健康生活TOP 目の症状 目の充血の原因は?ただの疲れやドライアイじゃない危険な病気かも

目の充血の原因は?ただの疲れやドライアイじゃない危険な病気かも

特に、女性やお子さんの白目が充血して痛がっているのを見ると不安になりませんか。心配の余り、慌てて家庭の医学書をみたり、インターネットでチェックしたりした経験があると思います。

目が充血する病気には結膜炎、毛様充血の2つに、結膜出血という病気があります。

目が充血して痛い病気は、放っておいても心配ないものから、最悪の場合には失明を免れないものまで多くの疾患があります。特に、結膜炎は幅広い年齢層に多く見られることから、注意が大切になります。

また、IT時代ということでパソコンやスマートフォンに向かい合う時間の増大が目に負担をかけています。

そこで、少しでも目の充血に関心を寄せていただくために、目の充血と痛みの原因、症状、治療について詳細にご紹介いたします。

「目が充血している」は実は2パターン!目の充血にはどんな原因があるの?

目の充血の背景にはどのような条件があるかを知っている人は少ないと思われます。ご自身で考えてみてください…充血がなぜ起きるのかご存知でしょうか。おそらく、正確に答えられないのではないでしょうか?

というのも、白目が赤くなるのには2種類あり、1つがこれから話を進める充血で、もう1つが出血になります。この2つは明らかに別なもので原因も全く異なります。

目の白目は多くの血管に覆われています。血管そのものは細いため通常は外部から目立つことはありませんが、炎症や目の疲れが生じると血管が膨張し赤くなります。

その現象を充血と言っているのですが、充血には結膜が炎症を起こす結膜炎によるものと、ぶどう膜炎、急性緑内障のような眼球内の疾患による強膜充血・毛様充血というものがあります。

身体的な病気や外的な炎症、さらに目の使い過ぎからの疲れなどを挙げることができます。

例えば、身体的なものでは

  • 花粉症などのアレルギー性疾患
  • 細菌による感染性結膜炎
  • ドライアイ
  • ぶどう膜炎

などの疾患から結膜が異物排除のために炎症を起こします。その際の炎症で白目の血管が膨張、充血を発症させます。

目の充血の原因1.外因によるもの

外的要因では次のようなものが負担になったり刺激になったりすることで充血が見られることがあります。

  1. ごみなどが目に入って痛みを感じた
  2. コンタクトレンズのケアを怠って調子が悪い
  3. スポーツなどの屋外活動で紫外線を長時間にわたって浴びた
  4. 目を強くこすったりして、物理的な刺激を加えた
  5. プール消毒用の塩素の刺激を受けた

目の充血の原因2.VDT症候群

目の疲れも充血の原因になります。例えば、仕事上目を必要以上に酷使する場合とか、寝不足などで休息が取れていない場合が挙げられます。

一番端的なのはパソコンやモバイルのディスプレイと長時間向き合って発症するVDT症候群が挙げられます。

目も疲れを感じるとそれを回復しようします。そのためには酸素、栄養が必要になりそれらを余分に取りこもうとします。そうなれば当然、白目の血液量が増大しますので血管が膨らみ充血が発生してしまうのです。

VDT症候群とはどういうものなのかを見てみましょう。

このVDT症候群(ビジュアル・ディスプレイ・ターミナルしょうこうぐん)はテレビやパソコンやスマートフォンのようなディスプレイに長時間向き合った作業などをした場合、目の使い過ぎによって支障が出る症状です。

その他にも、身体的、精神的にも支障が出る場合が多く、まさにVTD症候群はIT時代の現代病とも言えます。

目の疲れからくる具体的な症状としては、

  • 目の充血
  • 目の痛み
  • 目の乾き
  • 目のかすみ
  • ものがぼやけて見える
  • 視力の落ち込み

などが見られます。

それ以外に肩こりや背中の痛みなどの身体症状や、精神的にもイライラ感や不安感などが生じることがあります。

目の充血の原因3.目の病気によるもの

目が充血した場合、痛みや目がゴロゴロするような違和感を持つことがありますが、これらにも具体的に原因があります。

  1. 結膜に障害が起きた場合
  2. 角膜に障害が起きた場合(角膜潰瘍、びらん、角膜炎)
  3. 眼瞼炎や麦粒腫、霰粒腫などのまぶたの炎症の場合
  4. 逆さまつげなどが原因の結膜と角膜の炎症
  5. ぶどう膜炎、急性の緑内障発作の場合

これらが原因に挙げられます。目の奥が痛くなる場合がありますが、それは眼精疲労が原因として考えられますね。

「結膜充血」で白目の血管が膨らむ!結膜炎の種類

では結膜充血とはどのようなものなのでしょうか。

結膜の血管は分枝した毛細血管です。結膜が充血するのは先にも示したように結膜にある血管への血流量が増大、透明の結膜をそのまま通過して目が赤く見えることで起こります。

白目に分枝している血管が浮き挙がっているのが見えているわけで、目やにが目立ったり、涙が出たりする場合もあります。

次に結膜炎の種類を見ていきます。

結膜炎の種類:ウイルス性結膜炎

一般的にはやり目と言われているのがアデノウイルス、エンテロウイルスによる結膜炎です。

  • 充血
  • 目やに
  • 痛み
  • まぶたの腫れ

などがよく見られます。10日を過ぎる頃から角膜に炎症が起きることがあり、目のかすみを感じることがあります。

治るまで2~3週間ほどかかりますが、角膜炎になるとその痕跡が数カ月間残る可能性があります。また、極めて伝染性が高いので他人に移る可能性が考えらます。

  • 手洗いを入念に行う
  • 極力目には触れない
  • タオルは共有しない
  • 万が一の場合を考慮して保育園・幼稚園、学校、仕事は休むようにする

などの対策が必要不可欠です。

結膜炎の種類:細菌性結膜炎

白目の充血の他に、粘っこくて黄色っぽい目やにが目立ちます。細菌は黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌のような周辺に存在している細菌で発症します。治療は抗生物質の点眼薬を用います。

感染力は弱いのでうつることは極めてまれなのですが、体力が落ちている時や乳幼児の場合には注意が必要です。

結膜炎の種類:アレルギー性結膜炎

アレルギー性結膜炎で思い出すのは花粉症ではないでしょうか。

このアレルギーとは、ある物質に対して敏感に身体反応が起きることで充血や痒みが発症します。日本人の15~20%に人たちに何らかしらのアレギー性結膜炎が見られるそうです。

通年見られる場合と花粉症のように季節で見られる場合があります。症状的には

  • 充血
  • 目やに
  • まぶたのかゆみ

などが多いようです。原因はダニやカビ、ハウスダストが多い他に、近年ではコンタクトレンズの使用者がレンズの洗浄を正しく行わないことで増加しているようです。

季節性の結膜炎といえばスギ花粉がありますが、通年、季節性を通してアレルゲンを近づけないようにすることが大切になります。

他原因アレルゲンとしては、以下のものがあります。

通年 ダニ、カンジダ、アスペギルス
花粉、ヒノキ
初夏 カモガヤ、ハルガヤ、オオアワガエリ
ブタクサ、ヨモギ、カナムグラ

痒みの大元はヒスタミンという物質です。治療はこのヒスタミンを抑えることがポイントになります。そこで抗アレルギー点眼薬を用います。

症状が酷い場合にはステロイド剤を用いることもありますが、副作用で緑内障や白内障を発症することもあり得るので、注意深く経過を見守ることが大切になります。

結膜炎の種類:咽頭結膜炎

咽頭結膜炎はプール熱とも呼ばれていて、アデノウイルスが原因です。

感染後5~6日には、結膜炎の症状である

  • 充血
  • 目やに
  • 咽が赤く腫れる
  • 高熱がでる

といった症状がみられます。プール熱と言われるぐらいですのでプールで流行することが多いですが、アデノウイルスが存在するところでならどこでも感染しますので、プール以外なら安心ということもありません。

またアデノウイルスは通年存在しますので、夏以外も感染予防が必要です。

結膜炎の種類:急性出血性結膜炎

原因はエンテロウイルスで、感染後1日で白目に出血が見られ、充血と目やにが特徴的な症状です。

ウイルスに有効な点眼薬はありませんが、ここでは感染力があることから抗生物質、抗炎症機能のある点眼薬を用います。

治療期間は早ければ1週間、長期になると3週間はかかるようです。

いずれにしても、休養を取ることが大事でウイルスに対する抵抗力をつけることと、他人への感染に注意を払うことが大事になります。この他にもアトピー性角結膜炎、乾性角結膜炎などがあります。

結膜炎の種類:成人封入体結膜炎

この疾患の原因はクラミジア・トラコマチス(病原体)による性感染症で、症状的には片眼性の充血が見られます。その他には目やにも現れます。

数は少ないですが汚染されたブールで感染する場合もあります。ですがほとんどは、性器感染者との性的接触によるものです。

潜伏期間は2~19日程度で、症状としては、普通は片方の目に目やにが見られます。多くの結膜炎の症状と類似していて目の充血、目やにの他に、まぶたの腫れが見られます。

さらに特徴的なのは下まぶたの結膜にリンパの塊であるブツブツが出来ることで、痛みや痒みを生じることがあります。

この疾患の特徴は他にもあります。それは目の症状がでている側の耳のリンパ節が、痛みを伴って腫れあがることです。

成人に見られるのは性交渉後が多いのですが、それとは別に新生児に発症することも多く、母親がクラミジアに感染している場合、出産時に産道を通る際に感染するとされています。その場合、充血、目やにの症状が見られます。

成人封入体結膜炎の予防に際しては、原因がクラミジア性感染者との性交渉ですので、まずは感染者と接触しないことが挙げられます。

それから、細菌性結膜炎とはっきり区別するためにクラミジア検査を行うことが大切になります。

治療は経口の抗生剤の服用で性器感染の治療を行い、結膜炎についてはクラミジアに効果を発揮する抗生剤の点眼薬、目軟膏が処方されますが、完治するまでには数週間かかります。

結膜炎の種類:新生児封入体結膜炎

先に少しだけ触れた新生児封入体結膜炎ですが、新生児結膜炎の10%を占めると言われています。

母親がクラミジアに感染している状態で出産する場合、赤ちゃんが産道で感染することで発症します。

  • まぶたの腫れ
  • 結膜に充血
  • 目やに

などの症状が見られます。大人とは違ってブツブツや耳のリンパ節が腫れることはありません。半数は目に関係がない咽頭や肺のクラミジア感染が起こることがあるので注意を要します。

病因の診断法は成人と同じです。治療も眼科用の抗菌薬であるオフロキサシンの眼軟膏を塗ることで様子を見ます。

結膜炎の種類:トラコーマ(顆粒性結膜炎)

昔は日本でも衛生状態がよくなかったので、トラコーマ(トラホーム)が流行しました。

しかしこのトラコーマは、今ではアフリカや中東、インド、オーストラリア、東南アジアなどのある一部の地域の風土病となっており、日本をはじめとする先進国ではほとんど見られなくなっています。

トラコーマはクラミジア・トラコマチスが原因の慢性結膜炎です。予防が可能なのですが世界中で一番の失明疾患となっています。

初期症状としては他の結膜炎と同様に結膜充血、そして眼瞼浮腫や光を眩しく感じたり、涙をうまく排出できなくなったりする流涙が見られる他、泡状のブツブツした塊が出来てきます。

クラミジア・トラコマチスの感染力は強く、

  • 目から目へ
  • 手から目への接触
  • 目にまとわりつくハエ
  • 汚れたタオルやハンカチの共有
  • 化粧品などの共有

これらが原因で感染することが分かっています。一週間の潜伏期間を過ぎると先の症状が出てきます。

放置したまま治療を行わないと慢性化するだけでなく視力障害を起こす可能性が出てきます。

トラコーマは感染力があるので抗生物質が処方されます。軽い場合はアジスロマイシンの服用を数回するだけで効果があるとされています。

軟膏はテトラサイクリン系を1日2回、6週間にわたって塗布するのですが、場合によってはアジスロマイシンを使用することが出てきます。

角膜が関係する毛様充血の種類、その原因と治療法は?

これまでは結膜充血を見てきましたが、充血にはそれに加えて毛様充血というものがあります。これには角膜が関係しています。

私たちが視覚情報を得る場合、最終的には網膜に像を結ぶわけですが、その際に角膜が重要な役割を果たしています。角膜はいわゆる黒目のことで視覚情報をインプットする受光体の働きをしています。

その角膜の周辺の充血が見られるのが毛様充血です。

この毛様充血は角膜から離れるにつれて弱くなり、結膜充血とは違ってまぶたの裏側の結膜には充血はありません。

充血とは言っても赤色ではなく、どちらかというと青、紫に近い色をしていて、深部に充血が見えるようなことから毛様充血と呼ばれています。

毛様充血の特徴は、角膜、強膜、ぶどう膜が炎症を起こしことで発症します。そのため、場合によっては重症となることもあり、たかが目が赤いと言って高をくくっているととんでもない事態に陥ることがあります。それゆえ、注意を払う必要があります。

毛様充血の代表「ぶどう膜炎」の原因、症状、治療法

毛様充血を起こす疾患の代表はぶどう膜炎です。

眼科領域に興味を持っている人だったら「ぶどう膜炎」という言葉を聞いたことがあるかも知れませんが、普通の人はご存じないかも知れません。

眼球には3つの膜があります。その真ん中にあるのがぶどう膜なのですが、ぶどう色をしているだけでなく形もぶどうによく似ています。

このぶどう膜ですが、瞳孔の大元である虹彩、水晶体をコントロールする毛様体、栄養を運ぶ血管が集中している脈絡膜から成り立っていて、これらの炎症をぶどう膜炎と呼んでいます。

実は、この炎症が厄介なもので、重症になる場合が多くそれだけに失明を起こすこともあります。

毛様体は眼球の中で虹彩は入力する光量をコントロールするところで、焦点をコントロールすると同時に、作られた房水は眼内圧を一定になるように維持しています。

そして、脈絡膜は豊富な血管を通して目に栄養を送り込み、暗室効果を生み出すことで目を保護しています。

このように、ぶどう膜炎は重要な役割を果たしていることがお解かりいただけると思います。

そのぶどう膜に炎症が起きる原因となるのは、外因性では病原菌からの感染、内因性では免疫異常(サルコイドーシス、原田病、関節炎合併)、べーチェット病などがあります。

ぶどう膜炎の具体的な症状は、

  • 充血
  • 目の痛み
  • 光を眩しく感じる
  • 流涙
  • 視力の減退
  • かすみや歪み
  • ものが小さく見える小視症

などが発症します。このような症状が出た場合には速やかに眼科で診察をうけるようにします。

ぶどう膜炎の治療はなかなか困難なことが挙げられます。というのもぶどう膜炎は原因不明とされる部分があるため、炎症をおさえることと視力障害にならないように合併症を抑え込むことにポイントがおかれます。

炎症を抑えるためにステロイド剤が使われます。点眼や注射薬、場合によっては非ステロイド性抗炎症薬なども使われることがあります。

それとは別に、散瞳薬で虹彩の癒着を防ぐ一方で、虹彩・毛様体のうっ血をなくすことや、出来る限り安静にすることで痛みを解消するようにします。

ステロイドは目の奥の炎症が酷い時に使いますし、免疫抑制剤も同じように使う場合があります。

ちまたではステロイド剤の投与については副作用がフィーチャーされることがありますが、症状を見極めた上で必要量をコントロールすることで、効果を最大限に引き出すことができます。

いずれにしても、ステロイド剤、免疫抑制剤は長期戦を覚悟しなければなりません。症状が改善したとみると自己判断で勝手に薬の量を変える人がいますが、こういう行為は逆に炎症を再促することになり、長引かせることになり兼ねません。

しっかりと医師に相談した上で指示に従うようにしたいですね。

外傷により毛様充血を起こす「匐行性(ふくこうせい)角膜潰瘍角膜潰瘍」

角膜は非常に傷つきやすく些細な外傷であっても細菌感染することがあります。そうなると角膜周辺が化膿し前房が膿で覆われます。これを匐行性角膜潰瘍と言います。

外傷の原因は様々で、

  • 尖ったもの
  • ごみ
  • 草の葉
  • 木の枝
  • 稲や麦の穂

などが角膜を傷つけることから突き目とも呼んでいます。角膜が刺激を受けてからすぐに症状が現われます。

少なくとも数時間から1日経過すると、

  • 目がゴロゴロする
  • 眩しく感じる
  • 涙が出やすくなる
  • 角膜の周囲に充血がみられる
  • 頭痛

といった症状がみられるようになります。このタイミングでしっかりとケアしないと、後々初期症状が進むことになり、痛みも加わり視力も落ち込んできます。

感染した場合、角膜の中心部から周囲、深部に向かって黄白色の浸潤性の潰瘍が進行します。前房は膿で覆われ角膜穿孔と言って穴があくような事態になります。

治療は抗生物質を用いますが適宜に行われれば、角膜に混濁が残ることがありますが、予後は心配することはないようです。

しかしながら、治療時期を逸すると予後はよくありません。角膜に混濁を残すこともありますが、最悪の場合には全眼球炎が生じることで失明も考えられるようになります。

まずは予防することが大切になります。ゴミが目入った際には擦ってはいけません。涙で流したり水で洗い流したりします。

そして、ゴミなどの異物を取り除いた上で抗生物質の服用、点眼を行います。角膜に濁りなどが残った場合には、角膜移植やコンタクトレンズの装用などで視力の回復に努めます。

先天性、後天性とある「角膜実質炎」

角膜は5つの層から成り立っています。その1つに角膜実質がありそれが炎症を起こした場合、角膜実質炎と呼んでいます。

この疾患には先天性、後天性と2種類あります。角膜は眼の屈折力の70%の役割を果たしている受光の窓口になっています。

先天性の場合では、先天性の梅毒によるもので5歳~20歳の間で発症します。

  • 角膜の濁りが白くなる
  • 虹彩炎
  • 歯の異常
  • 難聴

などを伴って発症します。最初は片目に起こりますが、そのうちにもう片方も発症し、軽いものから中程度の視力障害がそのまま残るとされています。

先天性は梅毒だけでなく結核性のものもあります。この場合は片方の目に発症することが多く、虹彩炎と一緒に角膜の濁りが現れます。濁りは瞳孔の近辺に見られますが、炎症が治った後も幾分かは残るので視力はかなり落ちるようになります。

この場合の症状は以下の通りです。

  • 涙の量が多くなる
  • 光への感度が高まることで眩しく感じる
  • 痛みがある
先天性のほか、後天性のものもあります。

例えば、細菌、ウイルスなどで、中でもヘルペスによる角膜実質炎が多いようです。症状は先天的なものと同様ですが白目の結膜は充血し、角膜の混濁も見られ周辺から血管が入りこんできます。

治療に際しては原因を特定するために、障害を起こしている角膜の部位や涙を採取して血清学的に検査します。先天性梅毒の場合は、陽性の反応あり角膜実質炎、歯の異常+難聴が見られれば診断が確定されます。結核の場合も同じよう特定するための検査を行います。

基本的には梅毒、結核それぞれの治療を行うほか、ステロイド剤の点眼もあわせて行います。

また、細菌やウイルスの場合は抗生物質、抗ウイルス薬などの点眼薬を用います。症状によっては結膜下注射、全身投与を行いますが、ステロイド剤の点眼を行う場合もあります。

出血を起こしている「結膜下出血」で白目が赤く染まる

充血のレベルを超えて白目が真っ赤に染まることがあります。これは結膜充血のように血管が膨らんだのではなく、血管が完全の切れること、つまり出血を起こしていることを示しています。このことを結膜下出血と呼んでいます。

格別に痛みや痒みなどはありません。原因は飲酒、打撲、外傷などが挙げられますが、原因が特定できない場合もあります。

このような出血は普通であれば吸収され、1~2週間で元に戻るので安静を保つことが大事になります。

出血の程度は点状の小さなものから、まだら模様のもの、中には眼球全体に拡がりを見せるものまでいろいろあり、血腫の場合もあります。

結膜下出血は眼球内部に血液が入り込むことはありませんので、視力が低下するようなことは起きません。

結膜下出血では痛みや痒み、目やになどは見られません。症状もなく稀にですが異物感や、発症した際に痛みを感じる場合があります。

充血は自己責任?目にはしっかり休養をあげて

充血には結膜充血と毛様充血の2種類あること、お分かりいただけたと思います。結膜充血では問題になっているのがVDT症候群です。

長時間にわたってテレビ、パソコン、スマートフォンに向き合っていると、当然目が疲れてきます。この目の使い過ぎが目の疲労に繋がり充血の症状が出てきます。

こうなるのは自分の責任ですので、この充血を治すのは誰よりも自分ということになります。画面に向き合う時間をコントロールしなければなりません。

とにかく、目に休養をあたえること、つまり自分自身が休養をとることが大切になります。

キャラクター紹介
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