりすることがあるんですよ。

中国ではじんましんなどの皮膚病や肝機能向上、視力向上、血糖値上昇防止に効果があると考えられています。

超高級品の黄茶

100グラムあたりで日本円にして数万円と言うレベルの高級中国茶が黄茶です。効果効能として消化器系の症状全般に有効だと考えられているようですね。

普通とは異なり、摘んだお茶の葉をすぐ低温の釜に入れて、ゆっくりじっくり温度を上げて行きます。そして同じようにゆっくり温度を下げて行きます。

その間にお茶の葉に含まれる酵素でお茶の葉が少しだけ発酵されます。そのお茶の葉をクラフト紙に包んで保管、お茶の葉の成分を自然に酸化させるのです。

大変上品な味わいで、清国皇帝御用達であったとも聞き及びます。もし手に入ったら、皇帝気分でストレス解消をいかがでしょうか?

お茶はストレス時代の最高の飲み物

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健康に重点を置いて、お茶のお話をしてみましたがいかがでしたか?日本にもお抹茶の他、玉露やかぶせ茶、煎茶、番茶など純粋なお茶だけでもたくさんありますが、基本は緑茶ですよね。

紅茶にも非常に種類がありますが、お茶そのものにバリエーションが多いのは何と言っても中国茶です。

中国の飲食物には不安を持たれる方もおいででしょうが、一煎目を洗茶として捨てる、昔ながらの風習を真似ることで、リスク回避にもなるんじゃないかとも思います。

お茶の捨て場所

中国では、テーブルの真ん中にすのこ状になった部分が設けられていて、その上でお茶作業を行ったり、洗茶したお湯を捨てたり、冷めたお茶を流したりできるようになっているものもあります。

また、その簡易版として、テーブルの上に乗せて使える、すのこ台のような物も売っているんですよ。下は引出トレイになっていて、貯まったお湯などを捨てやすくしてあります。

珍しいモノ好きの私は、中国でこれを買ってきました。正直、飛行機に持ち込むのがちょっと大変でしたけどね。

実際これを使ってお茶を飲むには、準備と後片付けを入れると結構時間がかかります。でも、その間は世のしがらみを忘れていられますから、良いストレス発散法になっていますよ。

無駄な時間も、今の時代には必要なんじゃないかと思っています。

キャラクター紹介
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