健康生活TOP 更年期障害 つらい更年期を穏やかに過ごすために必要な栄養【豆とビタミン】

つらい更年期を穏やかに過ごすために必要な栄養【豆とビタミン】

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更年期はほとんどの方が避けて通れない道です。
子どもが大きくなっていくのと同じように、やがて更年期を迎えます。

したがって、どのように予防するかではなく、どれくらい緩やかに更年期を過ぎるかが重要になってくるのです。

更年期の症状に悩んでいる方、これから症状がでてくるかも…と不安に思っている方、簡単でためになるお話なのでぜひぜひ読んでいってくださいね。

更年期におこる生理的な変化

まずは、更年期に起こる生理的な変化について知っておきましょう。ちなみに生理的な変化と更年期障害といわれる症状は別ですよ。

そもそも更年期とは、青年期、壮年期といった、年齢の時期を表す言葉です。更年期は50歳前後の年齢を指し、女性の閉経前後5年間に相当しています。

ホルモンバランスの崩れ

幼児期に立てるようになったり、走れるようになったりする身体の生理的な変化と同じように、更年期には身体が徐々に変化します。それはとくに女性で顕著に表れるのですが、これには女性ホルモンが大きく関わっています。

女性には性周期があります。更年期では卵胞の数が減っていき、やがて排卵が起こらなくなります。排卵を起こすように指示するのは脳であり、視床下部にある下垂体という場所からホルモンによって命令します。

命令を受けると卵巣内の卵胞が刺激され、エストロゲンというホルモンが分泌されます。分泌を感じ取ると命令は弱まるのですが、更年期ではエストロゲンの分泌量が減り、やがて卵胞からはほとんど分泌されなくなってしまうのです。

どんなに命令してもエストロゲンが出ないため、命令役のホルモンの分泌量が増えます。また、卵巣で黄体から分泌されていたプロゲステロンもその量が減ります。これらのホルモンのアンバランスが、身体に様々な影響を及ぼすのです。

心疾患のリスク増加

更年期にはエストロゲンの分泌量が激減することで、心疾患の危険性が上がると言われています。

実は、血管の弾力性はエストロゲンによって正常に保たれています。エストロゲンが働かなくなると血管が硬く脆くなってしまうのです。

また、エストロゲンはコレステロールの代謝にも関与しています。善玉と呼ばれているHDLコレステロールは増加させ、悪玉と呼ばれているLDLコレステロールは減少させるという働きがあるのです。

エストロゲンの分泌量が減るとLDLコレステロールが上昇し、動脈硬化を引き起こしやすい状態になります。血管が硬くなる状態と重なることで、狭心症、心筋梗塞などの発症リスクが上昇することに繋がってしまいます。

骨粗鬆症になりやすくなる

女性に骨粗鬆症が多いというのは、ホルモンバランスの変化が男性よりも顕著に起こるためです。骨に存在するカルシウムは血液中のカルシウム濃度と密接に関係しており、血液中に足りなくなると骨から動員されます。

この働きをしているのが副甲状腺ホルモンのパラトルモンです。エストロゲンはこのパラトルモンの働きを抑制し、骨からカルシウムが出すぎることを防ぐ役割を担っているのですが、更年期を迎えることによってその抑制がなくなってしまうのです。

肌の変化

エストロゲンには、血管の弾性力意外に、皮膚の弾性力も維持する働きがあります。そのため閉経でエストロゲンの分泌量が減ると、肌がたるむ、ほうれい線が出てくる、しわが目立つようになるといった症状がでます。

更年期障害

更年期には、どうしても起こってしまう生理的変化がありますが、次に更年期障害と呼ばれている症状をいくつか挙げます。生理的変化に比べて、症状にとても個人差があるのが特徴的です。

  • 疲労感・易疲労状態
  • うつ・イライラ・不安感
  • 動悸
  • めまい・頭痛
  • 不眠
  • 多汗
  • 胃もたれ・消化管障害

更年期には豆とビタミンE・Cを摂り、よく寝てよく動く!

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更年期や更年期障害と向き合う上で大切なのは、治そうという意識を持たないことだと言えます。治そうと思ってもどうしようも出来ない部分がありますし、あまり良くならない状況に、かえってイライラしてしまうこともあるからです。

頼りになるのは豆

豆に含まれるイソフラボンという成分は、エストロゲンと非常によく似た構造式を持っています。そのため身体に入ると、エストロゲンと同じようにホルモンバランスが大きく傾かないよう手助けしてくれるのです。

豆腐、納豆など、日頃使う大豆製品にも多く含まれているので、慣れない豆料理に頭を悩ませる必要がないことも魅力的です。一日に豆腐半丁、納豆1パック程度で効果が期待できるだけ、イソフラボンが摂取できると考えられています。

微調整はビタミンで

ビタミンの中にはホルモンを分泌する器官で調節役ものがあります。ビタミンEは抗酸化作用で知られるビタミンですが、内分泌器官の調節もしてくれます。また血行促進効果もあり、更年期障害の緩和に効果的です。

同じく抗酸化作用を持つビタミンCは、ストレスに抵抗するために重要なホルモンです。更年期障害が大きなストレスとなって自律神経の乱れを引き起こし、さらに症状が悪化することが考えられます。ストレスに強い身体にする必要があるのです。

ビタミンEは

  • カボチャ
  • ホウレンソウ
  • ナッツ
  • 海苔

などに多く含まれています。ビタミンCは季節の果物などから摂るようにしましょう。

更年期障害には、運動不足、睡眠不足といった悪い生活習慣も影響します。特に運動不足は血行不良の原因となり、症状の悪化を招いてしまいかねません。

更年期に差し掛かる前から、よく寝てよく動くという習慣をつけることが大切です。

いかがでしたか?少し、更年期に対する考え方がかわった!と思っていただけたら嬉しいです。変化や症状は個人差がありますがつらいものはつらいです。

少しでもあなたの毎日が楽になりますように。

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