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LDLコレステロール値が高いと指摘されたら!下げる方法と考え方

コレステロール値が高いと言うことを健康診断で指摘されて、コレステロール値を下げるようお医者さんから指示されている方は意外に多いのではないでしょうか。これはいわゆる「悪玉コレステロール」が高いと言うことですね。

一方、最近では悪玉コレステロールを下げる必要はないと言う情報が流れてきたりもしていますので、私たちにとって混乱の元ですね。

私たちはコレステロールに対してどのように向き合ったらいいのでしょうか。

太っている、痩せているにかかわらずコレステロール値を指摘されるのはなぜ?数値の見方、とらえ方は?コレステロール値はどう下げるの?

といった、あなたのコレステロールについての疑問をすべて解消します。

LDLコレステロール値をどう考える?人間ドックや学会の見解は

実は、コレステロールと疾患の間にどのような因果関係があるのかは、まだはっきりしていないのです。これは2004年以前に公表された研究データが信頼できない可能性が強まったため、実質上まだ10年余りの研究しかなされていない状態だからなのです。

それでも、明らかに極端な数値が出ているケースや、比較的信頼性の高い目安を基準に、脂質異常症による病気を予防改善できる可能性は充分にあります。

医学界のスキャンダルが昔の研究データをダメにした

21世紀に入って、ヨーロッパで大きなスキャンダルが持ち上がりました。簡単に説明すると、製薬会社のバックアップを受けていた研究者さんたちが示したデータについて、スポンサーを持たない研究者さんたちによる実験では再現できなかったと言う物です。

これで一気にこれまでのデータの信頼性が崩れ、EU域内では罰則付きの論文発表ルールが法律で定められたのです。今ではアメリカでも日本でも、論文には「スポンサーや利害関係を持つ者」を明記することが一般的になっています。

日本でも、製薬会社の社員が実験データの整理などに関わっていたことが明らかになって、お薬の有効性に疑義が生じたケースもニュースになっていましたね。

我が国で注目されているのは、コレステロールに関する治療薬の研究です。治療薬の有効性や副作用について、日本動脈硬化学会と日本脂質栄養学会が激しくぶつかっているのです。

現状は現場のお医者さんたちに影響力の強い日本動脈硬化学会のガイドラインが優先して使われています。

しかし、上の二つの学会の仲裁役に立っていて、どちらかと言うと日本動脈硬化学会寄りの臨床研究適正評価教育機構ですら、LDLコレステロールの基準値を一律に決定して治療に臨むのは不適切であると考えているようです。

(臨床研究適正評価教育機構の見解)

脂質異常症の基準値を一律にLDLコレステロール値140mg/dL以上とすることは、被験者をラベリングすることで不要な治療を促す要因となりかねないことから好ましくない。

当機構としては性差を考慮し、なおかつ治療必要性あるいは管理基準と整合性のある診断基準が必要と考える。

具体的には特定健診結果表において、受診勧奨判定値を男女一律にLDLコレステロール値140mg/dL以上としていることは、判定医師の判断や受診者の疾病認識において誤解を招きやすい。

(上の見解に対する日本脂質栄養学会の回答)

われわれは、これを正しい判断であると考える。年齢、性、遺伝因子(家族性高コレステロール血症やリポプロテインリパーゼ欠損など)を考慮に入れ、表1の結果を含めたガイドラインが求められている。

長寿GLは、これを示したつもりである。

(表1には、2005年以降に行われたスタチン類と言う、コレステロール低下薬の研究結果が書かれていて、効果がないか副作用が強いことが示されています。/長寿GL:日本脂質栄養学会の発表した「長寿のためコレステロールガイドライン」のこと)

興味のある方は、引用元リンクから全文を読んで頂くのが良いと思いますが、日本動脈硬化学会はLDLコレステロール値140mg/dL以上の場合、薬を使うかどうかは別にして治療の対象になるとしています。

人間ドックの基準はさらに異なったものである

一方、こうした脂質異常症などは人間ドックや定期健康診断で発見されることが多いですね。その基準を決めている日本人間ドック学会によると、さらに低い基準値が設けられています。

診断内容 LDLコレステロール値
正常 60mg/dL~119mg/dL
軽度異常 120mg/dL~139mg/dL
要経過観察・生活改善 140mg/dL~179mg/dL
要医療 ~59mg/dL ・ 180mg/dL~

実際の所、140mg/dL以上で生活改善や経過観察などの、お医者さんによる介入が始まると言う点では日本動脈硬化学会と同じであるものの、それより少なくても「異常は異常」と言うスタンスを取っているようです。

医療のプロであるお医者さんたちの間でも、このように意見が大きく分かれているのです。これでは現場のお医者さんだけでなく、私たち一般人も何を信じたらいいのか判らなくなって困りますよね。

日本動脈硬化学会は「多くのデータがあるからこの数字を基準にすればいいんだ」と言っていますし、臨床研究適正評価教育機構は「統一基準がないと現場が混乱する」と危惧しています。

日本脂質栄養学会は「疑わしいデータをもとに基準を決める方が危険である。現場のお医者さんの判断に任せるべきだ」としています。

お医者さんたちも一枚岩じゃないと言うか、科学者ですから議論がぶつかるのは当然です。むしろ、議論を積み重ねて行くことこそが今後の医療の発展に寄与するでしょう。

異常を指摘されたらまずはお医者さんの意見を聞いてみよう

様々な意見があるからと言って、私たち一般人にはそれを判断するのは難しいところがあります。実際、様々なデータの中にはLDLコレステロールが多いと心筋梗塞などを起こしやすいと言う物はあります。

しかし、一方で「総死亡」を基準に判断した場合、LDLコレステロールが多い方が死亡リスクが低いと言うデータもあります。特に女性では閉経前後でも条件が異なってきますから、信頼できるお医者さんに診てもらうのが良いと思います。

L/H比と言う係数が参考になるかも知れない

L/H比と言うのは、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の値をHDLコレステロール(善玉コレステロール)の値で割った数値です。これが2.0あるいは1.5未満であることが好ましいと言う方向性が示されています。

このL/H比が2.5を超えてくると動脈硬化による心筋梗塞などの病気のリスクが高まることが判っています。

先の日本脂質栄養学会は、これについても否定的ですが、その主眼点は脂質異常症治療薬を使うことによって無理やりL/H比を改善しても、かえって死亡リスクが上昇すると言う物です。

ですので、食生活の見直しでL/H比が改善するなら、誰しも文句のないところに収まるのではないでしょうか。

実際のところ、日本脂質栄養学会はこの点についても異論を唱えていて、飽和脂肪酸を減らすために、植物性油と置き換えたがためにω6多価不飽和脂肪酸の過剰摂取による害があることを指摘しています。

しかし、いまやω6多価不飽和脂肪酸(リノール酸・アラキドン酸など)を減らしてω3多価不飽和脂肪酸(αリノレン酸・DHA・EPAなど)を増やすことは常識になっていますね。

また、必須脂肪酸ではない物の、オリーブオイルの脂肪酸として有名な、ω9一価不飽和脂肪酸のオレイン酸が健康に良いことを知らない人は少ないでしょう。

脂肪については脂肪酸組成を意識する

動物性脂肪に多い飽和脂肪酸は、摂取量が少ないと出血性の脳卒中リスクが高まることが知られていますから、必ず摂らなくてはいけない物です。一方、炎症物質とかかわりがあることも判っていますから過剰摂取には注意が必要です。

リノール酸も必須脂肪酸ですから絶対に摂らなくてはいけませんが、植物性の物を口にしている限り、リノール酸を避けて通ることはできませんので不足することはないでしょう。

さらにリノール酸から誘導されるアラキドン酸は、様々な炎症性生理活性物質を生み出しますので、リノール酸の摂り過ぎは身体に様々な悪影響を及ぼしてしまいます。

そこで、DHA、EPAと言う、魚に多く含まれるω3多価不総和脂肪酸を積極的に摂ることが薦められるのです。そして、リノール酸の過剰摂取を避けるために、リノール酸が少なくオレイン酸の多いオリーブオイルを利用することが良いと言えます。

昔の日本人の食卓にオリーブオイルなんてなかったと言う方もおいででしょう。けれど、そもそも油自体をそれほど多く摂っていなかった昔は、過剰摂取になるほどのことはなかったのかも知れません。

また、昔はω3多価不飽和脂肪酸を多く含む魚をよく食べていましたね。イワシの場合、ω6多価不飽和脂肪酸の割合は4%強にすぎないのに対して、ω3多価不飽和脂肪酸は30%を超える含有量です。

鯨肉についてもω6は4%強ですが、ω3は22%以上含まれています。こうしたものを食べて、植物性油である大豆油などのω6をバランスさせていたという部分もあるでしょう。

さらに、日本には食用椿油と言う物も存在しています。今はかなり高価なので手が出しにくいですが、椿油で揚げた海老のてんぷらなんか最高に美味しいですよ。この椿油の脂肪酸組成は、オリーブオイルをしのぐほどのオレイン酸含有率を誇ります。

健康的な食用油については、生食用にエクストラバージン・オリーブオイル、加熱用には普通のオリーブオイルまたはラードをお勧めします。ラードは40%強が飽和脂肪酸でオレイン酸も4割以上入っているため、とても酸化耐性が高いのです。

さらに、動物性たんぱく質の半分以上を魚から摂るようにすればω3も充分に摂れます。植物性の油に含まれるαリノレン酸は必須脂肪酸ですが、実際に体内で活用される形であるDHAやEPAへの代謝効率が10%台と非常に低いため、むしろ魚食をお勧めします。

栄養素全体にまだまだ判らないことも多いのですが、そこに営利企業である製薬会社が絡んでくるといろいろと難しい問題が出てきますね。

コレステロール自体には善玉も悪玉もない

コレステロールと言うのは、ステロイドアルコールと呼ばれる物質グループの一つで、化学式C27H46Oで表される分子量386.65の、水にはほとんど溶けない単一の物質です。

ではなぜ善玉とか悪玉とかいう呼び方をされるのでしょうか。それは水に溶けないコレステロールを、水に溶ける形にしているたんぱく質の違いによるものなのです。

コレステロールを運ぶリポタンパク質

人間の身体にはコレステロールや脂質のような水に溶けない物質を血液に乗せて運ぶためのアポタンパク質と言う物があります。これがコレステロールと結びついたものがリポタンパク質です。

そのなかで高比重リポタンパク質(High-Density Lipoprotein)と言うのがHDLです。これにコレステロールが結びついて、末梢から肝臓に回収されている状態の物をHDLコレステロールと言います。

末梢から肝臓に回収されるため、HDLコレステロールのことを善玉コレステロールと呼んでいるのです。

同じように低比重リポタンパク質(Low-Density Lipoprotein)がLDLで、コレステロールはこれに結びついて肝臓から末梢に送られてゆきます。

全身にコレステロールを送るため、これが過剰になると血管に悪影響を出すこともあるため、LDLコレステロールは悪玉コレステロールと呼ばれます。

LDLコレステロールとHDLコレステロールの肝臓へ運ばれる流れ

中性脂肪もリポタンパク質に影響する

リポタンパク質はコレステロールとだけ結びついて運ぶわけではなくて、中性脂肪も同じように運びます。

血液中に中性脂肪が多いと、HDLコレステロールにも多く含まれてます。そして、肝臓に戻る途中で、末梢へ向かうLDLコレステロールと出会うと、LDLからコレステロールを受け取って代わりに中性脂肪を渡すと言うことを行います。

これが、実はかなり具合の悪いことではないかと考えられています。LDLはHDLにコレステロールを渡して代わりに中性脂肪を貰っています。その後でリポタンパクリパーゼと言う酵素がLDLコレステロールに働くと、中性脂肪が分解されてしまいます。

すると、LDLはコレステロールだけを持った形で、小さく密度の高いLDLコレステロールになります。sdLDLと言われることもあるこの物質は粒子が小さいため血管内膜を通り抜けやすくなっています。超悪玉コレステロールとも呼ばれますね。

そして、血管内膜を通り抜ける時に酸化されやすいのも特徴です。そうなると身体にとっては異物ですから、マクロファージがこれを取り込みにかかります。

そして限界まで酸化したsdLDL取り込んだマクロファージは、血管内膜の外側で泡沫細胞と呼ばれるものになって蓄積します。これが溜まってくると動脈硬化の原因であるアテロームになるのです。

この動脈硬化のメカニズムについては、別の記事に画像入りの解説がありますので、そちらをご覧ください。

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ですから、LDLコレステロールの値を気にするのも良いですが、まずは中性脂肪を増やさないようにすることが重要だと言えるでしょう。中性脂肪が多くなければLDLコレステロールが多少多くても、動脈硬化の原因にはなりにくい可能性があります。

ちょっと難しいお話になってしまいました。でも、コレステロールは人間の細胞や神経を作っている大事な成分ですから、動きを知っておくのは悪くないと思います。

コレステロールも中性脂肪もカロリーから作られる!食物繊維でコントロールしよう

コレステロール値が高い、中性脂肪値が高いと言われると、まずは脂肪を減らそうと考えたくなるのが人情です。しかし、脂肪だけを減らしてもあまり効果はありません。

特に中性脂肪についてはアルコールが悪役であることは、皆さんよくご存知のことだと思います。アルコールを飲むことだけではなく、アルコール自体が原料になって中性脂肪が形作られるのです。

TCAサイクルと言うエネルギー取出し回路

三大栄養素は、いくつかの代謝を経てTCAサイクル(クエン酸回路)と言う、エネルギー取出しのための、一連の化学反応経路に入ります。その時、エネルギーとして使われなかった物質は中性脂肪として合成されてしまいます。

そして、その中性脂肪が血流に乗って流れると、先にお話しした超悪玉コレステロールの製造に一役買ってしまうのです。

ですので、脂肪だけでなく、炭水化物でもたんぱく質でも、カロリーオーバーになる状態と言うのは、すべからく脂質異常症の原因になると考えてもらっていいでしょう。

もし、血中脂質の異常を指摘されたら、まずは体重を適正値(BMI≒22.0kg/m2)に保つようにして下さい。おそらくそれで大半のトラブルは解消します。それでもなお脂質異常が残った場合に、初めて治療の対象になると言っていいと考えられます。

脂質異常症と体重コントロールには食物繊維

体重のコントロールに食物繊維が有効なのは、もはや常識と言っていいかもしれませんね。

  • 野菜
  • 果物
  • 海藻
  • きのこ類

など、食物繊維は多少摂り過ぎても問題ありませんので、どんどん食べて下さい。

食物繊維は、食べ物由来の脂質を取り込んで、そのまま便に出してしまう働きがありますので、口にした量より吸収されるカロリーが低くなりますので、体重コントロールに役立ちます。

それに満腹感をもたらしてくれますから、食事自体のカロリーを抑える事にもつながりますね。

また、肝臓からはコレステロールを原料にした、胆汁酸と言う消化液が十二指腸に分泌されます。これは、食べ物由来の脂質を消化しやすくする働きがあり、その働きを終えたのちは小腸で回収されて肝臓に送られリサイクルされます。

ところが、この時腸の内容物に食物繊維がたくさん含まれていると、脂肪も胆汁酸も食物繊維に取り込まれてしまい、再吸収されないまま大腸へ送られ便になってしまいます。

その結果、胆汁酸が不足しますので、肝臓は新たにコレステロールから胆汁酸を合成します。すると血液中のコレステロールは減りますね。

食物繊維にはコレステロールを減らす効果と増やさない効果の双方があると言えるでしょう。腸内環境を整えるのにも役立ちますから、積極的に摂って下さいね。

食物繊維は第6の栄養素とまで言われてますが、今のところまだ三大栄養素の一つ、炭水化物の中に数えられています。そろそろ炭水化物は糖質と食物繊維に分けても良いような気がしますね。

コレステロールは体内で合成されるものが大半!飽和脂肪酸の効果は?

コレステロール値に異常が見られた場合、これまでは食べ物からのコレステロールを減らしましょうと言う栄養指導が行われてきました。今でもそうした栄養指導が残ってはいますが、あまり意味はないと言う考え方も多くなっています。

コレステロール摂取制限派である日本動脈硬化学会も、健康な人ならばコレステロールの摂取を制限する必要はないと認めています。これは、体内のコレステロールの多くは体内で作られているからなのです。

食事からのコレステロールは2~3割程度

研究によってばらつきはありますが、一日に吸収されるコレステロールは、体内で作られたり再吸収されたりするコレステロールの量が7~8割に対して、食事から入ってくるコレステロールの量は2~3割程度だとされています。

そして、食事から入ってくるコレステロールが増えると、体内で作られる量は減り、逆に少なくなると体内でたくさん作られるようになります。

また、体内で再吸収されるコレステロールが全体の半分くらいを占めていますから、かなり多くのコレステロールを摂らない限り過剰になりにくいとも言えるのです。

ただ、コレステロールを末梢で受け取って細胞の原料などに使うメカニズムが故障していると、コレステロールの摂り過ぎによって血中コレステロール値が上昇することはあります。

そうした場合は、お薬を使ってでも、コレステロールがちゃんと利用されるように治療してもらう必要がありますね。それには体重を適正化した上でお医者さんにきちんと検査をしてもらうようにして下さい。

一説によると飽和脂肪酸はコレステロールになりにくいらしい

これは畜産関係の公的機関からの情報で、学問的なソースが示されていなかったため、若干バイアスがかかっている可能性がありますが、一応公的機関の情報ですから信憑性があるとして紹介します。

まず、リノール酸の好ましくない影響についてです。先に紹介した通り、アラキドン酸への代謝を介して炎症性生理活性物質を生み出すため、リノール酸の過剰摂取が良くないことは判っていました。

それに加えて、リノール酸の酸化が原因でLDLコレステロールの肝臓への取り込みが阻害され、血中LDLコレステロール値の上昇につながると言うことが示されています。

一方で、コレステロール値上昇の元凶のように言われてきた飽和脂肪酸ですが、お肉に最も多く含まれるパルミチン酸には血中コレステロールを上昇させる働きはないことが判りました。

さらに、もう一つのメジャーな飽和脂肪酸であるステアリン酸はLDLコレステロールを減らしてHDLコレステロールを増やす働きがあることが判ったそうです。

わずかではありますが、鶏肉にはDHAも1~2%程度含まれています。魚や鶏肉と言うのは、日本人の本来の食事で良く使われたたんぱく源ですね。

ありきたりでも、やっぱり適正体重と偏らない食事が今の最良の対策法

このように、お医者さんたちの間でも意見が分かれるほど、コレステロールと言う物に対する考え方は難しいものなのです。

しかしながら、適正体重と適正体脂肪率(男性15~20%、女性20~25%)を保ち、様々な栄養素がしっかり摂れるような食事をしておくことが、脂質異常症の改善に最も適したものであると言えるでしょう。

また、そうした状態が保てているのであれば、いわゆる「人間ドック基準」から多少逸脱していても、お医者さんも薬を出したがるとは思えません。

もし、そうした診断が不安であれば、違う病院でセカンドオピニオンをもらうのも一つの方法です。

欧米では、飽和脂肪酸制限が実は無意味だったとして”Eat Butter Movement”(バターを食べよう運動)などと言うのも起こったと聞きます。

そこまで極端なことは、それはそれで良くないかもしれませんが、あまりにも過剰な食べ物の制限は、かえって健康を害するかもしれませんね。

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