健康生活TOP 胃痛 その胃痛の原因は心筋梗塞の前兆かも!?要注意な胃痛の見分け方

その胃痛の原因は心筋梗塞の前兆かも!?要注意な胃痛の見分け方

腹痛を感じる男性

みぞおちの上の方が差し込むように痛いとか、のどに何かがこみ上げてくるような感じがして胸が痛いとか言うことがあると、まず疑うのは胃炎・胃潰瘍ですね。実際胃に炎症があるとこのような痛みが出てきます。酷くなると、食べたものを吐き戻してしまうこともありますね。

ところが、この痛みの感覚や吐き気・嘔吐と言った症状は、心臓にトラブルが起こっている時にも出てくる痛みなのです。それも心臓発作と呼べるレベルのものでもこうした痛みで始まることがあるのです。

みぞおちを中心とした痛みの原因は様々な病気が考えられる

この辺りの痛みのことを、心窩部痛(しんかぶつう)と言います。心窩とは「みぞおち」のことです。格闘技などで言う急所としてのみぞおちは、胃と肝臓の裏側にあって横隔膜に下から貼り付いている神経叢のことです。

呼吸に関係する横隔膜にくっついていて、神経が集まっていて痛みを強く感じることから急所とされています。そして、この横隔膜の真上には心臓がありますから、これらの臓器に問題があると痛みが同じような場所に感じられるのです。

心臓の痛みは胃の痛みと区別できないことがある

心臓に栄養や酸素を供給している冠動脈と言う血管が、動脈硬化によって狭まり、血液の流れが充分でなくなると狭心症と言う発作が現れます。みぞおちから胸にかけて強く痛みます。

しかし、その痛み方は個人によって感じ方が異なるようで、ひどい胃の痛みと感じている人も少なくないようです。この時にポイントになるのは圧迫感があるかどうかですね。

胃の痛みでもよじれるような痛みと言うのがありますが、狭心症では締め付けられるような痛みと、重苦しい圧迫感が伴います。特徴としては突然痛みがやってくることですね。胃の場合でも突然の痛みはありますが、多くの場合胃が重いなどの不快感が先行します。

この辺りまでだと、ちょっと胃の病気と区別がつきにくいのですが、同時に左腕や背中に痛みが現れたら狭心症である可能性が高くなります。また、不整脈や呼吸困難を伴う場合もあります。

この狭心症は治療せずに放置すると、心筋梗塞に進行し致命的になることがあります。狭心症の発作は、多くは数分、長くても15分ぐらいで治まって症状は消えます。しかし、心臓にトラブルが起きている可能性は非常に高いので、すぐに受診して下さい。

その痛みは本当に胃の痛みかどうか

もちろん、個人レベルで正しい診断を付けることは不可能です。しかし、「胃薬を飲んでおけばいい」と軽く考えることのないように、少し心臓にまつわるお話をしておきましょう。

まず、これまでにそうした痛みがあって、「胃薬を飲んでおいたらほどなく治まった」とか、「しばらく痛かったけれど、そのうち自然に治った」と言う経験がありませんか。

実はこれが一番危険が予想される状態なのです。狭心症は症状が治まると、何事もなかったかのように感じられることも少なくないので、皆さん油断されるのです。

狭心症の症状のメカニズムと変異

動脈硬化によって、心臓に栄養や酸素を送る冠動脈が狭まっていると、身体を動かしたせいで心臓が早く動かなくていはいけない場合に、心臓に充分な血液が送れなくなります。

その結果、心臓が虚血状態になって症状が出るのが狭心症です。ですので、安静にして血液の必要量が少なくなると、虚血状態が解消されるので症状も消えてしまうと言うわけなのです。

「胃薬を飲んだら治まった」と言うのは、単に胃薬が効いてくる時間と思っていた10分前後で、狭心症発作が治まっただけの可能性が否定できません。先にもお話ししたように、狭心症発作は数分から15分くらいで自然に治まるのです。

もちろん、実際に胃に炎症や潰瘍があってひどく痛んでいた場合でも、胃薬が効いてくれば痛みは治まってきます。しかし、その違いは区別が難しいのです。

もし狭心症であった場合、この状態を繰り返すとどんどん心臓が悪くなって、致命的な心筋梗塞を招きますから、一刻も早く受診して治療を開始しなければいけません。

同時に、狭心症発作が起こった時のお薬も処方してもらいましょう。しかし狭心症発作を抑える「硝酸薬」は、冠動脈を広げて血流を確保する対症療法のお薬です。つまり、心臓自体の病変を治す力はありません。

発作による苦痛を和らげる対症療法を行うと同時に、心臓を悪くしている動脈硬化を改善することで心筋梗塞の予防に取り組んで下さい。

動脈硬化の兆候がなくても起こる狭心症

動脈硬化が原因で起こっている狭心症の場合、患者さんには、他の血管でも動脈硬化の兆候が見られることが多いですし、糖尿病や脂質異常症、高血圧、肥満・内臓肥満などのハイリスク群であることも多いです。

しかし、特にこうした兆候もないのに狭心症発作を起こす人が、狭心症を患った人の数%に見られます。これは、冠動脈の一部が痙攣して、一時的に血管内部が非常に細くなることで発生している狭心症なのです。

冠攣縮性狭心症あるいは冠動脈スパズムと呼ばれるこの病気は、まだ完全には原因が判っていませんが、症状としては動脈硬化によって起こる狭心症と同じものです。

この病気の原因ですが、遺伝的要因と環境要因の両方が知られています。遺伝的要因が存在すると言うことは、血縁者の中に狭心症や心筋梗塞の既往のある人は警戒しておいた方が良いと言うことですね。

遺伝的要因のある人の場合、生活習慣に問題がなくても発症する例があります。もちろん生活習慣に問題があればより発症しやすくなります。

冠攣縮性狭心症の予防改善には節酒禁煙が絶対条件

そこで警戒すべき環境要因です。まず喫煙は危険性を跳ね上げます。

高血圧、脂質異常、喫煙、糖尿病、肥満など数多くの冠危険因子が器質的狭窄を伴う動脈硬化性冠動脈疾患の発症、進展に重要な役割を果たしていることは、すでに確立された見解である。

それらのうち、冠動脈攣縮の危険因子として認知されているのは喫煙である。実際、多くの報告のいずれも一致して、わが国の冠攣縮性狭心症例では喫煙者が高率であることが示されている。

最近の調査でも、冠危険因子として喫煙だけを有する男性が、冠攣縮性狭心症患者に多く認められる。タバコ煙は種々のフリーラジカルを含有する。これらのフリーラジカルはNOを不活化し、血管内皮細胞を直接障害する。

タバコ煙由来の酸化ストレスの増加は各種細胞の炎症反応を活性化させる。このような理由により喫煙は冠攣縮の発生を促すと考えられる。

(改行のため一部改変)

(用語解説【NOを不活化】:血管内皮細胞で作られる一酸化窒素が、活性酸素・フリーラジカルの一つであるスーパーオキシドアニオンによって、スーパーオキシドアニオンより毒性の強いペルオキシナイトライトになると同時に、一酸化窒素の持つ血管拡張作用を失うこと。)

このように、一般的なたばこの危険性のレベルではなく、この病気に関しては非常に大きな原因になっていることが示されています。禁煙は絶対に必要な予防改善法です。

また、お酒も非常に大きなリスクファクターになっています。この病気で突然死した人の多くは深酒した翌朝だったと言う報告もあります。原因はアルコールによる高度な低マグネシウム血症です。

死に至らないまでも、冠攣縮性狭心症自体もマグネシウム欠乏が原因となっている要素が大きいようですね。残念ながら、マグネシウム製剤の内服で予防できるかどうかは、可能性はあるけれど証明はされていないと言う程度です。

ですのでお医者さんの指導によるしっかりしたアルコール制限が必要ですが、それを守れないようであれば完全禁酒と言うことになります。その他、脂質異常症や糖尿病、ストレスなども原因になりますので、改善が必要ですね。

狭心症なのに突然死を招く冠攣縮性狭心症

ここで重要なことは動脈硬化の兆候がないと言うことは、動脈硬化がないと言うことを示していないと言うことです。特に太っていたり高血圧であったりと言うことがないだけで、動脈硬化が進んでいることは珍しくありません。

心筋梗塞による狭心症症状以外は、致命的にはなりにくい狭心症ですが、この冠攣縮性狭心症では、狭心症発作が原因で急性心筋梗塞を発症して死につながることがあります。

これは、血管内部にあるアテローム性プラークが、冠動脈の痙攣によって破れ、一気に血栓になって冠動脈に詰まることで発生しているのです。

アテローム性プラークは動脈硬化のある状態を示す物質ですが、ほとんどの人の血管に存在しています。そのサイズによって大きな病気につながるかどうかと言うだけなのです。

ですから、冠動脈の痙攣と言う、血管内壁のはがれを発生させるような症状を引き起こさないように、お酒は控え、たばこを止めると言うのが大切なのです。

狭心症発作の硝酸薬とは、ダイナマイトの原料としても有名なニトログリセリンです。爆薬工場の従業員の何人かが、休み明けの月曜日に狭心症発作を起こすことから偶然見つかった効果だそうです。

日曜日にはニトログリセリンに触れないから、月曜日に狭心症発作が起こったと言うわけです。ブルーマンデーと言う言葉はここから来たんですよ。

狭心症が進んだ心筋梗塞にも胃痛のような症状が出る

狭心症を放置していると、心臓の血管がどんどん詰まって、ついには心筋梗塞と言うことになってしまいます。心筋梗塞の発作は、より強い症状ですが、やはり胃の痛みのような症状が出ることもあります。

一方、糖尿病などに合併する心筋梗塞では痛みの出ない物もありますので、痛みの症状ひとつとっても人それぞれと言うことになってきます。

心筋梗塞では心臓が豆腐のようにもろくなる

心筋梗塞では冠動脈の一部が完全に詰まって、心筋が壊死してしまうと言う状態になります。ですので、多くの場合非常に強い痛みや苦しさを感じることになります。

心筋梗塞が起こって、心筋の一部が壊死してしまうと、その部分の心筋がまるで豆腐のようにもろくなるため、発作を起こしてから1週間ぐらいは、その部分が崩れてしまわないよう絶対安静と言うことになります。

そうして壊死してしまった心筋をそのままにしておくと心臓が崩れてしまいますから、身体はすぐにその部分に線維芽細胞を送り込んできます。その細胞が分裂増殖して線維組織になり、壊れた心筋の部分を置き換えて心臓が壊れることを防ぎます。

最も危険なのは発作から1週間ですが、完全に固まるには約3か月かかりますので、その間は非常に慎重に病状を見て行かなければならないのです。もし、この流れに乗れず、心臓の機能が維持できなくなったらこの世とのお別れと言うことになります。

修復が完了しても機能は大幅ダウンする

心筋はそれ自体が収縮する能力を持っていて、心臓自体の上の方にある、洞結節と言う部分から発生する電気信号の刺激を受けて心臓の鼓動を生み出しています。

上でお話ししたように、心筋梗塞でダメになってしまった心筋を線維組織で置き換えて、なんとか心臓の形を保つことができても、その線維組織には収縮する機能がありません。

ですので、心臓全体で見た場合、心臓としての機能はそれだけ損なわれてしまっていると言うことになります。狭心症までなら、まだ機能の維持は可能ですが、一度心筋梗塞を発症すると心臓の機能は大きく損なわれるのです。

心筋梗塞最大のリスクファクターもたばこ

喫煙者が心筋梗塞を起こす危険性は、非喫煙者や過去喫煙者に比べて、多い場合男性で4倍、女性で7倍にも達します。

その他のリスクファクターとして挙げられる高血圧ではそうでない人と比べて2倍前後、糖尿病を治療中の人で1.8倍くらい、糖尿病だけれど治療せず放置している人で2.6倍くらいです。

また動脈硬化の原因になる脂質異常症の人でも、最も高い場合で3.7倍ですから、とにかく喫煙は心筋梗塞の最も大きなリスクファクターだと言えるでしょう。

なお、禁煙後15年で、非喫煙者と同レベルのリスクにまで低下しますので、禁煙するなら早い方が良いですね。

心筋梗塞の多くは胃の痛みよりも激しく痛み苦しいことが多い

例外がないわけではありませんが、多くの心筋梗塞ではただ激しい痛みが出るだけではなく、非常に苦しいと言う症状も出ます。特に胸やみぞおちに強い圧迫感が感じられたり、痛みによる強い不安感を感じた場合心筋梗塞の可能性が高くなります。

また、狭心症の場合と同じように左腕や背中に痛みが響くことも数多く見られますので、そうした症状が出たら我慢せずに救急車を呼んでもらって下さい。

また、それほど痛みが強くない場合もありますが、みぞおちの痛みと左腕や背中の痛みが同時に起こることが繰り返されたら、夜間であっても休日であっても病院へ行って下さい。付き添ってもらえる人がいなければ救急車ももちろんOKです。

心筋梗塞の重症度は自分が感じている痛みや苦しさとは必ずしも一致しません。胃が痛いなと感じた時に、重苦しさや背中・左腕の痛みを同時に感じていたら危険信号です。

この痛みは、心筋梗塞の初期症状なので、予兆とか前兆とかいう言葉とは少しずれがあるかもしれませんが、この段階ですぐ病院に向かえば救命率は格段に上がるでしょう。

痛みがひどくなり、意識が遠のいてからではその分危険性が増します。心筋梗塞で亡くなる人の半分以上が、倒れてから1時間以内で亡くなっています。

また、生命を取り留めた人でも、血流回復に時間がかかってしまうと、心筋の壊死する範囲が広がってしまいます。ですので、こうした痛みを感じたら、倒れる前に病院に向かうぐらいのつもりで行動しましょう。

もちろん一人で動いちゃダメですよ。様子がおかしいと感じたら、苦しくなる前に救急車を呼びましょう。

現在ではiPS細胞を使わず、線維芽細胞に遺伝子を導入することで、直接心筋細胞へ変化させる方法が見つかっています。実用化はまだまだ先でしょうが、いずれは壊死した心筋を修復することも可能になるでしょう。

「心肥大」でも胃痛のような痛みが出ることがある

「心臓が大きい」と言う指摘を、健康診断などで受けられた経験のある人も割合おられるのではないかと思います。心臓が大きいと言う言葉自体は幅の広い意味を持っていますので、一概に病気だとは言えません。

例えばスポーツ心臓として知られる、通常より大きく肥大した心臓と言う現象があります。これは健康的な変化であり競技を行う生活に適応した結果だと判っています。

一方、肥大型心筋症と言う病態は、胃痛に似た痛みが出ることもあり、またこの病気によって心不全や突然死につながる可能性もある注意が必要な病気です。

心筋症には種類があって痛みが出るのは危険性の低いもの

心筋症と言うのは、血流が途絶えることによって心筋が壊死する心筋梗塞とは異なり、心筋自体の機能に異常をきたす病気のことです。心筋症には大きく分けて3つの種類がありますが、このうち2つが「心臓が大きくなる」と言う特徴を持っています。

1つは心筋が風船のように薄くなり膨らんでしまうことで、心臓の収縮力が落ち、血液の送り出し能力が低下する「拡張型心筋症」です。

そして、もう1つが心筋が分厚くなって心臓そのものも大きくなりますが、内側へも肥大するため、心室への血液の受け入れに支障をきたす「肥大型心筋症」です。

これらは心臓の肥大を伴わない「拘束型心筋症」と合わせて、3つとも難病指定されている病気です。拘束型心筋症は他の2つに比べると非常に少ないものですので、心筋症と言うと拡張型と肥大型と言うイメージで語られることが多いですね。

拡張型心筋症は心臓移植の話題でよく登場するので知名度は高いと思います。実際、日本で行われる心臓移植の80%が拡張型心筋症の治療として行われているのです。

少し古いデータですが、拡張型心筋症の10年生存率は22%です。それに比べると肥大型心筋症の10年生存率は82%と、ずいぶん差があります。

この肥大型心筋症では狭心症とよく似た胃痛のような痛みが出る場合があります。まだ、10年生存率の高い方なのが救いですね。

肥大型心筋症と胃痛の違いは不整脈がポイント

肥大型心筋症では、たまたまレントゲン検査で見つかってはいるものの、全く症状が現れることなく天寿を全うする人も少なくありません。一方、非常に重症化した人の場合、心臓移植が必要になることもあります。

肥大型心筋症で症状が現れる場合、胃痛のような痛みが現れることがあります。これを胃の痛みと区別できるかどうかというのは、ケースバイケースになります。

胃の痛みのような物が起こって、それ以外の症状が全くない場合、区別するのはとても困難です。一方、

  • 不整脈
  • 動悸
  • 息切れ

などを伴う場合は心臓のトラブルを先に疑うべきですね。

肥大型心筋症が見つかった場合、お薬を服用し続けることで病気の進行や症状の発生を抑えられますから、重症化しないようにしっかり治療に取り組んでください。基本的には競技レベルの強度でスポーツを行わない事と、お薬を服用し続けることです。

競技レベルの強度でスポーツを行うと突然死の恐れがあります。実際、若い競技者の突然死の原因になっていることが割合多いのです。

また、この病気は遺伝しますから、ご親族に肥大型心筋症を持っている方がおられたら、必ず検査を受けて下さい。

ドナーの問題はありますが、心臓移植にも健康保険が適用されますから、昔よりは安価に実施できるようになってきました。それでも、臓器運搬など保険の効かない経費の問題で、数百万円以上にはなります。

心筋炎は風邪のウイルス感染で起こり胃痛のような痛みをもたらす

また心筋と言う名前が入った病気です。この心筋炎は感染症などによって、心筋が炎症を起こす病気です。急激に重症化して生命に関わることもありますが、急性期さえ乗り切れば、その後は比較的良好な経過をたどります。

この病気でも、胃の痛みに似た胸の痛みが起こることがあります。ちょっと厄介なのは、消化器症状が同時に起こることがあって、見分けが難しくなることです。

圧倒的に多いのはウイルス感染によるもの

心筋炎を起こす原因としては自己免疫疾患や細菌感染、薬剤の副作用、肉芽腫や巨細胞性など様々なものがあり、非常に重篤な症状をもたらすものもあります。

しかし、最も多いのはウイルス感染によって引き起こされる心筋炎です。原因ウイルスにもたくさんの種類がありますが、いわゆる夏風邪ウイルスであるコクサッキーB型が心筋にトラブルを起こしやすいことが知られています。

こうしたウイルスによって風邪や胃腸炎のような症状があらわれ、その1~2週間後に心筋炎が起こります。それだけに、みぞおちが痛むと「風邪がお腹に来た」と感じてしまうことも多いのです。

気が遠くなったら心筋炎の可能性が高い

みぞおちの痛みに加えて、気が遠くなったり失神したりと言う症状が現れた場合、心筋炎の疑いが濃くなります。息苦しさを覚えた場合にも注意が必要です。

先行した風邪や胃腸炎で受診されていたら、そのお医者さんにこうした症状が出たことを訴えてすぐに受診して下さい。夜中などの場合は救急対応できる別の病院でも問題ありません。

心筋炎は急性症状が出た際に、いかに重症化させず生命を守るかがポイントになる病気ですので、不安に感じたらすぐに病院に駆け込んで下さい。もちろん救急車でもOKです。

この病気の場合、ウイルス感染によって先行する症状が出ることが多いのですが、そうした症状なしに、いきなり心筋炎で始まることもありますから、息苦しさを伴うみぞおちの痛みが現れたら、まずは受診です。

胃の痛みだと思っていたら心臓病だったと言う例は割合多いようです。むしろ、心臓病の際に心臓の痛みだと感じる人はかなり少ないようで、胃の痛みだと感じる人の方が多く見られるのです。

胃痛の原因を見極めろ!やっぱり痛みを感じたら受診が安心

胃痛の原因として、他にもみぞおちが痛むことから十二指腸潰瘍なども疑われることがありますね。特に空腹時、きりきりと刺すような痛みがある場合は十二指腸潰瘍を考えて消化器科や内科を受診してください。

胃潰瘍と十二指腸潰瘍の発症メカニズムは異なりますが、ピロリ菌に感染している状態でそれが悪化することでかかってしまうことが大きな要因であることは共通しています。

胃痛に苦しめられる場合、ピロリ菌検査を受けてみるのも手ですね。特に日常的にストレスを感じている、食べ過ぎ飲み過ぎの傾向がある、喫煙する、という方は潰瘍の検査の他ピロリ菌検査を検討してください。

心臓病であったり十二指腸潰瘍であったり、何にせよ検査の重要性は明らかです。専門家にかかり、適切な治療を受けましょう。

またいつもの胃痛だろ…と放置してしまうことがいかに危険か、少し考えてみませんか?

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