健康生活TOP 口内炎 治らない口内炎は胃腸からの警告?口内は身体の健康バロメーター

治らない口内炎は胃腸からの警告?口内は身体の健康バロメーター

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口内炎のハッキリとした医学的な原因は今だにわかっていません。しかし昔から「胃もたれは口内炎になりやすい」と言われてますよね。

それは胃腸が身体全体の健康のカギを握っているからです。

口内炎と胃腸との関係が深いのは、口という器官も胃腸と同じく食物を消化する器官であるからです。つまり口の健康はそのまま胃腸への健康にも影響し、そして逆に胃腸の健康も口に関係してくるわけです。

口内炎は胃腸が弱ることによって起こる不調?

身体の免疫力が下がると不調をおこす3大シグナルがあります。

  • 疲労
  • 下痢
  • 口内炎

身体は免疫力により外部からのウィルスの侵入を防いでいます。その免疫力が低下すると、本来の防御する働きが弱くなり、疲労、下痢、そして口内炎などの体調不良があらわれます。

また胃腸の働きというのは自律神経と密接な関係にあり、そして免疫力は腸内細菌のバランスに大きく影響をしています。ですから胃腸は身体全体の健康の柱といえるわけです。

口内炎の理由は確かに今だにハッキリとしていませんが、胃腸が弱り、免疫力が低下しているという警告である可能性はとても高いでしょう。

口内炎の薬が効かない理由

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口内炎に悩んでいる人はとても多く、市販の口内炎の薬がたくさんありますよね。塗り薬から、貼るタイプ、スプレータイプとさまざまな種類があります。

しかしこれだけ多く口内炎の薬が市販されているのにもかかわらず「薬を使ってもなかなか治らない」もしくは「治ったと思ってもまたすぐに症状が出る」と悩んでいる人がたくさんいるようです。

では、なぜ口内炎の薬は効果がいまいちなのでしょうか?口内炎を外側から治す薬は大きく分けて2つのタイプがあります。

ステロイド系

病院から口内炎の処方薬として出される大半がストロイド系の塗り薬です。ステロイドは免疫細胞の働きを抑制させて痛みをやわらげる効果があります。

しかし口内炎の原因が免疫力の低下であるならば、このステロイドの働きではただ単に痛みを鎮めるだけの一時しのぎであり、根本的な改善にはなっていません。

殺菌、消炎系

市販されている口内炎の薬の大半が殺菌、消炎系タイプです。塗り薬から、貼るタイプ、スプレータイプとありますが全て同じです。殺菌作用というのは確かに口内炎の効果が期待できる働きといえるでしょう。

なぜならば口内炎の原因は、口の中の細菌が繁殖して起こるといわれているからです。しかしその細菌が繁殖した原因が免疫力の低下だとすれば、一時の効果は期待できますが、またすぐに、ぶり返すことになるでしょう。

また口内炎の症状が出ている患部にだけ薬を塗っても、殺菌効果はその部分だけです。もし外部から受けた傷ならばそれで完治するかもしれませんが、口内炎の原因が免疫力の低下だとすれば効果は期待できません。

飲み薬(ビタミン剤)の効果は?

口内炎の薬には飲み薬もあります。ではその効果はどうなのでしょうか?口内炎の飲み薬の主成分はビタミンB2を中心とした、いわゆるビタミン剤です。これは口内炎がビタミンB2の欠乏症によりおこるという研究結果に基づいているためです。

しかしもしビタミンB2が不足する原因が胃腸の不調により、うまく栄養分を吸収できない状態からきているとすれば、いくらビタミンB2を飲んでも効果は期待できないということになります。

純粋にビタミンB2が不足していることが口内炎の原因である人には有効ですが、胃腸の不調など、その他のことが原因の場合、効果はあまり期待できません。

口内炎ではなくガンの危険性も!?

「ただの口内炎だと思っていたらガンだった」このようなことが実際に多いことをご存知ですか?ただ、注意していただきたいのは決して、口内炎がガンに進行するわけではないということです。

口内炎の症状が前ガン病変とガンの初期症状と似ているために間違えてしまうのです。前ガン病変というのは、ガンに進行してしまう可能性のある病気のことをいいます。口腔ガンに進行する病変は主に以下の2つです。

●白板症(はくばんしょう)
口の中の粘膜が厚くなり、それが白っぽく見える病気です。口腔ガンに進行する割合は6~10%といわれています。

●紅板症(こうばんしょう)
口の中の粘膜が薄くなり、それが赤っぽく見える病気です。口腔ガンに進行する割合は50%といわれいます。

どちらも口の粘膜だけでなく舌にも発症する病気です。

口腔ガンは早期発見できれば95%以上は治ります。もしも口内炎が2週間以上も続くようでしたら、念のため口腔外科を受診するようにしてください。

口内炎は胃腸の気持ち?

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ご紹介してきたように、なかなか治らない口内炎は胃腸の不調、そして免疫力の低下が大きく影響していると考えられます。また、なかなか治らない口内炎は口腔ガンに繋がる可能性も秘めています。決して油断できません。

口内炎になると市販などの薬などで一時の症状をおさえるだけにしてしまいがちですが、それではダメだということが今回の記事で理解していただけたかと思います。

そもそもなぜ口内炎ができるのか?それは簡単に言えば胃腸の気持ちかもしれません。口内炎ができると食べ辛いですよね。つまり胃腸が「今はしばらく食べないで!」という気持ちを表しているのではないでしょうか?

もしくは食生活を見なおしてほしいという気持ちかもしれません。口内炎になった時は薬で局所的な対処をするだけでなく、胃腸へ負担をかける生活をしていないか?という視点からも、ぜひ考えてなおしてみて下さい。

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