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つわり対策に!妊婦が安心して飲めるハーブティーの種類とNGハーブ

ティーを飲む妊婦

つわりは、妊娠初期にはほとんどの妊婦さんに起こる特有の生理現象です。一般には妊娠5週頃に始まって7~8週頃に症状のピークを迎え、妊娠初期を過ぎる頃におさまることがほとんどです。

つわりはいずれおさまるものですが、気分が悪くて仕事や家事がはかどらず辛いもの。妊娠初期は精神的にもデリケートになりやすいので、少しでも楽になるようにケアをして過ごしたいですね。

そこで妊婦さんにおすすめしたい飲み物がハーブティーです。たくさんあるハーブティーの中から、つわりの予防・緩和に効果のあるものをピックアップしました。是非参考にしてみてください。

つわり時の水分補給にはハーブティーがおすすめ!その理由は?

つわりの主な症状は、吐き気、嘔吐、食欲不振、嗜好の変化です。中には食欲亢進(食べづわり)や強い眠気などの症状が出る人もいます。また、吐き気は起床時や空腹時に強くなりやすいのも特徴です。

ムカムカした吐き気や嘔吐の起こるメカニズムははっきり解明されていませんが、ホルモンバランスの急激な変化や赤ちゃんを異物とみなすアレルギー反応の一種とも考えられています。

つわりがある時には、嘔吐で失われる水分とミネラルを補給して脱水症を防ぐことと、少しでも快適に過ごせるようにつわりの症状をやわらげる工夫をすることが必要です。また赤ちゃんとお母さんの健康も考え、口にするものは安全なものでなければいけません。

つわりがある時の水分補給にはハーブティーがおすすめ。ノンカフェイン・ノンカロリーで、妊娠中も安心して飲むことができ、味がさっぱりしているので気分の悪い時でも飲みやすく、ハーブが持つ薬効によってつわりの予防・緩和が期待できるためです。

ハーブティーの利用法は簡単。ハーブティー用のドライハーブ(単品・またはブレンドされた物)を購入し、日本茶や紅茶と同じようにティーポットにお湯を注いで淹れるだけで、家庭でおいしいハーブティーが楽しめます。

おいしくてやさしい、つわりに効く代表的なハーブティー

ハーブティーの種類は豊富で、知れば知るほど奥は深いものです。今回はその中から、妊婦さんのつわりを予防・緩和する代表的なハーブをピックアップしました。

これらのドライハーブを単品で、またはこれらのハーブがブレンドされている製品を使ってお茶を淹れると良いでしょう。

ただし妊娠中は体調がデリケートになっているので、人によっては体に合わないと感じる場合があります。どなたでも安心して飲める量は1日2~3杯までです。おいしくても、妊娠中はそれ以上飲むのはやめておきましょう。

これから紹介する各ハーブの説明には、ハーブの安全性の基準となる「クラス」を記載しています。

これは、米国ハーブ製品協会(AHPA)が行なっている安全性評価で、クラスは1~4に分類されています。クラスについては、今後もハーブに関する情報と一緒に目にすることがあると思いますので、クラスがどのような意味を持つか知っておくと良いでしょう。

クラス1 適切に使用すれば安全に摂取することができる
クラス2a 外用のみに使用できる
クラス2b 妊娠中の使用を避ける
クラス2c 授乳期間の使用を避ける
クラス2d 特定の使用制限がある
クラス3 医療従事者の監督のもと適切に使用するよう勧告が記載されている
クラス4 十分なデータがなく、安全性が確かではない

参照…「メディカルハーブ安全性ハンドブック」

数字が小さくなるほど安全性が高くなります。適切に使用するという前提で妊娠中でも安心して利用できるのは、クラス1のハーブです。

つわりに効くハーブティーの種類:生姜(ジンジャー)

  • 期待できる効果…吐き気、食欲不振の予防、消化不良の改善、血行促進
  • AHPAの分類…生の根茎はクラス1(乾燥した根茎は2b・2d)
  • 作り方…紅茶1人分に生姜しぼり汁を入れる/乾燥生姜2片にお湯で注ぎ5分蒸らす

紅茶に生姜のしぼり汁と砂糖、レモン汁を加えたジンジャーティー―は、生姜のキリッとした風味と体の温まる作用で女性に人気があります。

日本人の私達が料理の臭み消しや薬味として慣れ親しんでいる生姜は、とても薬効の高いハーブです。特に吐き気をしずめる作用はとても有名で、つわりのある方には第一にジンジャーティーをおすすめします。

中医学では、生の生姜をショウキョウ、蒸してから乾燥させたものはカンキョウと呼んで生薬に用いています。ドイツの公的な評価委員会「コミッションE」は、医薬品としてジンジャーを消化不良、乗り物酔いの治療に使うことを承認しています。

また、つわりのある妊婦を対象に行なった過去の調査でも、生姜を経口摂取した人達は生姜を摂取していない人達に比べて吐き気が軽減され、かつ生姜を摂取してもお母さんと赤ちゃんの健康に問題はなかったこともなかったことも度々確認されてきています。
(関連資料…PMID:1988321、PMID:14634571、PMID:11275030など)

そして、なんといっても生姜にはたくさんの薬効成分が含まれているところが魅力です。

生姜の風味のもとジンキベレンには、吐き気を抑制する作用があります。辛味成分のジンゲロンと、ジンゲロールを加熱した時にできるショウガオールは健胃作用を持ち、つわり時の食欲減退、消化不良を改善します。

また、ジンジベインという消化酵素が含まれるので、生姜を摂取するとたんぱく質の消化を促進する効果も期待できます。

生姜は体をポカポカ温めることでもよく知られています。これはジンゲロールやショウガオールの血行を促進する作用によるものです。お腹の冷えが気になる妊娠初期に生姜を摂取すると、体を内側から温めることもできます。

ただ、注意したい点は、妊娠中にジンジャーティーを常用するなら、乾燥させたものではなく生の生姜で作った物を飲んだ方が安心だということです。

乾燥した根茎は、AHPAによってクラス2bに分類され「妊婦と6歳以下の小児は、食事以外から乾燥した根茎を摂取することは避けるべき」との勧告もなされています。

数種類のハーブと一緒に乾燥した生姜がブレンドされたハーブティーを適量飲む程度なら、それほど神経質になる必要はありませんが、乾燥した生姜を単品で使い、エキスを高濃度に抽出した物を常用すると、体に作用を及ぼす可能性が出てくるので注意してください。

もちろん生の生姜も大量摂取するのは良くありません。生姜の辛み成分は刺激が強いので大量摂取すると、妊娠に関係なく口腔内や消化器の粘膜を傷めるおそれがあります。少量ずつ様子を見ながら利用していきましょう。

昔ながらの「生姜湯」は、生姜のしぼり汁とハチミツをお湯で割ったものなので妊娠中も安心して飲むことができます。生姜のしぼり汁と砂糖を炭酸水で割った「ジンジャーエール」も爽やかで、つわりがスーッと消えていきそうですね。

つわりに効くハーブティーの種類:オレンジピール

  • 期待できる効果…気分のリフレッシュ、消化促進、整腸作用
  • AHPAの分類…クラス1
  • 飲み方…小さじ2杯にお湯を注ぎ約7分蒸らす。

オレンジピールは、ビターオレンジ(ダイダイ)の果皮を乾燥させたものです。柑橘類の爽やかな香りと果皮のほろ苦さがハーブティーにぴったり。酸味があるので、つわりの時に求めたくなるフレーバーなのではないでしょうか。

ビターオレンジはコミッションEで食欲不振・消化不良の緩和に対する使用が承認されているほか、中医学では、乾燥した果皮に健胃作用があるとして「橙皮」という生薬の材料にも使用されています。

また、オレンジピールに含まれる芳香成分の「リモネン」は鎮静作用や抑うつ作用を持ち、香りを嗅ぐことでリモネンが体内に入ると、神経に穏やかに作用し妊娠中のイライラや不安を緩和してくれます。

ただし、ビターオレンジにはアドレナリンに似た作用を持つ「シネフリン」が含まれているので、果皮をそのままたくさん食べたりアロマテラピーで高濃度の精油を吸入したりすると、交感神経が過剰に興奮して心臓に負担をかける可能性があります。

オレンジピールはクラス1のハーブなので、適量をハーブティーにして楽しむ程度なら、もちろん妊娠中でも安心して利用することができます。

スーパーで見かけることはめったない果物ですが、果汁はポン酢、果実は正月飾りとして使われ、意外と身近な存在でもあります。

つわりに効くハーブティーの種類:ローズヒップ

  • 期待できる効果…気分のリフレッシュ、消化促進、整腸作用
  • AHPAの分類…クラス1
  • 飲み方…小さじ2杯にお湯を注ぎ、5~10分蒸らす

ローズヒップは、ドッグ・ローズなどの野バラの果実です。生の果実はビタミンCを豊富に含み、ヨーロッパではジャムやハーブティーに加工したものが親しまれてきました。

ローズヒップのお茶は甘酸っぱくて鮮やかなルビーレッド色をしていることが多いのですが、これは一緒にブレンドされるハイビスカスの色と風味によるものです。

ローズヒップ自体はトマトのような酸味が薄く感じられる程度なので、相性の良いハイビスカスと一緒にブレンドされることが一般的。ブレンドしたものは見た目にも美しくビタミンCが多いということで、女性にとても人気があります。

ローズヒップのハーブティーは副作用の心配がなく、ビタミンB群、ビタミンE、カロテン、ミネラルなども多く含まれるため、つわりで食事のとりにくい妊娠初期の栄養補給にも役立ちます。

また水溶性食物繊維のペクチンを含み、下痢や便秘を穏やかに改善する効果もあります。

つわりに効くハーブティーの種類:ペパーミント

  • 期待できる効果…吐き気・食欲不振の緩和、気分のリフレッシュ、胃腸のガス抜き
  • AHPAの分類…クラス1
  • 飲み方…小さじ2杯にお湯を注ぎ、5分蒸らす

ペパーミントは、ガムや歯磨き粉の香料、料理の飾りつけの葉などで、誰もがよく知っているハーブです。100種類以上あるミントの中で最も利用されている品種です。

葉を使ったミントティーはスースーした清涼感と爽やかな香りがあり、飲むと口の中がさっぱりするのでハーブティーの中でも人気があります。

ペパーミントの清涼感と刺激はメントール、爽やかな香りはメントールとメントンという成分による作用で、この清涼感と芳香が中枢神経を刺激し、吐き気や食欲不振を緩和してくれます。

また、ペパーミントの芳香にはリフレッシュ作用と鎮静効果があるので、つわりのある妊婦さんがミントティーを飲むと、つわりの不快さによるイライラ、妊娠初期の不安を解消する効果が期待できます。

メントールは刺激が強いため、メントールの濃度が高い精油は多用すると皮膚や粘膜に炎症を起こす可能性があり、妊娠中は少量でも精油の飲用や皮膚への塗布は控えたほうが安心です。

もちろん葉を抽出して淹れるハーブティーならばメントールの濃度が低く作用は穏やかなので、飲み過ぎなければ妊娠中でも安心して飲むことができます。

つわりに効くハーブティーの種類:ダンデライオン

  • 期待できる効果…滋養強壮・デトックス効果・高血圧の予防
  • AHPAの分類…根はクラス2d(胆のう炎・胆石症・胆管に炎症のある人は禁忌)
  • 飲み方…小さじ1杯をやかんの湯で煮出す

ダンデライオンとは私達にもおなじみの西洋タンポポのこと。花・葉・茎が食用と薬用に使える便利なハーブです。

根を乾燥させたものはハーブティーに、根を焙煎したものは「タンポポコーヒー」として、カフェインを控えたい妊婦・授乳中の女性に親しまれ続けています。産後の女性が飲むと母乳の分泌が促進することでも有名です。

ダンデライオンの根には苦み成分、ビタミン類、カリウムが含まれます。妊娠時の滋養強壮に良いほか、カリウムが尿と一緒に余分なナトリウムや水分を排出するので、デトックス効果や血圧を下げる効果が期待できます。

ダンデライオンのハーブティーは、胆のう・胆管に疾患を持つ人を除けば妊娠中でも安心して利用することができます。

つわりに効くハーブティーの種類:ルイボス

  • 期待できる効果…滋養強壮・デトックス効果・高血圧の予防
  • AHPAの分類…なし
  • 飲み方…麦茶のようにやかんで大量に煮出したものを飲む

ルイボスはアフリカのみで栽培されているマメ科の植物です。ルイボスの葉で淹れるルイボスティーはノンカフェインで日本人の味覚にもよく合い、普段用のお茶としても親しまれるようになってきています。

またルイボスには、鉄、リン、カルシウム、マグネシウム、カリウムなどのミネラルが豊富で、特に骨を作るカルシウムとリンの比率が理想的なため、妊婦さんが飲むと赤ちゃんの骨を丈夫にする効果も期待できます。

お茶の中には鉄の吸収を妨げるものもありますが、ルイボスは鉄の吸収を妨げないので、鉄が欠乏しがちな妊婦さんも安心して飲むことができます。

ルイボスティーは体に優しいお茶なので、飲み過ぎなければ妊娠中の水分補給にピッタリなお茶と言えるでしょう。

花粉症やアトピー性皮膚炎にも良いと言われるお茶です。妊娠初期でアレルギー用の薬が飲めない方の味方になってくれそうですね。

マタニティ用のハーブティーはいかが?

専門家が安全な原材料を厳選してブレンドした、特製のマタニティ用ハーブティーを利用するのもおすすめです。

マタニティ用ハーブティー:AMOMAマタニティブレンド

AMOMAマタニティブレンドは、妊娠・出産をする女性向けのハーブティーなどを販売しているナチュラルブランド「AMOMA」の人気商品です。

原材料になっているハーブは全て有機栽培され、オーガニック認証制度の有機JAS(日本)またはSOIL ASSOCIATION(英国)を取得しているので、安心して飲むことができます。

原材料
ハイビスカス、 ネトル、 ローズヒップ、 クリーバーズ、 エルダーフラワー、 たんぽぽ、 ジンジャー、 ステビア

ハイビスカス、ローズヒップ、たんぽぽには緩下作用があり、穏やかに便通を促進します。妊娠中は便秘に伴う膨満感や吐き気を解消することで、つわりを軽減される効果も期待できます。

AMOMA
http://goo.gl/1wNV0P

マタニティ用ハーブティー:オーガニックスウィートブレンド(産前)

オーガニックスウィートブレンド(産前)は、授乳服マタニティウェアの専門店「SWEET MOMMY」が開発したオーガニックハーブティーです。

原材料になっているハーブは全て有機栽培されたもので、有機JAS制度にも認定されている、妊婦さんに優しいお茶です。

原材料
ルイボス、ローズヒップ、ハイビスカス、レモンバーム、ペパーミント、エルダーフラワー

飲みやすさにもこだわりがあり、ブレンドされているハーブは爽やかなフレーバーが多いので、まさにつわりの時期にぴったりなお茶です。

SWEET MOMMY
http://www.sweet-mommy.com/SHOP/ak0001.html

飲む前にチェックして!妊娠中の摂取を避けたいハーブティー

どの植物も、虫や鳥などの外敵から身を守るための忌避成分を微量に分泌しています。ヒトがハーブからこれらの成分を摂取した場合、薬効となる場合もあれば健康被害の出る場合もあります。

非妊娠時なら副作用の心配がないハーブが多いのですが、胎児がお母さんの摂取した成分の影響を強く受けやすいこと、妊婦さんは体調がデリケートになっていることから、妊娠中はヒトの体に作用しやすいハーブは避ける必要があります。

ハーブティーに使われる代表的なハーブのうち、妊娠中に控えたいもの・避けたいものを紹介しておきます。これらは子宮を刺激する作用を持つもので、妊娠初期は流産予防のため特に注意が必要です。

    妊娠中は避けたいもの(クラス2b)

  • ラベンダー
  • シナモン
  • サフラン
  • ペニーロイヤルミント
  • ジャスミン
  • センナ
  • レモングラス

※ただし、シナモン・サフランは、食事に使う範囲内で経口摂取するのは問題ありません。

次に、妊娠中にハーブティーに使ってはいけないハーブの中でも代表的なものについて説明しておきます。

妊娠中の摂取を避けたいハーブティー:ペニーロイヤルミント

ペニーロイヤルミント(メグサハッカ)はミントの一種で、駆虫作用があり古くからノミ取りとして、またメントールの香りが強くハーブティーにも利用されてきました。

クラス2bに分類され、昔から精油には子宮を収縮させ流産を誘発する作用のあることがよく知られています。

毒性もあり、ハーブティーを飲んだ子供、精油を利用した妊婦やペットなどの死亡事故の前例があるので、妊娠中にペニーロイヤルミントのハーブティーを使うのはやめましょう。

鑑賞用としてのペニーロイヤルミントは、紫色の小花が可愛らしく丈夫で家庭でも非常に栽培しやすいハーブです。ガーデニングをするのは全く問題ありませんが、妊婦さんが収穫したものでハーブティーを淹れることのないよう、厳重に注意してください。

妊娠中の摂取を避けたいハーブティー:センナ

センナはマメ科の植物で、葉・茎・果実・さやに緩下作用のあることから生薬や医薬品に使われています。下剤や便秘薬に配合されることの多いハーブです。

医師の指導のもとに短期間に限って使用するのは問題ありませんが、遺伝毒性(遺伝子を変性させる性質)を持つ成分が含まれているためクラス2bに分類され、妊娠中は使用を避ける必要があります。

妊婦に副作用の起こった症例はないようですが、センナは緩下作用が強く、便意をもよおした時には子宮に刺激を与える可能性も考え、子宮が敏感になっている妊娠初期は自己判断で市販のセンナを使わないことをおすすめします。

ちょっとの工夫で美味しくおしゃれに!ハーブティーをより効果的に楽しむ方法

つわりが始まると、それまで口にしていた食べ物や飲み物の味やにおいを受付けなくなってしまうことがあります。しかし妊婦さんには特に水分と栄養が欠かせないので、色々な物を味見しながら美味しいと感じられる物を見つけましょう。

ハーブティーは、やさしい味で女性には好まれることの多い飲み物ですが、つわりで気分が悪い日は飲みにくさを感じることがあるかもしれません。

そんな時には無理にハーブティーを飲む必要はありませんが、工夫して飲みやすくするのも一つの手です。

ハーブティーを楽しむ一工夫:甘味料をプラス

例えばそのままでは飲みにくい場合は、はちみつ、黒砂糖を少し加えるのも良いでしょう。はちみつや黒砂糖は、白砂糖よりもミネラルが豊富で妊娠中にはおすすめの甘味料です。

ハーブティーを楽しむ一工夫:果物をプラス

ハーブティーと果物の相性は抜群。是非お試しください。爽やかな香りや甘酸っぱさが加わっておいしくなり、疲労を回復するビタミンCや妊娠初期に不足してはいけない葉酸の補給も期待できます。

おすすめはレモンやグレープフルーツなどの柑橘類です。スライスした物を浮かべたり、しぼりたての果汁を加えます。無農薬の柑橘類は入手しにくいため、よく洗って皮をむいてから使うのが安心です。

パイナップル、りんご、ぶどう、キウイフルーツなどお好みの果物をカットしてアイスハーブティーに加え、デザートにして楽しむのも良いでしょう。

ハーブティーを楽しむ一工夫:牛乳で割る

酸味の少ないハーブティーには牛乳と相性の良いものもあります。牛乳を使うと胎児の成長に必要なたんぱく質やカルシウムも補給できます。

牛乳は、全体の40%くらいになるようバランスを調整するのがおすすめ。スキムミルクを使えば脂肪をカットしてカルシウムと鉄が補給できます。

ハーブティーを楽しむ一工夫:アイスキューブにする

ハーブティーはホットでもアイスでも楽しめる飲み物ですが、妊娠中は体を冷やさないようホットで飲むのがおすすめです。また温かい方がおいしいと感じる方も多いようです。

吐き気や嘔吐があって口の中が気持ち悪い時は、冷たい飲み物のほうがさっぱりして口に合うことが多いものです。作り置きしたものを冷蔵庫で冷やしておき、口の中が気持ち悪い時にこまめに飲んだり、口に含んでゆすいだりするとスッキリするでしょう。

製氷皿でハーブティーを凍らせ、キューブ状の氷を作っておくのもおすすめです。気分の悪い時にアイスキューブを口に含むと、つわりを紛らわすことができます。

アイスキューブはノンカロリーなので、食べつわりで食べ過ぎを抑えたい方の間食にもピッタリですよ。

ハーブティーを楽しむ一工夫:自分でハーブを育てる

ハーブは小さなベランダがあれば簡単に栽培できるので、つわりの気晴らしも兼ねてガーデニングでハーブ作りに挑戦するのもひとつの手です。

ハーブは日陰でもすぐに成長し、丈夫で無農薬でも失敗なく栽培できるので、妊娠の発覚と同時に苗を購入して栽培し始めれば、出てきた柔らかい葉から摘み取って妊婦さん用のハーブティーに使うことができます。

妊婦さんにおすすめのハーブはミント、ステビア、レモンバームです。

朝のうちに柔らかい葉を摘み取ってよく洗い、ティーポットにひとつかみ入れて熱湯を注ぎ、ふたをして5分間蒸らします。その後ティーカップに注いでいただくと、フレッシュなハーブティーが楽しめます。2煎目は味が落ちるので1煎目で飲み切ってください。

気軽にハーブティーを利用してマタニティライフを快適に

普段はハーブティーに興味のなかった方、コーヒー・緑茶派だった方も、妊娠したら是非ハーブティーをお試しください。不快な症状を緩和しますが、あくまでも薬ではないので、あまり堅苦しく考えずに楽しむと良いでしょう。

つわりの重さには個人差があります。つわりが重すぎる場合は「妊娠悪阻(おそ)」と呼ばれ治療が必要になるので、嘔吐がひどく水分も食べ物も受け付けない、体重が5kgくらい減った、脱水症状があるという妊婦さんは、すぐに産婦人科を受診してください。

妊婦さんはつわりのがあると気分もブルーになりがちですが、どのハーブにも精神をリラックスさせる作用があるのでハーブの力に守ってもらいながら、お腹の赤ちゃんと楽しいマタニティライフを過ごしてくださいね。

キャラクター紹介
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