健康生活TOP 脂性肌 オイリー肌を体の内外から改善!化粧水やファンデーションの選び方

オイリー肌を体の内外から改善!化粧水やファンデーションの選び方

スキンケアをする女性

「肌がべたつく」「小鼻がテカる」「洗っても洗っても脂が出てくる」…オイリー肌の悩みはつきません。

過剰な皮脂に悩まされるオイリー肌。しかし、同じオイリー肌でもその原因は様々。間違ったスキンケアや毎日の生活習慣で、肌トラブルはどんどん進行してしまいます。

今回の記事では、オイリー肌のメカニズムや改善のポイントなどを詳しくご紹介。一人ひとりの肌にあわせたお手入れで、困った肌のお悩みを解決に導きます。

あなたの肌はどんな肌?肌質の4種類からチェックしてみましょう

自分の肌がどのような状態かわからない人のために、肌質の種類や簡単にチェックする方法をご紹介します。

あなたの肌はどんな肌?:肌質の種類とそれぞれの特徴

一般的に、肌質は4種類にわけられます。

普通肌 水分が多く、皮脂が少ない
ドライ肌(乾燥肌) 水分が少なく、皮脂も少ない
オイリー肌(脂性肌) 水分が多く、皮脂も多い
混合肌 水分が少なく、皮脂が多い

実は、オイリー肌が最も肌トラブルを深刻化しやすいタイプの肌質だということはご存知でしょうか。男性に多いイメージがあるオイリー肌ですが、女性で悩む人も多くみられます。

あなたの肌はどんな肌?:自宅でできるセルフ肌チェック

ではあなたの肌は4種類のうちどの肌質に当てはまるのでしょうか。エステや化粧品コーナーで肌をチェックしてくれる機械もありますが、ここでは簡単に自宅でできるセルフチェックの方法をご紹介します。

  1. 丁寧に洗顔する
  2. 化粧水などのスキンケアをせず10分間まつ
  3. 肌の状態をチェックする

洗顔後、何もケアをせず10分間放置した肌はどうなっているでしょうか。

普通肌 ツッパリ感 なし
テカリ・べたつき なし
ドライ肌 ツッパリ感 あり
テカリ・べたつき なし
オイリー肌 ツッパリ感 なし
テカリ・べたつき 全体的にあり
混合肌 ツッパリ感 あり
テカリ・べたつき 部分的にあり

いかがでしょうか。夜は皮脂が多く分泌されるので、朝にチェックするのがおすすめです。

自分の肌の状態をしっかり把握することで、それぞれの肌にぴったりにケアを心がけましょう。

あなたの肌はどんな肌?:ドライ肌とオイリー肌のちがい

ドライ肌の反対がオイリー肌と思われがちですが、実はドライ肌の対極に位置するのがオイリー肌というわけではありません。

オイリー肌とは一般的に「皮脂の分泌が過剰になっている肌」を指します。一方、ドライ肌は「水分量が30%以下まで低下している肌」を指します。

オイリー肌でも水分が足りず、肌がカラカラに乾燥しているケースもあるので、最近は「オイリードライ肌」や「インナードライ肌」といった言葉も登場しています。

オイリー肌で長年悩み、いくら対策をしても改善しないという人は、実は肌の奥の乾燥を見逃しているのかもしれません。

なんでテカっちゃうの?オイリー肌のメカニズム

本来、肌は皮脂腺から分泌された皮脂と汗が混ざりあうことによってできる「皮脂膜」で、紫外線やほこりなどの外部の刺激から肌を守ったり、角質がはがれてしまうことを防ぎます。

つまり、皮脂腺から皮脂がでること自体は、肌にとって必要不可欠な働きです。

しかし、この皮脂腺の働きが様々な原因によって活発になりすぎた結果、適正量を超えた皮脂が分泌されてしまうのです。

この皮脂の分泌を司っているのは、男性ホルモンの一種「テストステロン」やステロイドの一種「アンドロゲン」です。

ストレスや生活習慣、遺伝要因などで分泌が過剰になるこれらのホルモンは、

  • 皮脂腺をふやす 
  • 皮脂を合成する 
  • 皮脂腺の分泌活性を高める

などの、いわゆる顔の脂分を過剰にする働きをし、

  • 毛穴の開き
  • 毛穴のつまり
  • ニキビ・肌荒れ

など、様々な肌トラブルを引き起こします。

オイリー肌の原因となってしまう3つの要因

オイリー肌の原因は様々ですが、主に以下の3つだといわれています。

  • 食生活
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 不適切なスキンケア

オイリー肌の原因:食生活

オイリー肌の原因のひとつとして、毎日の食生活があげられます。

やはり脂の元となる、バターや肉類、ショートニングなど、脂質の過剰摂取はできるだけ避けましょう。

特に生クリームやベーコンなど、飽和脂肪酸を多く含むものは避けたほうが無難です。皮脂腺は体内の不要な脂を排泄する器官ですが、飽和脂肪酸は融点が高いため、毛穴がつまる原因となってしまいます。

脂っこいものが好きな人は、脂ののった肉類ではなく、魚類に置き換えるのも効果的です。

魚類も肉類と同じく、過剰に摂取すれば皮脂腺から分泌されますが、サラサラとした脂なので毛穴につまりにくく、べとつき感もあまりありません。さらに、皮脂本来の肌を保護するという役割も果たしてくれます。

毎日の食事で、肌トラブルを身体の内側から改善しましょう。

オイリー肌の原因:ホルモンバランスの乱れ

睡眠不足やストレス、アルコールの過剰摂取……不規則な生活に、肌はすぐ影響されてしまいます。

ストレスによって皮脂の分泌にかかわる男性ホルモンが増え、結果、肌トラブルを引き起こします。

生活習慣を正し、ホルモンバランスを整えることで、男性ホルモンの働きを正常に戻せば、皮脂の分泌も正常に戻ります。生活習慣の見直しが大切です。

オイリー肌の原因:不適切なスキンケア

オイリー肌の悩みのひとつである肌のべたべた。これを解消するために何度も洗顔したり、最低限の保湿しかしない……という方法は間違っています。

洗顔しすぎることで肌は保護するための皮脂が足りないと判断し、さらに過剰な脂分を分泌しようとします。肌にある程度の皮脂は必要です。べとつきが気になり、1日に何度も洗顔してしまう人は、1・2回にとどめましょう。

また、洗いごたえのあるスクラブ入りの洗顔を使うと、スクラブの摩擦が肌を傷つけ、ニキビの原因となってしまいます。

洗顔ネットで細かくつくった泡を優しく顔にのせ、ぬるま湯で洗い流しましょう。洗顔後はすぐに保湿。化粧水で必要な成分を補い、ケアします。

オイリー肌はドライ肌だけでなく、敏感肌とも隣り合わせです。間違ったスキンケアは様々な肌トラブルを招きます。自分の肌の状態を把握して、易しくケアしましょう。

洗顔料にも様々な種類があります。そのなかでも固形の洗顔せっけんは、比較的ふくまれている脂分が少な目です。

洗顔料には洗浄成分・脂分・美容成分など、多くの成分がふくまれています。保湿成分としてふくまれる脂分は、洗い流してもある程度肌に残るので、オイリー肌がさらに進行してしまう恐れがあります。

洗顔の目的は、肌の余分な皮脂やほこり、汗を洗い流すことです。余分のものがふくまれていない、シンプルなつくりの固形せっけんがおすすめです。

ニキビや毛穴まで…オイリー肌が起こしてしまう肌トラブル

化粧をしてもすぐに脂が浮いてしまったり、毛穴の汚れが黒く目立ってしまうなど、オイリー肌には様々なトラブルがあります。

肌トラブルの原因をご紹介します。

オイリー肌のトラブル:べとべと・てかてか肌

オイリー肌のいちばんの悩みは肌のべとべと・てかてか感ではないでしょうか。

特に10代の頃は新陳代謝も活発なため、皮脂の分泌も過剰になりやすく、肌が脂ぎってしまいがちです。また、洗顔が不十分な場合も、皮脂の汚れを肌に蓄積してしまいます。

毎日化粧をするようになり、オイリー肌の人が悩まされるのは化粧崩れです。化粧品自体に脂が多くふくまれているので、そのべとべと・てかてかな肌のうえからさらに脂でふたをしてしまっている状態です。

また、何度も浮いてくる皮脂を何度もあぶらとり紙でおさえると、肌を覆っている必要な皮脂までごっそりとり去ってしまいます。さらにあぶらとり紙でこすると、毛穴の中に皮脂が入り込み、肌を傷つけ、肌トラブルにつながります。化粧直しはティッシュで軽くおさえる程度にとどめましょう。

外出・仕事が終わったらなるべく早く化粧を落とし、肌をケアすることで、肌をクリーンな状態に保つことができます。

オイリー肌のトラブル:ニキビ

ニキビは毛穴のなかの皮脂がつまり、アクネ菌という細菌が肌の表面や毛穴にたまった状態です。アクネ菌は皮脂を栄養にして増殖します。アクネ菌自体は正常な肌にも存在しますが、皮脂の多いオイリー肌はアクネ菌がはびこりやすい環境にあるのです。

ニキビには

  • 思春期ニキビ
  • 大人ニキビ

の2種類があります。主に10代のニキビを思春期ニキビとよび、それ以降を大人ニキビとよびます。

思春期ニキビの原因はホルモンバランスの乱れによるものです。成長期には月経もはじまり、ホルモンが乱れがちです。しかし多くの思春期ニキビは、時間がたてば自然に落ち着きます。

大人ニキビの原因はホルモンバランスの乱れだけでなく、様々です。

またニキビにも種類があり

  • 白ニキビ
  • 黒ニキビ
  • 赤ニキビ

の3種類にわけられます。

白ニキビは初期段階。毛穴に皮脂がつまった状態ですが、まだ炎症はおこしていません。この白ニキビの段階で解消できれば、これよりひどくなることはありません。

黒ニキビは白ニキビの次の段階です。皮脂などでつまった毛穴が表面にでてしまい、入り口付近にたまった皮脂が酸化するため、黒ずんで見えます。

赤ニキビは内部に閉じ込められた皮脂の塊が炎症を起こしているので、痛みを伴うことも多いやっかいなニキビです。触ったりつぶしたりすると、ニキビのあとができてしまうこともあるので注意してください。

白ニキビの状態や、どうしても気になるとき、上手につぶせばあとも残らず、皮脂もとりのぞくことができます。

まず、手と肌をきれいに洗い、出てきた汁を除去します。この汁は皮脂の塊で、アクネ菌などがふくまれているので、丁寧にふき取りましょう。ニキビあとを消毒したあとに、ワセリンなどでふさぎます。

ニキビは進行すると、あとがのこる可能性も高くなるので医師に相談し、治療することをおすすめします。

オイリー肌のトラブル:毛穴の黒ずみ

オイリー肌の悩みのひとつである「いちご鼻」。毛穴が黒ずみ、ファンデーションでもなかなかごまかせません。

そもそも毛穴が開いてしまう原因は、皮脂腺の発達により、皮脂の出口が大きくなり、毛穴が目立ってしまうからです。

黒ずみの正体は黒ニキビと同じ。毛穴にたまった皮脂や汚れが酸化して、黒くなってしまうものです。手で無意識にさわってしまい、悪化することもあります。
 
毛穴がつまる主な原因は「過剰な皮脂」と「古い角質」が混ざりあうことですが、このつまり角栓とよびます。角栓は約7割がタンパク質、約3割が皮脂なので、皮脂の出やすい鼻が目立ってしまうのです。オイリー肌の人はほほや口周りにできることもあります。

ピーリングや洗顔で毛穴をきれいにしても、広がった毛穴はなかなか戻らず、黒ずみを蓄えてしまいます。解決方法は、肌にハリをもたせ、毛穴を引き締めること。黒ずみを消すことに固執せず、肌全体をケアすることが大切です。

オイリー肌は遺伝によるものだといわれることがあります。実際、オイリー肌になりやすい家系は存在します。

遺伝するのは皮脂腺の大きさです。皮脂腺が大きいと分泌される皮脂量が多くなり、オイリー肌になってしまします。先天的に皮脂の分泌が過剰な状態の皮膚を持つ人は日本人の30%~40%にのぼるといわれています。

しかし、遺伝だからと決めつけてしまうのではなく、自分にあったスキンケアが大切です。

オイリー肌とドライ肌は隣り合わせ!インナードライ肌に注意

オイリー肌は脂分が過剰な状態を指しますが、脂分が過剰でも水分が不足している、いわゆるオイリーでドライな肌質の人が増えています。

脂分のことばかりに目がいき、保湿がおろそかになっていませんか?洗顔後の肌はノーガードな状態です。脂分の少なめなスキンケア用品でしっかり保湿しましょう。

インナードライ肌とは?

皮脂が多くべとべとの肌。念入りに洗顔でケアをしているのに、逆にニキビができてしまったり、もっとべたついてしまうなんてことはありませんか。

これは典型的なインナードライ肌です。

  • きめが粗く毛穴が目立つ
  • てかっているのに手触りがかさついている
  • 肌がごわつき、化粧ノリが悪い

肌の表面はしっとりとしているのに、実際の肌の奥は水分が不足している状態です。ターンオーバーが正常に行われていないため、シワ・ハリ不足・シミなど、様々な肌トラブルを引き起こします。

インナードライ肌の原因とは?

肌は乾燥すると、外からの刺激に弱くなります。そのため、肌の防衛本能でうるおいをキープしようと皮脂を分泌し、その皮脂によって、自分はオイリー肌だと思い込んでしまうのです。

オイリー肌に対するケアをするため、さらにインナードライ肌が進行。いつまでも改善されない悪循環に陥ってしまいます。オイリー肌だと決めつけ、ケアをしてしまうといつまでも肌トラブルで悩むことになります。

また、ドライ肌の延長線上にあるのがオイリー肌ともいわれていて、対極にみえる2つの肌質は、実は表裏一体なのです。

インナードライ肌の原因は

  • 冷暖房による空気の乾燥
  • 紫外線によるダメージ
  • ストレス
  • 偏った食生活

といわれ、内的要因も関係しています。肌から水分が抜け、内側がからからに乾いている状態です。

インナードライ肌の改善方法

適度な洗顔と、保湿により、ある程度のインナードライ肌は解消することができます。

化粧水でうるおいを与え、美容液でふたをし、外出時は紫外線対策を徹底することで、 肌のダメージを最小限にとどめましょう。

オイリー肌に適した洗顔、保湿方法は?オイリー肌のケアポイント3つ

オイリー肌をケアするポイントは主に3つあります。

  • 皮脂を落としすぎない
  • 洗顔は優しく
  • 保湿は十分に

どの肌質にもいえることですが、基本的に、過剰分泌された皮脂をうまく除去し、保湿をしっかりすることが、肌トラブルをなくすいちばんのポイントです。

ごしごし力強いクレンジング・洗顔は肌を痛めてしまいます。

過度な洗顔は必要な皮脂膜までとり去ってしまうだけでなく、肌に生息する常在菌も死滅させてしまいます。常在菌の回復には12時間以上もかかるため、長時間にわたって肌が無防備な状態にさらされてしまいます。

外部からの刺激を受けやすくなった肌は、紫外線やほこりなどの外的影響を受けやすくなり、さらに皮脂が増えてしまう悪循環に陥ってしまうのです。

洗顔は、肌表面のメイク・ほこり・不要な皮脂・汗などの汚れを優しく落とす作業です。優しく洗いましょう。

洗顔後は1分以内に保湿。保湿とは水分と脂分を与えることですが、オイリー肌は脂分が過剰なため、新たに脂分を補う必要はありません。

乳液やクリームの役割は、肌を保護するために必要な脂分をあたえることなので、ニキビの原因になってしまうこともあります。

本来、顔の皮脂には天然のクリームとして乾燥から肌を守る役割があります。乳液やクリームは必要不可欠な化粧品というわけではないので、オイリー肌の人は美容液を使うだけでも十分な場合もあります。

乳液やクリームは、乾燥しているところに薄く塗る程度にとどめましょう。

間違った洗顔

洗浄力の強い洗顔料は、を肌に必要な脂分・水分まで洗い流してしまいます。

また、熱すぎるお湯で顔を洗うと、皮膚表面の必要な皮脂も一緒に落としてしまい、逆に冷たすぎる水で顔を洗うと、冷たい水が毛穴を引き締めてしまい、汚れが毛穴の中に閉じ込められてしまいます。

刺激を与えすぎることなく、35度程度のぬるま湯で洗顔しましょう。

毛穴の汚れを落としやすくするために、洗顔前の蒸しタオルが効果的です。

電子レンジであたためたタオルを30秒ほど顔に当てると、毛穴が開いて、汚れがとれやすくなります。リラックス効果もあるので、ぜひ試してみてください。

食事や生活習慣からも改善できる!オイリー肌の改善方法

では、オイリー肌を改善するために必要なことは何でしょうか。毎日の食事や生活習慣など、手軽に実践できる方法をご紹介します。

オイリー肌の改善方法:食事

身体と食事は直結した関係です。

皮脂の分泌を促す食品を過剰に摂取するとオイリー肌になりやすくなり、逆に皮脂の分泌を適正にコントロールしてくれる栄養が不足すると、肌のうるおいも不足してしまいます。

皮脂の分泌を促す食品には、

  • 動物性脂肪の多い食品
  • 砂糖・果糖を多く含む食品
  • アルコール

などがあります。

皮脂の主成分は中性脂肪なので、中性脂肪になりやすい食品を多く摂取すると、皮脂の分泌が増加してしまいます。

また、血糖値が急上昇するとインスリンというホルモンが分泌されます。インスリンは皮脂腺を刺激し、皮脂の分泌を促します。

  • 小麦粉・白米 麺類パン
  • お菓子などの甘い物 ケーキ
  • ジャガイモ料理

などの過剰摂取は、皮脂の分泌だけでなく、肥満やニキビなど、身体や肌にも悪影響を与えます。

皮脂分泌を適切にコントロールする栄養素に以下のビタミンがあげられます。

ビタミンB2 皮脂の分泌量を適正にコントロールし、粘膜や皮膚の健康を保つ。

  • 納豆
  • まいたけ
  • たらこ
  • モロヘイヤ など
ビタミンB6 ビタミンB2と協力して、皮脂の分泌を調節する。

  • まぐろ
  • にんにく
  • 鶏肉
  • さんま など
ビタミンC 皮脂の過剰分泌を抑えると同時に、肌へのダメージを防ぐ。

  • 柑橘系のフルーツ
  • パプリカ
  • カリフラワー など

正常な身体・肌は、バランスの良い食事によって支えられています。オイリー肌で悩んでいる人は、皮脂の過剰分泌を促す食事を控え、ビタミン類を積極的に摂取しましょう。

オイリー肌の改善方法:生活習慣

皮脂の分泌を過剰にする原因は、

  • 睡眠不足
  • ストレス
  • 喫煙

など、毎日の生活習慣が大きく影響しています。また、生活習慣の乱れは、オイリー肌とだけでなく、ニキビや肌荒れを併発させるケースも多いので注意が必要です。

深い眠り、ノンレム睡眠時に分泌される成長ホルモンは、ストレスや疲労を回復し、新陳代謝を促すことで身体を修復します。

睡眠不足が続くと交感神経が乱れ、男性ホルモンが増えることで皮脂の分泌量が増加。肌の免疫力が低下してしまします。

良質な睡眠をとるためのポイントとして、

  • 6時間以上8時間未満の睡眠
  • 17時以降は仮眠しない
  • ゆっくり湯船につかる
  • 自分にあった枕を使う

などがあげられます。

また、寝酒は身体に良いという説もありますが、飲みすぎは逆効果です。アルコールは脳を麻痺させ、リラックスした状態になりやすいので、たしかに寝つきは良くなるかもしれません。

しかし、飲酒後2・3時間で、アルコールはアセトアルデヒドという有害物質に変化し、交感神経を刺激するため、睡眠の質が低下します。アルコールによる利尿作用により、夜中に目が覚め、深い眠りにつきにくくなります。

最近多いのが、就寝前にスマートフォンやパソコンを触ることによる睡眠不足です。ディスプレイから発せられるブルーライトが、メラトニンという眠気を感じるホルモンの分泌を抑制し、寝つきが悪くなります。

就寝前は間接照明などで部屋を暗くし、スムーズに眠りへつける工夫をしましょう。

生活習慣の乱れには、ストレスも関係しています。

ストレスを与えられるとホルモンの司令塔である視床下部がおかしくなり、自律神経が乱れてしまします。ホルモンのバランスが乱れることで、皮脂の量も増え、オイリー肌に。

思春期のオイリー肌の原因も、生理前に肌が脂っぽくなってしまう原因も、ホルモンバランスが原因であるといわれています。特に、思春期にオイリー肌だった人は、アンドロゲンの影響で40歳くらいまでその肌質が続きやすいといわれているので、注意が必要です。

「生理前にニキビができやすい」「肌がべたべたする」といった肌の悩みは、排卵日を境にしてプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が活発になることが原因です。プロゲステロンは男性ホルモンと似た働きがあり、皮脂の分泌を促す作用があるため、脂っぽくなってしまいます。

生理前は食事のバランスや生活スタイルに気を付けてホルモンバランスを整えることで、皮脂の分泌を促進するほかの原因をなるべく排除しましょう。

また、ストレスをためこまないために必要なことは主に以下の3つであるといわれています。

休養
疲れた身体と心を休め、良い睡眠をとること。
リラクゼーション
ヨガやアロマセラピーを実践し、友達や家族との時間を楽しむこと。
レクリエーション
軽い運動や趣味などで、身体を動かし脳を活性化すること。

毎日の習慣を見直し、ストレス解消を目指しましょう。

また、過剰なタバコ習慣は血流を妨げ、肌に必要な成分を壊してしまうことがあります。さらに、アルコールと同様に交感神経に過度な刺激を与え、皮脂の分泌が盛んになる原因にもなります。

健康な肌を維持するためには、毛細血管まで血液をきちんと流し、栄養成分を届けることが大切です。煙草にふくまれるニコチンには、血管を委縮させる作用があるため、血流が滞る原因となります。

たばこの有害物質を攻撃するために活性酸素が発生し、その活性酸素を抑えるためにビタミンC・ビタミンEが大量に消費されるので、美肌成分が届きにくくなります。

肌の生まれ変わりのリズムが乱れることで、代謝も悪くなり、身体の冷えにもつながります。また、過度な喫煙は肺にも悪影響を与えます。

いくら肌を丁寧に保湿しても、空気の乾燥によって、オイリー肌になってしまうことがあります。

過度な洗顔や、乾燥した場所で長時間過ごすなど、肌が渇きやすい状態が続くと、肌は自ら皮脂を分泌することによって外的影響から肌を守ろうとします。

水分が十分にあれば皮脂とのバランスも整い、しっとりとした状態になりますが、皮脂だけが過剰に分泌されるとべたつきの原因になってします。

肌のうるおいだけでなく、空気の乾燥にも気をつけましょう。

オイリー肌にぴったりの化粧品は?化粧水、ファンデーション、日焼け止めのポイント

化粧をしてもすぐに脂が浮いてしまったり、ファンデーションがよれてしまうなんてことも、オイリー肌にはよくある悩みです。

オイリー肌にはどんな化粧品があうのでしょうか。

オイリー肌にぴったりの化粧品:化粧水

過剰な皮脂によってべたついているオイリー肌。

ビタミンC誘導体が配合されている保湿化粧水は、肌を引き締め、すこやかに保ってくれます。

また、セラミドという成分には約80%の水分がふくまれているといわれています。セラミドの配合された化粧水・美容液は、肌の水分をキープし、うるおいを与えてくれます。

肌を引き締めてくれる化粧水を選び、毎日のケアをしっかりすることでオイリー肌の改善を目指しましょう。

オイリー肌にぴったりの化粧品:ファンデーション、下地

ファンデーション自体に脂分がふくまれているため、オイリー肌の人はさらにギトギトになってしまいます。

化粧をしたままきれいな肌を保つにはどうすればよいのでしょうか。

ファンデーションを塗る前は必ず下地を塗り、紫外線を防ぐことが大切です。紫外線を浴びると、脂質が酸化しやすくなり、肌トラブルにつながります。UVカットできる商品を選びましょう。

下地はそのまま肌に塗るのではなく、手の甲に出して人肌に温めることで、下地の伸びが良くなり、肌にもなじみやすくなります。下地をつけたあとすぐにファンデーションをぬるのではなく、ティッシュで顔全体を包んでオフすることで、化粧崩れを防ぎます。

また、過剰な皮脂は、時間がたつと雑菌と混ざり、過酸化脂質という皮脂に変化してしまいます。日中のメイク直しは必ず必要です。

あぶらとり紙は、必要な皮脂まで奪ってしまうのでよくないともいわれますが、1日1・2回ならば問題ありません。適度に活用しましょう。

オイリー肌にぴったりの化粧品:日焼け止め

日焼けを気にして、ついSPF値やPA値の高すぎる日焼け止めを選んでしまいますが、あまりおすすめできません。

紫外線から肌を守ることは大切ですが、通勤や日常の生活ならSPF20~30・PA++~+++程度で十分です。

また、オイリー肌の人は肌の脂分が多く、日焼け止めが落ちやすいので、こまめに塗り直すことが大切です。2~3時間おきに塗りなおしましょう。

すこやかな肌を目指して

大人のオイリー肌には共通した原因というよりも、体質・肌質をふくめ人それぞれ様々な原因があります。その原因を見つけだし、対処することが大切です。

年齢や身体のコンディション、環境によって肌質は変化します。肌の状態にあわせて、スキンケアも工夫しましょう。

また、肌そのものへのケアだけでなく、食事・ホルモンバランスなど、内側と外側からのケアを心がけ、すこやかな肌を目指しましょう。

キャラクター紹介
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