健康生活TOP 免疫力 免疫力アップにきのこ!βグルカンを上手に摂る食べ合わせ例

免疫力アップにきのこ!βグルカンを上手に摂る食べ合わせ例

本来人には免疫力が備わっています。免疫力が普通に機能すれば、たとえ体内でがんが出来ても100%除去されます。実は人の体内では毎日5000個のがん細胞が出来ているのです。

免疫力さえ通常どおりならば心配ないのですが、現状では日本人の免疫力は低下傾向にあります。ストレス社会と言われる現代、多くのストレスを抱えた人、また運動不足の人、偏った食生活の人が大勢います。これらすべては免疫力を低下させる大きな原因です。

日本には1500種類以上のきのこがあり、そのうち食用は700種ほどです。そしてそのきのこに含まれる多糖体、ベーターグルカンががんに効果があると言われています。

がんさえも防ぐきのこの免疫力アップ効果とは?

健康の秘訣は免疫力の高さにあり!

健康な人や体が丈夫な人に共通しているのは、免疫力の高さです。免疫力というのは、人が生まれつき持っている体を守る力の事です。

風邪のウイルスや細菌、感染力の高いウイルスに感染すると様々な症状が出ますが、免疫力が高い人は、体の中の免疫がウイルスや細菌を退治したり排除したりする力が高いので、症状が出ても軽く回復も早くなります。

ところが免疫力が弱いと細菌やウイルスに対抗する力も弱いため、症状が重くなり回復までの時間もかかってしまいます。

アレルギーも免疫力が弱いと症状が重くなりやすいのですが、免疫力を高めておけばアレルギー症状が出ても軽く済むというメリットがあります。

結果的に自分自身が辛い思いをするので、免疫力を高めるのは大切な事です。女性の場合は免疫力の高さが美容面でも良い影響を与えますので、免疫力を高める方法は知っておきたいですね。

免疫力アップに役立つβグルカンの正体とは?

免疫力を高めるには腸内環境を整えるのが一番の早道です。腸の中には悪玉菌がたまりやすいので、善玉菌を増やし免疫力アップに役立てましょう。

善玉菌を増やすにはヨーグルトなど乳製品が注目されやすいのですが、食物繊維も重要です。食物繊維は悪玉菌などの老廃物を体外に排出させる作用があるので、毎日摂取するのが理想です。

きのこ類に含まれるβグルカンは、多糖類で食物繊維の一種です。きのこはカロリーも低いので毎日でも食べられますし、スーパーでもほぼ1年中安価で購入できます。

βグルカンは、胃で消化されず腸まで届くので、腸内環境を整え免疫力を高めるためにもピッタリな食材です。

βグルカンを多く含むきのこはこれだ!

きのこといってもたくさんの種類がありますし、種類によりベータグルカンの含有量も異なります。きのこを選ぶならベータグルカンの含有量が多い物を意識してみましょう。

  • しいたけ
  • まいたけ
  • エリンギ
  • ひらたけ
  • しめじ
  • なめこ

きのこの中でもベータグルカンの含有量が豊富な物をピックアップしてみました。どれもスーパーに行けば並んでいる物ですし、価格もそれほど高くないので毎日の食事にも取り入れやすいと思います。

きのこには漢方薬や生薬に使われている物もあります。霊芝やアガリスクはがん予防にも役立つとしてブームになった事もありました。

確かにβグルカンの含有量も豊富ですし、病気予防にも役立ちますが、乾燥させた物を漢方薬やサプリメントなどの健康食品として取り入れる場合です。

手軽に取り入れ免疫力を高めるのに役立てるなら、毎日の食事に取り入れやすいきのこをおすすめします。

きのこ以外にβグルカンを含む食材と栄養バランスの重要性

βグルカンはきのこ以外に、パンを作るときに使う酵母や大麦、オーツ麦にも含まれています。大麦を使ったパンもβグルカンが摂取できますし、オーツ麦のパスタをきのこたっぷりのソースで食べれば簡単に摂取できて便利です。

きのこも大麦も酵母も、ヘルシーですからたくさん食べても問題ありませんが、栄養バランスの偏りは良くありません。

きのこを野菜として考える事もできますが、きのことは別に野菜も必要です。他にも肉や魚、海藻、野菜や果物など全体の栄養バランスを考えた食事を意識してください。

きのこに抗がん効果が!?免疫力を高めるきのこのパワー

そもそもきのこは消化されにくい食べ物です。それだけに消化器官を動かす時間が長くなり、副交感神経を優位にします。このリラックス効果は確かに免疫力を高めます。またデトックス効果もあり結果的に腸内にリンパ球が増え免疫力を高めます。

またきのこに含まれるベーターグルカンと言う多糖体が注目されています。多糖体はブドウ糖などの単糖がいくつも結びついてできた高分子物質です。

この多糖体は人が元々持つ免疫力、マクロファージ、T細胞、NK細胞等の免疫細胞を活性化させることが証明されています。

口からの摂取でも効果が得られるのか

きのこに免疫力を高める働きがある事は解りましたが、食べる事で本当に効果が得られるのでしょうか?がんの治療中ベータグルカン製剤は、注射で体内に入れられます。

単糖が鎖状に連なった多糖体は細かくしたら効果が薄れます。また長いままだと体に吸収されづらくなります。しかし人の腸は人の最大免疫器官であり、消化吸収器官です。

腸内には無数の腸内細菌が存在し、食事からの栄養物を摂取しています。また広げるとテニスコート1面分にまでなる腸内は、この多糖体を上手く吸収する事が可能なのです。

先に述べましたが、きのこは腸内環境を整えリンパ球を増やします。きのこを食べる事で腸内のリンパ球が増え、腸管免疫系に適度な刺激を与えます。

金沢大学の研究でアガリクスを経口投与したマウスが、がんの増殖を約80%阻止出来たと言う研究結果も出ています。

きのこを食べる事で体の免疫機能を高める事は十分可能なのです。

βグルカンが持つ免疫力アップ以外の嬉しい効果

きのこに多く含まれるβグルカンには、コレステロール値を下げる作用や便秘解消効果も期待できます。

食物繊維にも不溶性食物繊維と水溶性食物繊維という種類があり、それぞれに違う作用をします。

βグルカンの食物繊維は不溶性食物繊維なので、水に溶けにくく老廃物をしっかり絡めとり排出させるので便秘解消効果も期待できるのです。

これにより腸の中が綺麗になるので、腸内環境の改善にも役立ちます。不溶性食物繊維は胃で溶けずに腸まで届くので、腸内のコレステロールも絡めとり排出する事ができます。

この場合のコレステロールは悪玉コレステロールになりますので、悪いものを絡め取る効果は免疫力を高めるためにも必要です。

悪玉コレステロールは脂肪分の多い食事をするほどたまりやすくなりますが、きのこのようにヘルシーな食材ならコレステロールを増やす事もありません。

βグルカンを上手に取り入れる簡単食べ合わせ料理

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きのこを使った料理はかさ増しにもなるのでカロリーを抑えたい時にも役立ちます。手軽に作れる食べ合わせ料理を紹介します。

超簡単お手軽きのこパスタ

パスタにはオーツ麦や大麦を使用している物を選びましょう。きのこは特にこだわらず、しいたけやしめじ、まいたけなどその時手に入る物で構いません。

パスタの大麦やオーツ麦、きのこの両方にβグルカンが含まれているので手軽なのに効率よく摂取できます。

肉を使わないなら少量のバターを使ってもOKですが、コレステロール値が気になる人は、醤油やダシを使ったあっさり味がおすすめです。

フライパン一つでOKな豚肉ときのこの炒め物

コレステロールが気になる人は、糖質の代謝を高めるビタミンB1も意識して摂取したいところです。

この場合は豚肉に含まれるビタミンB1を選べば、きのことの相性も良いのでおすすめです。

豚肉を使う事でボリュームが出てしっかりとしたおかずになりますし、きのこを使えばコレステロールの吸収も抑えられます。きのこ以外にも野菜を使えば彩も栄養バランスも良くなりますね。

シンプルだけど奥が深い昆布ときのこの佃煮

きのこに含まれるのは不溶性食物繊維ですが、昆布には水溶性の食物繊維が含まれています。昆布の滑りにはフコイダンという成分が含まれますが、海藻なのでヘルシーですしきのこの食物繊維とは違った働きをします。

便秘解消には食物繊維が欠かせませんが、食物繊維を2種類取り入れる事であらゆる便秘に対応できます。フコイダンも食物繊維の一種なので、腸内環境を整え免疫力アップに役立ちます。

昆布ときのこは佃煮にしても美味しいですし、ご飯のおかずにもよく合います。きのこの種類を変えれば味や食感も変わるので、いろいろなバリエーションも楽しめます。

このようにきのこを上手に活用すれば、免疫力を高める事ができます。夏バテも免疫力が関係していますので、暑い時期も食べやすいきのこは便利です。

どうしても食事管理が難しいという場合は、サプリメントからも取り入れ可能ですが、サプリメントは主役ではありません。あくまでも補助的な役目として考えるのがベストです。

免疫力を高めるには食事の栄養バランスも重要ですが、規則正しい生活も欠かせません。健康を意識するなら食事と生活習慣の両方を見直して行きましょう。
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