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逆流性食道炎で口臭に?見落としがちな逆流性食道炎の症状と対策

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気になる口臭の原因は様々です。

意外と知られていないのはその原因が体の中にあるケースも多いということです。今回はその中でも逆流性食道炎にスポットライトを当ててみます。

口臭は体のサイン

『口臭の原因=口の中』にあると考える人が多いと思います。確かに歯周病や歯磨き不足は口臭の大きな原因になります。

ですが中には口臭の原因が体の不調や病気という可能性もあるのです。口臭がサインとなる代表的な病気には以下のものがあります。

  • 逆流性食道炎
  • 胃潰瘍
  • 蓄膿症
  • 糖尿病

今回はこれらの病気の中から逆流性食道炎を取り上げていきます。逆流性食道炎による口臭は酸っぱいような刺激臭であるのが特徴です。

口の中に何らかの原因がある場合はこのような口臭がすることは考えにくいので、すぐに逆流性食道炎を疑ってください。

注意したい逆流性食道炎の症状

逆流性食道炎とは胃酸や十二指腸液が逆流してきて食道に炎症を起す病です。通常であれば胃液が逆流するようなことはありませんが、ストレスや疲労などが原因で発症すると考えられています。

逆流性食道炎の代表的な症状は以下のものです。

  • 胸焼け
  • 酸っぱい液が口に上がってくる
  • 胸の痛み
  • 口臭
  • 喉の詰まり

これらの症状に心当たりはありませんか?

一番有名な症状は胸焼けだと思います。食べ物を消化する為にある強い胃酸が逆流してくるので食道は炎症を起してしまいます。これにより不快な胸焼けを感じるというメカニズムです。

次は見落としがちな逆流性食道炎の症状を紹介していきます。一見、逆流性食道炎とは関係なさそうな症状ばかりですので注意が必要です。

突然起こる咳

逆流性食道炎の意外な症状の1つに咳があります。咳というと一般的に風邪やインフルエンザを疑う人がほとんどだと思いますが、逆流してきた胃液が喉の粘膜等を刺激して咳き込んでしまうことがよくあるので覚えておきましょう。

逆流性食道炎による咳は慢性的に起こっているのではなく眠っている時や安静時に突発的に起こるのが特徴です。

咳の症状が一度起きるとしつこく、この咳に苦しんでいる患者さんも多いようです。

声の掠れ

逆流性食道炎によって声が掠れるケースもあります。これも逆流してきた胃液によるものです。喉がヒリヒリ痛み声が出にくい、掠れる場合は風邪だけでなく逆流性食道炎の可能性を考えましょう。

耳の痛み

逆流性食道炎には関係なさそうな耳の痛みですが、実はこれも見逃しがちな症状の1つになります。

逆流した胃酸が口から耳管に伝わり痛みや違和感を起すケースがあるのです。中には耳鳴りを感じて耳鼻科を受診する方もいるそうです。

耳の痛みから逆流性食道炎を連想する人はなかなかいないと思いますが、知識として覚えておいて損はなさそうです。

耳の痛みはメニエール病や中耳炎など他の病気の可能性も高いので、違和感を感じたらすぐに専門医を受診しましょう。

逆流性食道炎にならない為に

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逆流性食道炎の主な原因は加齢やストレスだと言われています。

加齢により胃のつなぎ目である括約筋が緩んでくると胃酸が逆流しやすくなります。また肥満により腹圧が上昇し結果的に胃酸が逆流する事もあります。

加齢による括約筋の緩みはどうにもならないことですが、食後すぐに横にならないなどの工夫を心がけましょう。また肥満傾向にある方は適正体重までのダイエットをお勧めします。

その他の原因として考えられるのはベルトの締め付けやきつい衣服により腹圧の上昇です。家にいる時だけでも緩めの服装を心がけ、特に食事の最中や前後はベルトを緩めるなどのちょっとした工夫を行いましょう。

もちろん食べすぎや過度なアルコール摂取も大きな原因となるので注意が必要です。暴飲暴食は避け、食事は就寝前の2、3時間前には終わらせるようにしましょう。

逆流性食道炎が口臭の原因になったり、耳痛が起こったりするというのは意外だったと思います。ちょっとした症状も見逃さず、早期発見と治療を目指しましょう。

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