健康生活TOP 不妊症 【不妊治療を始める前に】いいクリニックの選び方5つのポイント

【不妊治療を始める前に】いいクリニックの選び方5つのポイント

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在、日本で不妊治療を行うクリニックや病院は、約600件。これはアメリカの500件弱を抜いて世界一の数といわれています。

ところがその約600件すべてが、同じレベルの技術や質を持っているかと思ったら大間違い。少子化で出産が減った産科ベースの病院やクリニックが、大した経験も実績もないままに、儲け主義で不妊治療の看板を上げているところが多々あるのも事実なのです。

では、何を基準にすれば、本当に信頼して通える不妊治療のクリニックや病院を選べるのか。5つのポイントで紹介します。

不妊治療の場合は施設の大小は当てにしないで!

例えば、個人病院よりも大学病院のような大きな施設の方が、一般的に医療レベルの信頼度は高いと思いがちかもしれません。でも、不妊治療に限ってそれはあまり当てになりません。

日本で不妊治療がようやく始まったばかりの30~40年前であれば話は別ですが、現在はむしろ、大学病院や公立病院ような大きな施設になると研究と臨床のレベルは別物で、有名な教授がすなわち優秀な医療技術者とは限りません。

実際の診療を行うのは当番制の勤務医が多く、入院するなら別ですが外来では主治医も決まりません。

むしろ個人経営で少人数の医師で診察する規模の病院の方が、患者一人ひとりの治療の責任を追う主治医が明確です。その分、きめ細かな治療が期待できると言えます。

専門のエンブリオロジスト(胚培養士)がいるかどうか

体外受精や顕微授精など、高度な生殖医療を行う不妊治療の病院やクリニックには、卵子と精子を専門に扱うエンブリオロジスト(胚培養士)と呼ばれる技術者がいます。

エンブリオロジスとの仕事は、精液検査、良好精子収集、医師が採取した卵胞液から卵子収集と培養、媒精と顕微授精をします。約18時間後に受精確認し、別の培養液を入れたシャーレに移して胚を育てます。他に精子や胚の凍結保存および融解や孵化補助などの処置もします。

専門のエンブリオロジストがいる施設は、すなわち不妊治療の専門的な技術を備えているということです。

ただし、検査技師がエンブリオロジストを兼任しているようなところもあるため、まずは各クリニックや病院のHPなどで、専門のエンブリオロジストが在籍しているかどうかを調べてみるのも、その施設の技術力の高さを測る上での目安になります。

飛びぬけて高い妊娠率は「?」という気持ちを持って

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各クリニックや病院では、HPなどで妊娠した患者数を表す年度ごとの「妊娠率」を公開しているところもあります。

しかし、本当に腕のいい医師のところには妊娠しにくい患者さんが集まる分、あまりに飛び抜けて高い妊娠率はありえません。
他と比べて、あまりに高い妊娠率を謳う施設は、逆に信頼度が低いと言えるかもしれません。

不妊症だけを扱う専門医が何よりおすすめ

やはり一番いいのは、不妊治療だけの専門クリニックを選ぶことです。なにより、不妊症専門で患者が集まり、それ一本で経営できているということは、それだけの高い技術があるということです。

産婦人科で不妊症も扱うクリニックであれば、それだけの数の医師がいるかどうかを確認してみましょう。なぜならお産は、早朝でも真夜中でも時間を問わないため、例えば、たった1人の医師だけでお産と不妊治療の両方に真剣に取り組んでいるとしたら、医師の身体が持ちません。

少なくとも1人は、不妊治療専門の医師がいるところを選びたいものです。

質問にきちんと答えてくれる医師ですか?

さて、治療を受けたいクリニックや施設が決まったら、最後に大切なのは、きちんと話ができる医師かどうかということ。

初めての不妊治療であれば、不安や疑問はたくさんあります。医師も人間ですから相性はあるでしょうが、少なくともわからないことを質問した時に面倒くさがらずに答えてくれるかどうかは、医師を信頼する上での大切な目安です。

特に、具体的に答えてくれる医師ほど、患者に寄り添う良い医師だと言えるでしょう。大切なあなたの身体を預けるのですから、きちんと選んで後悔のないようにしましょうね。

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