健康生活TOP 変形性関節症 変形性肘関節症の原因と、具体的な症状はどんなもの?

変形性肘関節症の原因と、具体的な症状はどんなもの?

運動や仕事などで、肘関節に負担のかかる動きをしている方は、変形性肘関節症にご注意下さい。スポーツ選手や大工職人等の職業に就く方は、日ごろから関節痛に悩まされているのではないでしょうか。

普段から鍛えているスポーツ選手まで、関節を痛めてしまうその理由は何でしょうか?それは関節の特徴に原因が隠されているのです。

またその痛みは具体的にどのようなものなのか、症状の種類に注目してみましょう。

関節の痛みは変形性肘関節症!どんな症状が起こる?

この病気は、最初軟骨組織が傷んでくるところからスタートします。膝には大腿骨の端を覆う軟骨、脛骨の端を覆う軟骨の2ヶ所の膝軟骨、その間にある2枚の半月板と言う軟骨組織があります。

軟骨組織には血管も神経も通っていません。ですので軟骨が傷んできたとしても、症状が進んで周囲の組織を含めた関節炎を起こし痛みが出るまで、自覚症状がないのも特徴と言えるでしょう。

最初のうちは歩き出しや階段の昇り降りで膝が痛む程度ですが、そのうち膝に水がたまると言われる症状が見られるようになります。

それがさらに進むと歩行困難と言うことになりますが、多くの方は膝の痛みで歩きにくくなった段階で受診されることが多いようですね。

変形性肘関節症は一次性、二次性のものがある

スポーツと切っても切り離せないのは、体への負担です。十分に準備運動をしていても、熟練であっても、なぜ故障が起こるのでしょう。スポーツによる故障の原因は怪我だけではなく、関節や筋肉を酷使することも大きく関わっています。

野球、テニスやゴルフなど、肘関節を酷使するスポーツは肘の関節症を引き起こします。長時間スポーツを続けていると、負担がかかる関節部が炎症を起こし痛みますね。通常ですと、冷やして痛みが引くまで安静にしていますと炎症も治まります。

この炎症が治まらないうちに、繰り返し、長年、肘の関節に負荷をかけ続けていると、関節軟骨がすり減り変形が起こります。また、骨棘(こっきょく)と呼ばれる骨でできた突起物が関節内部に発生してきます。

このような肘関節部の変形による関節症が変形性肘関節症です。

変形性肘関節症は、

  • 一次性:スポーツなどによって肘関節に限度を超えた負荷がかかった場合に起こるもの
  • 二次性:怪我などの外部要因によるもの

このように分類されており、一次性の変形性肘関節症患者はスポーツ選手に多いのが特徴です。

また次のような特徴的な痛みを起こします。

運動痛 動かすと痛み、安静時には痛みが軽くなります。
可動域制限 肘の曲げ伸ばしがしづらくなります。重度になると食事やトイレなど身の回りのことが自分でできなくなります。
ロッキング 突然、関節が固まった様に動かなくなってしまいます。曲げるも伸ばすもできず動かすと激しく痛みます。
肘部管症候群 肘関節の変形により肘の内側の神経が圧迫され麻痺を起こします。薬指や小指にしびれや麻痺の症状があらわれ、動きが鈍くなってしまいます。

この病気は中高年の女性に多い病気です。もちろん男性にも珍しくなく、女性全体の半分程度以上の患者数が確認されています。

変形性肘関節症の原因は?

他の病気やけがによって引き起こされる二次性のものを除けば、変形性肘関節症の原因は次のものがあげられます。

  • 肥満
  • 加齢
  • 筋力低下

膝は身体の中でも最も過酷な荷重のかかる場所と言っても良いでしょう。

例えば腰椎の場合、1本の背骨に上半身全体の荷重がかかるわけですが、腹筋と背筋と言う大きな筋肉によって支えられていますし、可動範囲もそれほど大きくありません。

一方、膝は腰の下、骨盤や太もも、内臓の下半分の重量まで合わせた重さを2ヶ所で支えている上、ほぼ二つ折りになるまで足を曲げ伸ばしできるほど動く範囲の広い関節です。

ですので、運動不足や加齢によって膝をサポートする筋肉が衰えたり、肥満によって荷重が増えたりすると傷んでくると言うわけです。

肥満が膝関節症につながる可能性大!

この病気は肥満や筋力低下によって引き起こされている部分が少なくありません。ですので、それを解消することが一番効果的な治療方法なのです。

自分はやせているから大丈夫などと安心しないでくださいね。むしろ最近話題のサルコベニア肥満が膝関節症につながる可能性が高いのです。

サルコベニア肥満は、体重の重さではなく、骨格筋の量を基準にした肥満度の考え方です。

男性で骨格筋率28%未満、女性で22%未満ぐらいがこれにあてはまり、男性で32%未満、女性で25%未満くらいが予備軍と言えるでしょう。

骨格筋が少ないと膝関節を支える大腿部の筋肉も弱く、関節に直接荷重がかかってしまうために早く傷んでしまいます。

もちろん、体重が重すぎても膝関節にかかる負担は大きいものがあります。ですので、常に体重と筋肉量を意識するような生活を心がけましょう。

お手持ちの体重計に骨格筋率を測定する機能が付いていない場合、体脂肪率で判断するのも一つの方法です。

  • 男性で18%程度、最悪でも20%未満
  • 女性で27%程度、最悪でも30%未満

をキープしましょう。

体重についてはBMIで22程度がベスト、一応20~24くらいの範囲に収まるようにコントロールしましょうね。

軽ければいいというものではありません。体重だけを気にする人がサルコベニア肥満に陥りやすいんですよ。

筋肉は脂肪の1.2倍以上重いのです。ですから見た目の体重だけを減らそうと思うと、運動せずに筋肉を落としてしまうのが手っ取り早いんですが、そうすると見事にやせ型の肥満体が出来上がるわけです。

そしてそれは加齢による変形性膝関節症の一番手っ取り早い発病方法なのです。

無理は禁物!ちょっとでも違和感があれば相談しよう

肘や膝、股の関節に痛みを感じた場合、できれば整形外科、リハビリテーション科などの専門科を受診しましょう。

自覚症状がみられない段階を放置してしまうと、その後の人生の動きに大きく影響するかもしれないのです。

自分の痛みは自分でしかわかりません。すこしでも変形性肘関節症の症状を感じたら、行動にうつしてくださいね。

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