健康生活TOP 長寿 長寿の秘訣はビールにあった!健康寿命を延ばすビールの効果

長寿の秘訣はビールにあった!健康寿命を延ばすビールの効果

shutterstock_2406862242

巷ではアルファベット3文字を使って文章を簡略化することが流行っているようですが、お年寄りの間でも”PPK”が流行しています。

PPKとは「ピンピンコロリ」という意味で「健康で長生きをしてコロリと死にたい」という、高齢者が持つ慎ましい願いを表わす今風の表現のようです。

日本ではこの十数年の間、平均寿命は延びていますが健康寿命は変わっていないのが現状です。寝たきりや要介護、認知症などによって健康的に生きていられないとすれば、生きるという意味はどこにあるのかと考えさせられる気もします。

PPKを実現させるには様々な方法が考えられますが、その中でもビールを飲むことで長寿になるという研究が注目されています。

ビールを飲んで長寿になるとは一体どのようなことか?長寿をもたらすビールの効果をご紹介します。

活性酸素によって起こる老い・・・健康長寿のために酸化をどれだけ抑えられるか?

老いるということは、少し違う角度から表現すると「酸化」ということができます。どんなものでも時間が経つと酸化するということです。例えば、マグロの赤みを数時間放って置けば、表面が酸化して黒くなっていきますね。

鉄のような金属でも長い時間をかけて少しずつ錆びていきます。人間の体もこれと同じことが起こっています。時間が経つということは、錆びること、つまり酸化ということができます。老いるということは細胞レベルでは酸化するということです。

人間の体が老いるのも、少しずつ酸化が起こっているからです。酸化によって細胞が正常に働かなくなればガンや病気が起こりますし、細胞の働きが鈍くなれば認知症のような機能不全も起こります。

健康長寿を得るということは、根本的には体の酸化をどれだけ抑えられるか、ということが重要になってきます。もちろん病気の問題だけでなく、美容という点においても酸化を抑えることこそ、若々しくあるということにつながります。

老化の親玉は活性酸素

人間は少しずつ酸化することで老いていきます。その親玉というのか、体の中で最大の酸化を起こす原因となるのが活性酸素です。皆さんも良くご存知だと思います。

活性酸素は生きている限り、必ず作られ避けることができない物質です。活性酸素自体が全て悪玉ではありませんが、ウイルスや細菌を殺す善玉の活性酸素があれば、その影のように作られてしまうのが悪玉の活性酸素です。

現在の医学では活性酸素の良い効果だけを得る方法はありませんが、余分な活性酸素をできるだけ少なくすることは可能です。体内で発生する余分な活性酸素をいかに少なくするか、ということが老化を防ぎ健康長寿を得るために不可欠なことです。

健康長寿をもたらすビールの力!選ぶならホップの多いクラフトビール

shutterstock_42009109 (2)

ワインに含まれるポリフェノールの一種レスベラトールが動脈硬化やガンなどの病気を予防するというフレンチパラドックスの理論が有名ですが、ビールにはワインに負けるとも劣らない健康長寿につながる効果があると期待されています。

ビールにある独特の苦味は原料のホップによって作られますが、ホップにはイソフムロンという強い抗酸化作用のある成分があり、体の酸化・老化を防ぐ働きをすると考えられるのです。

ホップが持つ抗酸化作用をレスベラトールと比較すると、Vitroの段階ではワインポリフェノールの抗酸化作用のほうが数倍強いのですが、in・vivoではレスベラトールとイソフムロンは同等の効果があることが分かりました。

これはレスベラトールとイソフムロンには体に吸収される仕組みが異なり、イソフムロンのほうが吸収されやすい特徴を持つからだと考えられます。つまり、ビールにもワインと同等に健康長寿をもたらす力があるということです。

抗酸化作用を持つ食べ物や飲み物はたくさんありますが、ビールの良さは誰でも手軽に、美味しく、継続して抗酸化成分を摂ることができるという点です。

ビールが飲めない人には恐縮ですが、毎日のビールで健康長寿が実現できるとすれば、これほど簡単な方法はありませんね。

キサントフモールにも注目

イソフムロンとともにビールの醸造課程でできるキサントフモールという成分にも長寿をもたらす効果があると期待されています。

キサントフモールは体内で酵素ヘムオキシゲナーゼという抗酸化物質を作り、老化の親玉である活性酸素を除去する高い効果をもっていると考えられています。
 

ビールによって防げる病気

健康長寿を実現するためには、生活の質を妨げるような病気を起こさないということが大切です。ビールにある抗酸化作用によって細胞レベルの老化を防ぐことは、高齢者に起こりやすい次のような病気を防ぐことにもつながります。

  • 骨粗しょう症
  • アルツハイマー型認知症
  • 糖尿病性網膜症
  • 網膜剥離
  • 更年期障害
  • がん

こうした病気は寝たきりの原因になるなど、健康長寿を得るためには避けなければいけない病気ばかりです。ビールホップによるこれらの病気の予防効果は、現在、臨床試験を経て医薬品へ応用されつつあります。

飲むならクラフトビール

ビールといっても様々な種類がありますね。ビールが健康長寿をもたらすのは原料のホップが重要な働きをしています。健康長寿を得るためにビールの力を利用するなら、ホップの含有量が多いクラフトビールがお奨めです。

クラフトビールは、比較的小さな醸造所で作られるオリジナルのビールというようなものです。作り方も醸造所ごとに違い、世界中に様々な種類があります。

例えば、ドイツ発祥のアルトビール、ヴァイツェンビール、イギリス発祥のエールビール、スタウトビール、東インド会社が起源のペールエールやIPA(インディア・ペール・エール)など、どれも個性的で味わい深いビールです。

私たちが普段飲むビールは、苦味が少なく炭酸が強い飲みやすいビールがほとんどですが、クラフトビールはホップの量が多く、コクのあるビールとでもいえるものです。

クラフトビールはゴクゴク飲むというより、じっくり味わって飲むという飲み方なので、飲みすぎずに済む点も良いといえるかもしれません。

最近ではアメリカや日本でもクラフトビールが流行しているため、生産量が限られたホップの価格が高騰しているというニュースを見かけました。クラフトビールが流行する背景には、どこの国も高齢化で健康長寿への関心が高いからかも知れません。

金さん銀さんもビール好き!?

以前、長寿の双子として有名になった金さん銀さんも、ビールが好きで少量のビールを良く飲んでいたという話を聞いたことがあります。100歳を過ぎても元気なお二人は、まさに健康長寿のお手本のようでした。

少量のアルコールであれば、飲む人のほうが飲まない人より健康で長寿になるというのは、医学的にも明らかになっている事実です。

毎日のビールで健康長寿を迎えられることができるなら、これほど良いことはないですね。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る