健康生活TOP 感染症 ペットとキスしてうつるのは愛情だけでなく感染症になるリスクも

ペットとキスしてうつるのは愛情だけでなく感染症になるリスクも

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皆さんは犬派ですか?猫派ですか?そんなことはさておき、ペットを飼っている人は注意したい、動物とのキスでうつる感染症について、その危険性が日本ではあまり認知されていないようです。

ペットは元気でも飼い主が感染症にかかっているかも…?感染症予防の正しい知識をつけよう

ペットを室内飼いする方が増えたためスキンシップの頻度が増えたこと、また過剰な愛情表現をする方が増えたことにより、近年では動物由来の感染症が増加しているといわれています。

通常、動物はいくら清潔な室内で飼育されようとも保有している菌がいくつかあり、それらの菌が動物本人に悪影響を与えることはめったにありません。

飼い主が何らかの感染症にかかっても、ペットは健康でいるために病気の原因に気がつかないケースがほとんどです。予防には正しい知識を身につけて、ペットとの触れ合いに節度を設けることが重要です。

原因はすぐ近くに!ペットとの接触でかかる感染症

WHOが認める感染症のうち、ペットが原因の感染症は約50種類とされています。

その多くがペットによる

  • 咬み傷
  • 引っかき傷
  • キス

によって感染していますが、他国に比べると日本ではそういった事実に対する意識が低く、十分な知識を有していない可能性が高いといわれています。

原因不明の体調不良に悩んでいる場合、その原因はとても身近なところにあるかもしれません。

注意すべき感染症

もっともポピュラーな犬、猫からうつる感染症は以下の3つ。

  • パスツレラ症
  • 猫引っかき病
  • Q病

特にパスツレラの菌は猫のほぼ100%が常在菌として保有しており、感染するとリンパが腫れることもあります。

Q病の場合は感染すると発熱や全身の倦怠感、不定愁訴などがあらわれます。これらの感染症が重症化することはまれでほとんどが自然治癒しますが、それだけに受診される方が少ないのも事実です。

上記の3つの感染症は抗生物質によって完治させることが可能ですが、病院側も動物由来の感染症についての知識が浅い場合も多く、適切な治療が受けられないケースもあります。

受診の際には、ペットの種類やスキンシップの頻度についても伝えるようにするとスムーズです。

感染症にならないためにあなたと家族が絶対に気をつけるべき5つの事

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いくらペットが可愛いからといって、人間の子供と同じように接していてはお互いに損をします。まずは、しっかりと予防するための知識を確認しましょう。

  1. ペットとのキス、食べ物の口移しはしない
  2. 室内の換気をこまめにする
  3. ペットのトイレは清潔に保つ
  4. スキンシップの後は手を洗う
  5. 噛まれた場合は病院へ

①は前述したとおり、キスなどの粘膜でペットに触れる行為は避けましょう。

②は室内で菌が繁殖するのをある程度抑える効果があります。1日5分を目安に窓を開けて換気をしましょう。

③はペットの身体を清潔に保つ上では必須です。放置された糞尿は菌の温床になりますし、乾燥により粉末化した糞を吸ってしまうとより重い感染症にかかるおそれがあります。

④は手についた菌を洗い流し、感染のリスクを抑えます。二次感染を防ぐためにも、スキンシップの後には石鹸で手を洗う習慣をつけましょう。

⑤はペットのみならず、野生動物から攻撃された場合は直ぐに病院で受診しましょう。その際、噛んだ動物の種類や場所、時間などを伝えると診察がスムーズです。

飼育されていない野生の動物(野良猫など)にむやみに触れるのも危険ですので止めましょう。飼い猫以上に感染症にかかるリスクが高いうえ、ダニや寄生虫がうつる危険性もあります。

動物との距離感を意識して、適切な愛情表現を覚えましょう。

あなたの愛は届いている・・・愛情表現は様々ですよ

毎日心をこめてお世話しているペットであれば、なにもキスまでしなくともその愛情はきちんと彼らに届いています。

一緒にいてうつるのは感染症ではなく、愛情だけに留めておきたいものですね。

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