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妊娠中、授乳中にも安心して飲める栄養ドリンクの成分と選び方

妊婦さん

妊娠中や授乳中と言うのはお母さんにとって、とても体力が必要な時期になります。ですので、疲れをとるためにドリンク剤でもと、つい手を伸ばしてしまいがちですよね。しかし、ドリンク剤の成分が胎児や乳児に悪影響が出ないかも心配なところです。

大雑把に言えば「妊娠・授乳中に飲んではいけい」と製品に書いてなければ何を飲んでもいいのですが、今回はあえて神経質にリスクを排除する方向で考えてみたいと思います。かと言って「ドリンク剤はダメ」と決めつけることはしないようにしますよ。

妊娠授乳期の栄養補給をうたっているドリンク剤、過剰摂取しなければ安全なドリンク剤など、製品ごとに詳しくご紹介いたします。

最も注意すべきはカフェインが入っている製品

カフェインは摂り過ぎると胎児の成長を阻害します。かと言って摂取量をゼロにするべきかと言うと、それも難しいですね。コーヒーはもちろん、紅茶やココア、緑茶、コーラなど様々な飲料にはカフェインが含まれています。

ですので、それらからくるカフェインの量に対して、さらにカフェインを追加しないように、ドリンク剤ではカフェインの入ったものを避けるという考え方が好ましいと思われます。

まず絶対に避けるべきはエナジードリンク

いわゆるエナジードリンクと言うのはカフェインドリンクと言ってもいいでしょう。日本でよく売られているエナジードリンクは、容量の差によって多い少ないはありますが、1本あたり80mg~120mgのカフェインが含まれています。

アメリカで売られている製品になると、1本あたり300mgを超えるものも存在していますので、国産・輸入品を問わず、とにかくエナジードリンクには手を出さないで下さい。

これは妊娠授乳中だけではなく子供の場合でも同じで、アメリカでは14歳の女の子が2本飲んで死亡したとして訴訟も起こっています。ただ、日本のものよりサイズが大きいので、単純には比較できません。それでも、エナジードリンクは大人になってから、ですね。

このことは割合示唆に富んでいます。カフェインの摂取量については、各国の保健担当省が一日当たりの摂取の目安を決めていますが、それだけを見たのでは、本当のリスクは見えてこないのです。

例えば、あるエナジードリンクの容量は355mLで、これには120mgのカフェインが添加されています。一方、一般的なドリンク剤では100mL入りのボトルが多いです。これにカフェインが50mg含まれているのが一般的です。

カフェインは、割合早く吸収され、代謝されて出てゆくのも早くなっています。だいたい飲んで30分ぐらいで血中濃度が最大になり、5時間ぐらいで半分になります。

例えば、朝と10時、お昼と3時、それに夕食時に紅茶を飲んだとします。茶葉の種類によっても変わりますが、平均で一杯当たり25mgだったとしましょう。合計のカフェイン摂取量は1日当たり125mgで、エナジードリンクよりも多くなります。

紅茶や緑茶は少なめに摂るということを意識すればいい

しかし、エナジードリンクを飲んでから5時間後でも体内には60mgのカフェインが残っていますし、10時間後でも30mgが残っていることになります。

それに対して、紅茶の場合は増えては減りと言うことを繰り返すことになりますね。例えば、2杯目を飲む直前では12.5mg残っていますし、飲んだ直後では37.5mgになっています。これが3杯目では直前で19mg弱、直後で44mgです。

これで見てゆくと、繰り返し飲むほど体内のカフェイン量が増えそうですが、実は人間の身体はうまくできていて、一定量よりは増えないようになっています。

お薬を飲むときもこの体内での半減期が上手く使われていて、一定のペースで飲み続けることで、常に一定の範囲でお薬が血液中に存在するようコントロールできるのです。

ですので、くいっと一気にドリンク剤を飲んで50mgのカフェインを体内に取り込むと、5時間経っても紅茶を一杯飲んだ直後と同じだけのカフェインが体内にあることになります。

それが胎児であったり、母乳を与えられる赤ちゃんであったりと言う、カフェインに耐性のない子供に供給されることは決して好ましくありません。

特に胎児の場合、短時間にカフェイン濃度が一気に上昇するドリンク剤やエナジードリンクは避けておいた方がいいでしょう。なお、コーヒーはカフェインの含有量がドリンク剤以上のケースもありますので、デカフェを利用されることをお勧めします。

強いて言えばカフェイン入りの飲み物を飲むなら、は熱々の状態で飲む方がいいでしょう。ゆっくりしか飲めませんから、体内のカフェイン濃度も急上昇しにくくなります。

注意喚起さえされていなければどれを飲んでもいいけれど…

ドリンク剤と言うのは、医薬品または医薬部外品です。ですから、妊娠授乳中に大きなリスクがあるような場合には「妊娠授乳中の女性は飲用しないで下さい」と言う注意書きが必ず行われています。

ですので、もっとも大切なことは、買う前に注意書きを熟読することです。ドリンク剤のラベルの文字は非常に小さくて読みにくいですが、事故を防ぐため必ずきちんと読んでおいて下さいね。

神経質に見た場合絶対安全なドリンク剤はないことになる

どんな成分であっても、妊娠授乳中に安全だと断言できるものはそれほど多くありません。一般の食べ物ですらその範疇に入ってしまいます。しかし、そんな極端な考え方は、母体を栄養失調に追いやって、かえって悪影響が出るでしょう。

そこで「過剰摂取しなければ安全」と言える成分だけを含むドリンク剤を紹介しましょう。

アリナミンR|武田薬品工業
アリナミンR製品画像

成分は次のようになっています。

成分 1本あたり含有量
ビタミンB1誘導体
(フルスルチアミン塩酸塩)
5mg
ビタミンB2
(リボフラビン)
2mg
ビタミンB6
(ピリドキシン塩酸塩)
10mg
L-バリン 80mg
L-ロイシン 160mg
L-イソロイシン 80mg
カルニチン塩化物 50mg

上から3つのビタミンB群は、一般の推奨量程度であれば安全です。このドリンク剤では推奨量より少し多目ではありますが、それほど大量ではありませんので心配ないでしょう。気になる方は飲む量を2/3から半分ぐらいにしておけば安心です。

次の3つは、いわゆるBCAA(分岐鎖アミノ酸)です。必須アミノ酸ですが、妊娠授乳中の過剰摂取は避けるよう勧告されています。しかしこの量では、到底1日の推奨量の1/10にも届きませんから心配ありません。

そして最後のカルニチンです。カルニチンは授乳中に母乳に移行することが知られていますが、特に副作用は報告されていません。

一方、妊娠中の安全性は信頼できる充分なデータがないため、避けた方が良いとされています。しかし、配合されている量が非常に少ないため、まず問題はないでしょう。気になる人はお医者さんに相談して下さい。

注意した方がいいのは漢方とハーブ

実はあれこれ調べて、いくつか安全そうなのを選ぶ予定であったのですが、どうしてもカフェインが邪魔になって、それほど多くの候補を見つけることができませんでした。

また、ノンカフェインで良い線行ってるものもあったのですが、例えば漢方成分であるヨクイニンを含んでいたので候補から外さざるを得なかったと言うものもあります。

ヨクイニンは肌をきれいにする効果があるため、美容系ドリンク剤によく含まれています。しかし、子宮収縮効果も持っているため、妊娠中の女性は飲んではいけません。また授乳中の安全性も確認されていないのです。ノンカフェインでビタミンB系のドリンクなのでお勧めしたかったのですが残念です。

実は、こうした漢方成分を含む天然ハーブ由来の成分は、妊娠授乳中に使えないものが非常に多いので注意が必要なのです。

ハーブごとに見分けることができればいいのですが、香辛料的に使う場合を除いて基本的にハーブや漢方を利用したドリンク剤は避けて下さい。

もちろん、漢方医の先生や漢方の薬剤師さん、さらにはハーブ医療を研究されているお医者さんなどによる処方はまったく別ですよ。医療の専門家のアドバイスに従って大いに利用してください。

ハーブや漢方のファンからは、こうした考え方に異を唱える方も少なくないと思いますが、世界中の保健機関が警告を発していますし、日本でも国立健康・栄養研究所がコメントを発表しています。

(抜粋)

医薬品においても、妊娠中に安全に利用できることが確認されているものは限られています。そのため医薬品は一般に、母体や胎児にとって治療効果が危険性を上回ると判断されるとき以外は使用しないように、医師や薬剤師によって安全に利用できる環境ができています。

食品のカテゴリーで流通しているハーブ製品の利用についても、この考え方を取り入れることが重要です。妊婦や授乳婦の方がインターネットの情報を参照して自己判断でハーブ製品を摂取することは危険性が高いと考えてください。

ハーブ製品に関する定義や規制は国によってさまざまですが、米国や英国では、妊娠中のハーブ製品の利用について、医薬品と同じように「必要でない限り利用しない」ことを推奨しています。

このような考え方に基づいて、今回はハーブや、海外ではハーブとみなされることが多い漢方成分を含むドリンク剤は除外しました。

ヨクイニンは「はと麦」です。ですので、妊娠中ははと麦茶は避けた方がいいでしょう。とは言え、絶対に危険かと言うと、そうとも言いきれない部分があるのが難しいところです。でも、妊娠中は大事をとっておきたいですよね。

ローヤルゼリーとタウリンは悩まされてしまう成分

ローヤルゼリーと言えば若返り効果や免疫力アップが強調される健康食品です。ですので多くのドリンク剤に配合されています。またタウリンも元気になれるイメージの成分で、ドリンク剤では含有量を競っていることもよく見られます。

しかし、残念なことにローヤルゼリーもタウリンも、ドリンク剤で妊娠中の人や授乳中の人が飲むことは推奨されていないのです。

夢の新薬だったローヤルゼリー

1950年代、老衰で危篤状態だった当時のローマ教皇ピウス12世に侍医がローヤルゼリーを投与、高齢の教皇が回復したことを国際学会で発表したことで、一躍注目を集めました。

その後半世紀以上を経て、様々な研究が重ねられましたが、なかなか決定的な有効性と言うのが見つかっていません。もちろん有効成分の候補は抽出されています。

様々な臨床研究で有効性を示唆するデータも得られていますが、いずれも予備的研究の域を出ておらず、「ローヤルゼリーはこれに効く」と断言できるところまでは届いていません。

それでも、2006年、製薬工業会からの依頼で「薬局方外生薬規格集」から、ローヤルゼリーが日本薬局方に収載されました。正式な医薬品原料になったと言ってもいいでしょう。

しかし、国立健康・栄養研究所によると、ローヤルゼリーは妊娠中・授乳中の安全が確認されていないので使用すべきでないとしています。

一方で、ローヤルゼリーを配合した一般用の医薬品には「妊娠授乳時の栄養補給」をうたった製品もあるため、消費者としては大変悩まされます。

しかも、ローヤルゼリーはアナフィラキシーを含むアレルギー症状を引き起こすことも報告されているのに、こうした一般用医薬品には、アナフィラキシーに関する警告は行われていません。

ですので、ローヤルゼリーを妊娠授乳時の栄養補給に使うかどうかと言うのは非常に悩むところですね。

健康生活としても断言しにくいので、妊娠授乳中にドリンク剤を飲みたいと思った時は、診てもらっている産婦人科の先生に「ローヤルゼリー入りのドリンク剤を飲んでも良いですか」と尋ねてみて下さい。

OKが出れば飲めるドリンク剤の種類は格段に増えます。

タウリンは非常に判断に困る成分

タウリンはうっ血性心不全や肝機能の回復のためのお薬、タウリン(商品名:タウリン散98%「大正」・ジェネリックなし)として使われています。また元気が出る成分のイメージで、ドリンク剤にもよく配合されています。

見てみると、タウリン濃度を競っているようなイメージすら感じられますね。ちょっと気になるのは、心臓病や肝臓病のお薬ですら1回1g(1000mg)を1日3回なのに、ドリンク剤1本に3000mgも押し込んじゃって良いのかなと言う部分です。

タウリン自体は動物性の食べ物からたくさん摂れますし、副作用もあまりないので、良いことにしているのかもしれません。

一方、国立健康・栄養研究所によると、食べ物から摂る分には全く問題はないけれど、濃縮されたものの安全性は確認されていないから妊娠中・授乳中の摂取は避けるべきだとしています。

あくまで私の個人的な意見ですが、ことタウリンについては大丈夫じゃないかと思います。それは食品に含まれるタウリンの方が、ドリンク剤より多いことも少なくないからです。

例えば、やや大きめの生ホタテからウロ(貝の中の黒い部分)だけを取り除いたものは130g~140gです。これに含まれるタウリンはおよそ1075mg~1160mgです。生ホタテ1個でドリンク剤1本に相当するタウリンが摂れるんですね。

あるいは価格的に安めで安定しているするめいかは、1杯が350gくらいで、タウリンはおよそ1250mg含まれています。

ですので、1本に3000mgも配合したものはどうかと思いますが、1000mgくらいならホタテ1個、いか1杯相当にしかならないので、おそらく問題はないんじゃないかと思います。

どうしても心配な方は、これもあらかじめ産婦人科のお医者さんに相談されればいいと思いますが、タウリン入りのものを許容すれば飲めるドリンク剤はずいぶん増えるんですよ。タウリンについては、関連記事もご覧下さい。

▼関連記事
イカの栄養と効果効能!タウリンが効率よく摂れるイカの調理法とは

イノシトールはそれほどたくさんは含まれていない

イノシトールはかつてビタミンB群に数えられたこともあった栄養成分ですが、妊娠授乳期の安全性が確認されていないので避けるべきであるとされています。

しかし、妊娠授乳期でない人の場合、毎日12000mgを4週間にわたって飲んでも、副作用が現れなかったというデータがあります。それに対して、ドリンク剤に含まれているのは、せいぜい50mgですので、特に気にする必要はないのかもしれません。

実際、ドリンク剤のメーカーは、妊娠授乳期の栄養補給を目的としてあげているドリンク剤に、イノシトールを配合しているケースが良く見られます。

現在においては「妊娠授乳中には、どうしても必要な場合を除いて医薬品成分を摂らない」と言う考えが主流です。その流れに従えば、タウリンやローヤルゼリーが否定されるのも、ある程度やむを得ないでしょう。

妊娠授乳期の栄養補給をうたっているドリンク剤

ドリンク剤のメーカーは、1日1本と言う用法用量を守っている限り、妊娠授乳中の女性がドリンク剤を飲むことに問題はないし、むしろ栄養補給に利用できるとしています。それでも、カフェインについては注意を呼び掛けている例も見受けられます。

そのため、ドリンク剤にはカフェインを含まないものがラインナップされていることが良く見られますので、それを利用するのもお勧めだと言えるでしょう。

そこで、ここからはメーカーが妊娠授乳期の栄養補給を効果にうたっているドリンク剤を紹介して行きます。その中で、気になる成分については個別に紹介してゆきますので、商品選びの参考にして下さい。お医者さんに尋ねて見る時にもその成分について聞いて下さい。

ファンテユンケル3Bドリンク

佐藤製薬のユンケルシリーズの中で、唯一カフェインも生薬成分も含まれていないものです。

ファンテユンケル3Bドリンク|佐藤製薬
ファンテユンケル3Bドリンク製品画像

気になる成分としては、コンドロイチン硫酸エステルナトリウムが180mg配合されていることです。妊娠中に禁忌とされるヘパリンとコンドロイチン硫酸は構造が似ているので注意が呼びかけられています。

また、パンテノールが10mg含まれていますが、この量はおそらく安全であるとされる量の1.5倍ですので、気になる人はお医者さんに尋ねてみましょう。

リポビタンシリーズ

ドリンク剤の代名詞ともいえる、大正製薬のリポビタンシリーズは、オリジナルのリポビタンDと子供向け製品を除いて、すべての製品が「妊娠授乳期の栄養補給」を効果にうたっています。

リポビタンファイン|大正製薬
リポビタンファイン製品画像

あえて1つを選ぶとすれば、シンプルな成分構成で低カロリーのリポビタンファインです。これは無水カフェインが50mg、タウリンが1000mg、イノシトールが50mg含まれていますが、生薬系は入っていません。

ビタシーローヤルシリーズ

ビタシーローヤルはタウリン含有量が多いことが特徴です。全部の製品が妊娠授乳期を対象にしています。

ビタシーローヤル3000ZERO|常盤薬品工業
ビタシーローヤル製品画像

タウリンは3000mgと最もたくさん含まれている製品の1つです。その他ローヤルゼリーも配合されていますが、一方でノンカフェインですし、低カロリーを売りにしています。

チョコラBBシリーズ

チョコラBBシリーズのドリンク剤も医薬部外品に指定されているものはすべて妊娠授乳期が対象になっています。チョコラのシリーズは、美容系に強い栄養剤のブランドですので、成分も他のものとは少し異なるようです。

その中で、今回選んだのはチョコラBBフレッシュIIです。基本成分は他のチョコラシリーズと同じですが、生薬成分が入っていないことと、低カロリーであることでこれを選定しています。

チョコラBBフレッシュII|エーザイ
チョコラBB

これにはカフェインの他タウリンも含まれていますし、グリシン・アルギニン・リシンなどのアミノ酸も配合されています。それほど多い量ではありませんが、お医者さんと相談してみて下さい。

実は、チョコラBBシリーズにはノンカフェインのチョコラBBドリンクビットと言う製品もあるのですが、これには子宮収縮作用を持つヨクイニンエキスが配合されていたので、紹介を見送りました。

メーカーサイトを見る限りでは、妊娠授乳期のビタミンB2補給がうたわれていたので、これに含まれる程度の量なら大丈夫なのかも知れません。気になる方は、フレッシュIIと比較してお医者さんと相談してみるのもいいでしょう。

グロンサン内服液

かつて中外製薬が製造販売しており、現在はライオンのブランドとなったグロンサンも妊娠授乳期の栄養補給がうたわれています。グロンサンは命名のもととなったグルクロノラクトンと言う成分がメインですが、これは妊娠授乳中の使用に問題はないようです。

グロンサン内服液|ライオン
グロンサン内服液製品画像

他のメーカーでも大抵似たような注意書きはありますが、ライオンの公式サイトにはかなり大きく、妊娠中の飲用は、医師と相談することを勧める案内があります。グロンサンにはカフェインが配合されています。

Q:妊娠・授乳期に「グロンサン」「新グロモント」を服用してもよいですか。

A:効能にも産前・産後の栄養補給と書いてあるように、妊娠・授乳期でも服用していただけますが、念のため妊娠中の場合には、主治医に相談されることをおすすめします。

チオビタドリンク

チオビタもいくつかの商品がシリーズ化されていますが、なぜか基本商品のチオビタだけが「妊娠授乳期の栄養補給」で、他の商品は「産前・産後の栄養補給」になっています。基本的には同じだと思うんですが、何か違いがあるのかはわかりません。

チオビタドリンク|大鵬薬品工業
チオビタドリンク製品画像

チオビタドリンクにはカフェインの他、タウリンやイノシトールも配合されています。

有名ブランドは他にもありますが、とりあえずこんなところで。それぞれの製品ごとに成分を抜き出している部分は「妊娠授乳中に飲むのは気になる」と言う成分です。主治医と相談するときに利用して下さい。

ドリンク剤は飲まなくて済むならその方がいい

このように、妊娠授乳中に摂取する成分について、かなりシビアに見ている国立健康・栄養研究所の情報に照らした場合、妊娠授乳中に飲むのであればアリナミンRが安全だといえるでしょう。

でも、たとえ安全だといっても、1日に1本の用量は厳守してください。そして、他のブランドであっても、あるいは清涼飲料水分類の製品であっても、健康飲料的なものを同じ日に複数飲んではいけません。

本文中でもお話ししたように、妊娠授乳中は、どうしても飲まなくてはいけない時や、飲んで得られる効果が赤ちゃんやお母さんに与えるリスクより大きいと判断できる時以外はドリンク剤は飲まない方がいいのです。

かと言って、何が何でも飲んではいけないと考えてストレスを貯めてはいけません。ドリンク剤を飲んで楽になったという気持ちを得られることは立派な効果なのです。

本来はお医者さんに何でも相談するのがいいのですが、それがストレスになると言う時は、自分で慎重に選んだ上で、用法と用量をよく理解し、その範囲で飲んで下さいね。

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