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その人間嫌いは統合失調症か人間アレルギーか?チェック方法

「私、あの人のこと苦手なの…」私の友人がボソッと語ったことがあります。皆さんにも経験があると思いますが、どうやら人間には相手に対して好き嫌いを持ってしまう感情があるみたいです。

確かに私も含めて誰にでも「苦手な人」や「嫌いな人」が存在しており、行動を共にするだけでなく、近くに居るだけで負担になることも珍しくはありませんよね。

もちろん、嫌いな人がいるからと言って、それが病気と繋がる訳ではありませんが、大勢の人に対してこのような感情を持つ場合は、精神疾患を疑ってもよいかもしれません。

人と関わるのが煩わしいですか?それは精神疾患の始まりかも

人間関係は難しいものです。特に学校と違い会社では、気の合う人ばかりではなく、有無を言わさず大勢の人と接しなくてはいけません。そしてそれが原因で精神疾患を発症してしまうことがあります。

ストレス社会が生んだ人間嫌いが増加している

近年、人間付き合いが苦手な人が増加しているそうです。友人も作らずに部屋に閉じこもり、多くの時間を一人で過ごし、最低限の外出しかしない彼らには問題意識はありません。

きっと彼らなりに満足した生活を送っているのかもしれません。このような人に話を聞くと、必ず返ってくる返事が「人間関係の煩わしさ」であり、一人で過ごす方が「気が楽」と言います。

確かに社会をみると「パワハラ」「セクハラ」「いじめ」「虐待」など様々な問題が溢れており、強弱はあっても多くの人がこのようなストレスを浴びていると思います。

最初はストレスに立ち向かっていても、段々と疲れが溜まり考え方が変わってくるのも仕方がないことです。

「人と極力関わらなければ嫌な思いをしなくても済む…」このような悲しい思いが、人間嫌いを生むきっかけになるのかもしれません。

聞こえない声が聞こえる統合失調症の症状とは

人間は脳の働きにより感情を持っています。「喜び」「悲しみ」「怒り」「恐怖」などは、脳が神経ネットワークをまとめることで得られる感情で、ある意味人間らしさを表しています。

しかし、この脳内神経に問題が生じることで、ある一定の感情に向かいすぎたり、偏りすぎたりしてしまうことが考えらます。統合失調症とは何らかの原因で、脳が神経ネットワークをまとめることができなくなり、正常な思考ができなくなる精神疾患の一つです。

統合失調症の特徴としては「幻覚、幻聴」「妄想」が多く見られ、これが原因で人を避けるようになります。

幻覚や幻聴は統合失調症の初期症状で、実際には聞こえない声が頭の中に響き、「そこにいる人はお前の悪口を言っているぞ」「あそこで笑っている人はお前のことを笑っているのだぞ」などの幻聴が聞こえるのです。

この状況が続くことで人と接することが怖くなり、人を避け自宅で引きこもるようになり、それが人間嫌いと思われる原因です。統合失調症には大きく分けて以下の3つの症状が知られています。

  1. 陽性症状
  2. 陰性症状
  3. 認知機能障害

統合失調症で現れる陽性症状陰性症状認知機能障害のそれぞれの特徴

統合失調症で代表的な症状である陽性症状

統合失調症において代表的な症状である「幻覚、幻聴」「妄想」が出現するのが「陽性症状」です。

人と普通の会話をしていても、頭の中から声が聞こえてきます。「奴の言っていることは全部嘘だぞ」とか「お前の悪口を言っているぞ」などですが、これにより会話の途中で怒り出したり、泣き出したりする状況になってしまいます。

幻聴ははっきりと聞こえることが多く、患者の中には「テレパシーで人の心が読める」「神の声を聴いた」などと言いふらすケースも見られるようです。

また、「人に後をつけられている」「誰かに監視されている」「騙そうとしている」などと妄想を持つことも特徴であり、これを「被害妄想」と呼んでいます。

さらに「自分は神の使いだ」「有名人の隠し子だ」と誇大妄想を持ち、いくら事実を説明しても耳をかすことはありません。陽性症状では幻覚や妄想も真実であり、患者はそれに従った行動を取るしかないのです。

例えば「隠しカメラで盗撮されている」と幻覚でささやかれた場合、隠しカメラの恐怖で心が一杯になってしまうでしょう。周囲の人がどんなに説得しても、部屋中をひっくり返して隠しカメラを探さずにはいられなくなります。

探しても見つからない状況はますます患者を不安にさせて症状を悪化させてしまうでしょう。

陽性症状の特徴はそれだけではありません。「異常行動」とは緊張が高まることで、通常では考えられない行動をとってしまい、話をしているうちに急に怒りだして大声を上げてしまったり、反対に人の話に反応しなくなったりする症状が特徴です。

「思考障害」は考えがまとまらなくなり、話が支離滅裂になってしまう症状で、相手の話も意味が解らなくなってしまいます。話に一貫性がなく次々に内容が飛んでしまうので、周りの人は何を言いたいのか理解できなくなります。

人とのコミュニケーション力が著しく阻害されてしまう陽性症状は、主に統合失調症の初期に見られ人間嫌いになる原因になるのです。

感情が消えてしまう…陰性症状とは

人間誰もが気分が乗らなく一人でいたい時がありますが、この状況がずっと続くのが「陰性症状」と考えて下さい。

陰性症状では「感情表現」が失われてくるのが特徴で、喜怒哀楽と言った感情が見られなくなります。友達が楽しい話をしても、笑ったり相槌を打ったりすることもなく、会話に対して興味がなくなってしまうのです。

他人に対する共感もなくなり、テレビを見ていても感動したり関心を持ったりすることも無くなってしまいます。

また物事に対する意欲がなくなるのも陰性症状の特徴で、集中力や根気の低下から仕事や趣味に対する意欲が見られなくなります。何もしないでボーッと一日を過ごす生活は、人との接触をなくし著しく社会性を失われてしまう原因になります。

つまり「無関心」が陰性症状の特徴であり、それによって人との接触を避けるようになるのです。そもそも関心がないのだから人と会話をする理由もないのですね。

「人を避けて自分の部屋で何もせずに1日を過ごす…」引きこもりの多くは陰性症状が引き起こしている可能性があったのです。

日常生活に支障をきたす認知機能障害

人間は脳が様々なことを認知することで日常生活を送ることができます。認知機能障害は認知機能が低下することで、日常生活に悪影響を与えたり、支障をきたしたりする原因になります。認知機能とは以下のような判断能力のことを言います

  • 思考力
  • 理解力
  • 注意力
  • 集中力
  • 記憶力
  • 判断力
  • 計画力
  • 計算力
  • 会話力
  • 言語力
  • 学習力
  • その他

思考力の低下は考えをまとめることができずに、支離滅裂な話をしてしまいます。また集中力の低下は話を集中して聞くことができずに、直ぐに他のことに意識を奪われるのです。

過去に体験したことと現在の出来事を結びつけることができなくなり、過去の記憶と比較ができなくなります。これによって一度経験したことでも判断することができなくなり、同じことを繰り返す原因になります。

例えば「カレーを作りたいと思っても、カレーの材料が解らず買い物で何を買う必要があるのかが解らない」ケースは、過去にカレーを作っていても、その細かい内容を思い出すことができないことから起こる症状です。

「カレーを作ったことがある」は理解していても、「カレーの材料」の記憶を結びつけることができなくなってしまっているのです。

どの認知機能をとっても日常生活で不可欠なもので、これらが低下することで社会性が失われ、今まで行うことができた行動もできなくなってしまいます。

  • 同じミスを繰り返す
  • 約束が守れない
  • 話をしていても途中で別のことに興味を示す
  • 記憶違いが多い
  • その他

このような行動は人との関係を悪くする原因になり、トラブルを起こすことは珍しいことではありません。仕事においても作業効率が低下してしまい、サボリと思われてしまうこともあります。

そして悪化することで人間関係も悪化してしまい、人を避ける生活に入ってしまうのです。

有名芸人も統合失調症の幻覚に悩まされたことがあるそうです。悪化すると日常生活に支障がでることもあるのです。

人間嫌いは統合失調症が一因かも?チェックしてみよう

人間嫌いの原因には色々とありますが、理由もなく人を避けているのであれば、統合失調症が関係している可能性があります。

統合失調症では自分が病気と気が付かない

厚生労働省の調査では2008年の統合失調症の患者数は79.5万人と推定されています。しかし、この数字は実際に病院で治療を受けている人の推定数であって、治療を受けていない人を含めると人口の1%が統合失調症を発症していると考えられているのです。

発症は思春期の10代後半から20代に多く、中学生以前や40歳以上では少ない特徴があります。また女性よりも男性に多く見られるようです。

「自分は病気ではない!」多くの精神疾患で見られる認識状態ですが、これを「病識障害」と呼びます。病識とは「自分は病気である」との認識であり、「この症状は病気によって発症している」と理解することです。

例えば風邪を引いたら咳をしますが、大抵の人は「この咳は風邪を引いたから」「気管支に炎症が起きたから咳が出る」などと病気を認識することができます。

しかし、統合失調症では幻覚や妄想を見ても、それが病気による症状だと理解することはできません。周囲の人がどんなに説明しても病気だと認識することができないのです。

これは各症状が我々の想像しているものより明確であり、幻聴も「ザワザワ」聞こえるのではなくハッキリと人間の声で聞こえ、幻聴や聞き間違いとは到底思えないことが原因と考えられます。

統合失調症は自分で気が付かない間に進行してしまうことが多く、また他人に指摘されてもその人を避けることで悪化させてしまうことが多い病気です。

何となく自分が他人を避けていると感じたら、統合失調症のチェックを行ってみましょう。

統合失調症を見極めるためのチェックリスト

進行すると自分では病識できない統合失調症ですが、初期の状態では自分でチェックすることで早期発見が可能になります。また、本人ではできないので、家族や友人が第三者目線で行うのもよい方法です。

「おかしいな?」と感じたら以下の内容に心当たりがないかチェックしてみましょう。

1 誰もいない状況で声が聞こえる
2 不安を感じることが多くなった
3 恐怖を感じることが多くなった
4 自分の悪口が聞こえるようになった
5 誰かに操られていると感じる
6 部屋を誰かに見られているように感じる
7 嫌がらせを受けていると感じる
8 誰かにストーカーされていると感じる
9 何をやっても楽しい嬉しいと感じない
10 頭の中がうるさくて眠れなくなった
11 ぼーっとして一日中眠れる
12 人と会話するのが面倒くさい
13 一日中会話がなくても苦痛ではない
14 家で独り言が多くなった
15 部屋に一人で過ごすことが多くなった

該当する項目が1~2個あれば軽い症状が出ていると思われるので、ストレスを軽減させるなど対策が必要だと思います。3つ以上該当する人は統合失調症が発症している可能性がありますので、メンタルクリニックなどの専門病院で診察を受けるようにして下さい。

また該当項目が1つであってもそれが強く出ている場合は、病院で診察を受けた方がよいでしょう。特に4番の「自分の悪口が聞こえるようになった」など、幻聴や幻覚ハッキリと聞こえる場合は、統合失調症が悪化している可能性が否定できません。

特に症状が重い場合は注意する必要があります。

統合失調症は珍しい病気ではありません。周りの家族や友人が気付いてあげることが早期発見に繋がるのです。

アレルギーは一杯あるけど人間アレルギーって!?

統合失調症は人間嫌いの原因となりますが、最近若い人を中心に増加していると言われているのが「人間アレルギー」です。アレルギーの種類は一杯ありますが、「人間が人間のアレルギーを持つなんて?」と疑問が出てきますね。

人間アレルギーとはどのような症状なのでしょうか?

アレルギーとは異物に対して免疫が過剰に反応すること

日本にはアレルギー症状で悩んでいる人が大勢おり、現代病の一つとして社会問題となっています。「花粉症」「食物」「金属」「皮膚炎」など様々なアレルギーがありますが、「人間アレルギー」なる言葉が注目を集めているそうです。

本来アレルギーとは体内に異物が入り込むことで、免疫作用が働き「ヒスタミン」を大量放出することで起こる炎症反応のことを言います。

ここで重要なのが「異物」が体内に「入り込む」ことで、入り込んだ異物を排除するために免疫が過剰に反応してしまうところで、過剰反応こそがアレルギーの原因と言われています。

過剰に反応した免疫は異物だけでなく一般細胞にまで攻撃を仕掛けてしまい、それが原因で炎症を起こしてアレルギー症状を引き起こしていたのです。

アレルギー症状が発症する原因は「免疫の暴走」であり、過剰なまでに強い反応がアレルギーの正体だったのです。そしてこのような過剰反応が精神に起きることで「人間アレルギー」が発症します。

免疫作用は精神にもあるのではないか?

先ほど説明した免疫機能はあくまで、身体の中の生体的な機能であり、意識して制御することはできません。当たり前ですが頭の中で「私の免疫達よ、入り込んだウイルスを撃退せよ!」って命令なんかできませんよね。

身体に入り込んだ異物が攻撃対象か味方なのかを判断するのは、免疫であって自分で考えることはできません。脳とは別の無意識化で識別されて判断がなされているのです。

この免疫的な判断が生体的なものだけでなく、精神的なものとして存在しているとしたらどう思いますか?つまり、人間には精神的に異物を判断して排除する仕組みが備わっている可能性が指摘されているのです。

無意識化で人を遠ざける人間アレルギー

「あの人嫌いだわ」「生理的にムリ~」などの感情を持つことは珍しいことではありません。第一印象でこのような感受を持つことも多く、何となく近づくことでさえ躊躇してしまいますよね。

人間には「第六感」なる不思議な感覚があり、「この人と関わってはいけない」などと脳が拒否反応を出しているとも言われています。

社会とは人間同士の繋がりで作られており、「夫婦」「子供」「友人」「同僚」「ご近所」など様々な人間関係を構築しています。大抵の人は問題のなく人間関係を構築できるのですが、中にはそれができない人がいます。

そしてその中には「人間アレルギー」を発症している人が、少なからず含まれているのです。

人間アレルギーとは他人を異物とみなして、無意識に排除する心を持った人で、引きこもりなどの問題を抱えている人に多く見られる症状です。特徴としては他人に対して攻撃的な意識が高まり、極力避けるようになる行動が上げられます。

人間アレルギーはなぜ起こるのでしょうか?

「あの人はいつも机が汚れている」「食事する姿が汚い」など他人に対する感情は様々です。人間アレルギーを発症する人の多くは、自分の美意識を持った潔癖症の人と考えられています。

例えばAさんには普段から清潔とは言えない友人がいました。初めは我慢したAさんですが、最終的に「もっと綺麗にしなよ!」って注意をしてしまいます。

しかし、相手が「え~別にいいじゃないか!」と反論されて態度がなおらなかったら、Aさんはきっとその友人と距離を置くようになってしまいますよね。

ここまでは普通でもありそうな話ですが、人間アレルギーが発症するとそれだけでは済みません。その出来事以降、Aさんは同じような人を見かけると「この人も言っても改めない人だ」と思い込んで近寄ることをしなくなります。

さらに他人に対して細かいところまでチェックして、少しでも自分の気に入らない点があったら友人でさえも付き合うのを止めてしまうのです。どんなに仲の良い友人でも結局は他人ですから、細かくチェックすると気に入らないところは出てきます。

しかし、そこを許容できないAさんは、どんどんと他人と距離をとってしまい人間関係の多くを解消してしまいました。

このようにAさんはちょっとしたきっかけから人間アレルギーを発症してしまい、多くの人間を遠ざけることになってしまいました。

実は人間アレルギーを発症する人の特徴として「潔癖性」が上げられており、「この人はもっと清潔するべきだ」「約束したら10分前に来るべきだ」「部屋の掃除は毎日やるべきだ」など自分の考え方にとらわれて、他人に対して不寛容で攻撃的な態度を取ってしまいます。

他人の粗を探すことに注力して、良い点に目を向けることはできません。何よりも自分と同じ美意識下でないと気が収まらないのです。

しかし、他人からしてみると「大きなお世話」であって、直接的な被害を与えていない限り改めることはないでしょう。そうした中で徐々に孤立を深めて人間アレルギーを発症してしまうのです。

自分の中にある正義感が人間アレルギーの原因とも言えますね。

他人に対して過剰な防衛反応が出る

人間アレルギーの恐ろしさは、自分以外の人間を細菌やウイルスのように否定してしまうことで、他人に対して過剰な防衛反応を起こしてしまうところになります。

「この人は私に悪意を抱いている」「嫌がらせをされるのではないか?」などの感情が無意識に出ることで、その人に近づかないようになります。これは自分の身を守るための防衛反応であり、拒否反応とも言えます。

しかし、実際には「被害妄想」であり、現実的な出来事とは言えないのです。

人間関係は付き合いを続けることで解り合って構築するものですが、人間アレルギーでは防衛ありきなのでこれができません。自分が持つ「恐れ」「恐怖」「不安」が重なって作られる被害妄想も、人間アレルギーを発症させる原因です。

愛着障害が人間アレルギーを作り出す原因か

皆さんは「愛着障害」をご存じでしょうか?愛着障害とは「子供の頃に得られるはずだった愛着を十分に得ることができなかった」ことであり、様々な精神的疾患の原因と考えられています。

愛着障害を発症させる原因には、どのようなものがあるのかを紹介します。

  • 親の育児放棄
  • 親と死別してしまった
  • 親から虐待を受けた
  • 親と離れて暮らした
  • 親から差別を受けた
  • 親が離婚をした
  • 親が再婚した
  • 親から常に否定された
  • 親に強要された
  • 親が精神疾患を患っている
  • その他

子供は生育する中で自然に愛着を持つと言われています。「自分を守ってくれる人(親)に近づく」「自分に害を与える人には近づかない」これが愛着の基本ですが、愛着を知らないで育つと自分以外で自分を守ってくれる人が解らなくなります。

愛着障害とは愛着が解らないことで、他人を信じることができなくなる状態で、人間関係において過剰な防衛反応を引き起こしてしまいます。

人間関係でトラブルを起こしやすい人には、愛着障害が大きく関係しているかもしれないのです。そして人間アレルギーにおいても愛着障害が発症原因の一因と考えられます。

他人を排除するべき異物として認識してしまうのが人間アレルギーです。原因には子供の頃からの愛着障害があったのです。

人間アレルギー発症させない方法を考える

現代社会を上手に生き抜くためには、人間関係の構築は最も重要なものだと思います。しかし、人間アレルギーを発症していては、それが不可能になってしまうのです。

人間アレルギーを発症しないためにはどうしたらよいのでしょうか?

他人に対して寛容の心を持つようにする

人間アレルギーを発症する人の多くが潔癖症ですが、自分だけでなく他人に対してもそれを求めることで自分を追い込む結果を招きます。

「他人は自分ではない」と思って、他人の行動を寛容の心で見てあげることが大切です。特に対等の立場ではなく、自分が保護者のつもりで他人を見ると心が楽になると思います。

教育するのではなく、他人を見守ることができれば、自然と寛容の心を持つことができるのではないでしょうか?

自分にとっての安全基地を作る

愛着障害を発症すると「自分を守ってくれる人はいない」と、周りが敵だらけと感じてしまい心が休まることがありません。それを解決するには「安全基地」を作る必要があります。

それには「この人は私を守ってくれる」と言う存在を見つけることも大切です。例えば一人暮らしをしているのであれば、親元に帰って甘えてみるのも方法です。

親以外でも友人や恋人など「この人は私を裏切らない」「必ず助けてくれる」などの存在を見つけることが、精神的な安定をもたらして安全基地となるのです。

専門医によるカウンセリングを受ける

自分が人間嫌いになっていると感じたら、ぜひメンタルクリニックなどの専門医で診察を受けることをオススメします。

人間アレルギーだと思っていても、実は統合失調症などの疾患が原因である場合も考えられます。安易に判断することなく専門医に判断をゆだねることで、効率のよい治療を行うことができます。

また、人間アレルギーの改善においては専門家のカウンセリングは特に重要で、どこに問題が隠れているのかを知ることができます。問題が解れば家族や友人の理解も得ることができることで、安心した心を取り戻すことも可能です。

自分で抱え込まないようにしましょう。

心の供用範囲を広げることは人間嫌いを治す基本です。そのためには不安を解消して安心できる居場所を探すことも重要です。

人間嫌いで得なことは何もないと思え

「俺は孤独な男だぜ」「一人が好きなの」とロンリーウルフを気取ることは簡単ですが、実際には孤独な環境で得はありません。「独居老人」「孤独死」など、孤独がもたらす弊害は後を絶ちませんよね。

この世の中において人間嫌いが得をすることなど何もなく、寂しい人生を送るだけなのです。

また人間アレルギーが原因で統合失調症などの精神疾患へ進むことも多く、反対に人間アレルギーなのに精神疾患と診断されていることもあるようです。

基本的に人間は孤独を嫌い、集団生活を行うことで、進化してきた動物です。つまり基本的に人間が人間を嫌うことは、やはり異常なことであり、精神的な問題が起きていると考えてもよいのではないでしょうか?

まぁ中には気に入らない人がいるのは仕方がありませんよね。しかし、全ての人に対してそのような感情を持つとしたら、それは精神疾患か人間アレルギーを発症しているサインかもしれません。

孤独な人間になる前に専門医で診断を受けるようにしましょう。どんなに意地を張っても、やっぱり一人は寂しいですからねっ!

キャラクター紹介
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