健康生活TOP 噛み合わせ・不正咬合 原因不明の耳鳴り・難聴・耳詰まりは歯の噛み合わせで改善できる

原因不明の耳鳴り・難聴・耳詰まりは歯の噛み合わせで改善できる

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一流のスポーツ選手やアスリートになるために必須の条件は、歯が丈夫で歯並びが良いことだと言われています。確かにテレビなどでスポーツ選手のインタビューなどをみても歯並びの悪い人を見たことがない気がします。

歯はただ単に食べ物を噛むという機能だけでなく、姿勢や筋肉のバランスをとったり、神経や血流をスムーズにする働きにも関わっています。歯が丈夫で歯並びが良い人のほうが、骨や筋肉が健康に発達するのです。

最近の研究では、歯並びが悪いことが体の様々な部分に悪影響を及ぼすことも分かってきました。

根本的な治療が難しいといわれている、耳鳴りや難聴、あるいは、自分の声が耳の中で響く耳詰まりの症状も歯並びに原因があるのかもしれません。

歯並びを改善することによって、耳の病気を改善される方法について、ご紹介したいと思います。

歯並びが姿勢を歪める!歯並びが悪いと病気につながる理由

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人間の骨格の一番上に頭があります。平均で6~7kgの頭と、その下にあるアゴを合わせて7~8kgの重さを、脊柱と足の骨で支えています。これはとても不安定な構造だといえます。

例えていえば、160cmの物干し竿を垂直に立て、その先に7~8kgのボウリングの玉を置いて直立させようとすることと同じようなものです。足や手をくっつけて、案山子のようにしたとしても、まだ不安定なことは想像できると思います。

その不安定な頭と骨格を支えているのが、骨格筋です。首や背中や脚のバランスをとる働きをしますが、元々が不安定であるため、筋肉には大きな負担がかかってしまいます。

筋肉に無理な負担が長期間かかれば、血流や神経伝達の働きが悪くなるのも当然です。その結果、体のあちらこちらに様々な悪影響が起こり、病気や症状が起こると考えられます。

さらに、姿勢の不安定さはアゴにも問題があります。アゴは頭の骨にぶら下がるような形で接続されています。アゴは筋肉がなければダラリと垂れ下がります。アゴは物を噛み砕くためのものですが、同時に頭蓋骨のバランスにも影響を与えます。

アゴが少しでもずれていれば、頭の重心の位置も少しずれることになります。頭の重心がずれてしまえば、それを矯正するために、どこかの筋肉が緊張することで支えなければなりません。それが少しずつ他の筋肉にも影響を与えていきます。

最終的には、体全体のバランスが崩れ、姿勢が悪くなり、血流や神経が圧迫され・・という病気への悪循環につながっていくのです。

そして、アゴの位置を決める最大の要因が、まさに歯並びなのです。つまり、全ての病気の原因につながる根本的な要因の1つにはアゴのバランスを決める歯並びが影響している、と考えることは決して大げさなことではないのです。

こんなにあるの!?歯並びを改善すると治る様々な病気

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人間の姿勢が悪くなるのは、巨大な頭を支える骨格の不安定さに加えて、歯並びの悪さによるアゴのずれが影響しています。その証拠に、これまで歯並びを改善することで、病気の治療効果につながったという病気の数々をあげてみましょう。

  • 首や肩のコリ
  • 腰痛
  • 膝痛
  • 手足のしびれ
  • 全身の冷え
  • 胃腸障害
  • 婦人病
  • うつ病
  • 認知症 etc

首や肩のコリや腰痛などは想像しやすい病気ですが、内臓の病気や婦人病、精神疾患までもが骨格のバランスが崩れることが多少なりとも関係しています。

現代の医療をもってしても治療効果が上がらなかった病気でさえ、歯並びを治したら症状がスッキリ解消したという例が多くあげられているのも事実なのです。

耳の病気や障害が起こる理由は歯の噛み合わせにある

耳の病気と噛み合わせとは、一見すると関係がないように思われるかもしれません。まずは、耳の構造について説明します。

耳の内部はとても複雑!想像以上にデリケートな耳の構造

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耳は人間の感覚器官の中で最も複雑にできている器官の1つです。それは耳が音を聞く聴覚器官であるとともに平衡感覚をも司る器官であるからです。

耳の構造は、大きく分けると外耳、中耳、内耳の3つに分けれます。音を集める外耳、集めた音を振動に変える鼓膜と鼓膜の振動を増幅させる中耳、耳小骨鼓膜の振動を脳へ伝える蝸牛などからなる内耳の3つです。

さらに、内耳にある蝸牛は音を脳に伝える役割の他にも、三半規管と耳石器などによって平衡感覚を司る役割を担っています。

そのため、耳の構造は非常に細かいパーツの一つ一つが繊細につながり合うことで機能しています。そして耳の内部にいくほど、迷路のように複雑な構造をしているのです。つまり、それだけ耳はデリケートにできている器官です。

不正咬合が耳に障害を起こす理由

歯の噛み合わせが悪いことを不正咬合といいます。不正咬合が起こっていると必然的に顔の筋肉や神経を圧迫します。

顔には人間が様々な情報を得るために大きな役割をする感覚器が集まっているので耳の感覚器から伝わる情報を脳へ送るための聴覚神経も複雑に入り組んでいます。

そのため、不正咬合の状態が長く続けば、耳の感覚器や聴覚神経の伝わりにも影響が及び、その結果、耳鳴りや難聴、耳詰まりなどの障害が起こると考えられるのです。

耳の病気はストレスが原因だというだけでは説明できないこともある

耳鳴りや難聴が起こる原因には精神的なストレスが関係しているともいわれます。確かに、精神的なストレスが原因で起こる症状もたくさんあります。

そして、体にどういうストレスがかかっているか、完全に把握できないことも治療を困難にしている原因です。

しかし、精神的なストレスによる影響だけでは、治療の効果が上がらないという理由が説明できないことが多いことも事実です。

精神的なストレスを解消したとしても治らない場合は、不正咬合がもたらす身体的な影響を考えることも必要です。その身体的な影響の1つが、歯の噛み合わせにあると考えれば、治療が困難な理由を埋め合わせできる場合もあるのです。

耳鳴りや難聴は耳の病気や障害が治りにくいのはなぜか?

精神的なストレスが原因で起こる耳の不調は、どちらかといえば、一過性の病気であることが多いのに対し、不正咬合が原因である場合は、長い年月をかけて少しずつ蓄積された影響が、あるとき突如現れると考えたほうが正しいでしょう。

そして、この不調は根本的には不正咬合による長年の影響が原因ですから、耳自体や聴神経、脳のどこに原因を探しても見つからないのです。

耳の障害の治療が難しい原因の1つは、現代医学の常識では、耳の病気や障害の原因として不正咬合に着目していない現実もあります。耳は耳鼻咽喉科の領域、歯は歯科医の領域という西洋医学の弱点が病気の治療を妨げているのかもしれません。

耳の障害を改善するために!不正咬合を予防する日常生活のポイント

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歯並びが悪くなるのは人それぞれ様々な原因があります。何らかの方法で歯並びを改善しても、根本的に不正咬合を引き起こす習慣や癖があれば、治療の効果も半減してしまいます。不正咬合が起こりやすい原因と予防のポイントを紹介します。

姿勢が悪いと咀嚼に無理な力がかかる!食べる時の姿勢に注意する

物を食べるときは、ゆっくり良く噛んで食べることが大事ですが、食べるときの姿勢にも気をつけなければいけません。

食べるときに背中が丸くなり、口をお皿のほうへ近づけて食べる、いわゆる「犬食い」になる癖があると、アゴの構造上自然に下アゴの位置が前に出てしまいます。
ちょうど受け口になる形です。

その状態で食べ物を噛もうとすると、一度下顎アゴを奥にひっぱった上で上下の歯を噛み合わせなければならなくなるので、アゴの周辺の筋肉には無理な力がかかることになります。

咀嚼するとき筋肉に無理な力かかることが長年続けば、知らず知らずのうちにアゴを支える筋肉が歪み、顔面神経や三叉神経を圧迫したり、顔から脳へつながる内頸動脈の血流が悪くなったりするので、耳の障害を引き起こす原因になるのです。

物を食べるときは、できるだけ背筋を伸ばしお皿を口のほうへ持ち上げて、良い姿勢で食べるようにしましょう。ゆっくり良く噛んで食べることは基本ですが、背筋を伸ばし姿勢を良くして食べることにも注意を払うことが大切です。

アゴの位置がずれるので注意!他のことをしながら食事をしない

一人で食事をするときなど、テレビをチラチラと見ながら食べることがあると思います。あるいは毎朝朝刊を読みながら食事を摂る習慣や最近ではスマホをいじりながら食事を摂る人を見かけることもあります。

こうした「ながら喰い」をすると、食べる時の顔の向きが正面ではなく左右にずれるので、噛み合わせも左右どちらかに偏ることになります。それが習慣になってしまうと、噛む時に使う筋肉が偏り、アゴの位置も少しずつずれてしまいます。

ですから、食事の最中はテレビや新聞、スマホなどを使用することは避けなければいけません。これは食事のマナーの点からも良いことではありませんね。

どちらか片側だけを使っていませんか?左右の歯をまんべんなく使う

食事をするときに、どちらか片側の歯だけを使って噛むという人は多くいます。食べ物を噛むときに右側か左側かどちらか片側の歯だけを使って噛んでいないか、ということが問題です。

片方の側だけで噛む習慣がある人は、口の周りや頬の筋肉のバランスが悪くなり、筋肉の付きかたが左右対象になっていないことが多くみられます。聴覚神経にも影響を与えるため耳の障害が起こる原因にもなります。

長年の癖になっていることが多く、話をしたり笑ったりするときに、口角や表情筋の左右のバランスが崩れることもあります。これは他人から見ると良く分かるのですが、自分自身ではなかなか気づかないことが多いので注意しなければいけません。

時々自分が食べているときの表情や話しているときの表情を鏡で見て確認するようにしましょう。

そして、できるだけ左右の歯を交互に使い、バランス良く噛むように意識をして矯正していきましょう。どちらかというと、歯の噛み合わせの良いほうを使っている人が多いといえます。

また、すでに耳に何らかの障害がある場合は、その不調のある耳の側だけを使って噛んでいる場合が多いので、反対側の歯で噛むようにすると症状の改善につながります。

反対側で噛むことに強い違和感を感じる場合は、そちら側の歯に不正咬合が起こっていることが考えられますので矯正などの治療が必要です。

こんな癖はありませんか?噛み合わせを悪くする癖を治す

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次のようなことは日常生活で起こりやすい癖で、アゴの位置がずれる原因になり、噛み合わせにも影響を与えるので注意しましょう。

  • どちらか片側の手で頬杖をつく
  • 右側か左側を下にして寝転がってテレビを観る
  • 右肩か左肩だけを使ってカバンを持ったりハンドバッグ背負う
  • 右足か左足を上にして足を組む
  • つり革などにつかまるとき、どちらか片側の手だけを使う

こうした癖は体の軸そのものを歪めるため、頭の位置がずれ不正咬合を引き起こす原因にもなります。体が歪む行為そのものをしないように意識することが大切です。

耳鳴りや難聴、耳詰まりの症状が治りにくいのは、日常での些細な癖や習慣が積み革なり不正咬合を引き起こす根本的な原因になっていることも多いのです。

歯並びという局所的な治療だけでなく、日常生活で噛み合わせを悪くするような習慣を改善することも必要ですね。

不正咬合を治して耳の症状を改善するマウスピースのススメ

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難聴や耳鳴り、耳詰まりの症状が起こった場合は、順番として、まずは耳鼻咽喉科や脳外科などを受診し、先に耳や脳神経の機能に問題がないか調べてください。その理由は、例えば脳に腫瘍がある場合なども考えられるからです。

専門医を受診した上で、耳や脳、聴神経などに直接的な原因がなく症状が改善できない場合は、1つの可能性として不正咬合が関わっているかもしれない、と考えられます。治療の優先順位は正しく守らなければ、治るものも治らなくなります。

1.客観的に歯並びをチェック!市販のマウスピースで不正咬合を改善

症状の原因が、耳、脳、神経のどこにも見つからない場合には、市販のマウスピーを使い歯の位置を矯正する方法を試してみましょう。

市販のマウスピースは、あらかじめ正しい噛み合わせになるように、歯の型が取られていて、それを噛むことで歯の位置やアゴのずれを矯正する医療器具です。

マウスピースは、歯ぎしりの予防やスポーツ選手が歯を保護するものもありますが、歯の噛み合わせを矯正するものを選びましょう。ドラッグストアや通信販売で購入することができます。

市販のマウスピースを使い、歯の噛み合わせが悪いと感じる場合は、不正咬合によって耳の不調が起こっていることが考えられます。

しかし、正しい噛みあわせの位置やアゴのずれを自分では判断しにくいという弱点もあります。不正咬合の程度には個人差もあるので、一つの目安として判断して下さい。軽度の不正咬合であれば改善できますし、試す価値は十分あると思います。

2.不正咬合の程度がひどい場合には自分専用マウスピースで矯正

市販のマウスピースを使っても症状が改善できない場合や、自分の判断だけでは不安という場合は、歯科医を受診して噛み合わせを改善する自分専用のマウスピースを作ってもらうこともできます。できれば矯正歯科の専門医を受診しましょう。

矯正歯科では一人一人の歯並びに合わせて型取りをし、歯科技工士によって専用のマウスピースを作ってくれます。市販のマウスピースよりも費用がかかるかもしれませんが、より適切な治療が受けられます。

3.最新の不正咬合治療!バイオプレートを使いアゴのずれを改善

最近では「バイオプレート」という独自の器具を使って不正咬合やアゴのずれを治療をする方法もあります。バイオプレートは歯科医の上西雅一氏が開発した不正咬合とアゴのずれを同時に矯正するものです。

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バイオプレートを使った治療法は、単に噛み合わせの悪さを解消するという歯科的な領域の視点だけではなく、全身に起こる不調の原因が噛み合わせやアゴのずれにあると考える点で、従来の歯科矯正の枠を超えた先進的な治療法といえます。

いずれの方法でも、不正咬合を改善することによって耳の症状も改善する可能性は大いにありますので、ご自分の状況や環境に応じた方法を試してみることをお奨めします。

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