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大人は子供からうつる溶連菌に注意!危険な人食いバクテリア対策

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溶連菌(ヨウレン菌)と聞くと子供がかかる感染症と思う人も多いはずです。確かに子供は溶連菌感染症にかかりやすく、何度も繰り返す子もいます。

子供は大人と比べて体力や免疫力が低いため、ウイルスや細菌に感染しやすく、感染すると重い症状が出やすいのです。

しかしこの溶連菌に注意したいのは子供だけではありません!子供から大人への感染がある溶連菌対策を、しっかり身に着けておきましょう。

大人こそ感染すると危ない!意外と怖い大人の溶連菌感染症

子供がかかる病気としては水疱瘡やおたふく風邪などいくつかありますが、今はワクチンもありますので感染してもそれほど症状が重篤化する心配はありません。

また水疱瘡やおたふく風邪は一度かかると免疫ができるので、二度はかからないため早いうちにかかっておいたほうがいいとも言われています。

子供のうちにかかったほうがいいと言っても、何らかの感染症にかかれば体の痛みや不調があるので辛い思いをします。しかし大人になってからこれらの感染症にかかると、症状が重くなる傾向があるため、早いほうがいいと言われているのです。

溶連菌感染症も子供がかかりやすい感染症としてよく知られていますが、水疱瘡やおたふく風邪と違うのは、何度も繰り返すというところです。現段階では溶連菌感染症を予防するワクチンもありません。

溶連菌感染症は何度も繰り返しますが、子供から大人にもうつりますし免疫力が低下している時は重い症状が出ます。症状は風邪とよく似ているので、ただの風邪と思い込む人も多いといいます。

しかし実際は風邪ではなく、溶連菌感染症にかかっているわけですから、適切な処置や治療をしなければ症状は悪化し、最悪死に至るケースもあるのです!

特に免疫力が低下している大人が溶連菌感染症にかかると、症状が重篤化しやすいため注意が必要です。一般的には空気が乾燥する冬から春先に流行すると言われていますが、それ以外の季節も油断はできません。

溶連菌感染症の主な症状

子供は溶連菌感染症にかかりやすいというイメージがあるので、風邪のような症状が出た場合風邪と溶連菌感染症を疑います。

しかし大人は溶連菌感染症にかかるというイメージがあまりないので、風邪だと思い込んでしまう・・・そこがいけないところですね。

  • 発熱
  • 嘔吐
  • 喉の痛み
  • 鼻水や鼻づまり
  • いちご舌

この症状を見る限りでは、確かに風邪の初期症状とよく似ています。子供は免疫力や抵抗力も低いので、重篤化する事も多いのですがこれは大人も同じです。

いちご舌に関しては、風邪では見られない溶連菌感染症独特の症状ですから、舌に赤い発疹が見られたら溶連菌感染症と判断できます。

健康な大人なら溶連菌感染症にかかっても、それほど症状は重篤化しません。免疫力が低下している時に感染すると大人でも相当辛い思いをします。

もしも大人が溶連菌感染症にかかってしまったら…なんと人食いバクテリアにも感染するかも!?

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家族の誰かが溶連菌感染症にかかると大抵は家庭内で感染が広がります。兄弟のいる子供は兄弟間で感染しますが、大人にも感染のリスクがある事は知っておきましょう。

溶連菌は飛沫感染しますので、感染しているが近くでくしゃみや咳をすると大人にも感染します。くしゃみや咳をするとき口に手を当てても、その手でドアノブに触れば接触感染のリスクも高まります。

健康な大人なら軽い風邪程度の症状で済みますし、数日で回復に向かいます。自分では単なる鼻風邪と思っていても、子供がいる場合は知らない間に子供に感染させてしまう可能性があります。

症状だけで判断するのは難しい部分もありますが、風邪かな?と思ったらうがいと手洗い、マスクというような対策は必要です。仮に単なる風邪でも家族への感染は防げますので、予防の習慣を付けるのもいい方法です。

免疫力が低下している時に大人が感染すると、症状が重篤化しやすくなります。個人差もありますが、気管支炎や肺炎に発展する事も多く、高齢者に感染すると急性下気道炎のリスクも高くなります。

大人が溶連菌感染症に感染して、症状が悪化すると急性糸球体腎炎やリウマチのリスクも高める事が分かっています。急性糸球体腎炎やリウマチは、一度かかると完治が難しいのでそうなる前の対策が重要です。

溶連菌感染症は発熱という症状がありますが、38度以上の高熱が数日続いても症状が改善されない場合は、風邪ではなく溶連菌感染症を疑ってみましょう。

溶連菌感染症は薬物療法が一般的であり、使用するのは抗生物質です。症状に合わせて7日~10日分処方されます。

ここで注意したいのが、薬は医師の指示通り最後まで飲みきる事です。途中で薬の効果が現れると症状も軽くなるので、良くなったとか、治ったと思い込み薬の服用を勝手に中止してしまう人がいます。

治ったように思えてもそれは途中経過に過ぎませんので、完全に殺菌できていなければ再発のリスクが高まります。

大人だけならいいのですが自分勝手な判断が、家族である子供や高齢者に感染させてしまう可能性があるという事も覚えておきましょう。

とても恐ろしい溶連菌感染症の合併症

一般的には、溶連菌感染症にかかっても薬を飲んで安静にしていれば次第に回復していくというイメージですね。もちろん初期にきちんと対処しておけば重篤化も防げますが、溶連菌感染症が怖いのは合併症があるからです。

溶連菌感染症に感染した人全てがそうなるとは限りませんが、喉の炎症がひどいと傷になり、そこから菌が血液中に入り込み劇症型溶血性レンサ球菌感染症になる可能性があります。

劇症型溶血性レンサ球菌感染症という病名はイマイチピンと来ないかもしれませんが、別名は人食いバクテリアと言います。これを聞けば誰もが震え上がるかもしれませんね。

劇症型溶血性レンサ球菌感染症に発展するのは、症状が重篤化した場合なので免疫力が下がっている時は他人事ではありません。

確率は低いとしても、単なる鼻風邪と思っていたのに気づいたら劇症型溶血性レンサ球菌感染症だったという可能性もゼロではない以上、予防と適切な対処法は知っておくべきでしょう。

感染を広げないための配慮と日頃の予防がなにより大切

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家族間なら手洗いがうがい、殺菌消毒を徹底すればある程度は感染を防げます。もちろん薬は指示を守り飲み切りましょう。

子供は治るまで安静にしていればいいのですが、大人の場合は仕事などもあるので簡単に休めないという問題もあります。

しかし溶連菌感染症は感染力が高いので、無理をして仕事に行くと仕事場の人に感染させてしまう可能性も高くなります。

健康な人でも鼻風邪のような症状が出ますし、免疫力が下がった状態の人に感染させてしまうと症状が重篤化しやすいので、迷惑をかける事になります。仕事にもよりますが、感染力の高い病気にかかった時は周囲への配慮も考えておきたいところです。

判断が難しい時は医師に相談してみましょう、感染させないための方法などを教えてもらえます。

溶連菌感染症は意外と身近な病気ですが、対処の仕方を誤ると命に関わる可能性もあります。身近という事は感染する可能性も高い事になりますが、対処法を知っておけばイザという時も慌てず冷静に行動できます。

うがいや手洗い、マスクなど簡単の方法でもリスクは軽減できますので、季節に関係なく予防を習慣にしていきましょう。

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