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子供の仮性近視を治す目の運動!3つの視力回復トレーニング

children to use the eye

大人の近視を視力矯正に頼らず、自分の力だけで治そうとするのは非常に難しいことですが、子供の近視はトレーニングを積み重ねれば視力が回復する可能性が高いといえます。

子供の近視を治すにはどのような方法があるのでしょうか?子供と大人の近視の違いを知って、賢く改善しちゃいましょう!

そもそも近視とは?遠くを見ることが少なくなってしまった現代人

大人になってから近視を治そうと思っても、そう簡単に治るものではありません。近視は日常生活にも支障をきたすので、やむを得ずメガネやコンタクトレンズ、最近ではレーシックの手術などを行って視力を矯正する人が増えています。

では、なぜ大人の近視は回復しないのでしょうか?まず近視になる理由を考えてみましょう。

本来、目は近くのものと遠くのものの両方を見るようにできています。原始時代からの人類の長い歴史から考えれば、人間の目はどちらかといえば遠くを見ることのためにあるといえるかもしれません。

ところが現代の暮らしの中では、見るもののほとんどが目の前にあることがほとんどです。日常の生活シーンで考えても、食事、娯楽、仕事など、ほとんどの行動や動作には、それほど遠くを見る必要がありません。

遠くを見るのは、せいぜい車の運転のときくらいか、観光に行ったときに風景を見るくらいのもので、遠くをみる機会そのものが少なくなっているといえるでしょう。

人間の生活が便利になり、遠くを見なくても済むようになると、圧倒的に近くのものを見る頻度が多くなります。これが視力が落ちる根本的な原因で、よほど注意しない限り防ぎようがないこととも思えます。

近視になる目のメカニズム

目を動かす筋肉は大きく分けて目玉を動かす以下の6つの眼筋と、

  • 上斜筋
  • 上直筋
  • 内直筋
  • 下斜筋
  • 下直筋
  • 外直筋

muscles that move the eye

  • 目のピントを調節する毛様体筋
  • 光を絞る虹彩筋

muscles that move the eye2

がそれぞれ互いに働き合うことで、ものが見えるという仕組みになっています。

ところが、現代の生活では近くのものを見ていることがほとんどなので、筋肉がその距離に合わせた動きしかしなくなり、近くのものを見る状態のまま筋肉が少しずつ固まっていきます。

別のいいかたをすれば、遠くを見る筋肉の部分が弱くなっていくのです。そのため近くは見えるが遠くは見えにくいという近視の状態になるのです。

近視の大人でも小さな頃から目が悪かったという人は少ないはずです。先天的な原因の人を除けば、ほとんどの人は小さな頃は通常の視力があり、ある程度遠くを見ることができていたはずです。

ところが、勉強や読書、テレビやゲームなど理由は様々でしょうが、近くを見ることが多い生活の中にどっぷりと浸かっていくようになると、遠くが見えにくくなり、メガネやコンタクトレンズに頼らないと生活に支障がでるようになります。

メガネやコンタクトレンズのような視力矯正をすれば、矯正視力としての視力を得ることはできますが、自分の本当の視力、裸眼視力が回復したわけではありません。矯正視力のままでは、決して本来の自分の目の視力は全く回復しないのです。

供の近視は一時的なもの!早めの対処で回復できる

children's eyes

子供の近視は仮性近視といって、大人の近視とは異なります。仮性近視は一時的な近視の状態であり、近くを見すぎたときや、精神的な緊張が目の筋肉にも伝わっているような状態のことです。

子供の仮性近視は一時的な近視なので、回復の見込みがあります。子供の視力が衰え始めたと感じたときに、しっかりと視力を回復させることができるかどうかが、将来の近視になるかならかいかの分かれ道です。

何歳までなら回復できるか?だいたい小学生までなら見込みアリ

子供の近視は治療やトレーニングなどで回復できますが、何歳くらいまでなら視力の回復が可能かというと、一般的には10歳までと考えられています。10歳くらいまでなら、気質的な問題がなければ、まだ目の筋肉が柔軟に動く機能は維持されます。

ですから、せいぜい小学生までなら、たとえ仮性近視であったとしても視力が回復する可能性はあるということになります。これは近視以外の目の症状、例えば

  • 乱視
  • 遠視
  • 斜視

なども同じように回復する見込みはあると考えられます。

仮性近視を治すトレーニング!簡単な目の運動3つ

仮性近視を治すには、先ほど説明した目玉を動かす6つの眼筋と目のピントや光を調節する2つの筋肉をバランス良く動かすことが必要です。

目玉を動かすトレーニング

① 顔を動かさないように、次に両目の目玉だけを上に向ける。ゆっくり1秒数えて、視線を前を向け開いた目を元に戻して1秒休憩。

② 同じように、今度は下を向けて一秒。戻して1秒。

③ 同様に右に向ける。同様に左に向ける。

④ 次に右回りにぐるりと一周。同様に左回りに一周。

visual recovery training

ゆっくり数えて10秒で終わりです。目が疲れない程度に2~3セット行えば効果的です。まぶたを見開くようにして行っても構いません。目玉を動かす大きな眼筋を動かすことで、目の全体の緊張がほぐれて血流や涙液の流れがよくなります。

目のピント調節作用を回復する

① 窓などから30m~50mくらいの地点に目標とする目印をつける。目の筋肉が少しきついと感じる程度。

② さらに遠い200m以上先の地点に目標をつける。山の緑や木の葉などでも良い。目の筋肉がきついと感じる程度。

③ 普段生活している近い場所を見る。目の筋肉が楽になる距離。

④ ①、②、③を順番に10秒ずつ見る。これを3セット行う。

visual recovery training 2

光の量を調節する筋肉の運動

① 手のひらで目を覆う。指の隙間から薄暗くなる感じで見える程度隙間を作る。そのまま10秒。

② 手をパッと開く。明るくなる状態と暗くなる状態を10秒ずつ、3~5セット程度繰り返す。

ポイントは、明暗の差を作ること。明るさと暗さを感じるように行うと効果的です。黒いサングラスをかけて、サングラスを上げたり下げたりしても良いですよ。

visual recovery training 3

目を押さえるマッサージはやめて!目の運動が効果的

手で直接目を押さえるようなマッサージ方法を奨める人や専門家がいるかもしれませんが、直接目を押さえる方法はお奨めできません。

眼球はとてもやわらかいもので、押さえるとそのかたちに変形していることになります。これは目にとってたいへんな負荷になりますので、目を押さえなくてもできるトレーニングを優先して行うようにしましょう。

子供の近視は大人の近視と違い治る可能性があります。一度、メガネやコンタクトレンズに頼ってしまうと、近視の矯正はほとんどできなくなってしまいます。

簡単にできるトレーニングばかりですから、気分転換を兼ねて気軽に試させてみましょう。

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