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睡眠不足の人は要注意!更年期の女性がかかりやすい更年期高血圧

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日本人は高血圧になりやすいと言われていますが、これは日本人が昔から食べてきた食事も少し関係しています。

味噌や醤油、漬物は、日本人にとっては欠かせない物となっていますが、塩をたくさん使いますね。

味付けした料理にさらに醤油をかけたり、加工食品に含まれる塩分などもプラスされたりするので、どうしても塩分を取りすぎてしまう傾向にあるのです。

みなさんも良くご存知かと思いますが、塩分の摂り過ぎは最も多い高血圧の原因となります。

中高年の女性には高血圧になる原因が重なって襲ってくる!

和食はヘルシーな事から女性にも人気はありますが、年齢と共にあっさりした味を好むようになる傾向があるため、和食を食べる機会も増えていきます。

特に大豆を使った味噌や醤油は何かしらの料理の味付けに使いますし、豆腐や納豆には醤油をかける事も多いので自分では気づかないうちに塩分をたくさん摂ってしまいます。

そして中高年の女性には更年期という時期がやってきます。これは女性に生まれた以上誰にでも起こる事ですが、更年期に差しかかると女性ホルモンのエストロゲンが減少していきます。

自分は低血圧だと思い込んでいる人ほど危険な理由

女性ホルモンのエストロゲンには様々な働きがありますが、血管を拡張させる作用もあります。女性ホルモンが正常に分泌されていれば問題ありませんが、量が減ってしまえば血管の収縮という問題が生じます。

若い頃は低血圧だった人も、更年期に女性ホルモンの量が減ってしまうと知らない間に高血圧になっている事も珍しくありません。

元々低血圧の人ほど「自分は大丈夫!」と根拠のない自信を持ちやすいので注意しましょう。ある程度の年齢になったら体質も変わるのです。

女性ホルモンのエストロゲンが減少し、血管の拡張がスムーズに行かなくなると、血管が柔軟に対応しきれなくなり、その結果血圧が上昇します。これが中高年の女性は高血圧になりやすいという理由です。

30歳を過ぎたら更年期高血圧のリスクを意識しよう

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ここで気になるのが更年期には個人差が大きいという事です。また元々血圧が高めの人は更年期になるとさらに血圧が高くなる傾向があるので、特に注意が必要です。

更年期というのは閉経前後の約10年間に該当しますが、元々血圧が高めの人は30代から徐々に血圧が上がり始める事があります。

元々低血圧だった人も、ホルモンバランスが変わるため、40代には更年期高血圧の予備軍となる可能性も高くなります。

一般的な更年期真っ盛りとなる50代は特に注意したい時期ですが、エストロゲンの量が減っているため、60代以降も更年期高血圧のリスクは高くなると覚えておきましょう。

更年期障害の症状に隠れやすい更年期高血圧

更年期には更年期障害も起こります。どのような症状が出るかは個人差もありますが、火照りやめまい、息切れや動悸、イライラや頭痛など多くの女性が経験しています。

高血圧の症状にも頭痛や、息切れや動悸という症状がありますが、更年期の女性はこの症状を更年期障害だと思い込みやすいのです。

更年期高血圧の事を知らなかったり、自分は低血圧だから大丈夫と思い込んだりしていると、症状があっても見過ごしてしまいます。

また更年期は、ホルモンバランスの変化が自律神経のバランスにも影響しますので、血圧が不安定になりがちです。

更年期だからと血圧を測っても特に問題なければ安心してしまいますが、血圧を測る場合は1日に何度か測り変化を把握しておく事が大切です。

血圧の変動が激しいのも、更年期高血圧の特徴ですから、血圧を測るタイミングも知っておきましょう。

  • 毎日同じ時間に血圧測定をする
  • 食後や入浴直後は血圧が上がるのでタイミングをずらす
  • 朝起きてから1時間以内
  • 夜は寝る前
  • 血圧を測る前にトイレを済ませておく

大体の目安ですが、気持ちが高ぶっているような時は血圧も上がっていますから、この時に測定しても正しい数値は測れません。

血圧を測る時は気持ちを落ち着かせ、できるだけ動かずリラックスした状態で測ります。何度も測りたくなってしまいそうですが、朝と夜の2回測れば十分です。

参考までに病院で血圧を測る時は多少緊張しますので、自宅で測る時とは結果が変わってきます。

血圧の正常値の目安は、

  • 下が80~89
  • 上が120~139まで

は正常値とされていますが、自宅で測る時はリラックスしているので、下は80、上は125を正常値としています。

年齢によっても正常値は変わってきますので、必ずしも数字が同じでなければいけないという事はありません。多少の個人差はありますので、自分にとっての正常値を把握しておきましょう。

更年期高血圧だからといって安心してはいけません!

血圧を測った時に思っていたよりも高いとびっくりしてしまいますが、その原因が更年期による血圧の不安定だったと知ると、どこか安心してしまう女性も多いといいます。

原因が更年期であっても高血圧には変わりありませんし、血圧が高いままというのは体にとっていい事はひとつもありません。

更年期に差しかかったら自分の血圧を把握しておく事も大切です。今は家庭用の血圧測定器もありますし、意外と高性能なのでわざわざ病院に行かなくても済みます。

更年期が原因でも高血圧を放置してしまえば、脳梗塞や心筋梗塞という重篤な病気に発展する可能性も出てきます。

自分の血圧を把握できたら、一旦病院に行き測定した血圧を医師に見せて相談してみましょう。症状に合わせて適切な治療もできますし、生活習慣や食事の改善点なども指導してもらえます。

睡眠不足の人は特に要注意!低めのお風呂でゆっくり温まろう

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更年期は女性ホルモンバランスの変化が原因で、高血圧になりやすいと言いましたが、睡眠不足の人は特に要注意です。

ストレスがたまっているとホルモンバランスの変化や自律神経のバランスにも影響しますが、ここに睡眠不足がプラスされると、交感神経が緊張した状態が続くので一気に血圧が高くなってしまいます。

睡眠不足にも様々な原因はありますが、ストレスを解消したり、適度な運動で体を疲れさせたりするのも良い方法です。

交感神経の緊張をほぐすにはお風呂がおすすめです。ただしお湯の温度が熱すぎると交感神経を逆に刺激してしまい眠れなくなるので、温度は低めに設定しましょう。

ゆっくりと体の芯まで温めると、交感神経がリラックスした状態となるので眠りに導く効果を高めてくれます。

他には安眠のために寝具の見直しや、アロマオイルなど香りの癒し効果も試してみてください。

睡眠以外にも見直したいことがありますよ!食事と心にも注目

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健康な人生のためにはやはり、食事、睡眠、心の穏やかさが重要ですよね。睡眠については先にご説明したとおり。では、女性の更年期に適した食事や心の在り方とはどんなものでしょうか?

女性にはやっぱりイソフラボンの力!納豆を食べよう

更年期以前に高血圧を予防していたのは、女性ホルモンのエストロゲンの作用です。エストロゲンが不足することで高血圧の症状が出るので、エストロゲンを補給すれれば高血圧を予防することができます。

お奨めしたい食材はやっぱり納豆です!納豆は大豆から作られますが、大豆にはイソフラボンが豊富に含まれています。イソフラボンは体内で女性ホルモンと同じような働きをするので、血管をやわらかくしたり、コレステロールの排出を抑制するので、高血圧の予防につながるのです。

納豆の他、豆腐や味噌にもイソフラボンは多く含まれています。

他には

  • ホルモンの分泌を調節してくれるビタミンEと亜鉛
  • 自律神経の働きを維持してくれるビタミンB群
  • ストレスから体を守るホルモンをつくりだしてくれるビタミンC

を積極的に摂りましょう。

  • ビタミンE・・・カボチャ、アボカド、ナッツ類
  • 亜鉛・・・牡蠣、レバー、ごま
  • ビタミンB群・・・豚肉、あさり
  • ビタミンC・・・イチゴ、ほうれん草、ブロッコリー

といった食品に多く含まれていますので、献立を考える際に思い出してみてくださいね。

そしてなにより、バランスの良い食事を毎日きちんと3食とることです。結局それか…と思われがちですが、これは自律神経を乱さないためにもとっても重要な行為なのです。

更年期のイライラも高血圧の原因

更年期は精神的にもイライラしやすくなり、血管やコレステロールの問題だけでなく、精神面の不安定さが高血圧を引き起こすことが多くあります。

イライラしないで気分をスッキリさせるために、運動や趣味など気分が晴れるようなことを工夫して行うことが大切です。旅行や食事、新しい趣味を見つけることでも良いと思います。

最近では、中高年を対象にしたスポーツやレクリエーションを行う活動の場が増えていますので、こうした催しに積極的に参加することも良い方法です。

女性はある程度の年齢になったら、美容や健康のケアにプラスして、血圧測定も習慣にしておくといいかもしれません。毎日の習慣にすれば、変化があった時もすぐに気づきますので、適切な対処ができますからね。

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