健康生活TOP 肩こり 右だけの肩こりが続くのは肝臓トラブルのSOSが原因かも!

右だけの肩こりが続くのは肝臓トラブルのSOSが原因かも!

men shoulder is stiff

普段からクセになっている姿勢や仕事中の姿勢など、毎日の積み重ねにより少しずつ筋肉疲労が蓄積され、気づいた時には肩こりになっている、これがみなさんが感じている肩こりではないでしょうか?

肩こりにもいろいろな症状があります。肩がパンパンに張り、こりが首や背中まで広がると腰痛や眼精疲労、首痛や頭痛など他の症状も出てきますよね。

どんなに肩がこって痛くても、単なる肩こりだから、クセになっているから仕方ないと思い込んでしまいます。

でもこれが単なる肩こりではなかったとしたら?肩こりにも注意したほうがいい症状があるのです。

肝臓からのSOS!?右肩だけに現れる肩こりに潜む危険

長時間同じ姿勢をとり続けると筋肉に過度の負担がかかります。筋肉も過度の負担がかかれば疲労が蓄積されますし、炎症を起こせば末梢神経を刺激するのでしびれや痛みなどを感じます。

これが肩こりの簡単な仕組みです。単なる肩こりの場合は左右両方の肩に症状が出ます。首や背中、腰まで症状が広がったとしても、左右均等は変わりありません。

利き腕をよく使うというなら、利き腕の方に多くの負担がかかるので痛みが強く出る事もありますが、腕の使い方に関係なく右肩だけに肩こりの症状が出ているなら、肝臓からのSOSサインの可能性があります。

肝臓のSOSが右肩に出る理由

人の体は左右対称になっていてバランスを取っていますが、部位によってはどちらか片方だけに影響を与える事があります。

右の大胸筋は肝臓と神経がつながっているため、肝臓に何らかのトラブルが起きた時に肝臓上に位置する横隔膜が刺激を受けます。横隔膜の刺激が右肩の筋肉に負担をかけ、これが右肩だけの肩こりという症状につながります。

右側の大胸筋は胆嚢ともつながっているため、胆嚢にトラブルが起きた時も右側に痛みという症状が出ますが、この場合は肩ではなくお腹のあたりが痛くなります。これも神経でつながっている証拠です。

単なる肩こりと注意すべき肩こりの見分け方

右肩がこる=肝臓のトラブルとは限りません。単なる肩こりでも放置しておけば、こりが広がり体のあちこちに痛みが出ます。

肩こりは簡単な方法で解消できますが、病気が原因で起きている肩こりは肩こり解消法では対処しきれません。ここのところの見分け方も覚えておくと役に立つかもしれませんね。

単なる肩こり

肩こりは筋肉疲労や血行不良が原因となっていますので、姿勢を変えて筋肉にかかる負担を減らし患部を温める事で血行不良も改善され、こりや痛みも和らぎます。

筋肉疲労がひどい場合は湿布を貼り炎症を鎮めるのも効果的です。マッサージ器でこりをほぐせば痛みも和らぎこりもほぐれます。

肩こり解消法で痛みがコリが解消されれば、単なる肩こりと判断できます。

注意すべき肩こり

肝臓からのSOSサインによる肩こりの場合は、右肩だけに症状が出るのも見分けるポイントの一つですが、すぐに肝臓のトラブルとは考えない人も多いでしょう。

一通り肩こり解消法を試しても全く症状が改善されない時、多少は楽になったように感じるがすぐぶり返し長引くような場合は、注意すべき肩こりと判断できます。

痛みが日増しに強くなる、右腕が上がらなくなるといった明らかな異常が出ている場合は早めに病院に行き詳しく調べてもらいましょう。

こんな肝臓障害の症状に要注意!右の肩こり以外の症状

右肩だけの肩こりが肝臓からのSOSだったとしても、肩こりで命を落とすことはないだろうとどこか軽く考えてしまいがちです。

単なる肝臓の疲れ、肝硬変、肝臓がんはいずれも初期の自覚症状がほとんど無いため、何らかの症状が出た時は進行している可能性も考えておきましょう。

右肩の肩こり以外で注意すべき症状

  • 肝臓がある位置の右側が盛り上がっている
  • 手のひら、足裏が黄色くなる
  • 些細な事でイライラしてしまう
  • 爪に縦スジが出ている
  • 常にふくらはぎがだるい

もしもこのような症状が出ていたら、場合によってはかなり進行しており重篤化するリスクも高いと覚えておきましょう。

肝臓のある位置のあたりが盛り上がっている時、痛みがなくても盛り上がり自体が何らかのサインと考えられます。

position of the liver

何かにイラっとする事は誰にでもありますが、右肩の肩こりを感じるようになってから、以前はなかったイライラが増えたというような場合には注意したほうがいいかもしれません。

これは肝臓の機能が低下した事で、自律神経にも影響が及び感情のコントロールができなくなるからです。

黄疸も肝臓病のサインの一つですが、進行すると手のひらや足裏だけでなく、白目や全身の皮膚が黄色くなってきます。

肝臓に負担をかけてしまう要因はたくさん!

肝臓はまたの名を「沈黙の臓器」と言います。肝臓に何らかのトラブルが起きたり、病気になったりしていても、初期症状が出ない事からこう呼ばれています。右肩だけの肩こりという症状が出た場合は、症状が進行していると考えられます。

肝臓を悪くするのはお酒の飲みすぎと思われていますが、お酒を飲まないからと安心はできません。

どんなことが肝臓を疲れさせてしまう行為なのでしょうか?

  • アルコール摂り過ぎ
  • 食べ過ぎ
  • 睡眠不足
  • 薬の服用
  • 添加物や甘い物の食べ過ぎ
  • 喫煙

アルコールの摂り過ぎ

毎日お酒を飲む人は肝臓がアルコールを毎日せっせと分解している状態なので、飲まない人より確実に肝臓を酷使しているといえます。

アルコールは肝臓で分解・吸収され、中性脂肪などに変えられてエネルギー源として身体の各細胞に送られます。不要な分は炭酸ガスと水になって体外に排出されます。

こうした肝臓の働きがおいつかなくなることで、様々な肝臓への障害がうまれてしまいます。

アルコール性肝臓病は飲酒量が多いほど、また飲酒期間が長いほど起こりやすくなります。

事実、独立行政法人国立病院機構久里浜アルコール症センターにおけるアルコール依存症者(毎日日本酒にすると5合以上を10年以上飲んでいる人たちがほとんど)における肝障害は約80%と高頻度です。

食べ過ぎ

肝臓は胃や腸で吸収された栄養を貯蔵し、体内で使うために変換したり合成したりする働きを持っています。食べ過ぎて栄養をとりすぎてしまうと、肝臓は普段より余計に働かなければならなくなります。特に高脂肪の食事は肝臓を疲れさせてしまいます。

睡眠不足

肝臓には人が活動をするためのエネルギーが蓄えられています。睡眠不足の状態は、休養せずに活動し続けることになり、肝臓に蓄えられたエネルギーを使い続けることで肝臓を酷使していることになるんです。

薬の服用

肝臓は薬やアルコールの分解や解毒を行っています。薬は身体に起きている不調を抑えるために服用するものですが、その成分がずっと身体の中にとどまっていると、強く効きすぎてしまったりして思わぬ副作用を起こしてしまう可能性があります。

規定値ならば問題ないのですが、一度にたくさんの量を服用したり長期間服用を続けると、肝臓はあわせてどんどん分解しなければならないので負担になってしまうのです。

これはビタミン剤やサプリメントでも同様です。

薬は身体に起きている変化を抑えるために服用することが多いですよね。そんな薬は身体にとってもちろん異物なわけです。

添加物や甘い物の食べ過ぎ

インスタント食品やファストフードに含まれる食品添加物も、肝臓がフィルターの役目をしているから普通に食べられるのです。

甘い物の食べすぎが体に良くないというのは、太るからという理由の他に肝臓に負担をかけるからという理由もある事を覚えておきましょう。

最初は単なる肝臓の疲れでも、それが続けばダメージが蓄積され肝硬変や肝臓がんのリスクを高めてしまいます。

国税庁の発表では、日本人のアルコール総消費量は1971年からの30年間で約2倍になっていて、成人1人当たりでは年間 99.3リットルも飲んでいる計算になります。

これは350ミリリットルの缶ビール284本にも相当するんです!わぁお!

疲れた肝臓を元気にしてあげよう!負担をかけない方法

疲れてしまった肝臓を元気にするには、肝臓を休ませるのが一番です。

アルコールは控える

アルコールの許容量は以下の通りです。参考にしてくださいね。

アルコール類 許容量
ビール(アルコール度数5度) 中びん1本 500ml
日本酒(アルコール度数15度) 1合 180ml
焼酎(アルコール度数25度) 0.6合 約110ml
ウイスキー(アルコール度数43度) ダブル1杯 60ml
ワイン(アルコール度数14度) 1/4本 約180ml
缶チューハイ(アルコール度数5度) 1.5缶 約520ml

(公益社団法人アルコール健康医学協会 より)

また1週間に2日はお酒を一切飲まない休肝日を決め、肝臓を休ませてくださいね。

ちなみに正しい休肝日とは”2日連続して”飲酒をしない日を設けることですので、火、金曜日は休肝日、というのは間違いです。

osakeのコピー

1日3食バランスのよい食事をとる

1日3回の食事を規則正しく取るようにしましょう。また食べ過ぎにならないよう、1回の食事の量をなるべく均等にするのも大切なポイントです。

ドカ食いや食べないダイエットなどで肝臓に負担をかけないようにしましょう。

高タンパク・低脂肪の食品を摂る

タンパク質は弱ってしまった肝臓の修復のためには欠かせません。魚や大豆製品など、低脂肪高タンパクの食事を心がけましょう。

タウリンを多く含む魚介類を摂る

タウリンは肝臓の細胞を保護したり、肝臓で作られる胆汁の分泌を促したりしてくれます。

  • イカ
  • タコ
  • エビ
  • シジミ

などの魚介類に特に多く含まれるので、これらを積極的に取るのがおすすめです。

肝臓を労わってあげれば片側に起こっていた肩こりも消えるかも…?

負担をかけてしまう習慣をかえて、体の変化に注意深くなってくださいね。

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