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二の腕のブツブツ、毛孔性苔癬の治し方!原因と悪化を招くNGケアは

女性の二の腕

気になる二の腕のブツブツ。

人に見られたり触られたりするのが恥ずかしい・・・このブツブツのせいでファッションを楽しめない・・・そう悩む女性もとても多いです。

ではこの肌のブツブツはいったい何なのでしょう?

今までは痛くも痒くもないから放っておいたという人も、これからはもっと自信を持って人前に出られるように、原因や改善法をご紹介します。

二の腕のブツブツは毛孔性苔癬という皮膚疾患だった!

二の腕のブツブツ。それは毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)という皮膚の病気です。

ごく稀に軽度の痛みや痒みを感じる人もいますが、ほとんどの人が痛みなどはなく、人にうつることもないので、何もせずに放っておくという人も多いのがこの疾患。

でも気にしている人も大勢います。しかし皮膚科に行っても「そのうち治りますよ」と医者に言われ相手にされなかったという人もいるようです。

確かに30代になって自然治癒したという人も多いですが、残念ながらすべての人がそうというわけではありません。逆に40代50代になって発症する人もいます。

ブツブツができるのは実は二の腕だけじゃない

あなたのブツブツはどこにできていますか?二の腕にできる人が多いですが、毛孔性苔癬は太ももやふくらはぎ、背中、おしりなどにもできます。

二の腕は気づきやすいですが、もしかすると気づかぬうちに他の部分にもできているかもしれません。一度触れてみたり鏡などで確認してみましょう。自分の肌の状態を知ることも大切ですね。

毛孔性苔癬は、毛孔性角化症(もうこうせいかくかしょう)とも言われています。

女性に多い疾患ですが、男性でも発症します。約4人に1人が悩んでいるそうです。

毛孔性苔癬はホルモンバランスの乱れや遺伝が原因!?

肌がブツブツ・ザラザラするのは、毛穴に角栓が詰まり固くなってしまっているから。

毛孔性苔癬は、なんらかの異常や影響で古い角質が剥がれ落ちず、毛穴に古い角質が角栓となって溜まってしまう状態。毛穴が盛り上がって固くなるので、肌がブツブツ・ザラザラしてしまうのです。

ではなぜ古い角質が剥がれ落ちないのでしょう?実はその根本的な原因はまだ解明されていません。

遺伝!?親が毛孔性苔癬の場合は子もなる確率が上がる

残念ながらこの病気の原因ははっきりとはわかっていませんが、昔はビタミンAの欠乏が原因ではないかと考えられていたそうです。現在は遺伝が原因という説が有力となっています。

両親のどちらかが毛孔性苔癬の場合、子どもが発症する確率が高くなるのだそう。また太り気味の家系にもこの病気が多いということがわかってきています。

太り気味の家庭の食事は、油っぽいものが多く野菜不足であることが予想されます。食生活の乱れから以前言われていたようにビタミンAが欠乏し、肥満に繋がり、結果毛孔性苔癬になる・・・という悪循環になっている可能性があります。

健康に過ごすためには、バランスのよい食事はとても重要なこと。毎日の食生活を見直すことで、毛孔性苔癬の改善につながるかもしれません。

ホルモンバランスの乱れが原因!?思春期に多い毛孔性苔癬

早い人では子どもの頃から発症している人もいますが、中学生くらいの思春期に発症することが最も多い毛孔性苔癬。妊娠・出産後に発症する人もいることから、ホルモンバランスが乱れることが影響しているのではないかともいわれています。

症状は思春期をピークに20代になると落ち着き、30代になると徐々に治っていくという人が多いですが、30代になっても一向に変わらないという人もいます。高齢になってから発症するケースも稀にあります。

ストレスによるホルモンバランスの乱れで発症することもあります。ストレスは免疫力も低下させ、何事にも悪影響を与えます。ストレス発散の術を身につけることも大切です。

二の腕のブツブツの治し方1.クリニックでの保険適用、適用外治療

ブツブツ・ザラザラの毛孔性苔癬。今まで痛みなどもないから放置していたという人も、この機会にツルツル肌を手に入れませんか?どのように処置をすれば改善するのかをまとめてみました。

まずは皮膚科などで治療を受ける方法からご紹介します。

皮膚科を受診し薬を処方してもらう(保険適用治療)

皮膚科では、サリチル酸や尿素が配合された軟膏やクリームを処方されることが多いです。これには肌の表面の角質を溶かしてやわらかくし、角栓を取り除く作用があります。

また保湿剤を処方されることもあります。これは肌が乾燥すると症状が進行してしまうから。冬に毛孔性苔癬の症状が悪化する人が多いのもそのためです。しっかりと保湿することを心がけましょう。

そして皮膚科によっては、代謝を良くし老廃物を排出する漢方薬が処方されることも。カラダの内側からキレイになることは毛孔性苔癬の改善にもつながります。

クリニックでの保険適用外の治療も

【ケミカルピーリング】

皮膚の表面に薬剤を塗り、古くなった角質や毛穴に詰まった角栓を溶かして除去する治療法。

使用する薬剤は酸の強いものが多いですが、クリニックや症状によって違います。

また料金もクリニックや薬剤によって違いますが、1回あたり1万円くらいが相場なようです。ただしどれも数週間に1度の施術を5~6回程度受けなければ効果がでません。

口コミなどを見てみると、肌の表面に施すケミカルピーリングはごく短期間はキレイになりますが、毛孔性苔癬を完治させるのは難しいようです。

【ダーマローラー】

髪の毛よりも細い針が無数についたローラーを肌の上で転がして、皮膚に目には見えないくらい小さな穴をあけていく治療法。傷を治すために肌細胞が活性化し、肌の状態がよくなります。

傷をしてかさぶたが剥がれると、その下にはキレイな肌ができていますよね。ダーマローラーはそういった治癒力を利用した治療法です。施術後の2~3日後に針でできた傷がかさぶたのような状態になり、かゆくなることがありますが、絶対にかいてはいけません。

痛みを伴うこともあるので、麻酔クリームを塗って治療を行うクリニックもあります。肌に傷をつける治療法なので、信頼できるお医者さんをみつけることも大事です。

料金もさまざまで1回約3~5万円くらいが相場です。ただし5回以上受けないと効果がみられないという口コミもありますので、かなり費用がかかりそうです。

実はダーマローラーは自宅でできるものも販売されています。料金の問題もあり自宅で行う人も少なくありません。しかし先ほども説明したように肌に傷をつけて治療をするダーマローラーは、清潔さや施術後の適切なケアがとても大切です。医療機関で行うことがいいでしょう。

【フラクセル】

ダメージを受けた肌を、生まれたての新しい肌へ入れ替える”レーザー治療”です。肌の深部に作用するので1回の治療効果が他と比べて高いのも特徴で、肌への負担も少ないのがポイントです。

費用は1回約4~5万円が相場。1回の効果が比較的高いとはいえ、数回の施術が必要となりますので、こちらも費用はかかりそうです。

フラクセルの口コミなどを見てみると、効果があったという口コミが多いようです。その効果から満足度は高いようですが、ほとんどの人が5~10回ほどの施術を受けています。

また痛いという口コミもとても多いです。治療の際にはクリーム麻酔を施すので肌表面の痛みはほとんどありませんが、肌の深部に作用するレーザー治療のため、深いところで痛みを感じるようです。

【レーザー脱毛】

毛穴には角栓と一緒に毛が詰まっていることも多いので、除毛することで毛穴が詰まりにくくなり、毛孔性苔癬が改善する可能性があります。

ただしレーザーの種類によっては、毛孔性苔癬だと施術を受けられないものもあるようです。料金にも幅があるので、サロンで確認しましょう。

効果を口コミなどで確認してみると、効果があったという意見と毛孔性苔癬への効果はなかったという意見がありました。毛量によっても違うようです。

二の腕のブツブツの治し方2.自分で治す!市販薬や日々のケアで治す方法

皮膚科やクリニックを受診せず、自力で直したい!という方は市販薬を使用してみたり、保湿や入浴でケアする方法を試してみてください。

市販薬を使い自分で治療する

古い角質が剥がれて新しい角質層に入れ替わるターンオーバーの周期は、最低でも約2週間といわれています。ですので、根気よく最低でも2週間は塗り続けることが大切です。

市販されている薬もいろいろありますが、主流なのがロートの「ザラプロ」と小林製薬の「ニノキュア」です。

どちらも含まれている有効成分は同じ。厚くなった角質を除去して皮膚をなめらかにする「尿素」と、血行を促進して皮膚の代謝を高める「トコフェロール酢酸エステル」、皮膚の炎症を抑える「グリチルリチン酸ニカリウム」が配合されています。

「ザラプロ」は尿素10%配合で優しい使い心地。
ザラプロ製品画像
ザラプロ – ロート製薬

「ニノキュア」は尿素20%配合なので、角質をやわらかくする効果がより高いです。
ニノキュア製品画像
ニノキュア – 小林製薬

薬に頼らず日々のケアで改善しよう

【保湿】

ザラザラ・ブツブツの原因は毛穴に詰まった角栓です。肌を保湿することで皮膚や角栓もやわらかくなります。毛孔性苔癬は乾燥によって悪化することもあるので、顔同様、しっかり保湿することが大切です。

【紫外線対策】

紫外線を浴びることで、肌が乾燥したり皮脂が過剰に分泌されたりと悪影響を及ぼします。また赤くなった部分を日焼けすると色素沈着してしまう恐れもあります。紫外線対策はしっかりしましょう。

【適度な運動・入浴】

肌を良い状態に保つためにも、血行を促進させ代謝をアップさせることは重要です。ウォーキングなどの適度な運動や、入浴の際は半身浴などでしっかりお湯につかり血行を良くしましょう。保湿効果のある入浴剤を使用するのもオススメです。

いざという時はボディーファンデーションで隠す

毛孔性苔癬はすぐに治るという病気ではありません。でもデートや結婚式など「今すぐにどうにかしたい!」という時もありますよね。

そんな時はボディーファンデーションを使うという最終手段もあります。フェイスファンデーションよりもカバー力があるので、赤味を隠すことができます。

ただし毛孔性苔癬はできるだけ刺激を与えないのが鉄則です。本当にいざというときだけにしてください。そして用事が終わったらしっかりとクレンジングで落とすことも忘れずに。

ブツブツが気になってもこれだけはNG!悪化の原因になってしまう間違ったケア

毛孔性苔癬は角質が毛穴に溜まって固まり、表面に盛り上がってしまうもの。こするとポロポロと取れることもあります。でもこれは絶対NG!毛穴や周囲の皮膚も傷つけてしまい、かえって悪化させてしまうかも。

ニキビと同じく、刺激を与えることで患部にばい菌が入り化膿してしまう場合もあります。ニキビがシミになってしまうように、毛孔性苔癬が色素沈着し肌が黒ずんでしまうことも。

やってしまいがちなのが、お風呂に入ったときナイロンタオルやスクラブでこする行為。軽石でゴシゴシ削るのは問題外です。

また清潔に保つことは大切ですが洗いすぎはよくありません。必要な皮脂まで奪ってしまい肌が乾燥してしまいます。

刺激と乾燥はNGな対処法です。絶対にやめましょう!

  • こすってポロポロ取る
  • お風呂で強くこする
  • 洗いすぎる

これはやってはダメ!ブツブツの範囲をひろげてしまったり、色素が沈着して黒ずんでしまう原因になってしまいますよ。

二の腕のブツブツのケアはフェイスケアに似ている

二の腕のブツブツに長年悩んでいた人の中には、何をしても治らないと思って諦めていたという人もいることでしょう。

すぐに治る疾患ではありませんが、最近では医学も進歩しさまざまな治療法が開発されています。またセルフケアとして顔と同じようにしっかり保湿をしたり、食生活を見直し、適度な運動をすることも大切です。

カラダも心も健康的に!それが毛孔性苔癬の改善への第一歩です。

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