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ストレスが原因の白髪は同じ場所に生える?正しい白髪知識と予防対策

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白髪と言えば加齢とストレスのシンボルと言ってもいいでしょう。特に髪の色が濃い私たち日本人にとっては、白髪と言うものは目立つだけにあまり嬉しいものではありません。特に若いうちからの白髪と言うものはできれば避けたいものですね。

ですから古くから研究されているのですが、その割にまだ全容が解明されていないのも白髪と言う現象です。それでも最近ではずいぶんと研究が進んできています。

白髪の原因やメカニズムについて、詳しくみてみましょう。

白髪は複雑なメカニズムで発生している!ストレスではえる、は本当?

白髪を予防したり改善したりと言うことを考える際には、白髪がどのような働きで作られるのかと言うことを知る必要があります。しかし、残念なことにその全容はまだ解明されていないのです。

それでも、大まかな流れはつかめてきたようですし、そこにかかわる物質なども見つかっていますので、今後はそれの役割を明らかにしてゆくことが期待されています。

白髪は決まった場所に生えるのか

白髪のメカニズムから考えると、一度白髪が生えた毛穴からは白髪が生えやすいことは間違いなさそうです。そういう意味では「白髪は決まった場所に生える」と言ってもいいでしょう。

ではなぜ黒かった髪が白くなってしまうのかと言うことになりますね。

髪に黒い色を与えているのは、髪の根っこに存在する色素細胞です。髪が生えてくる時、この色素細胞も生まれて根元付近に定着し、髪に黒い色を与え続けるという訳なのです。

ですので、この色素細胞が最初から作られなかったり、髪が生えてから後に色素細胞が壊れて補充されなかったりした場合、白い髪が生えたり、黒かった髪が白く変色してゆくという現象が起こるのです。

つまり、髪から黒い色素が抜けて行くことで白髪が発生するわけで、髪が白く染まると言う現象ではないのです。従って、架空のお話によくあるような「一夜にして髪が真っ白になった」という現象は起こりません。

色素の受け渡しにトラブルが起こっている場合もある

色素細胞がまだ元気なのに白髪が発生する場合もあります。色素細胞で作られたメラニン色素を貯蔵したメラノソームと言う小さな組織が、毛母細胞に引き渡されて初めて髪の毛は黒い色に染められます。

ですので、何らかのトラブルで、この引き渡しが上手くいかないと髪に色がつかなくなるのです。この働きには、いくつかのルートがありますが、その内の1つで働いて受け渡しを阻害している物質が特定されています。

メラノレギュリンと言うこの物質は、せっかく細胞膜付近にまで分布したメラノソームを、細胞核の近くにまで引き戻してしまう働きを持っていたのです。

ですので、このメラノレギュリンを含む複合体の働きを阻害してやれば、メラノレギュリン複合体が原因の白髪を治療することができるようになる可能性があるのです。

つまり、白髪とは髪が生え続けるにもかかわらず、色素が供給されなくなることで白い髪に変化してしまうと言う現象なのです。

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髪に色素を供給するメラノサイトは髪の毛一本ずつに存在する

頭に手をやって、どの一本でも良いですから髪を指でつまんでみて下さい。その髪の生えている毛穴の奥にはメラノサイト(色素細胞)があって、そのメラノサイトからはその髪だけにメラニン色素が供給されているのです。

ですから、すぐ隣に白髪があったとしても、残念ながらその白髪に色素を供給してやることはできないのです。

髪の毛一本一本が独立した構造になっている

寒かったり恐怖を感じたりした時に鳥肌が立ちますね。あれは立毛筋と言うごく細い筋肉が収縮することで、全身の毛が立ちあがることで起こっています。この筋肉は体毛1本に1本か2本くっついています。

体毛1本における構造と名称

このように、その立毛筋は体毛を納めている毛根鞘と言う部分の中でバルジ領域(毛隆起)と呼ばれる、少し膨らんだ部分の近くに付着しています。

このバルジ領域の中には2種類の幹細胞が存在しています。幹細胞と言う言葉は再生医療の話題でよく出てきますね。ノーベル賞を受賞された京都大学の山中教授が研究されている人工多能性幹細胞は、略してiPS細胞と呼ばれています。

幹細胞とは細胞分裂の際に、自分と同じものを複製する能力と、別の種類の細胞に分化する能力を持っていて、際限なく分裂する能力を持っている細胞のことなのです。

この細胞分裂の時にできる娘細胞の少なくとも1つが幹細胞として複製されることで、分化した後の細胞、つまりこの場合は毛母細胞とメラノサイトをどんどん供給し続けることが可能になっています。

そして毛母細胞はメラノサイトから色素を供給されて黒い髪を作り出すと言うわけなのです。

メラノサイトから毛母細胞に色素が供給される様子のイラスト

髪の毛そのものを作る細胞と色を付ける細胞は別々に存在する

健康な毛髪の場合、抜ける時期が来る前には新たな毛母細胞とメラノサイトの元になる幹細胞が供給されてきて分化し、それが次の髪として完成するにしたがって、古くなった髪は抜けて行くと言う形で更新されます。

髪の生えかわりにおける過程を表したイラスト

上の図で、髪はずっと髪の組織がある「恒常部」と、代謝によって入れ替わる「代謝部」があります。普通のイメージとは逆に、先に入れ替わるのは髪の根っこの所なのです。

普通に髪が生えている最後の時期に当たる「休止期」には、髪の一番底の部分は退行してしまっています。そこから成長期に入ると、バルジ領域の一番下にいる毛包幹細胞と色素幹細胞が分化して、毛母細胞とメラノサイトとなり新しい髪の基質部を作ります。

基質部は髪の土台となって成長し、新しい髪が伸び始めます。すると古い髪は押し出されて抜け毛となるわけですね。この時に、古い髪に色素を与えていたメラノサイトは全部失われます。そして、新しい髪には新しいメラノサイトができるのです。

この時、色素幹細胞が枯渇していたら白髪が生えてくると言うわけなのです。

抗がん剤で髪が抜けるのもこのメカニズムに関係する

髪の根元には毛乳頭と呼ばれる組織がありますが、この部分は完成された結合組織と血管なので細胞分裂は起りません。そして、それを覆っているのが毛母細胞とメラノサイトでできた毛母体と言う組織です。

毛母細胞は体内で最も速いスピードで細胞分裂が起こります。実はそのことが裏目に出ることもあるのです。がんは普通の細胞より早く分裂して増殖します。そこで抗がん剤は分裂中の細胞を攻撃するようデザインされているのです。

ところが毛母細胞も早く分裂するので、抗がん剤の攻撃をまともに喰らってしまうんですね。その結果、髪が抜けてしまうと言う副作用が発生するのです。

しかし、毛包幹細胞はそれほど速く分裂しませんから、抗がん剤の影響はそれほど大きくありません。その結果、化学療法が終わったら再び毛包幹細胞から分化した毛母細胞によって髪が生えてくると言う事になるのです。

もちろんメラノサイトも色素幹細胞から分化して供給されますから、黒い髪が生えてきます。しかし、抗がん剤の副作用で一度抜けてしまった髪の場合、どちらの幹細胞からの供給が早くなるかは判りません。

ですので、最初は分裂の早い毛母細胞によって白髪が生え、あとから色素が供給されて黒くなると言うケースも少なくないようです。逆にメラノサイトの方が早く準備できても、毛母細胞が遅れれば髪そのものが生えてきません。

そうした場合には、毛母細胞の準備ができた段階で最初から黒い髪が復活してきます。これが「抗がん剤のせいで白髪になった」と言う現象です。

多くの場合、後からメラノサイトが復活しますが、復活前にメラノサイトが加齢などで枯渇した場合、白髪のままと言うことになります。

メラノサイトの中でトラブルが起こる場合もある

最初に少し触れましたが、メラノサイトの中では細胞核の近くでメラニン色素が作られ、メラノソームと言う小胞に蓄えられます。これを細胞膜まで輸送して毛母細胞に引き渡すための輸送ルートが2段階あります。

いずれも細胞を形作る細胞骨格と呼ばれる物を利用した運搬です。まず、微小管と言うルートに乗っかって、細胞核周辺から細胞の辺縁部に運ばれた後、マイクロフィラメントによって細胞膜まで運ばれると言う2段階です。

マイクロフィラメントによる輸送は一方通行ですが、微小管による輸送は双方向に移動可能です。この時、細胞核から遠ざかる方向ではキネシン、近づく方向ではダイニンと言うたんぱく質がモーターの役目をはたしています。

そして、成熟したメラノソームにはメラノレギュリンと言う物質が存在しており、これが別のたんぱく質を介してダイニンと複合体を作ることが判ってきました。

つまり、メラノソームがマイクロフィラメントによる輸送に切り替わる前に、元いた場所に送り返されてしまうと言う現象が起こっているのです。

そうなるとせっかく作ったメラニン色素が毛母細胞に引き渡されなくなり、白髪が生えてしまうと言う事になるのです。これがメラノサイトは存在するのに白髪が生えると言う現象です。

これについては2012年にこの現象を発見した東北大学のチームを中心に、この働きを止めることによって白髪を治療できないかと言う研究が行われています。

「髪の毛ほどの」と表現されるぐらい細い物1本の中に、これだけのメカニズムが隠れていると言うのも驚きですね。本当に人間の身体は神秘に満ちています。

メラノサイトが供給されなくなる理由は細胞の死ではなかった!

メラノサイトが供給されなくなると色素が作られなくなるので白髪が生えます。では、白髪が生えてくると言う事は色素幹細胞が死滅してしまったと言う事なのでしょうか。

これまではそう考えられていましたが、2011年に東京医科歯科大学のチームが、実はそうではないと言う事を突き止めました。

色素幹細胞がなくなることに変わりはない

メラノサイトはバルジ領域にある色素幹細胞が分化して、髪の根っこの毛乳頭を取り囲む毛母体に供給されます。同時に分化しなかった娘細胞は親細胞と同じ色素幹細胞になりますので、親細胞が老化して死んでも幹細胞は維持されます。

しかし、何らかの理由で幹細胞がなくなってしまうと、それ以上はメラノサイトが供給されなくなるので白髪になってしまいます。

研究では致死量の放射線を浴びせれば、さすがの幹細胞も死んでしまうけれど、白髪になる程度の放射線や年を取ったことによってDNAに傷がついても、細胞死はおろか細胞老化すら引き起こされなかったそうです。

さらに続けられた研究で、色素幹細胞は遺伝子ストレスを受けると異所性分化と言って、本来成熟したメラノサイトになってはいけないバルジ領域付近で分化してしまっていることが見つかりました。

つまり、幹細胞の自己複製が行われるべきところで、分化してしまっていたと言う事なのです。そうなると幹細胞は枯渇してしまいます。枯渇してしまったらそれ以上メラノサイトは供給できません。

メラノサイトが供給されなくなると、その毛穴からは白髪しか生えてこなくなると言う事になるのです。

なぜ異所性分化が起こるのか

全ての色素幹細胞で異所性分化が起こってしまうと、その毛穴からはもう白髪しか生えてきません。ではなぜ幹細胞の枯渇をもたらす異所性分化が起こるのでしょう。

今のところ遺伝子ストレスによるものと言う事しかわかっていませんが、逆に遺伝子ストレスに耐えて異所性分化を抑制している物は判っています。それは毛包幹細胞の働きだったのです。

つまり、髪を生やしている元になる幹細胞と、色素の元になる幹細胞の相互作用が白髪を防いでくれていたと言う事になります。この相互作用が破綻すると色素幹細胞が異所性分化によって枯渇してしまうのです。

それに関わる物質として17型コラーゲンα1と言う物質が重要な役割を持っていることが判りました。この17型コラーゲンα1は、毛包幹細胞が自分自身を維持するために作り出しています。

この幹細胞が幹細胞でいるために必要な環境をニッチと呼びます。非常に小さなエリアの環境のことを指す言葉です。この幹細胞ニッチは色素幹細胞を維持するためにも大きく役立っています。

17型コラーゲンα1は細胞膜を貫通して他の組織との接着剤のような働きをしています。これの影響でしょう、先天性の17型コラーゲンα1欠損症では早期の脱毛が見られます。

つまり、毛包幹細胞がたくさん作ってくれている17型コラーゲンα1は脱毛と白髪の両方を防いでくれていると言う事なのです。

17型コラーゲンα1は毛髪の主成分である硬質ケラチンともよく結合する物質ですので、この辺りともかかわりがあるのかもしれません。

残念ながら17型コラーゲンα1は外部から供給できない

このようなお話になってくると、いつものように「17型コラーゲンα1たっぷりの健康食品」や「深く染み込む17型コラーゲンα1配合の化粧品」と言う物が出てくるかもしれませんね。

でも、残念ながら17型コラーゲンα1を食べても、必ずしも17型コラーゲンα1になるとは限りませんし、そもそも化学合成できません。また17型コラーゲンα1は分子量が18万ぐらいあるので皮膚にも染み込みません。

もちろん近年開発中の大きな分子を皮膚に浸透させる「経皮デリバリー技術」の応用で、将来的には副作用なしで使えるようになる可能性はゼロとは言えません。それが可能になったら、きっと医薬品として認めらることになるでしょう。

それでもコラーゲンやたんぱく質はしっかり摂っておこう

よく言われているようにコラーゲンを食べてもコラーゲンに再構成されるとは限りません。また、この17型コラーゲンα1についての研究を行っている先生によると、コラーゲンを食べても17型コラーゲンα1が増えるわけではないと断言されています。

一方でたんぱく質自体の摂取量が不足した場合、身体は生命維持に必要なところから優先的にたんぱく質を使って行きます。優先度から言えば、内臓を維持する方が髪を維持するより、生命を繋ぐことにとってはずっと大事ですよね。

髪がなくても生命に別条はありませんが、内臓が弱ってくると病気になってしまいます。また、髪の色は髪自体よりさらに優先度が低いと言えるでしょう。白くても取り敢えず生えていれば髪としての役割は果たせます。

そう考えた場合、コラーゲン不足やたんぱく質不足は、髪にとって決して良いことではありません。コラーゲンを摂っても白髪は治りませんが、不足すると白髪や脱毛のリスクが増えると言う事です。

ですので、普段からたんぱく質が不足しないような食生活を心がけて下さい。特に生活習慣病を警戒して肥満しないようカロリーに注意しすぎるあまり、肉類を食べないような食生活を送っているとたんぱく質不足になります。

もちろん植物性たんぱくで充分な量が摂れていれば問題ありません。たんぱく質は成人女性で1日50g以上、男性で60g以上摂ることが推奨されています。

これを植物性たんぱくの代表である大豆で摂るとすると、毎日納豆100g(3パック弱)と豆腐を400g(大きめの物1丁)、味噌を20g(大さじ山盛り一杯)の合計で45~47gくらいになります。不足する分は女性で卵1個、男性で2個を食べれば間に合うでしょう。

しかし、これって意外と大変な量ですよね。それに比べると、例えば豚の肩ロースを生の状態で200g分を調理した場合、それだけで35g近くのたんぱく質が摂れます。

コラーゲンは偏ったアミノ酸でできている

コラーゲンはたんぱく質あるいはペプチド(分子量の低いたんぱく質)です。ですので、構成単位はアミノ酸と言う事になります。アミノ酸にもさまざまな種類のものがありますが、たんぱく質の構成単位になっているのは20種類しかありません。

しかもコラーゲンは他のたんぱく質に比べてアミノ酸の組成が非常に個性的で偏っています。ですので、コラーゲンとしてもたんぱく質を摂れる食生活をしていた方が、効率的であると言えるでしょう。

コラーゲンは魚の皮や動物の軟骨や肉のすじの部分に豊富に含まれています。ですので、精肉や切り身ばかり食べないで、いろいろな部位を食べた方がよさそうですね。

また、コラーゲンは動物性のたんぱく質ですので、植物性のものはないと言ってもいいくらいです。時々植物性コラーゲンと言う表記を見ますが、おそらくコラーゲンに含まれるアミノ酸の一部が共通していることを指しているのでしょう。

ですので、体内でコラーゲンを生合成するためには、植物性のたんぱく質だけを摂っていたのでは、おそらく先に紹介した量よりはるかに多い量が必要になると思われます。

食べても白髪は治らないけれど、食べないと白髪になるってことですね。コラーゲンをはじめとする動物性たんぱく質は、身体を構成する重要な栄養素ですので不足させないようにしましょう。

白髪予防に注目されている「プラセンタ」

今「白髪の予防としてプラセンタを摂取する」ということが注目されています。プラセンタと聞くと、美容に関係があるものと思われる方が多いのではないでしょうか?

プラセンタとは「胎盤」のことです。胎盤と聞いて驚かれるかもしれませんが、胎盤は赤ちゃんを育てる基盤となるものです。体の成長や修復に必要な栄養素がたくさん含まれていると言われるのも納得しますよね。

この胎盤から有効成分を抽出したものがプラセンタエキスといい、私たちが一般的に読んでいるプラセンタなのです。

髪の毛の主成分はケラチンというたんぱく質です。そのケラチンは18種類のアミノ酸からできています。

プラセンタはアミノ酸が非常に豊富なので、髪の毛にも作用するのです。このアミノ酸が豊富なプラセンタには、血行促進作用や抗炎症作用があり、衰えた色素細胞を活性化させると言われています。

また、このプラセンタは医療では更年期障害などのホルモンバランスの崩れに対し処方されています。そのため、白髪の原因であるホルモンバランスの崩れも予防できるのです。

このプラセンタですが、医療機関で使用されるのは人の胎盤から抽出されたヒトプラセンタです。

白髪予防として注射する場合は、保険適用外となるため自費診療となり、費用は医療機関により異なりますが1本1000円から2000円程度です。

プラセンタには数種類ある!最も白髪に効くのはヒトプラセンタ

プラセンタには数種類あり、医療で使われている物と化粧品に使われている物とでは、異なります。

白髪予防に効果が高いと言われているのは、人の胎盤から抽出したヒトプラセンタです。しかし、このヒトプラセンタは医療機関でのみ扱われており、薬局などで個人購入はできません。

私たちが手軽に購入できるプラセンタは、ブタの胎盤から抽出されたブタプラセンタ、同様に抽出される馬からのウマプラセンタ、羊からのヒツジプラセンタがあり、それぞれにメリットやデメリットがあります。

ブタは一度に多くの子供を産むため、一度の出産で多くの胎盤が手に入ります。そのためブタプラセンタは、比較的たくさん出回っているため価格も手頃で、最もメジャーなプラセンタです。化粧品などに使用されているプラセンタの多くは、ブタプラセンタです。

ウマプラセンタは、ブタの次に一般的です。ウマプラセンタは、ブタプラセンタの300倍のアミノ酸が含まれていると言われています。

ヒツジプラセンタは、アミノ酸の組織が人と似ているのが特徴です。しかし、日本では制限があり市場に出回ることは少ないようです。

これらのプラセンタをサプリメントなどで摂取することにより、白髪の予防に効果があると言われています。また、プラセンタの注射ですが、日本では注射に使用してよいプラセンタはヒトプラセンタのみと制限されています。

しかし、ヒトプラセンタは、注射をすると制限されることがあります。

それは献血です。ヒトプラセンタはヒトの臓器から製造されているので、献血する際、断られてしまうようです。献血を考えている方は、注意が必要ですね。

食品として摂ることのできるプラセンタはコブクロで

サプリメントや化粧品の他に、唯一食品で摂ることのできるプラセンタもあります。それは「コブクロ」です。

焼肉や焼き鳥で食べるコブクロは、ブタの子宮のホルモンなので食べるとプラセンタを摂取することが出来ます。白髪予防のためには、毎日摂取することが望ましいのですが、コブクロはプリン体が多いですし、毎日食べることは難しいですね。

髪に良いと言われている物は摂っておいて損はない

これまで紹介してきたように、白髪ができるメカニズムもかなり深いところまで判ってきていますが、それに基づいて科学的に白髪を予防・治療する方法と言うものは見つかっていません。

そうなってくると、経験的に白髪予防に効果があると言われてきたもののうち、ある程度信頼性の高い方法を選んでみると言うのも一つの方法です。基本はビタミンB群と言う事になります。

まずは隠れた病気がないかをチェック

白髪は何らかの病気によって引き起こされることがあります。ですので、思い当たる節があれば、受診されるなどしてそういった病気を治療することも重要ですね。

白髪をともなう疾患で、慢性胃腸疾患、マラリア、貧血症、甲状腺疾患、脳下垂体機能低下症、尋常性白斑、円形脱毛症などの病気があったりすると、急激に白髪が増えたり、かたまって白髪が発生することがあります。

(これらの場合は病気が治れば黒髪が復活することもあります。)

漢方では「髪は血の余り」と言われていますが、血が余れば(養分が豊富ならば)髪は黒く健康になり、不足すると、白髪や抜け毛を引き起こすとされています。

また漢方で言う腎(生命の根本)が衰えや、ストレスを受けやすい体質などの場合には、これらの強化や体質改善などを図ることにより、シラガになるのを多少遅くすることができそうです。

髪のプロである理容師さんたちも、おそらくお客さんから相談を受けられることが多いのでしょう、このように組合サイトで周知されていました。

いずれにせよ健康であることが最も白髪を予防できると考えて良さそうです。

パラアミノ安息香酸と言う栄養素に注目

今のところ、白髪に関係すると考えられている栄養素はパラアミノ安息香酸と言うたんぱく質の原料にはならないアミノ酸です。昔はビタミンB群に分類されたこともあるのですが、現在は必須栄養素ではないことが判ったためビタミンには分類されていません。

これがどうやら白髪の予防効果を持っているのではないかと言う事なのです。このアミノ酸はかつて日焼け止めにもよく用いられましたが、逆に近紫外線の影響で皮膚がんのリスクが出るかも知れないことが判ったため現在はあまり使われません。

ですので、パラアミノ安息香酸はサプリで摂ることはせず、食べ物から摂った方が安全ですね。食べ物としては肉類や全粒穀物、卵に多く含まれています。もともとビタミンBの仲間として見られていたのですから、ビタミンBを多く含む食べ物が良いでしょう。

ビタミンB群には白髪を予防改善する可能性がある

ビタミンB群は髪の栄養になるものが多いので、ビタミンB群を意識的に摂っておくことで髪を健康に保つことができ、その結果白髪の予防に効果があるのではないかと考えられています。

  • ビタミンB1
  • ナイアシン
  • 葉酸
  • ビオチン
  • イノシトール

これらは肉類のほか全粒穀物やナッツ類など様々な食べ物に含まれています。また腸内細菌によって供給されるものもありますので、腸内環境を整えておくことも重要ですね。

こうしたものをバランス良く摂ることで、ある程度は髪の健康を維持できる可能性があります。

ストレスは減らしておく方が良い

ストレスが白髪を招くことは経験的に誰もが知っている事実です。しかし、精神的・肉体的ストレスがどのような形で遺伝子ストレスを引き起こし、色素幹細胞を枯渇させてしまうのかは判っていません。

ですので、飽くまで経験則に基づく予防ですが、過度のストレスに曝されないようにすることも重要ですし、長時間のストレスに曝されないよう適切な発散方法を身に付けることも重要ですね。

ただ、お酒についてはビタミンB群を消費してしまいますので、あまりお勧めはできません。どうしても飲みたいと言う時は、先にリストしたビタミンB群を全部そろえたおつまみを準備することが良いでしょう。

白髪を抜くと毛根に強いストレスを掛けますので、生えてしまったら根元で切るか、数が増えたら染める方が好ましいと思いますよ。

また、残念ながら海藻類には、髪を黒くしたり生やしたりと言う力はありません。昆布やわかめ、海苔などの色が、黒髪を連想させるところから生まれた迷信です。

健康的な生活をおくりながら徐々に白髪予防を!

髪の毛の寿命は、男性では3年から5年。女性は4年から6年といわれています。そのなかで、白髪になってしまった髪の毛を黒髪に戻すことは、病気が原因の時を除き、現在の技術では難しいとされています。

また、白髪は徐々に増加していくため「白髪が目立ってきた」と感じ始めた時には、数多くの頭皮内のメラノサイトの働きが無くなっていたり、弱くなっているのです。

白髪は、ストレスや血行不良などが原因の場合もあるため、ストレスの無い健康的な生活を送ることが非常に重要です。これは、白髪だけでなく、その他の病気の予防にも繋がります。

健康的な生活を基盤とし、プラセンタを上手に摂取することで、効果の高い白髪を予防ができるのではないでしょうか。

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