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ロコモの予防にぷるぷる寒天!意外な栄養が役立つ簡単食事予防法

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「ロコモティブ・シンドローム」…ロコモと略されたり、日本語で運動器症候群とも言うようですが、最近注目を集めている要介護状態に陥るリスクファクターです。

加齢で骨、関節、筋肉が悪くなったり、その機能が低下したりすることで起こります。ですので運動と栄養の両面からの予防が叫ばれています。

栄養素と言うとヒアルロン酸やコラーゲン、グルコサミンやそれの延長上にあるコンドロイチン硫酸が有名ですね。

さらに、ここに来て意外な食物、寒天が注目を集めています。

ロコモの定義

ロコモは、大きく分けてふたつの原因によって”要介護になるリスク”が高まる状態を言います。

骨や関節などの疾患

加齢に伴って、骨・軟骨・関節などに起きる様々な病気です。

  • 変形性関節症
  • 円背
  • 易骨折性
  • 変形性脊椎症
  • 脊柱管狭窄症
  • 関節リウマチ

などが挙げられます。

痛みを伴うものや麻痺、筋肉の硬直なども現れて運動機能が落ちます。変形性関節症やリウマチ以外は骨粗鬆症が絡んでくることが多いようですね。

加齢に伴う運動能力の衰え

加齢に伴って筋肉や脳、三半規管の機能の衰えから起こる運動能力の低下です。

  • 筋力
  • 持久力
  • 運動速度
  • 巧緻性
  • 深部感覚
  • バランス能力

などが低下します。

痛みを食い止めてくれる食べ物はないのか?

こうした中で、加齢に伴って起こる痛みの原因になっているものが目立ちます。やはり痛みと言うのは誰でもいやですよね。

そこで痛みの原因になっているもののうち、関節に関係する病変を食い止めてくれそうな食べ物はないかと誰もが考えるでしょう。

軟骨に効くのか効かないのか

コンドロイチン硫酸やヒアルロン酸などは軟骨成分としてたくさん含まれているため、「すり減った軟骨を回復させる」としてサプリなどでよく用いられてきました。

しかし、軟骨には血管がないため、こうした成分が入って行かないとして注射以外では効果がないともされています。

一方で軟骨は代謝されており、間質液を通して栄養の受け取りや老廃物の排泄を行っているから、そのルートで入って行くかもしれないと言う主張があるなど、まだ結論は出ていないようです。

間質液と言うのは細胞と細胞の間にあって、細胞を浸している体液のことです。人間の身体には血液の2倍以上の間質液が含まれています。

とは言え、議論のある部分を売りにするのでは商品の信用性に関わると判断したのか、各メーカーは関節軟骨の増量と言うところから離れ、最近では関節炎の抑止と言う方向へ舵を切ったようです。

関節炎と言う事になると軟骨だけではなく周辺組織にも及びますので、血管の行き渡っている部分も含まれますからね。

寒天ってすごい!関節炎の抑止効果

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そこで今後注目を集めそうなのが寒天です。寒天の主成分であるアガロースと言う多糖類は、酸性の元で加熱すると簡単に切れて低分子化され、アガロオリゴ糖と総称される数種類のオリゴ糖に変化します。

このアガロオリゴ糖が注目の成分なのです。

食べるとできる成分

寒天は一度加熱して、あのプルンとした状態にすると体温程度では溶けません。それでも口から入れて胃に入ると、胃酸に触れることで一部が分解されてアガロオリゴ糖ができます。

空腹時の胃の中はpH1.0~1.5と、お酢よりも酸性度が高いため、かなりの化学反応が期待できるのですよ。

一方、満腹時の胃の中はpH4.0~4.5と、酸性ではあるものの弱まっていますから、寒天はデザートよりオードブルとして食べる方がよさそうですね。

だいたい食後2時間程度で再び元の強酸性状態に復帰します。

もちろんサプリとしても

既に一部のメーカーからは発売されているようですから、そうしたものを利用されるのも良いと思います。

しかし、寒天であれば年配の方であっても好みの味付けはいろいろ可能だと思いますし、おいしく健康維持のほうがお得な気がしませんか。

関節炎抑止効果

動物実験レベルですが、研究によると関節炎を起こしたマウスにアガロオリゴ糖を溶かした水を飲ませたところ、はっきりと関節炎スコアが下がったと言う結果が出ています。

この時、無理やり飲ませるのではなく、溶かした水を置いておいて好きに飲ませたのだそうです。また、濃度の違う二種類に分けて実験も行ったようですね。

すると、やはり濃い濃度の方のグループがぐっと良く改善されていました。

グルコサミンとの併用

同じように、今度はグルコサミンを併用して飲ませた実験も行われています。グルコサミンは人間では骨の成分として含まれていますね。

その結果、グルコサミンだけより、アガロオリゴ糖だけの方がより関節炎が改善したと言う結果が得られていますが、2つを併用した場合が最も効果が高かったとのことです。

人間でもテストが行われました

膝の痛みを持っている人たちを4グループに分けて、偽の薬(プラセボ)・グルコサミン・アガロオリゴ糖(200mg)・アガロオリゴ糖(500mg)を8週間投与する実験が行われました。

その結果、プラセボは当然のこととして、グルコサミンでも痛みの改善は見られませんでしたが、アガロオリゴ糖では痛みが時間を追って改善していったと言う結果が出ています。

さらに200mg投与群より500mg投与群の方が改善効果が大きかったと言う結果も得られたと言う事です。

期待はできそうです

いわゆる大規模長期間追跡研究ではありませんので、確実性は100%とは言えませんが、現段階でも効果が期待できると言う可能性は高いと思われます。

ましてや寒天ですからね。食べ過ぎてお腹を壊すほどには、そもそも食べられないでしょうし、安心かも知れません。

あんみつに羊羹に海老の寒天寄せ、杏仁豆腐に洋風コーヒー寒天。大変応用範囲の広い食べ物ですから楽しみも色々ですよね。

ロコモはロコモで予防!

余談ですが、ロコモティブと言えばスチーム・ロコモティブ=蒸気機関車を連想する人もいらっしゃるかも知れませんね。

そしてそこから踊りと連携した楽曲「ロコ・モーション」を想像された方も…年配の方ならいらっしゃるかも知れません。いかんせん前の東京オリンピック以前の曲ですから。

「ロコ・モーション」でリズムに乗って

加齢に伴う様々な症状の予防に運動が効果的なのは言うまでもありませんよね。でも、なかなか運動を続けることって難しいです。

そうした中で、音楽に合わせた動き、踊りと言うほど厳しいものじゃなくて、楽しい音楽を聴いていたら自然に体が動く、と言うのは、精神的にも良い影響があります。

そこで、この「ロコ・モーション」です。フランスではシルヴィ・ヴァルタンさんが、日本では伊東ゆかりさんがカバーしてヒットしましたね。

ですので、今ロコモを懸念される年代の方なら皆さんご存じなんじゃないかと思います。そして、やはりお勧めなのはオリジナルのアメリカ人歌手、リトル・エヴァさんのステージですね。

Youtubeに古いビデオがアップされていました。

他にもたくさんアップされていたので、「Little Eva “The Loco-Motion”」で探してみて下さいね。

さすがに50年以上も前のダンサブルミュージックですから、リズムもゆっくりです。バックダンサー並に踊るのはともかく、年配の方でもリズムに合わせて身体を動かしやすいと思いますよ。

話は寒天に戻りますが、これからの季節、外食の際にお店でもデザートとしてちょくちょく寒天が見られると思います。

爽やかに食べてロコモ予防してみましょう。

キャラクター紹介
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