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生理でタンポンの使い方を間違えTSSになるリスクとその恐怖

白とピンクのかわいいタンポン

女性なら誰もが経験する生理ですが、今は生理用品も充実しているので自分に合った物を選べます。

主にナプキンとタンポンが使われていますが、最近では昔の人に見習い布ナプキンも注目されていますね。

布ナプキンにもメリットとデメリットがありますが、生理痛が緩和されるというメリットは多くの女性が実感しているようです。

しかし、利便性に優れている事や市販のものが多いことから、一般的なナプキンやタンポンを使う人の方が多いですよね。

さて、そのタンポンですが、使い方を誤ればTSSという病気になってしまうリスクをはらんでいます。タンポンをお使いの方には是非知っておいてほしい事実をこの記事では紹介します。

タンポン派の人は要注意!長時間の放置は危険

仕事をしている女性は生理だからといって優遇されるわけではありません。女性だけの仕事場なら上司や同僚も生理の辛さを理解してくれるので、トイレに行く回数が増えても文句は言われないでしょう。

しかし職場に男性がいる場合は、恥ずかしさなどもあって生理だと言いにくいものですし、何度もトイレに立つと事情を知らない人から見ると、サボっているとか怠けていると思われる事があります。

このためナプキンを交換しにトイレに行きたくても、頻繁に行けないので我慢してしまうのです。

長時間トイレに行かなくても安心できる事から、タンポンを使う人もいます。ナプキンにも種類がありますが、タンポンも同じように経血の量に合わせて種類を選べます。

生理前半は経血量が多いので長時間の使用にも耐えられる多い日用を、生理後半は経血量も減って行くので普通の日用や軽い日用というように、使い分けが出来ます。

メーカーによる多少の違いはありますが、多い日用でも使用できるのは8時間までとされています。

仕事をしている場合、朝からお昼休みまでトイレに行けない事があっても、3時間~4時間でお昼休みになるので、多い日用ならこのくらいの時間は漏れないので安心です。

昼休みから仕事終わりまでの間、1度くらいはトイレに行けると思いますのが、最長でも8時間を超える事はまずありません。

普段からタンポンを使い慣れている人なら使い方も心得ているので大丈夫だと思いますが、あまり使い慣れていない人はタンポンによるトラブルもあるので注意しましょう。

注意したいのがタンポンを使っているのを忘れてしまい、8時間以上放置してしまう事により起こるトラブルです。

清潔にしなければ…菌の繁殖で起こる病気、TSSのリスク

腹痛で苦しむ女性

ナプキンの場合は使っている事を忘れるというのはほとんどありませんし、トイレに行けばすぐにわかるので交換出来ます。ナプキンでもそうですが、長時間交換せずにいると雑菌が繁殖します。

赤ちゃんのおむつかぶれと似ていますが、経血には栄養も含まれるので、長時間同じ物を使い続けると雑菌が繁殖し、蒸れてかぶれやすくなるため、こまめに交換します。

タンポンの場合、特に使い慣れていない人がナプキンと併用する時には注意しましょう。普段からナプキンを使っているので、タンポンを使っている事を忘れてしまう人もいます。

タンポンはナプキンと違い、膣の中に入れて使いますので取り扱いには特に注意が必要です。当然手は清潔にしておかないと雑菌が付着します。

生理中はホルモンバランスが変化しているので、免疫力も低下した状態です。汚い手で使ったり、タンポンを取り忘れたりすると膣の中で雑菌が繁殖してしまいます。

この場合黄色ブドウ球菌というバクテリアの一種が悪さをします。黄色ブドウ球菌は常在菌なので普段は特に悪さをしませんが、免疫力が下がった時には悪い菌となってしまうのです。

タンポンの取り扱い説明書には必ず、手を清潔にする事、8時間以上使わないようにと注意書きがあるはずです。これを怠るとTSSになるリスクが高まるので注意してください。

TSSは黄色ブドウ球菌が繁殖すると起こる急性疾患の事です。症状も人により違いますが急性なので対処が遅れショック状態になれば命に関わる重篤な症状を引き起こします。

TSSとは?

TSSはトキシックショック症候群の略です。タンポンの使い方が悪いと起こる事から、タンポンショックとも言われています。

トキシックというのは毒を意味しますが、タンポンを長時間使用し続けると、常在菌の黄色ブドウ球菌が異常繁殖し毒を出します。

これが血流に乗って子宮に入り込むと中毒を起こしたようになり、発熱や下痢、嘔吐など症状も一気に出始めます。

人によってはショック状態になり意識を失う事がありますが、処置が遅れショック死したというケースもあるので軽視できません。

生理中はどうしても免疫力が下がるので、風邪を引きやすくなる人もいます。生理中に抗生物質を飲むと、膣内の常在菌まで退治してしまうのでカンジタを発症するのもこのためです。

生理中は自分が思っている以上に、デリケートな状態なので生理用品の使い方にも注意が必要です。

タンポンを使うからといって必ずTSSになるというわけではなく、長時間の使用や不衛生な状態で使うとリスクが高まるという事です。

しかし免疫力も人によって違いはあるので、中には使用時間を守っていたにも関わらずTSSを発症したというケースもあります。

TSSを予防しよう!使用時間とニオイのチェック

TSS経験者の多くは、タンポンを正しく使用出来ていなかった人です。タンポンを使い慣れている人でも自分は大丈夫という油断から、TSSになる可能性はありますので「大丈夫だろう」とは思わないようにしましょう。

タンポンを使う場合は、可能な限りこまめに交換してください。人によって経血の量も違いますから、人よりも多いなら8時間は持たない場合もあるので、少し早めに交換するよう意識しておくといいですね。

量が少ないからと1日中使いっぱなしというのも良くありません。ここは自分の生理をよく理解して、臨機応変に対応するのが一番です。

TSSのリスクを高めるのは、タンポンを長時間使用する以外にもいくつかあります。交換する時、雑に扱うと繊維が膣内に残ってしまう事がありますので、慎重に扱いましょう。

意外に多いのが、タンポンを使っている事を忘れてしまう事だといいます。

使っていた事を忘れてしまい数日間入れたままにしてしまう、使っている事を忘れて2個目を挿入してしまうというケースも多いようなので注意してください。

性感染症やカンジタの自己感染などで炎症がある場合、おりものが臭う時があります。こういう時はタンポンを使うとTSSのリスクが高まるので、使用は控えましょう。

TSSになっていた場合はすぐに何らかの症状が現れますが、これも個人差があるので微熱程度だと全く平気な人もいます。

しかしTSSになっていた場合は徐々に症状が強くなっていきますし、膣内で黄色ブドウ球菌が繁殖すると悪臭がします。ニオイも判断基準になると覚えておきましょう。

タンポンを使っていて悪臭がする場合は、TSSの可能性が高いのですぐに病院に行き適切な処置を受けてください。

大丈夫だろう、面倒だから、という気持ちはすぐに捨ててください!デリケートなあなたの体を守るのは、あなた自身です。

タンポンの正しい挿入方法

タンポンを入れるのは膣口から膣の奥へ、痛みを感じにくい箇所に挿入します。しかし、ここで正しい方法で挿入しないと痛みや違和感を感じる原因になってしまいます。

入れるとき
まずは糸が抜けたりしないか確認しましょう。

挿入するときはリラックスすることが大切です。初めてだったり慣れるまでは緊張してしまうと思うのですが、筋肉が緊張しこわばってしまうととても入れづらくなり、膣口を傷つけてしまう原因にもなります。

タンポンを入れるときの体勢例

挿入時の姿勢は立った状態、座った状態どちらでもOKです。ご自身に合ったスタイルを見つけてくださいね。

片方の手でタンポンを持ち、もう片方の手で膣口のまわりをひらき、タンポンの先端を膣口に当てます。

リラックスして、息を吐きながら挿入します。違和感があったりつかえる感じがしたら、斜め後ろの角度に進めるとスムーズに入る場合があります。

タンポンが入りにくい時に挿入する方向

抜くとき

抜くときも挿入時同様に力を抜いて、息を吐きながら抜きましょう。

取り出した時に吸収体が白い部分があり抜きづらいと感じた場合は、使ってるタイプから量が少ないタイプのものへ変えてください。

後処理
タンポンの包装や抜き出した吸収体はトイレに流さないでください。自治体の指示に従い、きちんと処理しましょう。

長期間放置すると臭いがしてきますので、なるべく早くゴミに出してしまいましょう。

初めてならアプリケーター有りのタンポンを選ぼう

アプリケーターとは、タンポン本体をつつんでいるプラスチックのケースです。綿がむき出しのタンポンよりもすべるので挿入しやすいですよ。

アプリケーターの先端を膣口に当て、ゆっくり息を吐きながら挿入します。綿の吸収体が膣内に入ったら、アプリケーターを挿入した角度を保ったままゆっくり抜きましょう。

アプリケーター有りのタンポンを使用する場合、挿入前にチェックしてほしいことがあります。それはアプリケーターの先が割れたりしていないかです。非常にまれではあると思いますが、一応念のため。

経血量でタイプをそれぞれ選ぼう

経血の量が多い日、少ない日に合わせて、タンポンのタイプを変えましょう。

今はたくさんのタイプのタンポンが市販されていますから、迷ってしまうかもしれません。量が多い日用ですと直径が多少大きいものがありますから、慣れるまではこういったものは避けるのもいいですね。

生理時以外は使用しない

おりものが多い時期など、経血を外に出さないようにする用途以外でタンポンを使用するのはNGです。

いくらおりものが多いといっても経血と比べると水分量が少ないため、膣内を傷つけてしまう可能性があります。

生理が始まったばかりのタイミングや終わりがけの経血が非常に少ない時も、同様のことが言えます。このころにはナプキンを使用する方が安全です。

少しでも誤った使い方をすれば、大切な身体の一部を傷つけてしまいます。何事も、決まり通りに正しく使用することが大切ですね。
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