健康生活TOP 妊娠 妊娠中ののぼせ・むくみを防ぐ4対策!不快症状の原因は冷えにアリ

妊娠中ののぼせ・むくみを防ぐ4対策!不快症状の原因は冷えにアリ

妊婦さん

お腹の中に命を宿す事はとても尊い事です。大切に育てていきたいからこそ、妊娠中の不調には敏感になるものです。いつもならやり過ごしてしまう小さな体の変化やちょっとした不調も心配してしまうお母さんの気持ち分かります。

体のケアを仕事としている私のレッスンには、妊婦さんも沢山いらっしゃいます。私が見ている中で最も多い軽い不調は妊娠中のむくみやのぼせです。

私の元へいらっしゃる妊婦さんに実際にしているケア方法を、「むくみ」と「のぼせ」の原因とともに、ここでご紹介していきます。

冷えやむくみに気づいていない?妊娠中の生徒さんのケース

妊娠中の生徒さんの体をみると、安定期に入る頃からのむくみや冷え、のぼせ、暑くてたまらないなどの症状を訴える方がいらっしゃいます。

妊婦さんの為のマタニティヨガのレッスンをしていると、そんなに激しい動きではないのにも関わらず、沢山の汗をかいてる方も多くいらっしゃいます。よく見ると顔周りだけ血行が良くなっているのか、赤くなっている事もあるほど。

ひと通りのレッスンを終えた後は、妊婦さんにむくみ予防のマッサージをするのですが、体を触ってみてびっくり。汗をかいて顔は赤くなっているのに、足先は氷のように冷たくて、上半身と下半身の体温に大きな差があるのが分かります。

足先を触って驚いたのでマッサージをしながら生徒さんに伝えると、ご本人はまったく自覚がなかったらしく私以上に驚く…そんなケースもあります。足が冷えているのに自覚がない方というのは、案外多いものなのです。

冷えている足はむくんでいます

足先が冷えている方は足がむくんでいます。むくんでいるので、力を入れていないマッサージでもとても痛がり、触られて痛いという症状を体感して初めて「むくみ」「冷え」を自覚をするというほど、ご本人は気がついていません。

気がつかないからケアにも意識が向かず、触られて気づくというケースです。

汗はかいているのに冷えている…そしてその冷えに気づかないなんて、驚きませんか?でも意外に多い事象なのですよ。妊婦さんは一度協力してもらって確かめてみるべきですね。

妊娠中のむくみの原因は血液の増量と水分バランス

妊娠中のむくみの原因は、お腹の中に命を抱えている事によって体内の「血液と水分」のバランスを崩しやすくなるからです。

妊娠中はお腹の赤ちゃんに血液を通して栄養を運びます。その為に血液を増量させる必要があります。その血液から体液が溢れてしまうとそれが皮下組織へ溜まり、むくみへと繋がるのです。

妊娠中の運動不足も大きな原因です

妊娠中は体重が増加します。体が重くなり突き出たお腹のせいで動きも鈍くなります。何をするにも動きはスロウペースになりますし、それが億劫となり体のだるさも重なり動かなくなってしまうと、運動不足の状態が続きます。

その状態では血液の循環も鈍り、下半身に落ちた血液や体液が心臓へと戻りにくくなり、むくみはさらに悪化し余計に体も重だるくなるという悪循環に陥ってしまいます。

妊娠中に冷えやすいのも血液の循環が悪くなるからです。その状態がむくみを慢性化させ、体内に老廃物やむくみが残ったままの状態が続くと、体はさらに冷えてしまいます。

むくみはお腹の中に赤ちゃんがいるからこそ起こってしまう症状なのです。ではのぼせはどうして妊婦さんに多く起こってしまうのでしょうか?

のぼせの原因も冷え!顔だけ暑くなったり上半身だけ汗をかいていませんか?

妊娠中は体温が上がり普段より体が暑く感じる事が多くなります。しかし顔だけが暑くなったり上半身だけに汗をかくような場合は、実は手足が冷えている為に起こる冷えのぼせである事があります。

ホルモンバランスの変化で、上半身に熱が溜まる時は手や足にまで熱を届けられません。手や足に運ぶ熱のエネルギーまでもが上半身に集まってしまうので、手足は冷えているのに上半身や顔だけが暑くて苦しい状態が出来上がるのです。

この場合、股関節周りが硬くなっているせいで下半身の動きが鈍く、循環が悪くなっている事もあります。出産時のスムーズなお産の為にも、股関節周りの柔軟性を養うようなストレッチやウォーキングを日課にする事も大切です。

冷えは妊婦さんにとって大敵だという事がわかりましたね。では具体的にどのようなケアをすれば良いのか、さっそく見ていきましょう。

むくみやのぼせをケアする4つの鉄則を守って快適マタニティライフ

  • 体を冷やさない事
  • 締め付けの強い衣服を避ける事
  • リンパの流れを良くする事
  • 食事に気をつける

二人ペアで行う足踏みマッサージで妊娠中のむくみをケアしよう!

足のむくみにはオススメの二人ペアとなり、足を足で踏みながらマッサージする方法があります。私の教室のレッスンでも必ず教える大人気の方法です。

足踏みマッサージの特徴は、足の裏や足の指を使って、相手方をマッサージする事。この足の裏や足の指を使う事が、足裏の感覚をやしなったり、バランス感覚を鍛えたりするという、マッサージする側にも効果があるという効果が特徴です。

足の裏は、沢山のツボがある場所であり、足の裏を刺激する事により血液の循環を良くする事が出来ます。妊婦さんはマッサージをされても効果的ですし、マッサージをする側に回る事でも効果が期待できます。

どちら側に回っても、体にとって良い効能があるマッサージ法なのです。

  1. マッサージをされる側の方は、横向きになって寝ます。
  2. 上になる足を深く曲げて投げ出します。下になる足はまっすぐに伸ばしておきましょう。
  3. 妊婦さんはお腹がしんどくならないように、曲げた足の下にクッションを置いてあげると楽になります。
  1. マッサージをする側は、寝ている人の後ろ側に回って立ちます。
  2. 太ももの内側の付け根から下へと順番に、足の土踏まず部分を使って踏んでいきます。
  3. なるべくゆっくりと体重を乗せて圧をかけます。そして、ゆっくりと体重を抜いて、場所をずらしていきます。可能であれば、マッサージされる側の人の呼吸のタイミングに合わせるのが良いでしょう。
  4. 太ももをゆっくり踏み終わったら、膝裏を、足の指を使って押すようにほぐしていきます。
  5. 足踏みマッサージのやり方1

  6. 次にふくらはぎを、太ももの時と同様にゆっくりと圧をかけて足首まで踏んでいきましょう。
  7. 足首まで一通り終えたら、太ももの付け根に戻って同じ事を3回繰り返します。
  8. 足全体を終えたら、足の裏の土踏まずを中心にしっかりと体重をかけて踏んでいきます。痛がらなければ、場所を移動して、かかとや指を使って足の裏全体をマッサージしていきましょう。
  9. 反対の足も同様に行います。

足踏みマッサージのやり方2

むくみを予防できる食べ物はカリウムを多く含む野菜や果物

くだもの

むくみが酷い時は、マッサージと並行して食べ物にも気をつけてあげましょう。むくみに効果的な食べ物は、利尿作用のあるカリウムを含むものがオススメです。

カリウムを含む食べ物

  • りんご
  • なし
  • バナナ
  • すいか
  • きゅうり
  • ナス

などなど。これらの果物や野菜を積極的に取り、利尿作用でむくみを軽減させましょう。ただし果物などは特に体を冷やしてしまいがちなので、注意してくださいね。

季節が暖かい時期でも冷え対策は必須!冷やさないように心掛けよう

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妊娠中は体温が上がり暑くなりやすい上に、汗もかきやすくなります。特に初夏から真夏にかけては、暑いからといってクーラーばかりに当たっていると、自覚のない手足の冷えが悪化します。

妊娠中の冷えは大敵です。妊婦用の冷え予防スパッツなども市販されていますが、締め付けがきついと、これまたむくみにつながりますので、足全体を締め付けるよりは、

  • おなか
  • 足首から下

の2点を冷やさないように心掛けましょう。

絹の靴下や絹の腹巻は通気性も良く、体内の毒素を排出してくれる効果があります。締め付けも緩く、妊娠中のデリケートな肌にも優しいので、冷え対策には絹製品を利用してみてください。

妊娠中のむくみやのぼせの症状は体を冷やさない事です。マッサージでケアをしながら、冷えないように心がけ、快適で幸せな妊娠ライフを送ってくださいね。

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