健康生活TOP 低体温 夏から初秋こそ注意!暑い時期にも起こる低体温症の危険と対策

夏から初秋こそ注意!暑い時期にも起こる低体温症の危険と対策

shutterstock_1530438352

残暑の残る季節にこんな話をするのもどうかと思いますが、皆さんは低体温症をご存知でしょうか?低体温症は登山事故などでよく耳にする症状で、急激な体温低下による運動機能の麻痺や意識障害、最悪では死亡することもある危険な病気なのです。

数年前に北海道のツアー登山での死亡事故が話題になりましたよね。この低体温症の危険が日常生活の中に隠されているとしたら、貴方はどのように対応しますか?

寒いところでなる、は間違い?低体温症の仕組みを理解しよう

人間は恒温動物で常に一定体温を保たなくてはならず、その体温が高くても低くても生命維持に悪い影響を与えます。

体温は自律神経で制御されており、気温が高いと血管を広げ発汗作用により体温を冷やし、反対に寒いと血管を収縮させることで熱を逃がさないようにします。

このような無意識下での作用によって私達の体温はコントロールされているのです。しかし、急激な気温の変化や環境の変化が起こった時には、自律神経が制御できなくなってしまいます。

夏場の暑い時期、急激な気温の上昇で体温が上がり脱水状態が起こることを熱中症と呼び、反対に気温の急激な低下で体温が低下してしまうことを低体温症と呼ぶのです。

低体温症は冬場や登山など気温が低い場所で起こりやすいと思っている人も多いと思いますが、最近では暑い季節に起こる低体温症が問題となっています。

汗をかく季節の低体温症は発汗と冷房のタッグで起きてしまう!

まだまだ暑い季節が続きますが、この暑さが貴方を低体温に導いているとしたらどう思いますか?

汗をかく理由は、外気温の上昇で火照った身体を冷却するためです。しかし、それは気化熱を利用したもので、低体温症を発症させるくらいまでの体温低下はありえません。

しかし、この汗をかいた状態でエアコン効いた室内に入ったとしたらどうでしょう?身体に付いた汗が冷やされ、気化するとともに体温も急激に低下してしまいます。

また、毎日の暑さで疲労している自律神経には大きな負荷となるため、体温のコントロールも素早くできなくなっているのです。そう、夏から秋に気をつけたい低体温症とは、発汗作用と冷房効果によって起きる現象なのです。

汗が原因の低体温症にならないためにあなたがするべき6つの事

shutterstock_1559879422

暑い季節に起こる低体温症で死亡するようなことは少ないと思いますが、

  • 慢性疲労
  • 睡眠障害
  • 免疫力の低下

などの原因になります。特に女性は内臓を冷やすことで、生理不順や不妊症などの女性特有の様々な病気を発症する可能性があるので注意しましょう。

1.野外でかいた汗は必ず室内に入る前か直後に拭くようにしましょう。タオルやハンカチで汗を拭いて、冷房に直接あたらないことが大切です。

2.着替えを持ち歩きましょう。濡れたシャツや洋服をそのまま着ていると、身体全体が冷房で冷やされてしまいます。汗をかいたら着替える習慣をつけましょう。

3.初秋になると朝は涼しいのですが、昼間は汗をかくくらいに暑くなります。初秋こそ服装に注意して下さい。

4.温かい飲み物を飲みましょう。暑い日は冷たいドリンクを好んで飲んでしまいます。内臓を温めて低体温にならないためにも、夕方以降は温かい飲み物を飲むようにしましょう。

5.雨に濡れた場合は一気に身体が冷えることが考えられます。暑い季節だからと言って雨に長時間濡れることは危険です。特に雨天での野外コンサートでは低体温症が起こりやすいので注意しましょう。

6.バランスの良い食生活を送りましょう。夏場は麺類、夏野菜など体を冷やす食材を取りがちですが、タンパク質や根菜など身体を温める食材もバランス良く摂取しましょう。

こんなに暑くて汗もかくのに低体温って信じられないかも知れませんが、ちょっとした気の緩みで発症することがあります。なかなか治らない夏バテは実は低体温症だったと言う話もあるのです。汗をかいたら身体が冷えないように工夫して下さいね。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る