健康生活TOP 高血圧 新幹線開業・金沢の伝統調味料「いしる」で肥満と高血圧を予防!

新幹線開業・金沢の伝統調味料「いしる」で肥満と高血圧を予防!

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北陸新幹線の開業によって、観光やビジネスで金沢を訪れる人が増えています。皆さんは金沢に行かれたことがありますか?兼六園など観光の名所や日本海の幸を堪能できるのも金沢を訪れる楽しみの一つですね。

そして、是非知って欲しいのが能登・金沢に伝わる伝統調味料「いしる」です。

いしるは食材の旨みを引き出す調味料というだけでなく、肥満や高血圧を予防し、動脈硬化や生活習慣病を防ぐ働きもあるのです。

美味しくて健康にも良い、いしるとはどのような調味料かその秘密をご紹介します。

栄養満点!いしるとは魚から作られる魚醤

「いしる」はイワシやイカの内臓などを発酵させて作る醤油、つまり「魚醤の一つです。原料にする魚などは地方によって異なりますが、昔から各家庭で作られていて、今でも家庭の味が受け継がれているそうです。

いしるには旨みを引き出すグルタミン酸などアミノ酸が豊富なため、料理の味を美味し引き立てます。さらに肥満の解消や高血圧の予防など健康に良い数々の効果があり、まさに一石二鳥の調味料なのです。

いしるは肥満解消に抜群の効果をみせる秘伝の調味料

人間の体は60兆個もの細胞からできています。その細胞が正常な新陳代謝を繰り返し生まれ変わることで健康が保たれます。

歳を重ねると太りやすくなる原因の1つは、細胞の新陳代謝が衰えエネルギーを消費しにくくなるためです。

いしるには魚のタンパク質が分解されてできたアミノ酸が豊富で、細胞や組織の代謝が活発になるため、脂肪細胞のエネルギーを消費しやすくなり、肥満解消の効果があります。

また、発酵によって魚のタンパク質が細かく分解され、アミノ酸やペプチド(アミノ酸が数個連なった分子)といった細かな分子まで分解されるため、体に吸収されやすくなることも肥満の解消効果を高める要因です。

さらに、いしるに含まれる酵素によって細胞の新陳代謝を促進する働きが強くなり、細胞や組織を活性化させことで、細胞のエネルギー消費が活発になります。

新陳代謝が活発になれば、体内の老廃物を排泄し、血流を促進する働きも高まるので、肥満を解消し太りにくい体質を作ることができるのです。

もちろん、お肌もきれいになり健康だけでなく美容にも抜群の効果を発揮します。いしるとは、肥満を解消し健康と美しさを保つ、まさに「秘伝の調味料」なのです。

高血圧が気になるあなたに!いしるが持つ血圧を下げる3つの働き

高血圧は生活習慣病の要因となり、動脈効果を引き起こす原因にもなるため、何としても予防したいものですね。

特に、血管は歳を重ねるごとに硬くなっていくため、高齢の人ほど血圧も自然に高くなるという傾向があるので血圧の管理は重要です。

また、女性は更年期を過ぎる頃から女性ホルモンの分泌が低下し急激に血管が硬くなり血圧が高くなるの要注意です。

そんな高血圧が気になる人にお奨めなのが、まさに「いしる」です。いしるには、次にあげる3つの働きによって血圧を下げる高い効果があります。

1.オメガ3脂肪酸が血圧上昇を抑える

いしるは、穀物から作る醤油と違い魚介類を原料としているので、DHAやEPAなどオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。

このオメガ3脂肪酸は、血中コレステロールを下げ血液をサラサラにするとともに、血管を柔軟にする働きがあるので、高血圧の改善や予防に高い効果があります。

2.酵素が自律神経のバランスを整える

いしるが発酵するときにできる麹菌や乳酸菌から作られる酵素には、自律神経のバランスを整える働きがあり、交感神経の高ぶりを押さえ血圧を安定させる効果があります。

3.旨みによって塩分を減らす

いしるは、魚のタンパク質が分解されて作られるため、大豆を使った醤油よりも旨みの元となるグルタミン酸が豊富なため、旨みが強いことが特徴です。

旨みが強いと塩分が少なくても美味しいと感じるため、いしるを調味料に使ったほうが調理に使う塩分を少なくすることができるのです。

人間の味覚は35歳を過ぎる頃から少しずつ鈍くなっていくため、旨みと塩味の区別がつきにくくなります。そのため、旨みが足りないと感じるようになり、塩分を摂り過ぎる傾向があるのです。

そこで、旨みの強いいしるを調味料をして使うことで、塩分ではなく旨みで味覚を刺激することができるので、塩分を少なくしても美味しいと感じることができるのです。

いしるにはその他の効果も!地元に習って賢く活用しよう

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いしるには、肥満の予防や高血圧の改善だけでなく次のような効果もあります。

  • 悪玉コレステロールを減らす
  • 抗酸化作用
  • 胃酸の分泌を促進
  • 整腸作用
  • 疲労回復

たった1つの調味料にこれだけの効果があることも驚きですね。こうした様々な効果も含めて、いしるを上手に活用しましょう。

いしるを使った地元の料理

いしるは健康に良いというだけでなく、旨みが強いことが特徴です。

地元では

  • 鍋物のスープ
  • 煮物
  • 炊き込みご飯
  • チャーハン
  • 野菜の浅漬け

など、様々な料理や食材の味付けとして使われています。

材料となる魚の種類によっては、多少の臭みがありますが、煮ると魚の臭みが消えてまろやかな味になるそうです。

また、いしるの塩分濃度は一般的な醤油よりも少し高くなるため、さじ加減には注意する必要があります。現在では、普通の醤油と同じ塩分量にしたものが販売されていますので、こうしたものを利用したほうが便利かもしれません。

いずれにしても、いしるを調味料として料理に使うことで、どんな料理でも味と香りが引き立つことには間違いありません。

最近では通信販売でも購入できるので、一度問い合わせてみるのも良いですね。

いしる以外にもある魚醤の数々

いしる以外にも、日本や世界には様々魚醤が作られています。比較的高温多湿の地域で作られていることが分かります。日本は高温多湿の気候なため、発酵食品を作るのに適した環境だといえます。

  • しょっつる(秋田)…ハタハタを原料に作る
  • たれ(山形)…山形に伝わる伝統調味料
  • いかなご醤油(香川)…いしるより塩分が少ない
  • ままかり醤油(岡山)…ままかりを原料として作られる
  • ナンプラー(タイ)…イワシやサバが原料。エスニックな味と香りが特徴
  • カンジャン(韓国) …キムチに加えると味に深みがでる
  • ニョクマム(ベトナム)…ベトナムではなくてはならない調味料

このように漁醤は健康に良い調味料なので日本だけでなく東南アジアを中心に広く使われています。様々な魚醤油の味を比べて楽しむのも、料理のバリエーションが増えて楽しいかもしれませんね。

和食が文化遺産に登録されましたが、日本人の代表的な味覚としての醤油が、健康への働きを支えることも評価されたのかもしれません。

北陸・金沢に行くことがあれば、お土産に魚醤を買ってみる価値はありそうですね。

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