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残すなんてもったいない!胃痛・胃もたれを解消するパセリの効果

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洋食など料理に添えられるパセリが、実は栄養満点だということをご存知でしたか?パセリなんてだたの飾りでしょ…、という方もおられると思いますが、そんな方にこそ知ってほしいパセリの栄養についてご紹介したいと思います。

捨てるなんてもったいない!パセリが持つ効能とは?

パセリの原産地は地中海の沿岸、今のイタリアを発祥にして、ヨーロッパの各地で起源前から食用として栽培されていました。

パセリというとどちらかといえば食用というよりも料理の飾りとして添えるもの、というイメージが強いかもしれません。しかし、本来パセリは食べる物として栽培されていたのです。

でも、パセリは苦味が強いしそのまま食べるなんてちょっとねえ…、という皆さんの気持ちもわかります。

当時の人がパセリをどのように使っていたのかというと、直接ムシャムシャと食べる人もいたようですが、多くの場合細かく刻んでスープに入れたり、パンの生地に練りこんだりして食べられていたようです。

また、パセリは栄養価が高いので、体調が悪いときや病気のときに薬草としても使われていました。どのような効果があるのか、みていきましょう。

パセリは天然の胃腸薬!胃の調子を整えるパセリの効果

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パセリと言えば、その独特の香りが特徴です。この香りが好きな方もいれば、苦手だという方もいるとは思いますが、この香りこそ、パセリが持つ効能そのものと言っても過言ではありません。

実は、パセリの爽やかで香ばしい香りの成分はアピオールと言って、胃の働きを整える効果があります。具体的には次のような働きをします。

  • 胃液の分泌を促し、消化を促進させる。
  • 胃の働きを正常にし、胃痛や胃もたれ、胃の不快感を改善する。
  • 胃の粘膜を強くして、胃にかかるストレスを解消する。
  • 胃腸の機能を改善し、食欲を増進させる。
  • 出すぎた胃酸の逆流をくいとめ、胸焼けを予防する。

このように、パセリには胃の不調を改善し、胃を健康に保つ様々な効果があるのです。現代のように胃腸薬がなかった時代には、パセリは胃の薬として使われていたのです。

胃の不調から起こる口臭を予防する効果

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パセリの香り成分アピオールには、胃痛や胃もたれなどを解消し、胃の調子を整える働きがあるのですが、効能はそれだけではありません。

パセリの香り成分を嗅ぐと、独特の爽やかな香りがすると思います。もちろん、その香りが好きな人もいれば、嫌いな人もいると思います。

この香りには、胃の働きを整えるだけでなく消臭効果が高いので、胃の不調が原因で起こる口臭を和らげる効果もあります。

口臭にも様々な原因がありますが、胃の調子が悪い時は、食べ物が消化不良となり胃の空気が逆流することが原因で、口臭が強くなることがあります。

アピオールは胃の調子を整え消化を促進することで、口臭の原因を解消するとともに、臭い自体を消す働きもあるのです。普段から口臭が気になる人や、にんにくを使った料理などを食べる場合にも、パセリを一緒に食べると口臭が少なくなります。

また、パセリの消臭効果は口臭だけにとどまりません。アピオールは食べ物の影響による体臭を消す働きもあるのです。肉料理が多いヨーロッパの地域では、口臭だけでなく体臭の予防としても、パセリを食べていたのです。

食あたりの予防にも!胃を守るクロロフィルの効果

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料理にパセリを添える習慣は、お寿司に酢漬けの生姜を添える習慣と似ています。これは、彩りを良くして食欲を増進させるだけでなく、食中毒を予防するという効果もあるのです。

パセリ発祥のヨーロッパ地中海沿岸地域では、日本と同じように魚介類を生で食べる習慣があります。牡蠣やイワシの酢漬けなどは今でも好んで食べられています。

こうした魚を生で食べる習慣がある場合、食あたりや食中毒が起こりやすいという危険があることも考えられます。

パセリにはクロロフィルという殺菌効果の強い成分が含まれているので、生魚にパセリを添えることによって、食あたりや食中毒を予防できるのです。お寿司にガリを添える発想にとてもよく似ていますね。

パセリには胃の調子を整えるだけでなく、生魚を食べる食習慣による胃へのダメージを防ぐ働きもあるのです。食文化を受け継ぐ先人の知恵ともいえます。

健康野菜・栄養満点!パセリが持つ豊富な栄養

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日本で販売されているほとんどの野菜ジュースには、パセリが使われています。パセリをそのまま食べることができなくても、ジュースにして飲むようにすれば、パセリが持つ栄養をまるごと摂ることができます。

パセリには、次のような栄養素が豊富に含まれています。

パセリに含まれる栄養と効果 

  • β-カロテン 目の病気や肌荒れに効果。抗酸化作用がありガンの予防にも。
  • ビタミンC 免疫力をアップさせ、病気やストレスへの抵抗力を高める。
  • ビタミンE 抗酸化作用が高く、生活習慣病や動脈硬化、細胞の老化を防ぐ。
  • カリウム 塩分を排出し血圧を下げる効果やむくみを改善する。
  • カルシウム 歯や骨の材料になるだけでなく、精神の安定にも効果が高い。

パセリにはこうしたビタミンやミネラルも豊富に含まれているバランスのとれた栄養満点の食材なのです。食べずに捨てるなんてもったいないですね。

パセリの選び方・使い方・保存のしかた

パセリは特に旬がなく一年中栽培されていますので、季節がいつであっても簡単に手に入れることができるので重宝します。

パセリを選ぶ時のポイントは、

  • 葉の色がみずみずしく濃い緑色
  • 葉の先が細かく縮れているもの

を選ぶようにしましょう。茎もしっかりしたものが良いようです。

パセリはサラダなどに添えてそのまま生で食べることもできますが、細かく刻んで使えばパスタや肉料理、スープなどどんな料理にでも使うことができます。工夫次第でどんな料理にも使える食材ですね。

パセリを保存するときは、パセリを細かく刻み軽く水にひたして、冷蔵庫ではなく冷凍庫で保存するのがポイントです。鮮度が保たれ、料理に使うのにも便利です。

パセリ以外にも見逃せない料理に添えられる食材

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パセリ以外にも料理の付け合せやツマなどに使われることが多い食材があります。食べ残してしまいがちですが、栄養価が高く飾りつけに使うだけではもったいない食材についてご紹介します。

蓼(たで)

蓼は、刺身や焼き魚など魚料理のツマなどで使われることが多い食材です。「蓼食う虫も好き好き」というのは、この蓼のことです。蓼も通年出回っている食材なので、一年中どの季節でも使うことができます。

蓼にはポリゴディアールという成分が含まれており、殺菌作用、解毒作用、食あたりの予防効果があります。お刺身に添えられる理由も分かりますね。

また、タンニンやアルカロイドという成分も含まれており、高血圧の予防や血液をサラサラにする効果、利尿作用などがあります。ビタミンCも豊富なので、食べ残さずに身の部分を箸で削ぎ、魚と一緒に食べるようにしましょう。

大根のつま

大根のツマも残して良いのか、食べたほうが良いのか迷うかもしれません。

大根は胃腸の働きを助けるジアスターゼなどの消化酵素が豊富に含まれているので、食べ物の消化を促進し、胃腸の働きを改善させ、胃もたれや胃の不快感、胸焼けなどに効果があります。

また、大根には食物繊維が多く含まれるので、コレステロールの上昇を抑えるという働きもあります。

大根に含まれる消化酵素は、熱に弱い性質があるのでツマとして生で食べることは、
理にかなっています。大根のツマも残さずに食べるようにしましょう。

シソ

シソもお刺身やお寿司など様々な料理に添えられることが多い食材です。シソには野菜の中でもトップクラスでβ-カロテンが多く含まれています。β-カロテンは、抗酸化作用が強く、動脈硬化の予防やガンを抑制すると期待される栄養素です。

また、ペリルアルデヒドという成分含まれており、殺菌、解毒効果が高く、食中毒の予防にも効果があります。ビタミンB2も豊富などで美容にも良いんですよ。

シソは天ぷらや揚げ物の素材としても使うことができますし、細かく刻めば様々な料理のアクセントになります。シソの香りは食欲もそそりますね。

はじかみ

はじかみは芽生姜を甘酢で漬けて、茎の部分を赤く着色したもので、焼き魚などに添えられることが多い添え物です。

はじかみにはカリウムが多く含まれており、利尿作用があるのでむくみの解消や、高血圧の予防効果があります。また、芽生姜には生姜と同様の効果があるので、血流を改善し体を温める働きもあります。

口直しとして添えられたものですから、残さずに茎の柔らかいところは食べるようにしましょう。

普段残してしまいがちな付け合せや添え物、ツマのような食材にも様々な栄養が含まれています。料理の彩りを良くするだけでなく、食材との相性や理にかなった効果もありますので、できるだけ残さずに食べるようにしたいものですね。

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