健康生活TOP 免疫力 ソフトにこすって免疫力UP!女性もおススメ・乾布摩擦のやり方

ソフトにこすって免疫力UP!女性もおススメ・乾布摩擦のやり方

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「かんぷまさつ」をご存知ですか?「冬場の寒い風にさらされながら行うので“寒風摩擦”」という説もあるようですが、正しくは「乾布摩擦」なんです。

乾布摩擦はとても体に良いものなのですが、今どきの健康法ではないと思っている人も多いのではないでしょうか?

お金をかけずに手軽にできる健康法なので、今回は誰でも気軽に試せる乾布摩擦を紹介したいと思います。

簡単に体を温められる!皮膚の刺激で与えられるうれしい効果がたくさん

乾布摩擦とは、名前の通り「乾いた布で体を摩擦」する健康法です。

従来の乾布摩擦には、冬の朝に外に出て上半身裸で行うイメージがありますよね。子どもの頃、幼稚園や小学校で寒さに耐えながら体験したことのある人も多いのでしょうか。

わざわざ真冬に裸で裸外に放り出すなんて、ちょっと精神鍛錬の修行に近いものも感じますが、実は乾布摩擦には次のような作用があったのです。

寒いときに乾布摩擦をすれば、皮膚表面が刺激されて熱くなることで、毛細血管が開きます。したがって運動を定期的に行うのは難しい人でも乾布摩擦を行うことで、運動を行った場合と同じ効果が得られるのです。

寒風摩擦など寒いときに摩擦をするのは、寒いときに収縮した血管を開くことで、毛細血管の血流を活発化させる効果があるのです。血流が良くなると全身に栄養が回り、自律神経の働きもよくなります。

 
確かに最初は寒いのですが、タオルなどで体をこすり続けていると、次第に体がポカポカと暖かくなってきた記憶があります。乾布摩擦は、健康的かつ簡単に体を温める方法なのですね。

効果は免疫力を上げるだけじゃない!喘息や冷え性、肩こりも改善

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では従来の乾布摩擦をすると、どのような健康効果が得られるのでしょうか。

免疫力を高める

自律神経のはたらきが良くなることで免疫力が高まり、感染症やがんなど、あらゆる病気にかかりにくくなります。

自律神経は、それぞれはたらきの異なる交感神経と副交感神経の2つがバランスを保ちながら機能しており、交感神経は顆粒球、副交感神経はリンパ球といった免疫に関与しています。

実は顆粒球またはリンパ球のどちらかが増加し過ぎると、かえって病気を引き起こしやすい状態となってしまうため、交感神経と副交感神経のバランスが崩れるのは良くないのです。

自律的に動く神経なので、自分の意志で操作することができませんが、摩擦の刺激によって血行を促進させれば、誰でも簡単にバランスを整えることができます。

喘息の改善

乾布摩擦は昔から、喘息にも良いと言われてきました。副交感神経のはたらきが優位になり過ぎると咳の発作が出やすいので、発作の予防には自律神経のバランスを整えることが効果的なのです。

乾布摩擦で喘息そのものを治すことはできませんが、喘息発作の予防や症状の改善におすすめです。また免疫力を高めることで、喘息の敵となる風邪やインフルエンザにかかりにくくすることもできます。

血行を促進する

血行が促進されることで、次のような健康効果が期待できるようになります。

  • 冷え性
  • 肩こり
  • しもやけ
  • 低血圧に伴うめまいや疲れやすさ

…このように乾布摩擦には、たくさんの効果があるのです。幼稚園や小学校で乾布摩擦が推奨されてきたのは、子ども達の体を丈夫にしたり風邪を予防したりするためなのです。

裸にならなくてもOK!服の上からでもできる簡単な乾布摩擦のやり方

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お金もかからずこんなに良い健康法があるのに、私達大人が実践しないのはもったいないですよね。

と言っても上半身裸になって「イッチニー、イッチニー」とタオルで体をこするというのは抵抗があります。

実は、乾布摩擦というのは必ずしも裸になって行わなくても良いのです。衣服を着たままでも効果はあります。それなら人前でも気軽にできるし、女性も挑戦できますね。

服の上から乾布摩擦

裸にならず、衣服の上から布で体を摩擦します。

フェイスタオルを用意し、タオルの真ん中あたりを結んでこぶを作り、両端を握って背中や腰などをやさしく摩擦します。

丸めたタオルを片手に握り、体を洗うように肩や腕をこするのも良いでしょう。こった所を重点的にこするのも気持ちが良いですよ。

衣類はTシャツなどさらっとして薄手の生地がおすすめです。こすって毛玉が発生しそうな生地は避けましょう。

裸になって皮膚を直接刺激するよりも効果は穏やかです。こすり過ぎによる皮膚の炎症の心配がないので、肌が弱い人やアトピー性皮膚炎の人にもおすすめです。

ブラシでさする

日本には乾布摩擦、欧米には「ドライスキンブラッシング」があります。これは乾いたブラシで体をこすり皮膚に刺激を与える美容健康法です。

全身をブラシでマッサージすることで血行やリンパの流れを促進させる効果があります。。従来は裸になって皮膚を直接ブラッシングするものですが、軽装で脚や腕、デコルテをブラッシングするだけでもOKです。

ブラシは化繊毛ではなく、肌にやさしい天然毛のものを選ぶようにしてください。

手でさする

服も脱がず道具も使わず手のひらでさするだけでも、皮膚に刺激を与え血行を促進することができます。

手指や腕、肩、腰など、いつでも思い立った時に体の中心へ向かって数回さすります。気軽にでき、道具で体をこするのは痛くて苦手、という人にもおすすめです。

これだけは守って!乾布摩擦で注意したいポイント3つ

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裸で行う従来の乾布摩擦、服を着たままで行うソフトな乾布摩擦には共通して守って欲しいポイントがあります。

  • どちらも10分以内が目安(短くても良い)
  • 肌が乾いた状態で行う
  • 皮膚が赤くなるまでこすらない

また皮膚はデリケートなので、こすり過ぎると肌のバリア機能の役目を果たす角質層がはがれ、外部からの刺激に弱い状態になってしまいます。かゆみやヒリヒリが起こりやすくなるので注意してください。

※皮膚にかゆみのある人、アトピー性皮膚炎の人は炎症のある部分をこすらないでください。

化繊の布は刺激が強く、摩擦でメラニン色素の沈着を起こしやすいので避け、肌にやさしい木綿の布(タオル・手ぬぐいなど)を使いましょう。

昔ながらの良い習慣!お手軽健康法、乾布摩擦を生かそう

今回は、誰でも手軽に実践しやすい乾布摩擦のバリエーションを紹介いたしましたが、もちろん昔ながらのスタイルで乾布摩擦を行うのもおすすめです。

健康法にはさまざまなものがありますが乾布摩擦は、はやりすたりに関係ない、昔ながらの良い習慣だと思います。

「そういえば子どもの時にはやっていたけど、すっかり忘れていたな」という方も、乾布摩擦に改めて興味を持っていただけたら幸いです。

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