健康生活TOP ストレス 母性本能が強いと思う女性ほどストレスを抱えやすい傾向がある

母性本能が強いと思う女性ほどストレスを抱えやすい傾向がある

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女性には生まれつき母性本能が備わっていると思っている人も多いと思います。子供を産むとそれまで眠っていた母性本能が目覚め良いお母さんになるとか、子供に対する愛情が日に日に強くなっていくとも言われていますね。

しかし中には子供が苦手だったり、うっとおしいと思ったりする女性もいます。子供がいないので仕方ないと自分で納得したものの、子供を産んでみると自分の子供なのに、想像とは違いあまり可愛いと思えない女性もいるのです。

こういう場合多くの女性が、自分には母性本能が欠落しているのではと不安になり、どこかおかしいのかと悩みやストレスになってしまう事もあります。

女性だから母性本能が強いとは限らない!子供との生活から備わっていくもの

母性本能という言葉を調べて見た限りでは、「女性に備わっているとされる」とか「女性にあるといわれる」というように少し濁した言い方をしています。

女性を含む多くの人が、女性なら母性本能があって当たり前と誤解している傾向がありますが、女性だから必ず母性本能が備わっているとは限らないのです。

子供が苦手だったり子供嫌いだったりという人も、そのうち子供を産めば子供が好きになると楽観的に考える事ができますが、子供を産み母になっても子供をどう接していいかわからず、可愛いとも思えなくても母親失格とは言い切れません。

子供に無償の愛を注ぎ、子供のためなら自己犠牲も厭わない、これこそまさに母親の鏡であり、理想の母親像とされています。しかし母性本能は目に見えない物ですし、計測する事も出来ません。

自他ともに認める子供好きな人は母性本能も強いというイメージがありますが、出産後に置かれる環境によっては、自分の子供を愛せず育児放棄や虐待をしてしまう事だってあります。

逆に子供が嫌いで自分が母親になるなど想像もできなかった人が、親バカと言われるくらい自分の子供を溺愛する事だってあるのです。

この場合も前者は母性本能がなく、後者は母性本能があるという事ではありません。母性というのは子供との接し方や生活する環境により、少しずつ身に付いていくものなのです。

可愛いと思えないのも正常な反応かも…母性本能という思い込みがストレスの原因に!

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良いお母さんになろうと思うのは悪い事ではありませんが、この思いと母性本能に対する間違った考え方が時と場合によっては、女性を苦しめストレスの原因になってしまうのです。

ドラマや映画を見ていると、生まれたばかりの赤ちゃんが登場するシーンがありますが、どの子も目がぱっちりしていてとても綺麗な赤ちゃんです。生まれた直後に自分の子供を抱いて笑顔になるというのもよくあるシーンですね。

しかし実際には生まれた直後の赤ちゃんは、しわくちゃだし、真っ赤な顔で泣いているし、目だって開いていないし、産道を通ってきたので顔が圧迫されているし、いろんな分泌物にまみれているのでお世辞にも綺麗で可愛い状態ではありません。

生まれたばかりの我が子を見て「あれ?全然可愛くない」と思ってしまったとしても、それはあなたに母性本能がないからではありません。

妊娠するとホルモンバランスが変化しますので、精神的にも影響が出ます。これは産後にも言える事であり、ホルモンバランスの変化は自分ではコントロール出来ません。

一時的に激しく落ち込んだり、子供を可愛いと思えなかったりする事があります。自分を悪い母親だとか、母親失格なのでは?と悩む人も多いのですがむしろ正常な反応と言っていいかもしれません。

時間の経過とともに少しずつホルモンバランスも元に戻り、子供に対する愛情も深まり、愛おしいと感じるようになっていくものです。

理想が高く良いお母さんになろうという気持ちが強いほど現実とのギャップに悩み、それがストレスとなってしまう傾向があります。

母性本能なんて存在しない、という事がわかれば少しは気持ちも楽になるのではないでしょうか。

母性とは後からついてくるもの…母親も十人十色なんだし自分のペースで子育てしましょう

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子供との接し方や子育てに関する考え方は人により全く違います。母親にだって個性がありますから、何でもかんでもセオリー通りには行きませんし、行かなくて当たり前です。

隣の芝生は青く見えるということわざもあるように、他のお母さんは皆良妻賢母に見えるのに、自分だけ良いお母さんではないかも知れないと悩む人もいます。

子供が全然泣き止んでくれないと、自分に母性本能が無いから子供がそれを察して嫌っているのでは?と思いつめるお母さんもいると言いますが、お母さんにも子供にも個性があるので、人と同じではありません。

子供は泣くのが仕事のようなものですし、泣くのには必ず理由があります。どんなに子供が欲しいと強く望んでいた人でも24時間お構いなしに泣き、寝不足状態が続けば、子供に腹を立ててしまう事だってあります。

子育てに関しては何かと他の人と比べてしまう事もありますが、比べても根本的なところが違うので比較対象にはなりませんし、比べても意味がありません。

良いお母さんと評判の人でも、最初から何もかもうまく行っていたとは限りませんし、人知れず苦労や悩みも持っていたはずです。

特に女性は子供と接する時間も長く、家の事と子育てを同時進行する事になります。産後はホルモンバランスも変化していますので、精神的にも不安定ですし、出産で体力を消耗しダメージを負っているので回復までには時間もかかります。

心も体もボロボロの手探り状態で子育てをするのですから、すぐに愛情がわかなくても母性本能が無い事が原因ではありません。

母親になると誰もが通る道ですが、母性というのは後から付いてくるものです。すぐに子供を愛おしいと思えなくても、それは母性本能とは関係ありませんので、落ち込んだり自分を責めたりする必要はありません。

母性本能という存在しないものにとらわれず、自分のペースで自分らしい子育てをしていくのが一番です。

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