健康生活TOP 鼻に関する症状や病気 鼻水の原因は何?がんなどの危険な鼻づまりと心配ない鼻づまり

鼻水の原因は何?がんなどの危険な鼻づまりと心配ない鼻づまり

誰にとっても好まざる状況である鼻づまり。

単なる風邪が原因であるケースが多いですが、アレルギー症状の一種である可能性もあります。副鼻腔炎(蓄膿症)だと手術が必要になることもあり得ますし、じつはがんなどの腫瘍が原因だった!ということもあり得るのです。

ただし、多くの方が冬に感じる鼻づまりは、単に「寒いから」起こる生理現象で身体の正しい反応によるものであることもあります。

「いつもと違う感覚がする…」そんな鼻づまりは危険か?鼻づまりの原因と治療方法について順にお話していきましょう。

鼻づまりはどうして起こる?意外と知られていない鼻づまりの原因

鼻づまりというと、においがわからなくなる以外にもいろいろな悪影響がおよびます。たとえば集中力が低下する、よく眠れない、ヘンな声になる、のどや気管への過負荷、中耳への悪影響、味覚の不調、そしていびきなどです。

おそらく誰もが一度は経験したことがある鼻づまりですが、その原因は意外と知られていません。もちろん、風邪だとかアレルギー性鼻炎だとか副鼻腔炎(ふくびくうえん)・蓄膿症(ちくのうしょう)など持病があればそれが原因です。

ただ、いったい鼻の中で何が起こっているのか、鼻がつまるようなどんな物理的不具合が起こっているのかというところまでは知らないという患者さんが多いようです。まずは、鼻づまりを定義しますと、

鼻づまりとは
何らかの原因により、鼻の中で空気の通り道がふさがれてしまった状態

と定められます。鼻づまりという響きのイメージからすると、なんとなく鼻(鼻水)が鼻腔のどこかで詰まっているように感じられるかもしれませんね。しかし実際には「鼻の中の気道が詰まった状態」が鼻づまりなのです。

定義で問題になるのが「何らかの原因」という部分です。鼻づまりの本質的な原因はこの部分にあります。

▼以下引用

鼻づまりの原因

  • 鼻の粘膜が腫れる
  • 鼻汁がたまる
  • 鼻の骨・軟骨が空気の通り道を狭くしている
  • 鼻茸など、鼻内にデキモノができる
  • 鼻内に異物がある
  • 鼻とノドとをつなぐ通り道(鼻咽腔という空間)に腫れ物がある

(出典…鼻づまりの原因-鼻づまり治療RESCUE(耳鼻咽喉科ザージクリニック 老木医院))

鼻づまりの本質的な原因1.鼻の粘膜が腫れる

鼻の粘膜が腫れることによって空気の通り道がふさがってしまうと、鼻づまりの症状が起こります。

アレルギー性鼻炎や花粉症などのアレルギー疾患が原因の場合、粘膜は白っぽく腫れます。

鼻の粘膜が腫れる原因には、鼻炎・副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎などの典型的な炎症性疾患のほかに、肥厚性鼻炎(※)、妊娠性鼻炎(※)、さらには点鼻液の使いすぎなどといった特殊な原因も考えられます。

※肥厚(ひこう)性鼻炎・・・細胞の異常増殖による鼻腔粘膜の増大が原因の鼻づまり
※妊娠性鼻炎・・・くしゃみや鼻水などが出る妊婦特有の鼻炎症状

鼻づまりの本質的な原因2.鼻汁がたまる

鼻汁の量が多いケースで、鼻汁で7割ほどの気道を塞いでしまうこともあります。こうなってしまうと気道がほとんど残っていないので、かなりの不快を感じるはずです。

それだけではなく、鼻汁がたまるとなるとおそらくは鼻の粘膜の腫れも併発しているはずなので、実際はさらに息苦しい感じを覚えるはずです。鼻腔の左右両方がその状態だと、口呼吸を余儀無くされます。

鼻汁がたまる原因には、鼻炎・副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎などの炎症性疾患が考えられます。

鼻づまりの本質的な原因3.鼻の骨・軟骨が空気の通り道を狭くしている

鼻の穴の左右を分けている真ん中の柔らかい仕切りは鼻中隔(びちゅうかく)といいます。手の指でも曲げられるほど柔らかい部位ですが、これがいわゆる「鼻骨」の一種です。鼻中隔は鼻の左右を分ける働きがある、粘膜に覆われた軟骨です。

特に鼻づまりなどの症状がない人でも、鼻中隔の多少の曲がりは多くの人(約90%前後)にあるといわれていますが、これが大きく湾曲していると、かなり重度な鼻づまりの原因になります。

鼻中隔が大きく曲がること自体が疾患として分類され、「鼻中隔弯曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)」と呼びます。また、鼻腔粘膜の部分的な肥厚性鼻炎により、鼻中隔が押し曲げられてしまうこともあります。

鼻づまりの本質的な原因4.鼻茸など、鼻内にデキモノができる

鼻の代表的な疾患のひとつに、「鼻茸(はなたけ)」があります。鼻腔粘膜の組織の一部が腫れあがってきのこが生えたような状態になることを「鼻茸」と呼びます。

きのことはいっても、鼻茸で腫れあがった患部はどちらかといえば水ぶくれに近い病変です。

鼻茸はいわゆる腫瘍とは異なります。ただし、乳頭腫(にゅうとうしゅ)という腫瘍は鼻茸と似ており、こちらは鼻の中にできることが多い腫瘍です。したがって、鼻づまりとはいっても要注意な場合もあるのです。

鼻の中に何かができて鼻づまりになる原因は、圧倒的に多い鼻茸とは別に、上記の乳頭腫や血管腫など、腫瘍の存在が疑われます。

鼻づまりの本質的な原因5.鼻内に異物がある

小さなお子さんに起こりやすいアクシデントです。ただ大人にはまったくないということもありません。

風邪や花粉症、鼻炎などでしょっちゅうはなをかんでいると、ティッシュの一部が鼻に入り込んでしまうこともあるのです。

とはいえ、実際にはおもちゃの小さな部品やBB弾のようなものが誤って入り込んでしまったというケースが圧倒的に多いです。

鼻づまりの本質的な原因6.鼻とノドとをつなぐ通り道(鼻咽腔という空間)に腫れ物がある

こちらも小さなお子さん(特に3歳~6歳くらい)に起こりやすい症状ですが、しかしこちらはアクシデントではなく、アデノイドと呼ばれる疾患が鼻づまりの原因となっているケースが多いです。

アデノイドは喉の奥にある「咽頭扁桃(いんとうへんとう)」と呼ばれる部位が肥大することで発症します。アデノイド以外では、腫瘍(鼻咽腔血管線維腫、上咽頭がん、その他の腫瘍など)が原因として考えられます。

…というように、以上からもお分かりかと思いますが、鼻づまりの中には、がんをはじめとする放置不可能な怖い疾患が隠されている可能性もあるのです。ですから、風邪や鼻炎などの「いつもの鼻づまり」とは異なると感じたら要注意です。

違和感が大きい鼻づまりの際には、できるだけ早いタイミングで病院にいって、一度検査をしてもらうと安心です。

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冬に鼻がつまりやすいのはズバリ寒いから!鼻水の役割とは

冬になると、鼻をすすったり鼻がつまったりすることが多くなりますよね。実は、冬に鼻水がよく出るようになるのは誰にでも起こるごく自然な生理現象なのです。ですからあまり気にすることはありません。

なぜ冬になると鼻水が出やすくなるのでしょう。まず、鼻水の役割と冬に鼻水が増える理由を説明いたします。

鼻水の役割

鼻水は、鼻の中を保湿したり、鼻の中に侵入した異物(ウイルスやゴミなど)を外へ洗い流すために分泌される透明な粘液です。

鼻水は常に少しずつ分泌されているのですが、自然に喉のほうへ送られて無意識に飲み込んでいるため、普段は鼻がつまったという感覚は起こりません。健康な時でも1日に1リットル近くの鼻水が分泌されているのです。

そして、何らかの刺激を受けると鼻水の分泌が増えて、くしゃみが出たり鼻水が流れ出たり、鼻づまりが起こるようになるのですが、特に冬は1年で最も鼻水や鼻づまりが気になりやすい時期にあたります。

冬に鼻水が増える理由

冬の空気は、冷たく乾燥しています。このような空気は粘膜や肺にとって良くありません。粘膜が乾燥すると風邪やインフルエンザのウイルスに感染しやすくなり、吸い込んだ空気が冷たいと呼吸器に刺激を与えてしまいます。

鼻から吸い込んだ冷たい空気は、鼻粘膜から分泌される鼻水によって湿気が与えられ、湿り気を帯びて体温に近い空気に変えられてから肺に送られます。

冷たい空気を吸い込むと鼻粘膜の毛細血管が拡張して血流が増え、鼻が温かくなります。こうすることで鼻から吸った空気が温められます。また鼻粘膜の血流が増えると鼻水を分泌する「分泌腺」がはたらいて、鼻水の分泌が増えます。

逆に温かい空気の中にいる時は、鼻粘膜の毛細血管が収縮するので分泌腺が過剰にはたらくことはなく、鼻水はそれほど分泌されません。

冬はこのように自然と鼻水の分泌が増えるため、冬に起こりやすい風邪などの感染症、喉の痛みや咳を防ぐことができているのです。

鼻水は大切なものだったんですね。とはいえ、鼻水が出ては困る時に流れ出たり鼻づまりで息苦しいのは困りますよね。紹介した方法を試してみてください。

冬に起こりやすい鼻の病気にも注意!こんな場合は治療を

冬に出る鼻水が透明でサラサラしていて、鼻づまりが一時的ならば特に心配いりません。ただし鼻づまりが辛い場合、ほかの症状を伴う場合は、病気が原因で鼻水の分泌が増えていることが考えられます。

冬の鼻づまりの原因になる病気

  • 風邪
  • 副鼻腔炎(蓄膿症)
  • 寒冷性鼻炎(寒冷アレルギー)

耳鼻科・耳鼻咽喉科を受診して原因を見つけ、専門治療を受けて鼻づまりの原因となる病気をきちんと治しましょう。

冬の鼻づまりを引き起こす病気:冬に流行するおなじみの「風邪」

鼻水から始まることの多い病気に、皆さんもおなじみの風邪があります。風邪は鼻や喉に感染したウイルスが原因で発症する感染症で「急性上気道炎」「感冒」「風邪症候群」とも呼ばれます。

次のような症状があれば、寒さによる鼻水ではなく風邪をひいている可能性があります。温かくして安静をとり、市販の感冒薬を服用したり病院を受診したりして早めに治しましょう。

  • くしゃみが出る
  • 喉の痛みがある
  • さらさらした鼻水から粘り気のある黄色っぽい鼻水に変わる
  • 寒気がする
  • 発熱する
  • 吐き気や倦怠感を伴う

風邪をひくと鼻水がどろっとして黄色っぽくなるのは、ウイルスを殺すために闘った白血球とウイルスの死骸が鼻水の中に多く排出されるようになるためです。

風邪の原因になるウイルスは100種類以上あるといわれ、冬には「ライノウイルス」と「コロナウイルス」などによる風邪が流行します。

春先まで流行を起こす「RSウイルス」は大人が感染しても軽い風邪ですみますが、乳幼児が感染すると重症化しやすいので、冬に乳幼児が風邪をひいたらすぐ受診しましょう。

これらのウイルスは低温と乾燥を好み冬に活発に増殖するので、日頃からうがいと手洗いでウイルス感染を予防しないように注意が必要です。

冬の鼻づまりを引き起こす病気:風邪の後にかかりやすい「副鼻腔炎」

頑固な鼻づまりが起こり、鼻をかむと粘り気のある黄緑っぽい鼻水が出てくる場合「副鼻腔炎」を引き起こしている可能性があります。

副鼻腔炎は、鼻腔(鼻の穴)の奥にある副鼻腔という空洞に鼻水や膿が溜まる病気です。急性副鼻腔炎から慢性副鼻腔炎に進むことも多く、慢性化した副鼻腔炎は「蓄膿症」とも呼ばれます。

副鼻腔にウイルスや細菌が感染して炎症を起こすことが原因です。風邪が原因で起こりやすいので、冬は風邪とその後の副鼻腔炎に注意してください。風邪をひいてからいつまでも鼻づまりが止まらない場合は、副鼻腔炎に進行していると考えられます。

副鼻腔炎は次のような症状が特徴です。このような症状があれば耳鼻科を受診して治療を受けてください。急性副鼻腔炎を放置しておくと慢性副鼻腔炎や中耳炎を引き起こしやすくなります。

  • 鼻がつまって息苦しい感じがする
  • たんのような黄色~黄緑色のどろっとした鼻水が出る
  • 額、頬、歯に痛みを感じることがある
  • 頭痛や頭の重い感じがある
  • 喉の奥に鼻水が漏れ、痰が増える

鼻水の色が風邪の時よりもさらに濃く黄緑色に見えるのは、膿、ウイルスの死骸や白血球が多く含まれるためです。

病院の治療では鎮痛剤や抗生剤などを使った薬物療法、鼻水の吸引、ネブライザー療法(吸入療法)などが用いられ、これらの治療で効果が得られない慢性副鼻腔炎は、内視鏡下鼻内副鼻腔手術で炎症を起こしている粘膜を切除することもあります。

慢性副鼻腔炎にかかると、集中力が低下したりにおいや食べ物の味が分からなくなるなど生活の質を低下させる可能性があるので、きちんと治すことが大切です。

冬の鼻づまりを引き起こす病気:寒冷性鼻炎(寒冷アレルギー)

寒い部屋から暖かい部屋へ移動したとたんに鼻水やくしゃみが出る人は「寒冷性鼻炎」かもしれません。

寒冷性鼻炎は、温度差が刺激となって鼻粘膜が腫れるために鼻水の分泌が増えてしまう鼻炎です。「寒冷アレルギー」と呼ばれることもあります。

寒冷性鼻炎は次のような症状が特徴です。

  • 朝起きた時にくしゃみや鼻水が出る
  • 温かい食べ物や飲み物をとった時に鼻水が出る
  • 夜、布団に入って体が温まると鼻がつまって辛い
  • 涙目、目のかゆみ、目の充血は起こらない
  • 鼻水は透明
  • 空気が乾燥している時に症状が悪化しやすい

寒冷性鼻炎の症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまりで、花粉症などのアレルギー性鼻炎と症状がよく似ているので「寒冷アレルギー」「冬のアレルギー」とも呼ばれています。

しかし寒冷性鼻炎はアレルギー性鼻炎ではありません。アレルギー性鼻炎に起こりがちな目のかゆみ・充血も伴わないのが特徴です。

原因は、寒暖差によって自律神経のバランスの乱れです。

寒冷性鼻炎は、鼻炎の中では医学的に非アレルギー性の「血管運動性鼻炎」という種類の鼻炎に分類されます。

血管運動性鼻炎は、自律神経のバランスが乱れることで鼻粘膜の血管が拡張するために起こりますが、そのような現象が起こる原因ははっきり分かっていません。

冬になると頻繁に鼻がつまるよう場合は、アレルギー性鼻炎と血管運動性鼻炎の療法が疑われるので、一度耳鼻科を受診して検査を受けてみることをおすすめします。

アレルギー検査を受けて花粉やハウスダストなどアレルギーの原因が見つからなければ、寒暖差アレルギーによる寒冷性鼻炎が考えられます。

寒冷性鼻炎そのものを根治させる治療法はないので、症状が出た時に鼻炎の薬を使って症状をしずめていきます。薬はアレルギー性鼻炎と同じ抗ヒスタミン薬やステロイド噴霧点鼻薬などが有効です。

寒冷性鼻炎の予防策は、気温が下がる冬に急激な寒暖差をなるべく受けないようにすることに限ります。

寒冷性鼻炎の予防策

  • 冬に起床する時はすぐ布団から出るのではなく少ししてから出るようにする
  • 起床時に合わせて暖房のタイマーを低めの温度でセットし部屋を少し温めておく
  • 就寝前は、寝具や寝室を暖房器具などで少し温めておく
  • 外出時はマスクをしてから屋外に出る
  • 熱い食べ物や飲み物は少しずつゆっくり口にする
  • 体を冷やさないよう温かい服装をする
  • 適度な運動をして血行を促進させ、体を冷えにくくする

また自律神経のはたらきが低下している時は寒冷性鼻炎が起こりやすくなるので、自律神経のバランスを整えるためにストレスを避けて規則正しい生活を心がけることも大切です。

アレルギー性鼻炎は4人に1人の割合、血管運動性鼻炎の人は100人に1人くらいの割合でいるのだそうです。

鼻づまりにはどのような治療法がある?

原因がわかったところで、さっそく鼻づまりの治療法を考えていくことにしましょう。鼻づまりの治療法は意外と多岐にわたりますが、大きく次の二つに分けることができます。

  • 手術を行わない「内科的治療」
  • 手術による「外科的治療」

それでは、症状ごとに治療の方法をじっくり確認していきましょう。

鼻づまりの内科的治療法:アレルギー性鼻炎による肥厚性鼻炎の治し方

まずは、手術を用いない「内科的治療」による鼻づまりの治療方法を見ていきます。

アレルギー性鼻炎による肥厚性鼻炎の治し方は大きく分ければ、

  • 内服薬
  • 点鼻薬
  • ネブライザー

などの処置です。ネブライザーとは、鼻汁の吸引を行うと同時に、ステロイド、抗ヒスタミン剤などを鼻腔全体にいきわたらせ、炎症を抑える治療法です。

▼以下引用
ネブライザー装置の写真
(出典…鼻ネブライザー-丸山耳鼻咽喉科医院)

今は家庭用のネブライザーも市販されていますので、毎日通院する負担を思えば市販ネブライザーの購入・利用も一考の余地があるかもしれません。担当医と相談してみてもよいかもしれませんね。

内服薬と点鼻薬に関しては、以下の表にまとめておきます。

治療法 使用する薬 効果・備考
内服薬 アレルギー治療薬(抗ロイコトリエン薬、抗トロンボキサンA2薬など) 数週間でほぼ完治することもある
点鼻薬 ステロイド系点鼻薬 点鼻薬のステロイドは副作用のリスクが小さく、むしろ血管収縮剤の常用のほうが治りづらい可能性がある

鼻づまりの内科的治療法:副鼻腔炎による肥厚性鼻炎の治し方

基本的にはアレルギー性鼻炎による肥厚性鼻炎と似通った方向性で治療を進めますが、多くはネブライザーによる治療が積極的に採用され、内服薬や点鼻薬はあまり使用されない傾向にあります。

治療法 使用する薬 効果・備考
内服薬 抗炎症剤 内服薬は使用しないことも多いが、使用するとしたら抗炎症剤が一般的
点鼻薬 ステロイド系点鼻薬 アレルギー性鼻炎の点鼻薬と同じ薬である場合が多い
ネブライザー ステロイドや抗生剤 抗炎症作用は高いが鼻づまりの解消については個人差が大きい(原因が多様なため)

鼻づまりの内科的治療法:副鼻腔炎による鼻茸の治し方

鼻茸の治療には点鼻薬を用いないことが多く、内服薬とネブライザーによる治療がメインになります。

治療法 使用する薬 効果・備考
内服薬 副鼻腔炎治療薬(マクロライド系抗生物質、抗炎症剤など) 1~3か月程度継続的に服用することで鼻茸が小さくなる効果は認められるが、効果の個人差が極めて大きい(ほぼ完ぺきに効く人もいればほとんど効かない人もいる)
ネブライザー ステロイドや抗生剤 抗炎症作用により鼻茸を小さくできる可能性が高い

外科的治療(手術療法)が必要な鼻づまりの症状とは?

鼻づまりを治すために手術をした・・・などという話を耳にするケースは意外と多いです。確かに鼻づまりの原因を知らないと、どうしてそんなに大げさな治療をするのか疑問に思うかもしれませんね。

ただ、すでにお話してきたとおり、いくら薬を飲んだり自然治癒を目指したりしても治らない鼻づまりがあります。そういうケースでは、どうしても手術が必要になります。ここからは外科的治療が必要な鼻づまりを見ていきます。

とはいえ、手術ともなるとやはり決心が必要になりますから、内服薬や点鼻薬と同列で語ることが難しい療法でもあります。そこで、まずは手術療法を採用するかどうかの目安(決め手)をご紹介しておきます。

鼻づまりの治療に手術療法を採用する目安

  • 2~3か月通院治療しても改善の気配がない
  • 改善の傾向はあるが薬を休むと結局元通りになってしまう
  • 薬が手放せないレベルのひどい症状の継続

はじめの方でご紹介したとおり、上記以外にも良性にしろ悪性にしろ、鼻の中にできた腫瘍が原因の鼻づまりに関しては、もちろん迷わず手術で腫瘍を摘出することを考える必要があります。

鼻づまりの原因になる疾患はいろいろありますが、詳細については病院で担当医とよく話し合って治療の方向性を決定していただきたいと思います。

鼻づまりは意外にこわい?違和感があればすぐに相談して

いかがでしたか?多くの方が冬だけでなく通年悩まされ、「大したことじゃない」と思われているであろう鼻づまり。実は心配ない生理現象以外にも、放置がご法度であり、手術が必要な場合の原因が隠されていることもあるのです。

なにかできものが出来ている、いつもと違う感覚がある、鼻づまりを解消する方法を試しても全然改善されない…そんなときは耳鼻科などを受診されることをおすすめします。

▼鼻づまりの解消方法はこちら
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