健康生活TOP 高血圧 納豆は血圧を下げる食べ物!納豆が血圧を正常値に近づける理由

納豆は血圧を下げる食べ物!納豆が血圧を正常値に近づける理由

日本の伝統食品であり、現代社会では1パックから詰め合わせパックまでと、数も値段もお手軽に購入できる「納豆」。

その独特の味と臭いから、大好きな人も苦手な人もいる個人差の大きい食品ですが、最近はその驚きの栄養効果について注目が集まり、その効果について見直されています。

今回はそんな納豆が持つ効果の中で、血圧に関することについて紹介します。実は納豆には「血圧を下げる薬がいらなくなる食べ物」の可能性を秘めた、驚きの薬いらず候補の食材なのです。

なぜ薬いらずの候補なのか?それも含めて紹介していきます。

納豆は血圧を下げる!?その理由

そもそも納豆の原料は大豆です。大豆は古くから大事なたんぱく資源であり、古くは「畑の肉」とまで言われたすごい食材です。そんなすごい食材から生まれたのが納豆です。驚きの健康効果を持っていたも、不思議ではない気がしてきませんか?

納豆には実に様々な健康効果がありますが、ここでは血圧に関する効果に焦点を当てて紹介します。

実は「血圧を下げる食品」として紹介するならば、大豆食品の全体で言うことができます。大豆はカロリーが低く、血圧を下げることに有効なミネラル成分が多く含まれているからです。

ではその大豆食品の中で、なぜ納豆が劇的に注目を集めているのか?それが納豆が納豆である所以、納豆菌である「ナットウキナーゼ」の存在があります。

「ナットウキナーゼ」は酵素の一種で、血栓を溶かす働きがあり、血液サラサラ効果があります。この効果時間が4時間~12時間と個人差はあるものの、比較的長時間に渡り続いて作用することが分かっています。

血栓を溶かして血液をサラサラにすることで、滞りがちな血圧を安定させます。これが高血圧や動脈硬化の予防に繋がるのです。また血栓を溶かすことで、脳梗塞や心筋梗塞なども血栓に関する病気の予防もできます。

この血栓を溶かす効果が長時間継続する性質を合わせて相乗効果を狙い、毎日納豆を食べて血圧を低下させた実験データもあるのです。

また、「ナットウキナーゼ」を補助する成分も納豆には存在します。

それが「レシチン」という成分です。「レシチン」は悪玉コレステロールを減少させる働きがあり、これもまた血液のサラサラ効果を持つのです。

さらにもう一つ。納豆が血圧を下げる要因の一つにネバネバがあります。あのネバネバの正体は「ムチン」という成分で、食物繊維とたんぱく質がくっついて出来ている粘性物質のことです。

この「ムチン」には、本来吸収されるはずの糖分や脂肪分を、人体に吸収することを妨げて、体外に排出させる効果があります。

この「ムチン」によって、余分な糖質や脂肪分が人体に吸収されて血液をドロドロになることを防ぎます。その結果として、血液サラサラ効果を持っているのです。

「ナットウキナーゼ」に「レシチン」、そして「ムチン」。これら三つの成分がお互いに補助し合い、高血圧を予防して血圧を正常値に保つのです。

このように納豆には、確かに血圧を下げる働きがあります。

納豆と正しく付き合うための注意事項!塩分と飲み合わせには気をつけて

しかし、血圧を下げるために納豆を食べる!という人は少し待ってください。実は納豆には、血圧を正常値にするためには不都合な落とし穴があるのです。

実は、納豆が高血圧予防に良いとされる一方で、高血圧に悪いとされる落とし穴があります。そのため、高血圧予防のために納豆を食べて良い人と、納豆を食べない方がいい人という二つのパターンが生じているのです。

後述する落とし穴と縁がない人は、納豆をそのままもりもり食べても大丈夫です。存分に納豆パワーを取り入れてください。しかし、後述に該当する人は注意が必要です。

ですからまず、納豆を食べる前に二つの落とし穴について知ってください。この理由こそが、納豆があくまで薬いらずの候補である理由です。

納豆を食べるときは塩分に注意!?

血圧を下げるために納豆は効果的な食材です。しかし納豆が悪いと言われる理由もあります。それが「塩分」です。高血圧の人にとって気を付けなければならないのは「塩分」です。納豆にはその「塩分」を取り過ぎる恐れがあるのです。

「納豆に塩分なんてない!」という人もいます。確かにそうです。納豆に塩分はありません。しかしパックの蓋を開き、納豆を食べる時に入れる物がありますよね?

そうです。納豆を食べるときに欠かせない「タレ」!

味のない納豆の決め手となる、味付けのために入れる物にこそ「塩分」が入っているのです。タレにさらに醤油を足して食べるという人もいますが、高血圧の人からすると完全に禁足事項です。やめましょう!

つまり高血圧の人に納豆が悪い!と言ってる人がいますが、これは間違いです。納豆が悪いのではなく、納豆に組み合わせる「塩分の多い味付けのタレ」が悪いのです。

どれだけ食材が高血圧に効果的なものでも、味付けで塩分を取り過ぎていたら意味がありません。納豆を食べるときには、タレではなく塩分控えめのものに変えたりしましょう。

また、タレを半分にしてネギやゴマなど、塩分のない薬味をプラスして入れてみるのもいいでしょう。

ワーファリンという薬と相性が悪い!?

納豆には先述した通りにタレという落とし穴がありますが、もう一つの落とし穴が薬です。

高血圧の人は医師から「ワーファリン」という薬を処方されて使っている場合があります。「ワーファリン」は血液を固まりにくくして血栓を予防し、脳梗塞や心筋梗塞の治療や予防のために服用する薬です。

実は納豆に含まれる栄養素の中に、ビタミンKが存在します。この「ワーファリン」はビタミンKと構造が似ています。もちろん納豆だけではないのですが、ビタミンKが含まれている食品を食べると「ワーファリン」の持つ効果が抑制されてしまいます。

「ワーファリン」はビタミンKと似た構造を持っている薬のため、このような理由から効果が激減してしまうことになるのです。

「ワーファリン」が処方される時に、医師に食べてはいけない物として指導されていると思います。この薬を服用している人は納豆を食べない方がいいでしょう。

高血圧の予防や血圧を正常にするいい食品だ!と思って納豆に飛びついて、現在処方されている薬の効果を得られないのは本末転倒になってしまいますからね。

納豆を食事に取り込むときは、薬を服用している人は自分が飲んでいる薬について、もう一度見直してからにしましょう。食べてもいいという確信が持てたならば、存分に食べてくださいね。

歴史ある納豆と上手に付き合おう

塩分のあるタレと、ワーファリンという薬。落とし穴が二つ空いていますが、心当たりのある人が気を付ければ避けられる落とし穴です。

ここで紹介した通りに、納豆は血圧を正常値にする食材であり、高血圧の予防にもいい食べ物であることに変わりはありません。上手に付き合って納豆を食生活に取り込めば、その力を存分に取り込むことができるのです。

古来から日本と縁が深く付き合ってきた納豆。平安時代にはその名前が知られており、江戸時代には納豆専門の商人が存在していたぐらいです。日本の食文化を支える一員であることは、現代社会においても変わりはありません。

皆さんも日々の食生活に納豆を取り入れて美味しく食べながら、血圧に関する病気を予防してはどうでしょうか。昔と変わることなく、上手に納豆と付き合っていきましょう!

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