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歯列矯正でトラブルが急増!治療で失敗しないための7つの注意点

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歯並びを気にされている方は多くいらっしゃいます。噛み合わせが悪いと健康に害が及ぶ場合もありますし、美容面でもやはり整った歯並びは理想でしょう。

そこで歯並びの治療としてあげられるのが「歯の矯正治療」ではないでしょうか。

しかしその矯正について、トラブルが様々発生しているというのです。あなたがいざ矯正を受けて失敗した~!と後悔しないために、知っておきたい7つの注意点をご紹介します。

歯並びこそが重要だった!噛み合わせの悪さであらわれる体の不調

昔のテレビで「芸能人は歯が命!」なんてCMが一世を風靡しました。かなり前の話なので最近の若い人は知らないと思いますが、考えてみればこの頃から「綺麗な歯」に対しての意識を持ち始めたのかも知れません。

白く輝いている歯は、口元を明るくしてその人の印象をグッと良くします。当時は会社の面接対策として、歯を白くすることさえ行われていたのです。

昔は流行のようだった「歯のケア」も現在では当たり前になり、性別を問わずに綺麗にしているようです。確かに最近のティーンエイジで歯が汚い人を見かけることは少なくなりました。

しかし、歯の問題は白さだけではありません。

もともとは白い歯に対して憧れていた状況も、現在では「白く綺麗に見える歯」が常識であり、歯並びも重要視されています。

口元を綺麗に見せる歯並び

笑った時に見える歯が綺麗に整っていると、本当に口元が明るく良いイメージを受けますよね。反対に歯並びがガタガタだったら、いくら白い歯であってもなんとなく不潔な印象さえ持ってしまいます。

昔のアイドルは歯並びの悪い人も多く、反対にそれをチャームポイントとしていました。八重歯がその代表ですが「八重歯が可愛いいっ!」なんて言うファンも多かったようです。

しかし、最近のアイドルで歯並びが悪い人はほとんどおらず、歯並びを綺麗に保つことを重視しているように思えます。現在ではお洒落や美しさの一つとして歯並びは重要な鍵を握っているのです。

健康に影響を与える歯並び

歯並びが健康に影響を与えることは今や常識となっています。これは「噛み合わせ」と言って、上の歯と下の歯の接触した状態のことを言います。

正確には歯の接触だけに留まらず、上顎と下顎の閉じた時の状態と考えて下さい。この噛み合わせは歯並びに大きく影響され、上下の歯にズレがあることで、噛み合わせも悪くなってしまうのです。

人間は食べたり喋ったりすることで、口を動かし歯を噛み合わせます。またスポーツ時や重い物を持つ時には、歯を食いしばって力を加えてしまいます。

このような状況で噛み合わせが悪いと、負荷が分散されずに偏ってしまい様々な健康被害を発症するのです。

  • 慢性的な頭痛
  • 肩こり
  • 顎関節症
  • 消化器不良
  • めまい
  • 虫歯、歯周病
  • その他

噛み合わせが悪いと顎の一部にだけ負荷がかかり、慢性的に一部の筋肉を刺激することで顎にズレが生じてしまいます。顎にズレが生じることで顎関節症や身体全体に歪みが出るなどの症状に繋がるのです。

本人は真直ぐ歩いているのに前から見ると傾いている人っていますよね。このような人は大抵噛み合わせが悪く、顎にズレが生じていると思われます。

歯並びを治す歯科矯正治療…医療費控除でも費用はやっぱり高額?

このように美容効果以外に健康にも影響を与える歯並びですが、それを自分で解消することは難しいと思います。そこで一般的に行われているのが「歯科矯正」になります。

高額な歯科矯正装置ブラケット

歯科矯正とは矯正装置を用いて歯や顎の骨を徐々に動かして歯並びを良くする治療で、歯科や矯正歯科で行っています。矯正には金属製のブラケットを使用することが多く、用途によっていくつかの種類があります。

この矯正用のブラケットは長期間装着する必要があり、個人差がありますが1年半から2年半は治療が必要となるようです。

基本的に歯科矯正は保険が適用されないため自由診療となります。自由診療では治療費は病院が設定していますので、一律ではなく病院ごとに治療費が変わってきます。

一般的には80万円程度から100万円とされていますが、中には300万円や500万円かかったなどの話も耳にします。医療費控除が利用できると言う話もありますが、それでも高額な治療と言わざるを得ませんね。

歯医者さんが不適切な治療を!?歯科矯正でトラブルが急増中

最近、ある地方新聞で「歯科矯正のトラブル」についての特集記事がありました。それによりますと矯正歯科治療において不適切な治療が増加していると言うのです。

一体これはどういうことなのでしょうか?

矯正におけるトラブルの中身

歯並びや噛み合わせに注目が集まると平行して、歯科矯正を希望する人が増加しています。現在では大人だけではなく子供も歯を矯正することが当たり前になっています。

しかし、歯科矯正は通常の歯科治療とは違い、技術力や経験が必要な分野です。また、治療には将来的な歯の動きを予想する力も必要で、歯科医だからと言って全ての人ができるものではないのです。

このように歯科矯正の需要が増えることは、歯科医にとってもビジネスチャンスとなることから、経験不足での治療がはびこっているのです。

歯の矯正治療におけるトラブルで一番多いのが「矯正の失敗」「思ったとおりの結果にならない」です。要は矯正失敗であり、その患者さんは長期間の治療を無駄にしたのです。

また「高額な治療費を請求された」「高額な矯正装置をかってに装着された」など、治療費に関するトラブルも多く発生しているようです。

私の友人の中には「安くやってあげるから」と言われて、後々ものすごい治療費を請求された人がいます。ここまでくると怪しい商売にも見えてきますね。

多くの問題は歯科医師が説明責任を果たしていないだけではなく、まともな治療計画を立案していないと思われるところです。そこで患者が注意するべきポイントを考えてみましょう。

歯科矯正で後悔しないためにあなたが意識すべき7つのポイント

歯科矯正は治療期間も費用もかかる一生に何回もできない治療です。失敗したからと言って再度やり直すには辛い状況ですよね。そこで歯科矯正で後悔しないポイントを紹介します。

歯科矯正で失敗しないためのポイント1.自分の状態を把握する

まず重要なのは「自分の状態を把握する」ことです。歯並びが悪いことで顎にどの様な影響が出ているかを、調べてもらうことはとても重要なことです。

そのためには顎の骨格や歯並びを撮影する「頭部X線」は必須であり、これを行わない歯科医には注意した方が良いでしょう。

いくら名医でも外から歯や顎を見ただけで、全ての骨格が解ることはありません。X線写真を見て現在の状況や問題点を見つけていく作業が重要なのです。

特に子供の歯科矯正では成長による骨の動きを予想する必要があり、この作業は不可欠と言えるでしょう。

しかし、調査では約40%の歯科医が頭部X線撮影を行わない状態で歯科矯正を実施しており、これが最終的なトラブルに繋がっているとの指摘があります。

X線撮影なしでの歯科矯正は、中身が解らない状態で無理やり行う治療と考えても良さそうです。

歯科矯正で失敗しないためのポイント2.治療方針の説明が重要

良い歯科医師であれば患者の状態を確認した後に、歯科矯正に関する治療計画を立案し説明してくれます。

その中には「現在の状態」「噛み合わせの悪影響」「複数の治療方針」「治療期間」「費用」などの内容が織り込まれているはずです。治療方針の中には難しくて理解できない内容もあるかも知れません。

そのような時にはどんどん質問して納得してから治療方法を選択するのが重要です。

中には質問しても答えてくれなかったり、馬鹿にした態度をとったりする歯科医もいるようですが、このような病院では将来トラブルになる可能性があります。直ぐに別の病院に変えましょう。

また、「矯正の検査のつもりで診察を受けたのに、知らない間に高額な矯正装置をかってに付けられていた。」などの話を聞いたことがあります。

こんなことにならないように「今日は検査だけ!」と事前に話しておくことも重要です。

歯科矯正は自由診療です。見積もりを取るくらいの気持ちで治療計画を立てて貰いましょうね。

歯科矯正で失敗しないためのポイント3.「簡単に出来る」を信用しない

「歯科矯正は痛そうだし、歯も抜かなくてはいけないからイヤだなぁ?」などと思っているところに、「いや、歯も抜かなくていいし簡単にできるよ!」と言われたらどうしますか?

中には「じゃーやろう」って思う人もいますよね。これがトラブルの始まりなのです。

まず検査や治療方針が決まっていない状態で、歯を抜かなくていいなんて解るはずがありません。安易に治療を進める行為を信じてはいけません。

歯並びが悪くなる理由の中には顎の大きさの問題があります。特に女性に多い問題ですが、顎が小さく歯が入りきらないために歯並びが悪くなるのです。このような状態では抜歯は必須と考えても良いでしょう。

それを無理やり抜歯なしで行うことで、矯正の失敗に繋がるのです。矯正は簡単に出来る治療ではありません。ちゃんと検査を行い治療のリスクを説明してくれる歯科医を選びましょう。

歯科矯正で失敗しないためのポイント4.専門医にお願いする

歯科業界も複雑化しており、普通の歯科から審美歯科やインプラント専門の歯科まであります。その中でも歯科矯正は矯正歯科医の認定医を選ぶようにしましょう。

認定医は「日本矯正歯科学会」や「日本臨床矯正歯科医会」などのホームページに記載されていますので、それを参考にされても良いと思います。

認定医でなくても評判の歯科医もいるとは思いますが、やはり専門家の技術は安心できます。

歯科矯正は専門的な知識が必要だと言うことを理解することが重要です。歯科矯正の経験が浅い歯科医では、たとえ良い歯科医であってもトラブルの元です。矯正認定医にお願いするようにしましょう。

歯科矯正で失敗しないためのポイント5.治療の停止や転院ができる

歯科矯正は治療に長期間かかりますが、中には思うような結果が得られないケースもあります。また引越しなど患者さんの都合で、通院が難しくなるケースも珍しくありません。

このような場合に治療の停止や転院が可能なのかが重要な鍵となります。

特に治療の結果が出なく途中で治療を停止(中止)した際に、治療費の精算が出来るのかはとても大切な問題です。また転院する際も先払いした治療医やローンの精算をどうするかをチェックしましょう。

「途中で治療を止めたのに、全ての治療費を請求された。」などのトラブルがありますので、特にローンを組んで治療する際には十分注意して下さい。

歯科矯正で失敗しないためのポイント6.歯科矯正でセカンドオピニオン

筆者が個人的にオススメしたいのが「歯科矯正でのセカンドオピニオン」です。セカンドオピニオンと言えば、ガンや脳疾患など大きな手術や治療を行う前にその診断結果に問題がないか、別の医師に確認してもらう行為です。

しかし、セカンドオピニオンは歯科矯正の分野にとっても重要な鍵を握っているのです。

もちろん、現在通っている歯科医の治療計画や説明が解りやすく十分納得できるものであれば、セカンドオピニオンを行う必要はないかも知れません。

しかし、少しでも治療計画に疑問があって、それが解消できない場合には別の歯科医に確認してもらうことは重要なことなのです。

また、治療費についても同じで「ネットで調べた金額よりも高いなぁ?」と感じていても、歯科医に直接聞くのも難しいかも知れません。セカンドオピニオンであれば治療費の妥当性も聞くことができます。

歯科矯正のセカンドオピニオンは大学病院の矯正歯科や専門の矯正歯科病院で行っています。インターネットでも検索すると色々な情報が出てきますので参考にしましょう。

歯科矯正で失敗しないためのポイント7.長すぎる治療には疑問をもつ

歯科矯正は長期間かかる治療ですが、それが4年も5年もかかっていてはちょっと疑問が生じてしまいます。中には何年も矯正装置を装着しているのに、全く歯が移動していなかった例もあるのです。

口の中のことは本人ではなかなか気が付くこともありませんし、「ハイ順調です。」と言う歯科医の話を信じてしまうのは仕方がありません。

しかし、長すぎる治療には何か理由があるはずです。歯科医に説明を求めて納得できる明確な理由が得られない場合には、セカンドオピニオンを利用して下さい。

専門の歯科医に現在の治療についての意見を求めることはとても重要です。長すぎる治療には疑問を持ちましょう。

歯科矯正は一生もの!やり直しが難しいからこそ真剣に考えよう

大きな病気と違い歯科矯正は審美的な治療と思われています。しかし、実際には身体の健康を害する多くの原因となっており、歯並びや噛み合わせを治すことが大切な治療になっているのです。

美しい歯を手に入れて更に健康効果まであるのですから、一石二鳥とはこのことかも知れません。

ただ安易に行うことは後悔の原因になるでしょう。歯科矯正は治療に長い期間が必要であり、失敗したからと言って安易にやり直すことは精神的、費用的にも難しいのです。

高い費用と時間をかけて後悔しても全く意味がありません。歯科矯正は一生ものと考えて、十分検討した上で治療に挑戦しましょう。

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