健康生活TOP 肥満 体重の急な増加は肝硬変!?メタボでなく肝臓の病を疑うべき理由

体重の急な増加は肝硬変!?メタボでなく肝臓の病を疑うべき理由

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特に覚えがないのに体重が急に増加した…それは本当にただの肥満でしょうか?

よく聞くメタボリックシンドロームと思い込んだがために、肝硬変などの重い病気に気づけなかった、なんて事が無いようにしましょう。

しっかり違いを把握しないと、あなたもたいへんなことになるかもしれませんよ…

体重が急激に増加する原因

骨や筋肉、脂肪の重さが急激に変わるという事はまずありません。重さに変化を与えている原因のほとんどは老廃物である「水分」であり、またその他胃腸の内容物とされています。

体内の新陳代謝が低下することで老廃物は蓄積し、「むくみ」を起こします。代謝が著しく低下しているため脂肪も燃え難く、肥満・メタボリックシンドロームにかかりやすくなります。

体重が5キロ以上も短期間に増加した場合、新陳代謝を低下させる疾患にかかっている可能性が非常に高いといえます。ダイエットではなく、治療を行わなければ根本的な解決には至りません。

疑われる疾患「肝硬変」

体重が急激に増加した場合、疑うべき疾患のひとつに肝硬変があげられます。アルコールをよく摂取する人は特にかかりやすいため注意が必要です。

肝硬変(肝硬変症)は、肝臓の機能が著しく低下し、アルブミン(タンパク質)を生成出来ず血管や細胞に水分を蓄えられなくなる疾患です。

肝硬変になると下半身がひどくむくみ、皮下に漏れ出した水分によって体重が急激に上昇します。腹水と呼ばれるお腹がポッコリと膨らんだ状態になったり、目や皮膚といった場所に黄疸があらわれたりします。

肝硬変を疑うべき理由

肝硬変の一番の原因は飲酒によるアルコールの多量摂取であり、場合によって急激に症状が悪化する可能性を持っています。

体重が急激に増加した場合、体内で水分が大量に溜まり始めているのが原因である可能性は高いと言えます。この状態の肝硬変はすでに進行しており、早急な治療が必要となる場合が殆どです。

肝硬変の初期症状としては、

  • 主に下肢(両脚)がむくみ、指で押すとへこんで戻らない
  • 腹部が風船のように膨張する
  • 目が黄色くなる、皮膚が黄褐色になる

といったものがあります。

飲酒量の多い人、高齢者は特に気をつけるべきなのは勿論、自分は大丈夫と過信している場合に限ってこうした症状を見過ごしてしまいがちです。注意しましょう。

肝硬変以外のむくみの原因

むくみが起こる原因は肝臓の不調以外にも、いくつかの要因が考えられます。

食べ過ぎと飲み過ぎ

体内に入った水や食べ物は消化・吸収されるまで「体重」として存在します。胃は3キロ程度であれば食べ物をつめこんでおけますし、排泄物なども蓄積するとかなりの重量になります。

つまり2、3キロの体重の変動であれば疾患ではなく、食べ過ぎや飲み過ぎ、便秘などが原因で体重が一時的に増えているだけの可能性があります。

暴飲暴食をやめ、軽い運動を習慣づけて新陳代謝をアップさせると、こうした体重の変動は少なくなります。当然ですが、アルコールの多量摂取には十分気を付けましょう。

塩分のとりすぎ

塩分を多量にとると、浸透圧の関係で身体が水分を過剰に取り込んでしまいやすくなります。俗に言う「水太り」であり、老廃物の排出がうまくいかなくなるなどの悪影響が身体に及びます。

意識して塩分を減らし、食事の内容を見直すことが必要になります。1日に必要な塩分はわずか10グラムほど。ティースプーン一杯ほどの量をイメージして、濃い味付けのものは控えるようにしましょう。

女性ホルモンのはたらき

排卵日から生理が始まるまでの間はプロゲステロンという女性ホルモンが増加するため、ホルモンのはたらきによって便秘やむくみが起きやすくなります。

生理が始まりホルモンのバランスが変わっても便秘やむくみが解消されない人も居ますが、そうした場合は食生活が問題となっている場合が多いようです。

体重計に乗ろう

自分の体重を知るのが怖い、面倒だ、なんて声はよく聞く所ですが、日々の体重の変化を確認しておくのは健康維持においてとても重要な習慣です。

女性の場合は体重を記録することで生理周期を予測出来ますし、何より食生活にメリハリがつけやすいのではないでしょうか。今こそ体重計に被ったホコリを払い、その足を乗せてみる時かもしれません。

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