健康生活TOP ストレス 不整脈や喘息の原因はストレスかも!?病気と症状の見分け方

不整脈や喘息の原因はストレスかも!?病気と症状の見分け方

ストレス病気

ストレス社会と言われ続けている現代、ストレスが病気の原因の一つである事はもはや疑いようのない事実です。

ストレスからくる病気の例として喘息や不整脈といった症状があります。喘息発作の多くは心因性です。不整脈は心因性である場合と重大な病気が隠れている場合があります。

その見極め方や対処方法などをお伝えしていきます。

ストレスが原因となる病気で代表的なものは胃のトラブル

まずは、精神的なストレスがかかり慢性化すると起こしやすい代表的なものを見ていきましょう。多くの方がまずイメージするのは「胃」の病気ではないでしょうか?

緊張したりプレッシャーがかかるとお腹が痛くなったり、胃がキリキリ痛んだりした経験は多くの人が持っています。

ストレスに弱い胃に現れる急性胃炎

ストレスに弱い胃は、少しの事でも影響を受けやすい臓器です。胃のあたりに不快感があり、ひどくなると痛みを伴ったり嘔吐を繰り返したりする症状が出ます。ストレスからくる暴飲暴食や飲酒の増量などが引き金となる事が多いです。

ストレスが慢性化して慢性胃炎となる事も

ストレスやストレス解消の為の過度な飲酒や飲食、喫煙などで胃粘膜の炎症が長く続くと、胃粘膜自体が萎縮し、薄くなってしまいます。その炎症が慢性化し慢性胃炎となるのです。

また、心因性の影響が強く出て、胃の粘膜に何の異常がないにも関わらず、慢性的に胃の不快症状を引き起こしてしまう「潰瘍のない胃の消化不良」もある事が分かっています。

胃潰瘍

胃潰瘍は消化液である胃酸が、ストレスなどにより悪影響を受け胃粘膜まで消化してしまい、胃壁がただれて傷ついて症状が現れます。特徴としては、

  • みぞおち辺りからの鈍い胃痛
  • 胸焼け
  • 過酸症状
  • 出血

などがあります。治癒をしても再発を繰り返す時は、ピロリ菌感染による影響も考えられます。

胃の不調はガンのリスクも高める

胃潰瘍は症状を繰り返したり原因を取り除こうとせず慢性化した場合、胃がんのリスクが伴います。胃潰瘍になってしまったら定期的に胃がん検診を行い、事前のケアを怠らないようにしましょう。

ストレスでダメージを受けやすい胃は、病状が慢性化しやすいのも特徴です。

病院での治療を受け、ストレスとなる原因を取り除く方法を探しながら、食生活、生活態度を改善させるように心がけましょう。

喘息の症状はストレスに大きく影響を受ける

大人になってから突然に患う喘息は多くがストレスからくる心因性です。息が吐きにくくなり、気管支からヒューヒューという苦しそうな音が出ます。

喘息発作はアレルギー症状でもありますが、そのアレルギーに敏感に反応する事もストレスにより免疫力が低下したり自律神経を乱したりする事が原因の一つとなります。

喘息の症状は、経験したものにしかその苦しさが分かりません。一緒に暮している家族にさえ理解が難しいほどです。主な症状として

  • 呼吸が苦しくなる
  • 咳が止まらなくなる
  • 吐く息が出にくく思うように呼吸ができない
  • 痰が絡まって咳き込む、呼吸がしにくい
  • 苦しくて横になる事ができない

などなど。呼吸ができない苦しさは想像だけでは理解が難しく、症状を理解してもらえない孤独も感じやすいものです。

筆者も喘息の持病を持っていますが、呼吸がしにくい状態を我慢し1ヶ月ほど過ごしたところ、苦しさからの不眠も重なり7キロほど体重が落ちた事があります。

呼吸が苦しい状態を我慢するとエネルギーを消耗する

喘息の症状を簡単に説明すると呼吸を取り入れる気管支が炎症を起こし、気管支が極端に狭まってしまっている状態です。その状態で呼吸をする事がいかにしんどく体力を消耗する事かは想像出来るでしょうか?

ストレスが慢性化し気管支の炎症として病状とした現れた上、症状の苦しさがよりストレスを溜める形となり症状もストレスも悪化するという悪循環に陥りやすい事も心配です。

普段何気なくしている呼吸が、気管支が狭まる事でこんなにも苦しくなってしまうと、不安も積みかさなり症状が重くなる事もあります。呼吸は命に関わる事なので、我慢せずにすぐに受診しましょう。

喘息には加湿が必須

就寝中体を横にすると、明け方に発作が出る事がよくあります。特に乾燥しがちな春や冬は気管支の乾燥から発作が起こる事が多々あるので、寝室の加湿は徹底しましょう。

部屋全体の加湿も大切ではありますが、枕元に置くタイプの小さな加湿器が効果的です。

特に乾燥が酷い時は、枕元の加湿器に加えてマスクをし、喉や気管支の潤いを逃がさないようにするといいですよ。

喘息の発作を抑える薬を多用せず治療を心がける

喘息の苦しい症状を抑える為に処方される薬を飲んだり吸入したりすると、多くの場合息苦しさはすぐに治ります。その薬とは一時的に気管支を広げてくれて、呼吸の通りを良くするものです。

すぐに治まる事で安心をし喘息の治療をせずに、発作時の症状を鎮める薬を多用しても解決にはなりません。必ず治療と並行するようにして下さい。発作を鎮める薬には以下のようなものがあります。

短時間作用性吸入β2刺激薬
気管支を広げる作用が強い。即効性もあるので吸入薬として処方されます。一度の吸入でも呼吸が楽にならなければ20分後に再び吸入する方法を取ります。
テオフィリン薬
気管支を広げる効果を持ちながら、炎症を抑える働きもします。ゆっくりと効かせる長期型治療にも用いられますが、内服するとすぐに効果が現れるタイプもあり、発作が辛く病院に受診した場合、注射薬として使用される事もあります。
経口ステロイド薬
発作時に内服する薬です。炎症の悪化を防ぎながら発作を鎮める効果が高いです。中度以上の強めの発作が起こった場合に使用される事が多い薬です。
抗コリン薬
副交感神経から出される気管支を収縮させてしまう物質「アセチルコリン」を抑えて気道を広げる吸入薬です。

これらは発作を抑える薬であって、(炎症を抑える治療方もある)喘息治療をするには炎症を抑える働きのあるステロイド剤が使用されます。

ステロイドというと副作用の怖さが心配されますが、喘息治療で使うステロイドは多くが吸入型です。

使用量と使用後のうがいなどの指示を守れば、安全に服用し続ける事ができます。

気管支拡張剤の副作用に注意しよう

喘息の炎症を抑える長期治療型の吸入は確かに面倒くさいものです。毎日の吸入を続け、うがいなどを徹底する事が必要となります。発作が出ていないと何事もなかったように普通の生活が送れる為、治療薬を途中でやめてしまう場合があります。

そして再び発作が出ても、気管支拡張剤のおかげで発作が治まると、このままでいいかもしれないと感じ始め、発作時の薬に頼った生活が続いてしまいます。しかし、気管支拡張剤は効果が素早いからこその副作用も見逃がす事が出来ません。

副作用はとても辛いものです。発作時の苦しさから解放された代わりに、副作用のしんどさでその後の時間を寝て過ごさなければならない事もあります。実際の経験者である筆者の症状と照らし合わせて、副作用として示される症状を見ていきます。

副作用の症状には以下のようなものがあります。

  • 体に力が入らない倦怠感、脱力感
  • 心臓が壊れそうに感じるほどの動悸
  • 手や足の先端の震え
  • 体温低下 など

筆者の喘息の症状が重かった時は、吸入の量も増えそれと並行して副作用にも毎回辛い思いをしました。

副作用が辛くて、気管支拡張剤を使うのをギリギリまで我慢している事も多々あったので、無理やり呼吸をし続いていた疲労から、胸や背中周りの筋肉痛のような痛みもセットとなっていました。

呼吸が苦しい時は体力を激しく消耗する前に、我慢せずに気管支拡張剤を使いましょう。

ひどい場合はチアノーゼなどの症状が出て危険になります。しかし頼りすぎず、並行して必ず治療薬を続けてください。

これってもしかして不整脈?怖い症状とそうでない症状

ストレスを慢性的に受け続けると、体の症状として現れやすいのが動悸です。胃のトラブルや呼吸器、睡眠障害などと同様、ストレスを受け不調が続くと気になる病気が「不整脈」です。

ドクドクっと心臓が脈打つけど大丈夫?

体を少し動かしたり、階段を上った直後などに心臓が「ドクンッ。」と大きく一度だけ脈打つ事がありませんか?一回だけ脈打つ感じが、時間をおいて再び起こったり、階段を上ったりした後の息切れが普段よりもしんどい気がして不安になる事がありませんか?

「ドクンッ」と一回心臓が脈打つ気持ち悪さは嫌ですよね。これらの不整脈はおおかた問題のないものです。疲れがたまっていたり、寝不足の状態が続いたりした時も、これらの症状が出る事があります。

上室性期外収縮か心室性期外収縮と診断される

これらの症状で病院で診察を受けると、おおかた「上室性期外収縮」か「心室性期外収縮」と言われます。この二つの期外収縮は、もともとの心拍の一定のリズムが一拍ほど早く打ち、余分な心拍が現れる電気の乱れです。

ほとんどは自覚される事がなく、全く気がつかずに過ごす事が多いものです。しかし体質的に敏感な人は自覚しやすく、心配になる事があります。

原因は寝不足や疲労の蓄積、ストレスからくる自律神経の乱れ

これらの症状は、寝不足や疲労が溜まっている時期に自律神経が乱れ、その乱れが脈に出る事で起こります。病気になる以前の問題にならない事が多く生活改善で治る事がほとんどです。

ストレスを慢性的に溜め込むと睡眠障害が起きたり、精神的に気に病む事が多くなったりして自律神経が乱れます。そんな時にも不整脈の症状は出やすくなり、自覚症状があると心配が重なってしまいます。

脈の乱れが気になって、それ自体がストレスになる事は良くありません。気にし過ぎに注意して、生活習慣の改善を心がけるようにしましょう。

主な原因とされるものは

  • 睡眠不足
  • 疲労がたまっている時
  • 肉体労働や激しい運動をした後
  • 夜更かしが続いている時
  • ストレスが溜まり、不安感や怒り、緊張した状態が長期間続いている時
  • カフェインの取りすぎ
  • 飲酒時
  • 喫煙習慣
上記に上がるものは、自律神経の乱れに関係してくるものも多々ありますが、全くこれらの自覚がない場合でも起こる事もあります。

放置してはいけない不整脈の症状はめまいや吐き気など別の症状も

一方、動悸が続く場合やめまいなどの症状が合わせて出る場合は、病気の可能性があります。すぐに受診して医師の治療を受けましょう。

主な兆候はこちら

  • 動悸が繰り返し起こる
  • 5秒以上の脈の乱れが続く
  • 息苦しさがある
  • めまいやふらつきがある
  • 目の前が真っ暗になり気を失いそうになる
  • 吐き気がする
  • 不快な状態が続き排泄に問題が出る

これらの症状がある方は、すぐに病院に受診しましょう。今まで健康に問題もなく元気に過ごしている方の一瞬の脈の乱れならばほぼ問題はないでしょう。

しかしこれらの症状が出る場合、重い病気の兆候である事がありますので油断はしない事!

脈を測ってみよう

自分の症状に何かしらおかしいところを見つけたら、目安として脈を測ってみましょう。

1分間の脈拍数
50回~100回 正常値
100〜300回 頻脈(心拍数が多い状態)
300回以上 粗動、細動

自分の脈拍を測ってみて異常を感じ、さらに上記の放置できない症状と当てはまった場合はすぐに病院に受診しましょう。

症状の出方によって隠れている病気の可能性が変わってきます。

脈拍が300回以上と多くなる心房粗動などは失神を引き起こし、危険な状態になりかねません。

ストレスからくる不調を改善する為に何より大切な事は睡眠

ストレスから不調や病気を引き起こしたら生活態度を改める必要があります。特に睡眠を十分に取る事は何よりも大切です。睡眠は免疫力や自律神経の働きを正常に保ち、精神を安定させます。

ストレス時に心配事が重なると眠れなくなりますが、この時に免疫力や自律神経の働きに乱れが生じ、胃のトラブルや呼吸器、不正脈などの症状が引き起こされやすくなるのです。

安眠出来る呼吸法

心配事が重なったり、神経質になりすぎて寝付けない時は、精神をリラックスさせてくれる呼吸法を取り入れましょう。深く落ち着いた呼吸は自律神経の働きを整え、安眠へ導いてくれます。

  1. お風呂上がりなど体が温かいうちに布団へ入ります。
  2. 仰向けに寝て、両足を腰幅、腕は自然におろしておきます。
  3. 呼吸に意識を向けながら、ゆっくりと深い呼吸を繰り返していきます。
  4. 意識を両手の指先と足の指先に向け、吐く息の度に両手足の先端が吐く息を通して温まっていくイメージを持ちます。

ストレス改善に良い睡眠法2

最初のうちは意識の向け方が難しかったり、考えすぎたりしてしまうかもしれませんが、深く考えすぎると逆効果です。体の力を抜いて遊び感覚で行ってみましょう。

ストレスケアには沢山の事を詰め込みすぎず、まずはぐっすり眠れるように対策をしてみてくださいね。

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