健康生活TOP 吐き気 吐き気を簡単に抑えるには!効率よく吐き気を止める対処法

吐き気を簡単に抑えるには!効率よく吐き気を止める対処法

吐き気を感じて口を抑える女性

吐き気は嫌なものです。できれば吐き戻してしまう前に吐き気を抑えたいと思うのが人情でしょう。しかし、吐き気には抑えられるものと抑えられないものがあります。

それはもちろん吐き気の原因になっているものに違いがあるからなのですが、まずは吐くことが必要だから吐き気が起こっている場合もあると知っておいてほしいのです。

そして、正しい方法で吐き気を止めましょうね。今回は吐き気の原因と吐き気の止め方をご紹介します。

つわりや酔ったときの吐き気はなぜ起こる?吐き気の原因はすべて嘔吐中枢に

吐き気は嘔吐の前におこる前駆症状です。ただ、吐き気のない嘔吐や、嘔吐しない吐き気と言うものも存在しています。いずれにせよ、吐き気と嘔吐は、脳の中にある嘔吐中枢と言う部分が支配している動作なのです。

嘔吐中枢は脳幹の中の延髄にあります。脳幹は様々な生命維持機能を持った重要な脳の部位です。つまり、嘔吐も生命維持機能の1つなんですね。嘔吐中枢が何らかの理由で刺激されると、吐き気に続いて嘔吐が起こります。

嘔吐は身体を守る重要な働きを持っている

例えば口にしたものの中に、身体にとって毒物であるものが入っていた場合、口や食道、胃から脳に向かう信号に刺激されて嘔吐中枢は嘔吐反射を起こします。毒が体に回らないよう、少しでも早く排出してしまおうとする働きですね。

これが強い毒物であれば、その場で吐いてしまうので、吐き気を抑えるとか抑えないとかの話じゃありません。しかし、ちょっと悪くなったものを食べたと言う場合、吐くのを我慢しても大丈夫かもしれません。

一方、吐くのを我慢してしまったがために、ひどい食中毒に見舞われるかも知れません。こればかりは食べた物の傷み具合や自分の体調によって左右されますから結果は判りません。

それでも、身体が反射的に吐いた方が安全だと判断した時に吐き気は起こりますから、それに素直に従って吐いた方が安全です。

食べた物の中に吐き気に繋がりそうなものが思い当たる場合は、吐き気を止めるより嘔吐しやすい場所を探す方が良いですね。

もちろん、これはアレルギー反応でもありうる話ですので、そうしたことも考慮に入れましょう。

嘔吐中枢を直接刺激されて起こる吐き気

脳幹と小脳に挟まれた第四脳室の底で、脳幹に属する領域側にある「化学受容器引き金帯」は、脳の中の刺激や代謝異常などさまざまな刺激を受け取って、その刺激を嘔吐中枢に伝えます。

これを中枢性嘔吐と言って、次のような原因で起こることが知られています。

物理的刺激(次のような原因による脳圧亢進)
  • 脳腫瘍
  • 脳出血
  • くも膜下出血
  • 髄膜炎など
骨迷路・膜迷路・前庭・小脳からの刺激
  • メニエール病
  • 乗り物酔いなど
大脳皮質からの精神的刺激
  • 不安・嫌悪感などの感情
  • 身体表現性障害(いわゆるヒステリー)
  • うつ病など
薬物による刺激
  • 麻薬・覚せい剤・危険ドラッグなどの違法薬物
  • 麻薬系医薬品(鎮痛剤)
  • アルコール
  • 抗がん剤など吐き気を副作用に持つ医薬品
代謝・内分泌異常による刺激
  • 糖尿病性ケトアシドーシス
  • 尿毒症
  • 肝不全など
細菌毒素による刺激

これらの刺激が原因の吐き気は、できれば止めたい吐き気です。吐くことで得られるメリットがあまりないからです。

極度の睡眠不足で吐き気がする、という声を多く聞きますが、これは小脳、あるいは小脳の隣に位置している脳幹からの刺激で起こっていると考えられます。

臓器などから出る信号の反射で起こる吐き気

例えばのどに指を突っ込むと、反射的に吐き気が起こって嘔吐しますね。これは舌咽神経と言う刺激を脳に送る方向の神経(求心性神経と言います)を通じて嘔吐中枢を刺激し、その反射として吐き気と嘔吐が起こるという現象です。

同じく、お腹の中の臓器には求心性神経の迷走神経があって、臓器にトラブルが発生するとその経路を通じて嘔吐中枢が刺激されるのです。

ですから、胃腸などの消化管にトラブルが発生した時はもちろんのこと、肝臓・胆のう・膵臓・腎臓の他、生殖器の疾患でも吐き気が起こります。つわりも生殖器からの信号による刺激に対する反射で吐き気が起こっています。

この場合、特に消化管のトラブルによる吐き気は、本当に吐いてしまった方が良いことが多いでしょう。一方、つわりなどの場合は吐き気は少しでも抑えたいですよね。

ですので、こうした反射性嘔吐と呼ばれる現象の吐き気は、抑えた方が良いのかどうかはケースバイケースで判断することになります。

吐き気の原因はいろいろありますが、吐き気を司っているのは全部共通なのです。ですから吐き気を抑えるお薬は嘔吐中枢に直接働き掛ける物が多いんです。

でも、副作用の関係で全部がそうだという訳ではありません。

原因不明の吐き気は一度受診しておいた方が良い

例えば食べ過ぎたとか、ちょっと悪くなったものを食べたとか、二日酔いとか言う場合には、吐き気が治まるのをおとなしく待つか、腹痛を伴うならお医者さんに診てもらうのもいいでしょう。

あるいは後ほど紹介する「吐き気を軽減する方法」を実施してもらって様子を見ても良いかもしれません。しかし、危険な吐き気と言うのも存在しますのでそれには注意してください。

最も危険なのは吐き気がない嘔吐

今回は吐き気の話題ですが、吐き気なしに嘔吐することと言うのもあるのです。まったく吐き気などの前兆なしに、いきなり吐き戻してしまうことがあるのですが、これはすぐに受診するべき症状なのです。

脳卒中や脳腫瘍などによる脳圧亢進が原因になって起こる嘔吐は、こうした吐き気を伴わない嘔吐と言う形をとることが多いのです。脳圧亢進は肺炎や結核などの呼吸器系の病気でも発生することがあります。

ですから、万が一吐き気なしにいきなり嘔吐してしまったら、一回だけであっても念のため病院に出掛けてみて下さい。その場合初診の問診票などには、「【まったく吐き気がない状態】から突然嘔吐した」と言うことを強調して下さいね。

吐き気がなかったということが伝わらないと、まず消化器系の病気から検査を始めるので、余計な手間がかかるかもしれません。

食後すぐの吐き気は胃潰瘍などの病気が隠れている

食後すぐに吐き気と嘔吐が起こったら、食べた物に何か具合の悪いものが混じっていた可能性があります。一方で吐き気だけの時は急性胃炎や胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの可能性が疑われます。

もちろん胃炎や潰瘍でも嘔吐してしまうことがありますが、腹痛や発熱など他の症状の有無を含めて自分の体調をよく判断し、できれば一度受診されることをお勧めします。

また、つわりのような生殖器関連の影響による反射も、食後すぐに起こることがあります。

食後数時間経ってからの一過性の吐き気は心配ないことが多い

食後数時間経ってから吐き気を覚え、場合によっては嘔吐してしまうと言ったことがあった場合は、全身症状が現れない限り様子を見てもいいと思います。発熱など他の症状が現れた場合は受診してくださいね。

これは胃と十二指腸の間にある幽門部のトラブルの可能性があります。この幽門は精神的なストレスによって痙攣を起こしたりすることのある部位ですので、一度だけこうしたことがあったと言う、一過性の物ならそれほど心配ないでしょう。

しかし、食後数時間で必ず吐き気が出るとか、毎回ではなくても、食後の吐き気が何日間にも渡って起こる場合は幽門部の病変が考えられます。一度消化器官系の内科を受診して下さい。

原因としては炎症や潰瘍もありますが、多いのはがんによって幽門部が狭くなっているということです。嘔吐した時に、コーヒー滓のような物が混じっていたら可能性が高くなるので、すぐ受診されることをお勧めします。

食事と関係なく起こる吐き気は消化器系以外の原因を追究する

何度も吐き気は感じるけれど、いつ起こるかは決まっていないという場合は、消化器系の原因ではないことが考えられます。先に紹介した「吐き気なしの嘔吐」の脳圧亢進による場合、吐き気が伴っても食事とは関係しない吐き気が現れます。

また糖尿病や肝臓病、腎臓病などを原因とする代謝や内分泌の異常の場合も、食事とは関係しない吐き気が現れます。さらに、女性の妊娠や婦人科系の疾患でも同じことが起こる可能性があります。

ですので、一過性のものは別にして、繰り返し起こるこうした吐き気の場合、内科を受診されて「食事に関係なく吐き気が起こる」と相談されるのが良いでしょう。

吐き気で受診される時は、必ず他に身体に異常がないかどうかを伝えて下さい。

筋肉痛や関節痛、生理不順など、一見吐き気に関係なさそうでも、異常のあることは全部伝えておくことが重要なのです。

特定の病気や症状が原因の吐き気の対処法や注意点

ここでは特に気になっている人が多いであろう

  • インフルエンザウイルスの感染による吐き気
  • ストレスが原因の過敏性腸症候群の吐き気

について簡単にご説明したいと思います。

インフルエンザウイルスの感染による吐き気の対策

インフルエンザにかかったことで起こるウイルス性の吐き気や嘔吐は、市販の吐き気止めでは緩和できない可能性があります。

タミフルなどの抗インフルエンザ薬の内服さえも難しい場合は、病院での点滴(制吐剤や抗インフルエンザ薬)が最も有効と考えられます。

ただし、抗インフルエンザ薬の点滴は医療機関によって取り扱いがあるところとないところがありますので、受診前に前もって相談しておくと良いでしょう。

インフルエンザと診断された際に、タミフルなどの抗インフルエンザ薬が処方されることがありますが、これらの副作用として吐き気や嘔吐が出る可能性があると厚生労働省が発表しています。
(「タミフル使用上の注意」厚生労働省より)

薬を服用してから吐き気がでてきたりしたら、タミフルの副作用の可能性もあります。

この他にも

  • 腹痛
  • 下痢
  • 吐血
  • 食欲不振
  • 胸やけ

などの症状もみられる可能性がありますので、気付いたらすぐに医療機関を受診し、医師または薬剤師に相談してください。

ストレスが原因の過敏性腸症候群による吐き気の対策

過敏性腸症候群は

  • 腹痛
  • 腹部の不快感
  • 下痢
  • 便秘
  • 吐き気

が起こる疾患で、特に男性は腹痛と下痢、女性は便秘を起こすことが多いようです。

過敏性腸症候群の原因はストレスであり、ストレスにより症状が悪化することから心身症の一つ、自律神経失調症の一つとも考えられています。

胃や腸は自律神経の調節によりその働きが制御されています。ストレスを感じ自律神経のバランスが崩れることによって、胃や腸の働きが過剰になったり逆に低下したりし、腹痛や吐き気までも引き起こしてしまうのです。

自覚がある場合や怪しいな?と感じた場合は、消化器内科を受診しましょう。場合によってはそこで心療内科を紹介されるかもしれません。

薬での対処療法ではなく、ストレスの原因や自身の生活習慣、考え方や症状の理解など精神的な面からのアプローチで治療されることが有効と考えられているからです。

  1. どういうときに症状が起こっているのか把握する
  2. どういったことがストレスなのかを自覚する
  3. ストレスを感じない、発散する方法を探す

というセオリーを経てストレスマネジメントをすることで症状を抑える、または無くすことができるでしょう。

市販の下痢止め薬のテレビCMで、電車の中や会議中に下痢がきて困った…!というシチュエーションが描かれていましたが、これらは過敏性腸症候群も原因のひとつと考えられます。

会議でストレスを感じてイタタ…というのは、たしかによくありそうな風景ですよね。

吐き気の抑え方は医薬・漢方・鍼灸からアロマまで

吐き気を抑える方法と言うのは、まだ完璧なものがありません。ですので、その症状や原因に応じてさまざまなものを使い分けているのが現状ですね。基本的に制吐薬は市販薬として販売されていません。

ごく例外的なのが「乗り物酔い止め薬」ですね。これも、本来はアレルギーのお薬の応用として利用されているだけです。ですので、制吐薬が欲しい場合は、受診してお医者さんに処方してもらって下さい。

ナウゼリン・プリンペランはよく効く薬だが副作用や禁忌に注意

協和発酵キリンから発売されている「ナウゼリン」やそのジェネリック(一般名:ドンペリドン)は、吐き気を抑えるお薬としてよく用いられています。

ナウゼリン商品画像
ナウゼリン 協和発酵キリン株式会社

一方で、このお薬を使えない人もいます。

特に吐き気と関連するところでは、まず妊娠中の人は使えません。さらに胃腸に出血や閉塞がある人にも禁忌です。これらのものは吐き気の原因になるものですから、そうした病気や妊娠がないことを確認してからでないと処方してもらえません。

さらに、同種の他のお薬より副作用は少なめとは言え、副作用がないわけではありません。

  • 眠気
  • めまい
  • 腹痛
  • 下痢

が起こることがあります。また、女性では生理不順や乳汁分泌、男性では女性化乳房と言う副作用が見られることもあります。

このナウゼリンと言うお薬は血液脳関門を通過できません。ですので、最初に紹介した中枢性嘔吐のうち「脳圧亢進」「大脳皮質からの精神的刺激」「代謝・内分泌異常による刺激」には効きません。

こうした場合やナウゼリンが禁忌の人には、同じ作用を持っていて血液脳関門を通過できる「プリンペラン」(アステラス製薬)やそのジェネリック(一般名:メトクロプラミド)が処方されるでしょう。

脳にも達することができるこちらのお薬の方が有効範囲が広いのですが、先にあげた副作用が強く出たり、運動機能のトラブルが出たりと言う副作用も多いのです。

運動機能のトラブルは、錐体外路症状と呼ばれるもので、具体的には次のようなものがあります。

  • 指や手足が震える
  • 体がこわばる・つっぱる
  • ひきつけを起こす
  • うまく歩けなくなる
  • 舌がもつれる
  • そわそわしてじっとしていられなくなる
  • 目があらぬ方向を向く
  • よだれが多くなる
  • 無表情になる
  • 動作が鈍くなる

処方してもらう際にはお医者さんや薬剤師さんの注意をしっかり聞いて理解しておいて下さい。

漢方は市販薬でも買えるし副作用は少なめ

漢方薬にも吐き気を抑えるお薬はあります。現在ではエキス製剤として処方箋薬や市販薬にもなっていますから手軽で良いですね。特に新薬では制吐薬が市販されていませんから、薬店で買える制吐薬として漢方処方を利用するのが便利かもしれません。

漢方で制吐薬に処方される基本の生薬は、中枢性の悪心・嘔吐に有効な「半夏」(はんげ)と、末梢性の嘔吐に有効な「生姜」(しょうきょう)を配合したものになります。

有名なのは中国医療のもっとも重要な古典医療書「金匱要略」にも掲載されている小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)です。上の二つの生薬に利尿作用のある茯苓を配合したものです。

さらに、この配合に咳止めや抗うつ効果がある「蘇葉」と、これもまた制吐作用を持つ「厚朴」を配した、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)と言うお薬も有名ですね。

厚朴は中枢性の吐き気を抑えると同時に、潰瘍に対する効果もあるのでとても良いでしょう。市販されている顆粒状のお薬は、100mLくらいのぬるま湯によく溶かして飲むと効果的です。

副作用は少ないのですが、場合によっては逆に吐き気が増したり、胃腸の不快感が出たりします。さらに半夏厚朴湯では発疹・皮膚の赤みやかゆみが出る場合もあります。いずれも薬剤師さんやお医者さんに報告し、よく相談して下さい。

ツボを押して吐き気を抑える方法

鍼灸でいうところの経穴、つまり「ツボ」には、吐き気を抑える効果のある場所がいくつかあります。例えば、つわりの時によく用いられる足三里・承山・中カンなどがあります。

しかし、これらは自分では刺激しにくい場所だったり、お腹の真ん中なので刺激するのに抵抗があったりと言うデメリットもあります。そこで今回紹介するのが「天容」(てんよう)と言うツボです。

吐き気を抑えるツボ天容の位置

本来は首のこりや痛み、胸の苦しさ、耳鳴りに効く経穴なのですが、吐き気を鎮める効果もあります。

天容は、このように顎の骨の後ろ側の角部分から首の方へ指をずらしていって、太い筋肉にぶつかったあたりにあります。わかりにくい場合は、その付近を漠然とマッサージすることでも ツボを押すのと同じような効果があるでしょう。

アロマは民間療法だが代替医療に利用されることもある

アロマ自体はいわゆる民間療法の粋を出ないもので、十分なエビデンス(証拠)に基づく医療とは言えないことが多いのですが、実際には効果が見られることから、代替医療の一環として利用されることもあります。

そもそも、吐き気と言うのは臭いと密接な関係がありますよね。汚い話ですが、バス酔いで誰かが嘔吐したら、その悪臭で他の人も吐き気を感じる、いわゆる「もらいゲロ」は経験なさったことのある人も多いでしょう。

掃除の行き届いていない施設のトイレも吐き気を催す臭いです。ですので、吐き気の原因になる臭いを抑えること自体が吐き気を止めてくれることもあるでしょう。

一方、良い香りはリラックス作用もありますし、リフレッシュできる香りは吐き気を抑えてくれそうですよね。そこで、吐き気に効果があると言われるエッセンシャルオイルをいくつかご紹介しましょう。

  • ブラックペッパー
  • ペパーミント
  • ラベンダー
  • ローマンカモミール
  • ローズオットー
  • メリッサ

それぞれ、香りには個性がありますので、できれば一度お店に出掛けられて、テスターで好みの香りを選ばれるのがいいでしょう。価格的な面で言えばブラックペッパーが一番安いですが、スパイス系の香りなので好き嫌いは分かれます。

次にペパーミントとラベンダーがお手軽です。そしてローマンカモミールがそれに続きます。お値段はそこそこしますが、なじみやすい良い香りですね。メリッサとローズオットーのエッセンシャルオイルは、非常に良い香りなのですが、お高いです。

これらのものから好みのものを見つけられて、ディフューザーなどでお部屋に香りを持ち込むのがいいですね。選ぶポイントは、長時間嗅いでいても気にならないリラックスできる香りかどうかです。

アロマは、いわゆる嘔吐恐怖症にも有効です。嘔吐恐怖症は社会不安障害の一つで、若いうちに発症したり、他の精神的な病気が重なると治すのが難しくなります。

医学的なエビデンスがあるわけではありませんが、こうした不安障害の治療にはリラックスできるということも重要な要素ですので、好みの香りでリラックスできる環境を作りましょう。

食べ物かで吐き気を抑えるのは民間療法だが漢方の基本でもある

吐き気には梅干しがいいと言われます。おばあちゃんの知恵袋的な療法かと言うと必ずしもそうではないようです。古く遣唐使の時代に、中国から医薬品として「烏梅」(うばい)が持ち帰られたそうです。

これは梅の身を燻製にして真っ黒にしたものなんですね。梅干しと同じように強い酸味があり、様々な薬効の中に吐き気を止めると言うものがありました。そういった意味で、有効成分は梅干しと共通するところがある可能性はありますね。

一説によると烏梅の中国語読み「ウーメイ」が「うめ」と言う訓読みのもとになったと言うものもあるようです。

さらに、ショウガにも吐き気を抑える作用があります。先の漢方の項で紹介した生薬の「生姜」はショウガのことです。つまり、薬味として食べているショウガには、末梢性の吐き気を抑える作用があるんです。

風邪ひいておなかの調子も悪い時に、あんかけうどんにたっぷりのショウガを乗せて食べるというのは、吐き気のある時にも有効な食べ物だという訳です。

梅干しもショウガも食品ですから、量や食べ方に決まりはありません。自分にとって摂りやすい方法で飲んだり食べたりしてもらってOKです。

このようにさまざまな「吐き気防止法」は存在します。

でも、先にお話しした症状ごとの注意をよく読んでもらって、必要な時には必ず受診するようにして下さいね。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る