健康生活TOP 免疫力 愛情不足の赤ちゃんは不健康?心と身体の特徴と触れ合いの大切さ

愛情不足の赤ちゃんは不健康?心と身体の特徴と触れ合いの大切さ

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赤ちゃんが生まれたら両親はもちろんの事、祖父や祖母など家族一同が喜び、赤ちゃんを歓迎し精一杯の愛情を注ぐ、というイメージがあります。

赤ちゃんは純粋無垢で愛されるべき存在と誰もが思いますが、世の中には親の愛情やスキンシップを十分に受けられず、愛情不足の状態になるケースもあるのです。

成長にはかかせない!赤ちゃんに愛情が必要な理由

生まれたばかりの赤ちゃんは、親や家族が支えてあげないと1人では何も出来ません。赤ちゃんのお仕事は寝る事とお乳をたくさん飲む事ですが、これをするにも母親や父親の助けが必要です。

赤ちゃんが生まれたら面倒を見るというのは、親になれば誰もが当たり前のようにしている行動ですが、実はこの行動は赤ちゃんにとって、とても重要な意味を持つのです。

赤ちゃんは物事を理解できませんし、言葉も話せません。しかし生まれたばかりの赤ちゃんにも感情はあるので、何かを感じた時には泣いたり笑ったり、時には全身を使って感情表現をします。

特に泣いていない時でも、お乳を飲ませる時やおむつを交換する時、お父さんやお母さんは、言葉をかけながら優しく赤ちゃんに触れます。

一見どこにでもある光景ですが、お父さんやお母さんに触れられる事はスキンシップにつながります。赤ちゃんはとてもか弱くデリケートなので、スキンシップの時も優しく接します。

優しいスキンシップは、赤ちゃんにとっても心地よく安心できるものです。この時、赤ちゃんの脳からはオキシトシンというホルモンが分泌されます。

オキシトシンというホルモンは別名を愛情ホルモンとも言いますが、物事を理解できなくても両親や家族からの愛情を受けている事は、本能的に理解できます。

自分に触れる両親の優しいスキンシップは、愛情ホルモンを分泌させると同時に、脳にもいい刺激を与えてくれます。この時成長ホルモンも適度に分泌されているので、赤ちゃんの成長を助けているのです。

つまり何気なくしている赤ちゃんとのスキンシップは、赤ちゃんの精神を安定させるだけでなく、脳の成長にも役立っているという事です。

時にはおむつが汚れた不快感から泣いたり、夜中に目が覚めて急に不安になり夜泣きをしたりする事だってあります。こういう時は泣く事で自分の気持ちを表現します。

この場合もおむつを交換し、夜中でも親が自分のそばに来て抱き抱え、声をかければ赤ちゃんは安心できます。安心すると愛情ホルモンが分泌され、いい影響を与えます。

愛情不足が引き起こしてしまうリスク!赤ちゃんにとっても大切な免疫力

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世の中には様々な事情で、親から愛情を注いでもらえない赤ちゃんもいます。とてもデリケートな問題ですが、ネグレクトや産後うつなどというケースもあります。

母親が何らかの事情で赤ちゃんとのスキンシップが取れない場合でも、お父さんがサポートする事もできますが、お父さんは仕事があるので思うように赤ちゃんとのスキンシップが取れないという現実もあります。

両親が面倒を見られない場合は、それに代わる第三者が面倒を見ますが、どうしても愛情不足になる傾向があるのも否めません。

愛情不足が赤ちゃんにとってどのような影響を与えるかは、過去に遠い外国である実験が行われそれによっても明らかにされています。

愛情不足の赤ちゃんに見られる衝撃の事実!

この実験が行われたのはかなり昔ですし、とても衝撃的な内容なので抵抗を持つ人もいるかもしれませんが、赤ちゃんにとって愛情とスキンシップの重要性がよくわかるので紹介しておきます。

その昔とある帝国の皇帝が50人の赤ちゃんを集め、ある実験を行なったそうです。ミルクを与えるなど最低限の世話はしますが、赤ちゃんのお世話係りには一切のスキンシップを禁じました。

  • 話しかけない
  • 視線を合わせない
  • 笑いかけない

普通は赤ちゃんに接する時無意識にしてしまう行動も一切禁止したのです。

最低限の世話はしていたので空腹になる事もなく、おむつなども交換していたので不衛生な状態ではなかったと想像できますが、それにも関わらず一切のスキンシップを受けなかった赤ちゃんは全員死んでしまったそうです。

思わず目を疑うような衝撃的な結果ですが、このような実験はこれ以外にも世界中で行われていたと言われています。

人との触れ合いを経験せずに育った赤ちゃんはほとんどが死んでしまいますが、死なずに生きていたとしても、知的障害や情緒障害といった障害が残ったケースもあります。

成長ホルモン・免疫力・スキンシップの関係

赤ちゃんとのスキンシップ不足は、免疫力とも大きく関係しています。というのも愛情ホルモンの分泌は成長ホルモンの分泌を促す相乗作用があり、医学的にも成長ホルモンは免疫力を高める効果が確認されているからです。

赤ちゃんがお腹にいる間は胎盤を通してお母さんからの免疫をもらっていますが、この免疫力は生まれてから徐々に低下し、半年ほどしか持ちません。

母乳で育てると免疫力も高くなると言われていますが、ミルクでも両親からのスキンシップで、愛情ホルモンや成長ホルモンが適度に分泌され、赤ちゃんの免疫力を高める事ができます。

赤ちゃんに一切のスキンシップを禁止した実験で、多くの赤ちゃんが死んでしまったのも、免疫力が著しく低下した事が影響していると考えられます。

スキンシップ不足が引き起こすダメージは乳児突然死症候群にもつながってしまう

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海外では子育て事情もお国柄が出ていると思える事がよくあります。例えばアメリカでは赤ちゃんの頃から子供部屋を与えられ、生まれて間もない赤ちゃんも夜寝る時は子供部屋で眠らせるのが一般的です。

もちろん家庭による違いもあるとは思いますが、トランシーバーやモニターを設置しているので、両親は自分の寝室にいても赤ちゃんが泣いたらすぐにわかるようにしています。

日本では赤ちゃんから目が離せない間は、同じ寝室で寝るのが一般的ですが、ある程度成長するまでベビーベッドで寝かせます。

親と一緒の布団で寝ているわけではないとしても、部屋に1人でいるのと、同じ寝室にいるのとでは赤ちゃんの精神状態も変わるのです。

アメリカでは子供をうつぶせで寝かせるのでこれも多少は関係していますが、日本と比べて乳児突然死症候群が多いのも事実です。

赤ちゃんが寂しくないようにと、毛布やぬいぐるみを置くのも乳児突然死症候群の要因になると言われていますが、子供部屋での1人寝はスキンシップ不足になるのも事実です。

最近になってから、乳幼児突然死症候群の原因の一つに、スキンシップ不足がある事も確認されています。

親も決して愛情がないわけではなく、寝る時以外は一緒に過ごしスキンシップを取っていても、赤ちゃんにとってはダメージが大きくなるのです。

こういう事実からも、赤ちゃんにとって親とのスキンシップがどれだけ大切なのかという事がお分かりいただけると思います。

愛情不足で育った子供は愛情ホルモンが不足した状態となるので、キレやすくなる傾向があります。これは親とのコミュニケーション不足から、社会性が身についていないからです。

無責任に甘やかせばいいという事ではありませんが、赤ちゃんの間は少しくらい過剰な愛情を注ぐのも必要なのかもしれません。

時間が取れない時は・・・?大切なのは「接し方」

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赤ちゃんが生まれて間もない時期でも、家庭の事情で短い産休後すぐに仕事復帰しなければいけない場合もあります。こういう時はどうしたらいいのでしょうか?

昼間は仕事で子供と一緒にいられなくても、仕事が終わり家に帰ってから子供とのスキンシップの時間を作る事はできるはずです。

スキンシップで重要なのは時間ではなく接し方です。昼間は仕事で子供と離れていても、一緒に居られる時間に抱っこしたり、たくさん話しかけたりしてあげれば赤ちゃんは安心できます。

話しかけるときは目を見てアイコンタクトを取りましょう。これも一種のスキンシップです。

短時間でもきちんとスキンシップができれば、愛情ホルモンは分泌されています。これなら忙しいお父さんやお母さんも安心できますね。

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