健康生活TOP 鼻炎 後鼻漏の治し方!原因になる慢性副鼻腔炎を改善する鼻うがいと漢方薬

後鼻漏の治し方!原因になる慢性副鼻腔炎を改善する鼻うがいと漢方薬

後鼻漏と言う症状の名前はすっかり有名になりました。ところが有名になったせいで、数々の誤解を生んでいるのもまた事実です。後鼻漏は病気ではありません。何らかの病気によって起こる症状の名前です。

つまり発熱と言う病気が存在しないのと同じですね。発熱は何らかの病気によって引き起こされる症状の一つです。それは風邪からがんまで、様々な病気によって引き起こされる「症状」だと言うことを知らない人はいません。

この症状を治めるには原因の病気を治す必要があります。後鼻漏も全く同じで、原因になっている病気を治さないと、後鼻漏だけを対策してもすぐに症状がぶり返すと言うことが繰り返されるのです。

後鼻漏の原因は鼻汁の粘り気などの性状が変化すること

鼻と言う器官は常に大量の水分の分泌を行っていて、後鼻漏を感じようが感じまいが、常に鼻から喉への液体の流れと言う物は存在しています。

しかし、病的な原因によってこの水分を含む粘液の性質が変化すると、そのことによって後鼻漏と言う不快症状として感じ取れるようになってしまうと言うことです。

鼻水は喉に流れるのが正しいルート

後鼻漏は鼻水がのどに落ちるために発生している症状です。しかし、鼻水は本来喉に流れて行くようになっている物でもあるのです。

鼻腔や副鼻腔の粘膜は吸い込んだ空気に湿り気を与えて感染を防ぐなど、呼吸器の健康を保つために常に液体を分泌し続けています。その量たるや、1日に6Lにも及びます。毎日大きい方のペットボトル3本分も出しているんですね。

もしこれが全部気化して消費されてしまっていれば、少なくとも2Lペットボトル3本分の水を鼻水用として補充しなくてはいけなくなります。しかし、毎日そんなに水を飲んでませんよね。

鼻腔などの粘膜から出た水分は、鼻腔などの内側を覆っている、多列円柱線毛上皮の線毛によって喉の方に運ばれて行きます。そして、自然に喉から胃の方に流れて行くため、全く意識することなく水分の回収も行われているのです。

この流れの中で、鼻水の存在が意識に上ってくるのが後鼻漏だと考えて良いでしょう。

感じるから後鼻漏と言っても良い?後鼻漏の感覚

例えば、サラサラの水分であれば、粘膜表面が濡れた状態のまま、その濡れた状態が後ろに運ばれるだけですのでそれを感じ取ることはまずありません。

しかし、何らかの理由でその水分に粘り気や弾性が見られるようになると「喉に何か落ちてくる」と言う感覚が感じ取れるようになります。これが後鼻漏だと言うことですね。

あるいは、サラサラの水分であっても、量が多くなると感じてしまうかもしれません。

例えば風邪やアレルギーで鼻水が増えた場合、鼻の穴から出てきたら誰でも慌てて鼻をかみますよね。同じように後ろに流れる量が多すぎると、違和感を感じて痰として吐き出したり、飲みこんだりします。

アレルギーや風邪の鼻水は後鼻漏と感じない人も多い

アレルギー性鼻炎や風邪の初期の鼻水は、いわゆる水洟で量が多くて息がしづらいため鼻をしきりにかむことになるのですが、後鼻漏としての不快感は意外に感じていないことも多いです。

これは、口の奥の方の天井、軟口蓋と言う部分の働きによるものです。ものを物を飲み込む時に軟口蓋が持ち上がって、鼻腔と口腔を遮断する働きを持っています。

ですので、鼻の水分を無意識に飲み込む時にも、これが持ち上がることで鼻水を鼻に残る分と、のどに送り込む分の2つに切り離しているのです。

ところが、慢性鼻炎や慢性副鼻腔炎などの鼻汁のように、色がついて粘り気のあるような鼻水になると、軟口蓋が持ち上がってもうまく切り離せなくなります。

つまり、鼻の中から食道までつながった、粘り気と弾力性のある鼻汁が存在すると言うことです。これでは気持ち悪いですよね。

ですから、後鼻漏による不快感を取り除くときには、まず鼻汁の粘り気と弾力性と分泌量を抑えることが大事になると言うことなのです。

実は普段の鼻水と、風邪やアレルギーの時の鼻水は出所も違うのです。でも、後鼻漏に影響するのは飽くまで粘り気と弾力性なんですよ。

後鼻漏のほとんどの原因は慢性副鼻腔炎(蓄膿症)

後鼻漏を訴える患者さんのかな多くに慢性副鼻腔炎が見られます。慢性副鼻腔炎によって出てくる鼻汁が、のどの方に落ちることによって不快な後鼻漏の症状が起こっているのです。

ただ、慢性副鼻腔炎は治りにくい病気です。場合によっては抗生物質を少量、最長半年間ぐらい飲み続けると言う治療法もあるぐらいですから、途中で嫌になって治療を投げ出す人も少なくありません。

後鼻漏の原因になるのは呼吸器疾患

呼吸器疾患の中でも、特に鼻のトラブルによるものが大多数になるのは、その症状の性質上当然のことでしょう。

特に後鼻漏の原因になりやすいのは慢性副鼻腔炎です。これは慢性副鼻腔炎自体が非常に治るのに時間がかかる病気だからと言うことも原因の一つでしょう。その他には次のような病気が知られています。

  • かぜ症候群
  • アレルギー性鼻炎
  • 血管運動性鼻炎
  • 後鼻孔ポリープ

かぜ症候群やアレルギー性鼻炎については説明は不要ですよね。皆さんが良くご存知の物です。また血管運動性鼻炎と言うのは、アレルギー性鼻炎と同じ症状が出るものですが、アレルゲンが特定できず、温度変化などによって症状が起こるものです。

後鼻孔ポリープは、鼻や副鼻腔の粘膜の一部が腫れたもので、鼻茸(はなたけ)と言う通称で呼ばれることの方が多いものです。

この他、下甲介後端肥厚や鼻中隔結節、鼻中隔弯曲症、鼻中隔穿孔など、鼻の構造的トラブルでも、頻度は低いものの後鼻漏が見られる場合もあります。

いずれにせよ、詳しい検査をしないと病因が特定できませんので、後鼻漏による不快感があったら耳鼻科を受診しましょう。

後鼻漏は不快感と言う主観的な部分があるので難しい

後鼻漏の定義は「鼻の奥に何かがあるような感覚があり、飲み込む動作などで、それを取り除こうとしてもうまく行かないと言う状態」と言う物です。この中に、狭義の後鼻漏として上でお話しした「実際に粘稠な鼻汁が存在している」物があります。

ですので、実際には後鼻漏を起こしている粘液が存在していないのに、不快感だけがある場合でも、広義の後鼻漏と呼べなくはありません。とは言え、その粘液や炎症などが診察によって見つけられないとちょっと厄介です。

それでも、診察を受けて治療を必要とするような粘液や炎症が存在していないことが判れば一安心ですね。心配な病気ではないと言うことが判ったら、その不快症状を取り除く方法をお医者さんに相談しましょう。

あるいは、自分で鼻うがいをするなど、不快な状態を改善するようにして見ると言う方法もあります。

「気のせいです」と言われるのが体調不良の人にとっては一番嫌な言葉ですね。でも、それは「大きな病変はない」と言う意味ですから、ポジティブに受け取って症状の対策をお医者さんに相談しましょう。

慢性副鼻腔炎は治療に時間のかかる病気!辛抱強く治療に専念しよう

慢性副鼻腔炎と言う病気は、多くの場合風邪など呼吸器系の病気で発生する急性副鼻腔炎(鼻水・鼻づまり・咳・頭痛など)が、治りきらずに慢性化することで発生します。

ですから、風邪をひいてしまった時にはしっかりと症状が消えるまで治療すると言うことが非常に重要になるのです。

慢性副鼻腔炎は薬で治らなければ手術が必要になる

慢性副鼻腔炎では、非常に長期間の治療に取り組むことになります。実際には半年以上かかる場合もあります。また、それでも治らない場合は炎症を起こしている粘膜や鼻茸と言うポリープを除去するための手術が行われる場合もあります。

慢性副鼻腔炎と診断された場合、ある程度以上重症であると最初に診断されるぐらい悪い場合は、最初から手術が検討されるかもしれませんが、多くの場合お薬を使った治療から入ることになります。

まず、抗生物質の投与です。急性の場合でも2週間以内と言う期間の投与が行われますが、慢性になると近年では普通の半分くらいの量を3か月から6か月くらい飲み続けるのが効果的だと判ってきたので、そのくらいは治療期間が必要になります。

お薬はクラリスロマイシン(商品名:クラリス、クラリシッド・ジェネリックあり)が用いられることが多いようです。

またその間も通院して、鼻洗浄を行いネブライザーと言う吸入器でお薬を吸入したり、他の内服薬の投与を受けます。

内服薬は気道潤滑薬と言って、鼻水の粘りを減らすと同時に線毛の働きを良くして、鼻の奥の鼻水を自然に喉に流してしまうお薬が使われます。カルボシステイン(商品名:ムコダイン・ジェネリックあり)などが使われます。

以前は、鼻水を粘らせているムコ多糖類と言う物質を分解してサラサラにすることで、鼻水を除去しやすくするとして消化酵素薬が処方されていましたが2015年12月に効果が再確認できなかったとして保険適用が取り消されています。

基本的にお薬の飲み残しを流用することはいけませんが、万が一お手元にリゾチーム塩酸塩(商品名:ノイチームなど)が残っていても、絶対に使用せず捨てて下さい。2016年には再評価でも効果が確認されなかったため販売が中止されました。

慢性副鼻腔炎の治療を途中で中止すると合併症の危険もある

このようにたくさんに治療や長い時間が必要になるため、途中で治療が面倒になって中断してしまう人もいます。「後鼻漏の治療に行ったのに、慢性副鼻腔炎と間違われて全く治らなかった」と不満を漏らす人もいます。

しかし、後鼻漏と言うのは結構厄介なのです。慢性副鼻腔炎を手術で治療した後も、後鼻漏が残ることも珍しくありません。ですので、術後管理として鼻うがいや気道潤滑薬のカルボシステインを使った治療の継続が必要になることもあります。

後鼻漏だけに注目した場合、民間療法的なもので対応できることもあり得ますが、後鼻漏を訴えて受診し慢性副鼻腔炎が見つかった場合、後鼻漏の有無にかかわらず完全に治療を行っておくことが必要です。

慢性副鼻腔炎を治療しないと、合併症として中耳炎が起こることがあります。また、眼に感染が及び視力障害が起こるケースもあります。

さらに、稀なケースではありますが、脳膿症・髄膜炎・硬膜下膿瘍などの、頭の合併症が現れて生命が危険にさらされることすらあるのです。時間はかかりますが、慢性副鼻腔炎は完治させておくべき病気なのです。

慢性副鼻腔炎は鬱陶しいものの、高熱があったり身体の痛みがひどかったりと言うような症状がないため、ついつい放置されがちです。でも完治させておかないとあとで困るかもしれませんよ。

長期の治療になるなら漢方薬を利用する方法もある

抗生物質を長期間飲むのは不安だと言う人には、漢方薬が良いかもしれません。もちろん抗生物質の長期投与は、一回の投与量を半減させているので副作用の心配は少ないのですが、精神的に嫌だと言う気持ちがあるなら仕方ありません。

でも、最初から薬局で漢方の市販薬を購入すると言う選択はあまりお勧めできません。後鼻漏があったからと言って、それは飽くまで症状なので、原因疾患をつかまない限り誤った服薬になる可能性があるからです。

どうしてもお医者さんに行くのが嫌なら仕方ありませんが、薬局では薬剤師さんに症状を正確に伝えて、お薬手帳も提示したうえで適切な漢方薬選びの相談をしましょう。

漢方は色々な方向からアプローチできるのがメリット

いわゆる新薬では、症状と原因を排除する方向での治療ですので、漢方に比べると短期的に治療できますし、症状の治まり方も早いです。

一方、漢方は個人の体質などを判断して処方されますから、長期的に服用する場合に、新薬より副作用が出にくかったり、症状の原因になっている体質を改善できる可能性があったりと言うメリットがあります。

ですから、漢方薬を利用する場合でも、お医者さんを受診して、その際に漢方薬による治療ができないかを相談してみると言う方法もあります。健康保険の適応になっている漢方薬も、意外にたくさんあるんですよ。

後鼻漏の原因が何であるかを大まかにつかんでから市販薬を買う

どうしてもお医者さんが嫌な人の場合は、市販の漢方処方と言うことになります。でも、漢方での分類に従うとアレルギー性鼻炎や血管運動性鼻炎と慢性副鼻腔炎とでは、全く逆の方向の処方になる場合があります。

また、風邪による一時的な後鼻漏であれば、風邪薬としての漢方薬を使う方が良いですね。

漢方で良く聞く言葉に「実証」「虚証」と言う、体力に関しての過不足を表す言葉があります。それと同じように、病気がもたらす性質を分類したものに「寒証」と「熱証」と言う物があります。

大雑把な分け方ですが、アレルギー性鼻炎や血管運動性鼻炎は寒証に属し、慢性副鼻腔炎は熱証に属します。ですので、それぞれに適した漢方薬を用いないと効果が出ません。

慢性副鼻腔炎には葛根湯加川きゅう辛夷が第一選択

鼻汁が粘っこくて、時には膿のような色がついている。鼻の奥が臭い、痛みや熱感があると言った場合の後鼻漏には、熱証である副鼻腔炎に対応するお薬が適しています。

葛根湯加川きゅう辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい:「きゅう」は草カンムリに弓)と言うお薬は、名前の通り、有名な葛根湯に「川きゅう」と「辛夷」と言う生薬を加えた処方です。

これもまた大雑把な言い方ですが、漢方薬は体力に関する過不足を表すのに、体力がある「実証」・虚弱な「虚証」・その中間の「中間証」と言う言葉を使って、どのタイプの人に合うのかを決めています。

慢性副鼻腔炎に用いられるお薬の一部を、その体力タイプ別に紹介してみましょう。

漢方薬名 実証 中間証 虚証
葛根湯
(かっこんとう)
辛夷清肺湯
(しんいせいはいとう)
葛根湯加川きゅう辛夷
(かっこんとうかせんきゅうしんい)
小柴胡湯
(しょうさいことう)
半夏白朮天麻湯
(はんげびゃくじゅつてんまとう)

ここにあるお薬は全部健康保険適応ですが、慢性副鼻腔炎に対して適応ではない物も含まれています。漢方では、体力の調整を含めて治療としていますので、こうした現象が起こるのですが、これらのお薬は市販薬でも売られていますので参考にどうぞ。

アレルギー性鼻炎・血管運動性鼻炎には小青龍湯

アレルギー性鼻炎などによる後鼻漏は、鼻汁の濃さよりも、むしろ鼻汁の量によって引き起こされているようなところがあります。このような寒証の病気による後鼻漏には次のようなお薬が適しています。

漢方薬名 実証 中間証 虚証
麻黄湯
(まおうとう)
小青龍湯
(しょうせいりゅうとう)
苓甘姜味辛夏仁湯
(りょうかんきょうみしんげにんとう)
麻黄附子細辛湯
(まおうぶしさいしんとう)

これらのお薬は、全部健康保険適応ですが、小青龍湯以外は処方箋薬だけで市販されていないかもしれません。詳しくは薬局で薬剤師さんに尋ねてみてください。

漢方は体質改善から病気に向かい合う場合もある

普段から体調を良くする漢方薬を服用して、慢性病に立ち向かうと言う姿勢が漢方治療にはあります。慢性副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎のような慢性炎症を伴う病気には柴胡を配合した処方が良く用いられます。

それを中心に、体調を整えるお薬を見てみましょう。

漢方薬名 実証 中間証 虚証
柴朴湯
(さいぼくとう)
柴胡桂枝湯
(さいこけいしとう)
補中益気湯
(ほちゅうえっきとう)
当帰芍薬散
(とうきしゃくやくさん)
六君子湯
(りっくんしとう)

さすがに、漢方で体質改善と言うと、体力のない人を改善する方向の物が多いため、実証の人向けの物は見当たりませんでした。

もちろんこれらも健康保険適応ですし、多くは市販薬にもなっています。お医者さんや薬剤師さんに相談してみてください。

漢方はアプローチの方向が違うため、全部の薬剤師さんなどがこの表に同意してもらえるかどうかは微妙です。一応、健康保険適用の方向で調べて紹介しました。

鼻うがいはどの治療法とでも併用できるすぐれもの

鼻うがいと言うと食塩水を鼻から吸い込んでうがいする、ちょっとやりにくいうがいと言うことは皆さんよく知っておられると思います。でも、一工夫すれば割合簡単にできるんですよ。

まずは生理食塩水を作りましょう。浄水器を通した程度の水で良いので、軽く温めて人肌になったら、一番安物の食塩を溶かします。公益財団法人塩事業センターが販売している「食塩」(1kg入り税込115円)のものが、正確に作りやすくていいですよ。

キッチンスケールを使って、食塩を9g測ります。そこに水を足して1kgにした上でよく振って完全に溶かせば、ほぼ生理食塩水に近いものが出来上がります。

これでは多すぎるとお感じの場合は、0.9gと100gでいいのですが、1g単位でしか測れないキッチンスケールが多いので測定誤差が出やすくなります。あまり誤差が大きいと鼻にしみます。0.9%であればOKですので、ご自身で工夫してみて下さい。それを踏まえて一例を説明します。

スケールの上にきれいな紙を乗せて0点調整(風袋)ボタンを押します。そこに耳かきなどで少しづつ食塩を入れていって、0から1に表示が変わる瞬間でストップします。この時の食塩の量は約0.5gです。四捨五入して1gになるところですね。

次に少し離れた場所に、別の食塩の山を作ってゆきます。そして、1から2に表示が変わる瞬間でストップすると、食塩の合計量は四捨五入して2gになる約1.5gです。ですので、後からできた食塩の山はほぼ正確に1gになります。

いったん食塩をスケールから下し、食塩水を作る容器をスケールに乗せて0点調整ボタンを押します。そこに1g分の食塩を入れて、0.5g分の食塩は食塩入れに戻します。

さらに、食塩水容器に水をゆっくり注いで、表示が112gに変わる瞬間にストップです。そうして完全に食塩を溶かせば、台所用品で作るものとしてはかなり正確なものができるでしょう。

それを柔らかいプラスチックでできた調味料チューブに入れます。洗面台の前に立ったら、胸元にタオルでも当てて、調味料チューブの先端を鼻に突っ込み、反対側の鼻の穴を指でしっかり押さえ、少し上を向いて、大きく口をあけ、ゆっくりチューブを押します。

絶対勢い良く押してはいけません。洗い流すイメージがあるので、強く押せば効果的だと思う人もおられますが、そんなことをするとひどい目に遭います。

あとは喉の方に塩水が流れてきたら、そのまま下を向いて流れ出るに任せます。100mL(約100g)で両鼻の穴分ですが、先の方法で作ったものなら112gを使い切って下さい。1日に1回以上、気が向いたときに行うだけでかなり効果的です。

特に副鼻腔炎の場合、鼻汁が濃くなっているので、それを薄めて流れやすくする効果もありますから良いですよ。

調味料チューブは100円ショップで売ってます。鼻うがい専用に新品を1個購入して、他の用途と間違えないように名前を書くかシールでも貼っておいて下さい。

また、容器は使うたびにきれいに洗って乾かしておくことをお忘れなく。週に1回ぐらいはキッチンハイターで消毒しておきましょうね。

このように、後鼻漏については、ある程度までは自分でも対策できます。しかし、基礎疾患の不安が残るので、どこかで一度は検査しておいてもらうことを強くお勧めしたいです。

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