健康生活TOP 肥満 果物は太る?太らない?気になる真実はどっちなのか迫ります!

果物は太る?太らない?気になる真実はどっちなのか迫ります!

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果物は太るのか?太らないのか?さまざまな情報が出回っていますが、いったいどちらなのでしょうか?とくにダイエット中の人にとっては果物をどう扱っていいのか悩みどころですよね。

そこで、一点から判断するのではなく、広い視点からも考察していくことにしましょう。そうすれば、どちらが正しいのか?ということよりも、どうすればいいのか?という答えが見えてくると思います。

果物に含まれる糖分ってなんなの?果糖とブドウ糖の性質を考えよう

果物は甘い食べ物ですから、何となく太りそうなイメージがありますよね。「ダイエットに良くない」「食べると体が冷えてしまう」「糖尿病は果物はダメ」などなど・・・。糖分の多い果物にたいしてさまざまな考えをもたれていると思います。

まずは、ひとくちに糖分といっても、色々あります。果物の糖分とは、どんなものなのか?詳しくみていきましょう。果物の主な糖分は以下の3つの成分で構成されています。

  • 果糖
  • ブドウ糖
  • ショ糖

数多くある糖類の中で、ショ糖は果糖とブドウ糖が結合したもので二糖、これに対して、果糖とブドウ糖は単糖に属します。果物の糖分は果糖というイメージがありますが、このように他の糖分も入っているのです。

では、まず果糖の性質を探る前に、先にブドウ糖の性質をみていきましょう。

ブドウ糖の性質

ブドウ糖は体のエネルギーとして使われる時に、インスリンを必要とします。インスリンはブドウ糖を体中の細胞に届け、また、それにより血糖値が上昇するのを抑制してコントロールしてくれる大切なホルモンです。

ブドウ糖はインスリンがなければ、体にエネルギーとして摂り込むことができません。つまり、ブドウ糖はインスリンがあってこそ、体の中でエネルギーとして働くことができるのです。

果糖の性質

果糖はブドウ糖と決定的に違う性質があります。それはインスリンがなくてもエネルギーになる糖分だということです。ただ体に入った果糖全てではなく、10%はブドウ糖に変換されてしまうため、その分はインスリンが必要となります。

しかし、残りの90%は肝臓で代謝されるために、インスリンは必要とされません。

果糖のメリット・デメリット

インスリンを必要とするブドウ糖は多く摂り過ぎると体に負担がかかります。その状態がひどくなるとインスリンの分泌が減少、もしくは機能が低下して、糖尿病を発症させる原因となってしまいます。

それに対して果糖はインスリンを必要としないため、体にかかる負担が少ない糖分だといえます。しかも果物の主成分はこの果糖ですから、果物でエネルギーを摂ることは最も効率がよく、また手早く摂取することができ、朝食には最適な食べ物です。

このことが果物の主成分が果糖であることの大きなメリットといえるでしょう。

果糖は確かに速やかにエネルギーとして使えるため体に負担のかからない糖分です。しかし、その吸収の早さから、余った分をすぐに中性脂肪に変えてしまうという大きなデメリットがあります。

果物のメリット:ローカロリーで栄養豊富!そして酵素の補充ができる

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果物の糖分であるブドウ糖と果糖の性質をみてきましたが、次はもっと視野を広げて、果物全体で詳しくみていきましょう。

カロリーが低め

果物は甘いため、カロリーも高いと思われがちですが、意外とそうでもありません。

<100gあたりのカロリー>

  • いちご34
  • すいか37
  • グレープフルーツ38
  • メロン42
  • みかん45
  • ブルーベリー49
  • パイナップル51
  • キウイフルーツ53
  • りんご54
  • ぶどう59
  • バナナ86
引用…文部科学省 食品データーベース

これらの果物の中で一番カロリーが多いのはバナナですが、お茶碗一杯のご飯(150g)が222カロリーと比較すると、かなり低カロリーなのがわかります。

豊富な栄養素

果物のほとんどは水分です。そして私たち人間の体もほとんどが水分です。果物の水分を摂りいれることは同じように生きた水を摂り入れることであり、その水分は体にたまった毒素を排出してくれる働きをしてくれます。

また、それだけでなく果物にはビタミン、ミネラル、カリウムなどの栄養素の宝庫です。さらに果物の持つ食物繊維にはファイトケミカルとよばれる特有な成分があり、脳血管障害や心疾患になるリスクを低下できると注目されています。

これらだけでも、健康を大きく促進してくれる働きがある果物ですが、さらに重要な役割があります。それは酵素の補充です。

酵素の働き

酵素とは私たち人間が生きていくためになくてはならないものです。人間が生きていく上での3大栄養素といえば「炭水化物」「タンパク質」「脂肪」ですよね。

その後、これだけではエネルギーとして体の中でうまく働かないことがわかり、さらに「ビタミン」「ミネラル」が加わって5大栄養素になりました。加えて「食物繊維」も重要な位置を占めることがわかり6番目の栄養素になりました。

しかし、今ではこれらの栄養素のすべてに関与しているのが「酵素」だということがわかり、命の源としてその重要性が認められるようになりました。酵素は潜在酵素と食物酵素の2つに分かれています。

【潜在酵素】

ひとりひとりが潜在的にもっている能力で作り出す酵素。どのくらいの量の酵素を作り出せるかは決まっているため、使いすぎると不足してしまう

【食物酵素】

生の果物や野菜などの食物に含まれている酵素。加熱調理された食べ物と一緒に摂ると、消化を助けてくれるため、体が潜在酵素を出す量を減らすことができ、その分、温存できる

現代人は全体的に食べ過ぎの傾向があるため、酵素不足に陥っています。酵素不足になると食べた物がきちんと消化できる形態にならないため、そのまま血液中に入ってしまうことになり、血が汚れ、そして流れにくくなり血行不良となります。

「果物や生野菜を食べると体が冷える」と敬遠する人がいますが、むしろ、酵素不足になる方が血液を汚してしまい、血行不良の原因になってしまうのです。また血行不良はさまざまな病気の原因にもなってしまうことはいうまでもありません。

果物のデメリット:満腹になりにくいうえに中性脂肪に変わるリスクが・・・

このように果物は、太るのか?太らないか?などの狭い視点から判断するよりも、私たちの全体的な体の健康にとっては摂取したが良い食物であることがわかります。しかし、そんな果物もじつは万能ではなくデメリットも存在します。

糖度が高い

現代の果物と昔の果物は違ってきています。果物も野菜と同じように旬がありますが、今はスーパーマーケットにいっても、すべての果物が並んでいます。旬から外れた果物は栄養素が減少してしまいます。

またさらに果物の甘さが強いものが求められるため、糖度が高いものが作られるようになりました。糖度が高いということは含まれているい果糖やブドウ糖、ショ糖も多いことになります。

食べ過ぎてしまえばそれだけ中性脂肪に変わるリスクも高くなったといえるでしょう。

満腹感がない

果物の主成分である果糖はインスリンが必要でないため血糖値が上がりません。これは「消化をする」という面ではメリットなのですが、デメリットでもあります。

それは血糖値が上がらないために、たくさん食べてもあまり満腹感が得られないということです。ついつい食べ過ぎにつながってしまい、結果的に糖分の摂りすぎになってしまうことがあります。

大切なのは食べ過ぎないこと!ダイエット中でも適量を摂取するように

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果物について詳しくご紹介してきましたが、果物を食べると太るのか?太らないのか?の点から結論を出すとすれば、「食べ過ぎれば太る」ということになります。

しかし、全体的な視野から見ての結論では、食べ過ぎれば確かに太る要素はあるが、適度に摂取したい、いいえ、しなければならない、というほど、私たちの美容と健康を大きく促進してくれる食べ物だということです。

適度な量は、だいたい毎日80カロリー。グラムでいうと100g~200gまでになります。この範囲でしたら、ダイエット中でも、糖尿病の方でも果物のメリットの大きさを考えると摂取した方が良いでしょう。

ただやはり個人差はどうしてもあるので、糖尿病の方は、血糖値の数値と見比べ、医師と相談しながら、摂取するようにしてください。

大切なのはとにかく食べ過ぎないことです。それを守りながら、果物の栄養を上手に体に摂りこみましょう。

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