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腎臓病は種類ごとに症状も食事も変わる!対策は診断が確定してから

腎臓が悪いと言うと、血液のろ過が上手くできなくなって、老廃物や余計な水分が身体に溜まってむくむとか、腎臓の機能がダメになったら人工透析を行わなければならないとかのイメージは皆さん持っているでしょう。

それは正しいイメージなのですが、それ以前に腎臓病を防ぎ、あるいは初期のうちに治してしまうと言う取り組みについて、もっと知っておいてほしいと思います。

腎臓病と言う特定の病気は存在しない

もちろん腎臓に病気があれば腎臓病ですが、その腎臓病が具体的に何であるかを特定しないと対策できません。

つまり、普遍的な意味で「腎臓病に良い食べ物」「腎臓病に良い生活習慣」「腎臓病に効くお薬や治療法」と言うものは存在しないのです。

このことを見誤ると、適切な治療が行えないだけでなく、改善できないような生活習慣を持ってしまったり、病気を重くしてしまうようなサプリや健康食品を摂ってしまうことにも繋がりかねません。

  • 急性腎炎
  • 慢性腎炎
  • 腎盂腎炎
  • ネフローゼ症候群
  • 腎不全

このように様々存在する「腎臓病」について、詳しくみていきましょう。

腎炎と言っても糸球体腎炎と腎盂腎炎は全く異なる病気

糸球体と言うのは毛細血管がボール状になった塊で、ここからにじみ出したものが原尿と呼ばれる尿のもとになるものです。原尿はその後必要な栄養分や水分を再吸収されたり、pHを調整されたりして、尿となって排泄されます。

この糸球体に何らかの原因で炎症が起こるのが糸球体腎炎です。のちほどお話ししますが糸球体腎炎にも種類があって、その病態ごとに対応も変わってきます。

糸球体からにじみ出した原尿を調整して尿に変えるネフロンと言う組織は、片側の腎臓だけで100万個ぐらい存在します。そのネフロンから出た尿はだんだん合流して行って、膀胱へ送られるわけですが、この時じょうごのような形をした腎盂で尿管に集められます。

つまり、腎盂は腎臓の出口にあたる場所にあるため、膀胱で細菌感染があると、場合によってはそれが腎盂に波及して炎症を起こします。それが腎盂腎炎です。

腎盂腎炎の症状は、腹痛・腰痛・発熱が特徴的ですが、頻尿や残尿感などの膀胱炎の症状も良く併発します。もちろん、細菌が膀胱から遡上してきているわけですから、膀胱炎を併発していることも多いです。

治療は抗生物質の投与で、炎症を起こしている起炎菌を殺菌します。もし、それで軽快しない場合は精密検査を受けて、原因を探ることになるでしょう。

尿管には弁機構があって、普通は尿が腎臓に逆流することはありません。しかし、この弁機構が衰えていると逆流することがあります。また、前立腺肥大や尿路結石など、尿の流れが悪くなっている場合にも腎盂腎炎が起こりやすくなります。

急性糸球体腎炎は治療に1年くらいかかる

糸球体腎炎には、原因がほかに見当たらない原発性と、他の病気によって糸球体腎炎が引き起こされている二次性があります。そして、原発性には急性と慢性があります。

急性糸球体腎炎は子供に多く見られますが、大人にないと言うわけではなくて、成人や高齢者にもみられる病気です。

多くの場合、溶血性レンサ球菌(溶連菌)感染症のような、細菌による感染症が治ってから1~2週間後に発症します。と言っても、これは細菌が腎臓に波及したものではありません。

完全なメカニズムはまだ解明されていませんが、感染症を治すために作られた抗体が元になって、免疫複合体と言うものが体内で作り出され、これが糸球体にくっつくことで炎症が起こると考えられています。

さらに、その炎症に白血球が集まってくるなどして、毛細血管でできた糸球体が詰まってしまい、腎臓のろ過機能が低下します。

多くの場合、感染症は治ったはずなのに、身体がひどくだるいとかむくみがひどいと言った症状で受診して発見されます。高血圧が現れることもよくあります。尿検査では血尿やたんぱく尿が観察されます。

重症になると肺水腫(肺のむくみ)が現れて呼吸困難になることもあり、こうした場合には一時的に人工透析で余計な水分などを取り除くことが必要になるケースもあります。

でも、急性期を過ぎるとむくみは消え、尿検査での異常も見られなくなります。しかし、半年ぐらいは腎臓に病変が残りますからその間は安静が必要です。さらにもう半年ぐらい無理のない生活をする必要があります。

急性糸球体腎炎は腎生検と言って、腹部エコーで位置を確認しながら腎臓に針を刺して組織を採取、それを検査する方法で確認しないと診断が確定できません。

腎生検は入院の必要もありますし、リスクのある検査ですので、事前の説明を聞いてよく理解してから受けて下さい。

慢性糸球体腎炎は一つの病気ではない

慢性糸球体腎炎は単に慢性腎炎と呼ばれることもある病気です。ネフローゼ症候群と言う、尿にたんぱくが出て全身にむくみが起こる症状を伴う腎臓病だと言うところが共通要素です。

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この病気には半月体形成性糸球体腎炎、膜性腎症、膜性増殖性糸球体腎炎、IgA腎症などの病気が含まれますが、現在はこのIgA腎症が特に注目されているようです。一説によると慢性腎炎の4割がこの病気とも言われています。

この病気は、IgAと略される免疫グロブリン(抗体)Aと言うものが、免疫複合体を作って糸球体に沈着することで起こります。急性糸球体腎炎のメカニズムと似ていますが、こちらは慢性化して完治しないところが異なります。

また、原因やメカニズムもまだ完全に解明されていません。このIgAは扁桃で作られるので、扁桃炎が起こると、その後目で見てわかる血尿が出ることがあります。真っ赤であったりコーラのような黒褐色であったりするのですぐ気が付きます。

この病気はほとんど無症状ですので、こうした肉眼的血尿で発見されたり、健康診断の検尿で見つかったりした場合ラッキーだと言えるでしょう。この病気は放置すると20年で40%の人が腎不全になります。つまり人工透析が必要になってくると言うことですね。

ですので、少しでも早く見つけて治療を行うことが大切です。完全に治る病気ではありませんが、症状が充分にコントロールされて、検査が陰性になり腎不全に進まなければ治ったも同然ですね。

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治療は手術と点滴・服薬の組み合わせになります。扁桃を手術で切除してIgAの産生を抑え、同時にステロイド薬の点滴による短期間大量投与を、半年の間に3回行います。3日間の点滴期間と数か月後の次の点滴期間の間はステロイド薬の内服を継続します。

トータルで5か月~8か月くらいでステロイドの使用も終了しますので、ほとんど副作用が出ることはありません。また、IgA腎症はネフローゼ症候群で発症したり、急速進行性糸球体腎炎と言う危険な状態で発症することもまれにあります。

急速進行性糸球体腎炎は毎年2400人から2700人ぐらいの患者が発見される指定難病で、数週から数か月と言う短い期間で腎機能が低下します。かなり厳しい進み方をする病気ですが、早期発見で病気の進行を止めることができる場合もあります。

この病気は半月体形成性糸球体腎炎や膜性増殖性糸球体腎炎によって引き起こされることもある病態ですが、その根本原因は判っていません。おそらく自己免疫性の病気だろうと考えられています。

そして、初期には症状が判りにくい病気ですが、長引く風邪のような症状があったら注意しておくことで発見できることがあります。

長引く風邪で、熱が下がらない、尿の色が濃い・赤い・茶色い・黒っぽいと言う症状があったら、できれば腎臓内科を受診することが勧められます。泌尿器科はいわば腎臓外科ですので、病院を受診する場合は腎臓内科または総合内科が良いでしょう。

膜性腎症はネフローゼ症候群の原因の25%を占める病気です。日本人では腎不全に進むことは比較的少ない一方、治りにくく、医療機関も治療に苦慮するようです。この病気も免疫グロブリンが関係しますが、IgAではなくIgGが関わっています。

膜性増殖性糸球体腎炎は比較的まれな病気ですが、これも原因は判っていません。しかも腎不全に進むことが多いので警戒が必要です。

慢性糸球体腎炎は自己免疫性だろうと考えられていますが、まだ根本的な原因は突き止められていないのです。

生活習慣に関連する腎臓病も少なくない

生活習慣が影響する腎臓病と言うと、糖尿病性腎症を思い浮かべる人が多いでしょう。糖尿病になって血糖値が高い状態が長く続くと、腎臓の中の血管が傷んで、慢性腎不全の状態になります。

慢性腎不全によって人工透析の導入が必要になる患者の、4割までが糖尿病性腎症によるものだとされています。

生活習慣病があってもコントロールすれば腎症にはなりにくい

糖尿病があっても、生活習慣の改善や服薬などの治療で、血糖を一定レベルに保っていれば糖尿病性腎症を含めた合併症リスクは低く抑えられますので、まずはお医者さんの指導に従ってHbA1cを7.0%以下にするようにして下さい。

また、生活習慣病で有名なのが、尿酸が多くなってしまい足の母趾関節で再結晶することで激しい痛みをもたらす痛風です。お酒をよく飲む人に起りやすい病気ですね。

この尿酸結晶が腎臓に蓄積するのが「痛風腎」です。先にお話しした尿のろ過装置であるネフロンなど、ろ過機能を持った組織を腎実質と言いますが、それを支えている組織を腎間質と呼びます。

この間質に尿酸結晶が蓄積して痛風腎を引き起こします。痛風腎は慢性間質性腎炎の大きな原因です。

また、水銀やゲルマニウムの摂取も間質性腎炎を引き起こします。さすがに水銀の危険性は良く知られていますが、ゲルマニウムは健康食品などに含まれることがあるため、注意が必要です。

国立健康・栄養研究所は、飽くまで利用する個人の考え方を優先するとしながらも、まずゲルマニウムの身体への好ましい働きや必要性は知られていないことを提示しています。

さらに、ゲルマニウムが濃縮あるいは添加されている健康食品を摂ることは、それが無機・有機に関わりなく生命に危険が及ぶ可能性があることを示して警告しています。

ゲルマニウムで唯一効果が確認されているのは、医薬品として用いられているプロパゲルマニウムだけですので、お医者さんの処方によるもの以外ではゲルマニウムを摂らないようにしましょう。

▼参照リンク
ゲルマニウムに関する情報|国立健康・栄養研究所

そして、腎臓病と最も縁が深いのが高血圧です。高血圧だと腎臓病になるのか、腎臓病だと高血圧になるのかと問われれば、どちらもあり得ると言う答えしか出てきません。

原因の分からない高血圧のことを本態性高血圧と言いますが、どうやらこれの原因が腎臓にあるのではないかと考えられるようになってきました。

いずれにせよ、生活習慣をただすことで高血圧を改善できる部分はありますので、お医者さんの指示に従って、適正血圧を目指してください。

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他の病気によって起こる腎臓病

糖尿病や高血圧症も他の病気と言えますが、他にも腎臓病の原因になる病気が知られています。

メジャーなところでは肝炎・肝硬変に続発して起こるIgA腎症や膜性腎症です。肝臓に慢性の病気を持っている場合、血圧の上昇やむくみなどの変化があった場合、すぐに主治医の先生に相談して下さい。

子供に多い病気にヘノッホ・シェーンライン紫斑病と呼ばれた皮膚症状に特徴がある病気があります。これは指で触れて盛り上がりが確認できる程度の、小さな紫斑がお尻から下肢にかけてたくさん現れる病気です。

さらに、ひざや足首に関節炎が起こって痛むことが多いです。後遺症は残しません。さらに、腸の中でも血管に炎症が起こるため、腹痛や下痢、場合によっては吐き気や嘔吐が見られますし、血便が出ることもあります。

この病気は別名アレルギー性紫斑病とも言われ、抗体であるIgAが関わっていて、現在ではIgA血管炎と言う名前に改められています。

そして、このIgAが悪さをして、腎炎が起こることがあります。この状態は紫斑病性腎炎呼ばれ難病に指定されていますが、特別な治療方法はなく、症状の重さに応じて安静の維持からステロイド、免疫抑制剤などによる治療が行われます。

子供でのこの病気は腎炎に発展しても、比較的自然に治ることの多いものですが、大人がこの病気にかかると腎不全になりやすいため、強力な治療が必要になることがあります。

さらに膠原病の一つである全身性エリトマトーデスに伴って起こるループス腎炎と言う病態もあります。この場合、様々なタイプの腎炎が起こりますので、その状態に合わせた治療が必要になります。

医薬品によって起こる腎臓病

抗生物質・抗菌薬の注意書きを見ると腎臓に重い副作用が出ることがあると言うことを警告してあるのを良く見ます。抗生物質・抗菌薬の多くは腎毒性を持っているため、安易に使うと腎臓にトラブルが起こることがあります。

また、免疫抑制剤のシクロスポリン(商品名:サンディミュン・ネオーラルなど・ジェネリックあり)も腎臓に重い副作用を起こすことがあります。

さらに私たちに身近なものとしてロキソニンやボルタレンなどの第2世代のNSAIDsは、重い副作用として虚血性腎障害を起こすことが知られています。頻度の高いものではありませんが、常用することのないようにしましょう。

痛み止めのお薬は、お医者さんの指示がない限り頓服(1回だけ飲む)ことが基本です。

そして、漢方薬の7割に配合されていると言う甘草の副作用として有名な偽アルドステロン症では、腎臓の水分再吸収がおちて、尿の量が増えてしまうこともあります。

さまざまな医薬品、健康食品によって腎臓に影響が出ることがありますので、何らかの効能を期待するものにはリスクが付きまとうことを意識して使って下さい。

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漢方薬に含まれていた腎毒性のある生薬

チャイニーズハーブ腎症として、一度世界中で問題になったため現在ではあまり見かけないとは思いますが、次の漢方生薬は腎毒性がありますので、万が一見かけたら飲まないようにして下さい。

  • 関木通
  • 馬兜鈴
  • 青木香
  • 尋骨風
  • 広防已
  • 朱砂蓮
  • 天仙藤

さらに、よく似た名前の木通・木香・防已も注意が必要です。日本国内の製品ではこの3つの名前の生薬に問題はありませんが、中国の製品では腎毒性がある生薬にもこの3つの名前が使われることがあります。

漢方は中国医学の集大成ですが、現代においては品質管理の面で、日本国内産の物を選んだ方が安全だと言えるでしょう。

腎臓は全身の血液が集まってろ過される場所ですから、「悪い物」も全部集まってしまいます。一つを他人に移植してあげられるくらい、大きな予備力を持つ臓器ですが大事にしましょうね。

腎臓病でむくみが出るとは限らない

腎臓病の自覚症状と言うのは「こう言うものだ」と限定できないので、尿の異常やむくみ、背中の痛みなど気になることがあったら取り敢えず受診して検査してもらいましょう。

特に検尿は非常に情報がたくさん得られる割に、患者にとって全く負担にならない検査ですから、身体に異常がなくても機会があれば積極的に受けておくことが勧められます。

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慢性糸球体腎炎ではむくみは出ない

腎臓にトラブルが起こって体内から余分な水分が排泄されなくなると、その水分はむくみとなって現れます。実際にむくみの原因で最も多いのは腎臓病です。

しかし、一番多い腎臓病である慢性糸球体腎炎ではむくみが現れません。なので、むくみがないから腎臓病ではないとタカをくくらずに、気になる症状があったら受診しないといけません。

腎臓病は、様々な検査を重ねないとお医者さんでも病気を特定できない物なのです。

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その「気になる症状」で多いのが尿の泡立ちです。尿にたんぱく質が混入すると尿が泡立ちます。しかし、単に水分不足で尿が濃くなっていても尿は泡立つのです。

ですので、一つの目安として「毎回泡立つ」「泡が消えない」と言った場合には一度検尿を受けられることをお勧めします。

また、色が気になったら検査した方が良いですね。特に激しい運動をした後や、熱い時などの水分不足の場合は例外として、普段の生活の中で尿が赤い・茶色い・黒っぽいなどの色があった場合は血尿やミオグロビン尿の可能性があります。

さらに、白く濁っている場合は腎臓を含めて尿路のどこかで感染が起こり、膿が混じっているのかもしれません。

逆に、何かのお薬を飲んでいる場合には、尿が着色することがありますので、お薬の説明書をもう一度読んで下さい。有名なのはビタミンB2製剤で、尿が蛍光イエローになるケースです。

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だるさや尿量の異常はすぐ受診した方が良い

強いだるさがあって動くのもおっくうだと言う症状は腎臓のトラブルで起こることがあります。また、尿が出ない・少ないと言う場合も注意が必要です。

汗を良くかいたとか、水分を取っていないとかいう場合は別にして、普段の生活をしているのに尿の量が異常に少ないと感じたらすぐ病院へ行って下さい。

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症状の判断でも、腎臓病とひとくくりにして考えると危険です。気になったら受診・検査と言うのが基本だと考えて下さい。

腎臓病の食事療法は医療機関の指導のもとで

いわゆる世間の常識だけで腎臓病を考えると痛い目を見ることがあります。少ない例ですが、塩分を普通よりたくさん摂らないといけない腎臓病と言うものも存在しています。

さらに、カルシウムが失われると言う腎臓病の症状に対して、牛乳や小魚は禁忌になることもあるのです。思い込みで行動せずに、医療機関の栄養指導をしっかり守りましょう。

多くの場合塩分制限は必要になる

必ずお医者さんの指導を確認してからですが、腎臓病では高血圧を伴うことが多いので、塩分を制限することが重要になるケースは多いです。でも、大切なのは腎臓病になる前から塩分を制限しておくことですね。

腎臓病になっていなければ、塩分制限をしても悪影響は出ません。しかも腎臓病や高血圧が予防できます。

また、腎臓病になると塩分(ナトリウム分)を排泄する働きのある、カリウムを含む野菜も食べてはいけないと言う状況も起こります。ですので、腎臓病になる前にカリウムを摂って予防するようにしましょう。

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上で紹介したカルシウムについては、牛乳や小魚に多く含まれるリンが悪さをします。リンはカルシウムの吸収を阻害するのですが、通常は腎臓でリンも排泄されていますので問題は起こりません。

しかし、腎臓病になるとリンの排泄ができなくなるので、リンと連動するたんぱく質を制限します。ですので、たんぱく質の多い小魚や牛乳も具合が悪いのです。

腎臓病メニューは素人判断をしない

世の中には参考になる様々な腎臓病メニューがあります。しかし、病気が確定する前にそれを利用するのではなく、腎臓病の不安があればまず検査を受けてからにして下さい。

検査を受けて腎臓の異常が見つかれば、病院から栄養士さんによる食事指導が行われます。それを基本に置いて、世の中にある腎臓病メニューを利用して下さい。

そして、くれぐれも「腎臓に良い」と言う食べ物に関する民間療法や健康食品は利用しないで下さい。その民間療法や健康書品の成分も腎臓に負担を掛けるものになってしまいます。

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食べたものは全部腎臓を通るわけですから、余計なものを摂らないことが腎臓を守ることになると言うわけですね。

腎臓病は種類が多いので対策は確定診断後に

このように腎臓病と一口に言っても非常に範囲が広いので、腎臓のトラブルが疑われる不調があったら、まずは受診して病気を確定し、食事療法や服薬の方向性を決めないといけません。

中には塩分の再吸収が上手くゆかなくなることで、体内の塩分不足をきたしてしまう腎臓病もあります。そんな場合に減塩すると逆効果ですね。また、減塩が必要な腎臓病だからと言って、市販の減塩調味料を使うと、危険な高カリウム血症につながるケースもあります。

ですので、腎臓に不安があったら、まず受診してどんな病気でどんな治療が必要なのかをしっかり確認してから生活習慣の改善に取り組みましょう。

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