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お母さんスマホに頼らないで!スマホが子供に与える心身への影響

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子供はワイワイと騒がしいのが普通です。しかし一緒にいる大人にとっては時として疲れてしまうこともありますよね。ついそんな時にスマホを手渡していませんか?

今、スマホには幼児から子供向けのアプリケーションがたくさんあります。塗り絵やお絵かきといったアプリケーションは子供の知育にはとても良さそうですが、やりすぎてしまうと逆に脳の発育に悪い影響が出るかもしれません。

また同じく心配なのが心のストレスの問題です。
スマホが子供に与える影響とは?

「スマホ子守」の増加

今やどこへいってもスマホを覗き込んでいる人で溢れています。それは大人だけではありません。最近では子供もスマホを片手に楽しそうに遊んでいます。

たとえば親子団らんの楽しいひと時のはずである休日の外食でも、テーブルを囲んでいるのに子供にスマホを渡して遊ばせている人を見かけるようになりました。家だけでなく公共の場で子供を静かにさせておくのには確かにスマホはうってつけですよね。

平均4才の子供を持つ母親のアンケート調査によると、じつに85%の子供たちがスマホを使用したことがあるという結果がでました。

そのうちの24%が0才の乳幼児ということです。じつに4人に1人の割合で0才からスマホで遊んでいるわけですね。

スマホの子供向けアプリケーションはじつにさまざまなものがあります。年齢別で選ぶことができ、0才~3才でも感覚だけで遊べてしまうアプリケーションなどのダウンロード数はここ数年でいっきに増加しました。

子供も楽しく、そして親も便利なスマホですが、上手に使わなければそこに落とし穴があります。それは身体では発育に、そして心ではストレスに影響がでます。

見逃されがちなのがストレスの問題ですが、まずは身体への影響をみていきましょう。

スマホによる身体的影響

スマホはまだ普及して数年ほどしかたっていません。ですから実際の長期的な身体への影響もまた未知数なのです。

しかし、各専門家がスマホによる子供への身体的影響について警告している内容を無視することはできません。

「見る」「つかむ」動作の影響

赤ちゃんは大人の真似をして少しずつ成長をしていくものです。通常、乳幼児は「見るもの」そして「つかむ」という行動はまだバラバラです。それが発育が進むことで「見て、ものをつかむ」という2つの行動がやっと1つに合体するようになります。

しかしスマホなどのアプリケーションは、実際に「もの」がそこにあるわけではない偽の映像です。そのため乳幼児の「見る」「つかむ」という視覚と動作を統合させる成長を妨げる可能性があるといわれています。

聴覚への影響

現代はスマホに限らず社会全体が電子音に囲まれています。通常、人間が一番ここち良いと感じるのは自然界の音です。自然界の音とは海の波の音や木々が風で揺れる音などですが、人間はそのような自然界の音は左脳で感知しています。

そして電子音などの自然ではない音は右脳で感知しています。しかし現代は電子音の洪水です。生まれた時から電子音に慣れてしまうとそれが普通になり、ここち良いと感じるようになってしまいます。

そうなってしまうと本来の脳の感知の仕方が変わってしまうことになり、繊細な音を感知する能力に影響を及ぼすことになります。実際、聴いていてもわかりますが、電子音というのはとても単調な上に刺激は強いものです。

さらに子供のスマホへの集中力はすさまじいものです。長時間ずっと電子音ばかり聴いていることは、自然な脳の発達に良くありません。

言語能力への影響

スマホに限らずテレビなどは一方通行です。スマホやテレビに向かって話しかけたりすることはできません。会話とは相手が目の前にいてこそ、その表情を読み取りながら受け答えするキャッチボールのようなものです。

ひと昔前から「テレビっ子」という言葉があります。テレビを幼少からずっとかじりついて観てきた世代には実際に言語能力が遅れる可能性があるとされています。現在はそんな「テレビっ子」から「スマホっ子」の時代に代わっただけです。

言語能力の遅れは、しゃべるだけの影響ではすみません。会話能力にも影響が出るために社会に出てからのコミュニケーション障害へと繋がってしまいます。他人との繋がりの中で会話は本当に重要です。

「コミュ障」という言葉を最近ネットなのでよく見かけます。今の若い世代の人たちがいかにコミュニケーションを苦手としているかがうかがえます。時代がテレビからさらに1人でできるスマホなどのネット時代に移り、その影響が加速しています。

視力への影響

スマホの長時間の使用は目が疲れます。ではテレビとスマホのどちらが視力に影響を及ぼすのでしょうか?テレビを見ている場合、子供はちょくちょく無意識に画面から視線を外します。しかしスマホではほとんど視線を外すことはありません。

そのあいだ、目の筋肉はずっと固定された状態になり視力低下につながってしまいます。長時間の目の使用は大人でも疲れるのですから、発育途中の子供にはさらに大きな影響があるはずです。

スマホによる精神的影響

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ではこの記事の本題である、スマホによる子供への精神的影響をくわしく探っていきましょう。

現代ではスマホは老若男女すべての人に精神に影響を与えています。そしてもっとも大きくその影響を受けてしまうのが発育途中である子供なのです。

では子供の年代別にスマホによる精神への影響と接し方についてみていきましょう。

0才~2才

この乳幼児の期間はもっとも五感をフルに使い、生きていくための感覚を吸収していく大切な時期です。外の世界を見て、触って、覚えていきます。それはやはりスマホのようなバーチャルな世界ではなくリアルでなければいけません。

何よりもお母さんとのふれあいがもっとも大切となります。お母さんの声を聞き、表情を見て、触って、さまざまな情報を吸収していきます。決してバーチャルのスマホはお母さんの代わりの子守にはなりません。

また子供ではなくお母さんがスマホに夢中になってしまうことで、スキンシップが減ってしまい、泣かないあかちゃん、いわゆるサイレントベービーになってしまうこともあります。

ですからこの時期はできるだけ、子供だけでなく、お母さんもスマホの使用はできるだ控えたいものです。この時期は親子が実際に見て、触って、経験しながら世界の物事を覚えていけれるようにしてあげましょう。

3才~6才

この頃になるとスマホのアプリケーションゲームも頭できちんと理解しながら扱えるようになります。テレビと違い、自分の反応にすぐに応えてくれるスマホにただでさえ好奇心でいっぱいの子供は夢中になります。

じつはスマホの使用は悪いことばかりではありません。利点もあります。スマホの子供向け知育アプリケーションは上手に使えば、子供の脳の発達が良いというデーターもあります。問題は長時間やりすぎなのが良くないのです。

ですからこの時期くらいからスマホをもたせてあげる場合は1回15分間程度を目安に最長でも30分間ほどにしておきましょう。しかし「いつも遊び相手がスマホ」というような状況は良くありません。

なぜならば、スマホのゲームはたんたんと欲求に応えてくれるだけです。生身の遊び相手がいないひとり遊びは、コミュニケーション経験が足りず自閉症やうつ病に繋がることもあります。

ですから子供にスマホを渡して、ひとりっきりで遊ばせるのではなく親も必ず一緒になってみててあげましょう。バーチャルのスマホをしながらでも、リアルできちんと会話をしながらすればスマホも有効的に使うことができます。

7才~12才

小学校くらいから早ければ自分のスマホを持ち始める子供もいます。ですがやはりこの時期はまだ自分用のスマホを買い与えることはおすすめできません。理由のひとつにアプリケーションゲームの課金問題などがあります。

しかしそれ以上に自分用のスマホを持ってしまうと、さまざまな情報が小さな頭の中に入ってきてしまうことになります。人間は生きていく中で実際に物事を経験しながら精神的に成長していくものです。

情報のみが過剰に知識としてだけ頭の中に入ってきてしまっても、それを正しく認識するにはまだまだ未熟です。またそれらの情報は子供の心に大きな不安定さを生み出す危険性もあります。

ですから

この時期もまだ自分用のスマホを持たせるのではなく、使いたい時だけ時間を決めて渡すようにしましょう。そして「お話している時はスマホはやらない」などきちんルールを決めて使わせてあげることが大切です。

13才~

「中学からスマホデビュー」という家庭が多くなっているようです。しかしこの場合はきちんと親と子供の間でルールを決めておくことが大前提となります。「夜は10時までしかしない」「食事中はしない」などです。

そしてキッズ用のセキュリティ対策もしっかりとしておきましょう。とはいっても現在ではまだまだネット社会は無法地帯です。本名をふせて匿名で見知らぬ人と交流をすることができます。

また最近流行りのスマホで簡単にできるソーシャルメディアは大きな問題をまきおこしています。「仲間はずれにならないために必死に参加する」という姿勢はもはや楽しみではなくストレスを生むことになりかねません。

ぜひ自分の子供がどのようにスマホを使っているのか、もっと関心をもってあげてください。中学生といえども、子供のうちはスマホというツールを安全に楽しく使いこなすには実際はまだ難しいものなのです。

やりすぎに注意

ご紹介してきたようにスマホはまだ発育途中である子供に心身ともにさまざまな影響を及ぼします。スマホは普及して数年しかたっていませんから、その影響はこれからじょじょに出てくると思われます。

インターネットが普及してからというもの、子供への影響が心配され続けています。またゲームの内容も昔のものとは代わってきました。

たとえば0才の子供でも遊べるようになったのは、タップ機能のあるスマホをはじめタブレットの普及が大きいでしょう。しかし上手に使うことで子供の知覚的能力を引き上げることができ利点が多いのも見逃せません。

重要なのは長時間やりすぎないことです。それには「静かにさせておくため」など、大人の利益中心にスマホを利用してしまうと長時間使わせてしまいがちになります。

心の影響も忘れないで

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子供のスマホの使用を心配する人は発育の影響の方ばかり気にする傾向がありますが、心の影響も忘れないようにしてください。心の影響は見逃しやすく、子供があまり話さなくなってしまってから気が付いたのでは遅すぎます。

楽しく遊んでいるようにみえても、長時間のスマホの使用がきっかけで大きなストレスを抱えてしまう危険性があるということをぜひ覚えておいてください。

「赤ちゃんは泣くのが普通」「子供はワイワイと騒がしいの普通」この当たり前の行動をどうか親の利益だけで閉じ込めないようにしてあげてください。スマホは上手に使って利点だけを活用したいものですね。

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