健康生活TOP 病院 高額請求で驚く前に!海外旅行先の病気で困らない保険の入り方

高額請求で驚く前に!海外旅行先の病気で困らない保険の入り方

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夏からお正月までの季節に海外旅行に行く人は多いと思います。日本人は世界でも旅行好きの民族であり、国内はもとより世界各国を旅しているのです。

知らない街を見て回るのはワクワクして本当に楽しいものですが、ある出来事で楽しい旅行が台無しになってしまうことがあります。

この出来事って何だと思いますか?それは…「病気」なのです。

海外旅行には様々なトラブルが!病気の発症…あなたはどうする?

昔と違い最近では国内と同じような感覚で、手軽に海外旅行に行く人が増えています。数十年前の海外旅行はステータスでもあり、なかなか一般の人には行けるものではありませんでした。

一部の裕福層や一生に一度の新婚旅行がせいぜいで、現代のように休みの度に海外に行くなど、考えられもしませんでした。当時は為替でドルが360円もしたので、旅行費用もそれなりに高かったのですね。

現在では海外旅行の費用は低額化しており、かえって沖縄や北海道などの国内よりも安く行ける場所があります。それもあって海外旅行は相変わらず人気なのですが、それに比例して様々なトラブルも発生しています。

海外旅行で多いトラブルは犯罪と病気だった

海外旅行のトラブルと言えばまずは「犯罪」に巻き込まれることです。最近では睡眠薬の入った飲み物や食べ物を勧められて、眠ってしまった間に金品を盗まれる強盗が多いようです。

また、ケチャップやコーヒーをかけられて驚いている隙に旅行カバンを盗まれる手口も昔から有名です。ヨーロッパの一部では、子供が大勢で取り囲み財布を盗む犯罪も、古典芸の一つなので注意したいですね。

海外旅行で何らかの犯罪にあって怖い思いをすることは、我々旅行者サイドにも油断や隙があるのかも知れません。犯罪に巻き込まれても怪我もなく帰国できたのなら、とりあえずは一安心できます。

数年経てば「海外旅行で犯罪にあってさぁ~」と自慢話にもなるでしょう。しかし、海外旅行のトラブルが「病気の発症」だったらどうですか?果たして笑い話になるのでしょうか?

海外旅行での病気は心から不安な状態になる

海外旅行では国内旅行と比較して体調を崩す要因が多いと思います。それは国が違うために生活環境が全く変わってしまい、身体がその変化についていけないことが原因です。

また、旅行出発前に若干の体調不良があっても、中止せずに無理やり出発してしまうことも原因なのかも知れませんね。

海外で病気が発症した場合、「風邪」や「下痢」などの軽い病気であれば、持参した常備薬で対応できると思います。また、一部の国を除いて先進国であれば薬局も沢山あるので、現地で薬を入手することも可能です。

しかし、その病気が救急性をもった病気や、現地の感染症であったならどうですか?言葉も生活習慣も解らない国で、貴方は途方に暮れるしかないのです。

海外旅行先ではどんな病気のトラブルが起こり得るのか?

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それでは、

  • 感染症にかかったら
  • 持病が悪化したら
  • 突然重病が発症したら

という項目ごとにどのようなことが起こり得るのかみてみましょう。

海外旅行での病気<感染症にかかったら>

海外旅行で注意するべき病気に「現地の感染症」があります。これは日本では発症数の少ない(無い)感染症で、現地では当たり前であっても日本人には馴染みの無い病気となります。

「風土病」とは現地に生息する蚊や寄生虫が媒体する病気ですが、現在でも熱帯、亜熱帯地域に多く見られます。

最近では蚊を媒体とした「デング熱」が日本でも発生していますが、デング熱も東南アジア(マレーシア、インドネシアなど)の風土病として有名です。

デング熱は感染すると発熱や嘔吐、痛みなど様々な症状が現れることから、旅行を続行したり帰国したりすることもできません。現地の病院に入院して適切な処置を行う必要があるのです。

また、同じく蚊を媒体とする「マラリア」も同様で、命の危険性もあるため入院しての治療が必要になります。

日本人の旅行者の場合、現地で体調が悪くなったら急いで帰国しようとしますよね。しかし、これは間違っている場合があります。その理由として上げられるのが、「日本の医師の知識不足」だと思います。

風土病はその地域で多く見られる病気です。日本では見られない病気ですから、日本の医師も早急に診断や対応ができないことも予想されます。さらに薬剤などのストックの問題もあり、なかなか効率的な治療が行えない可能性も考えられるのですね。

その点現地では良く見かける病気なので、治療も確立しており薬剤も豊富に準備しているでしょう。また早期に対応することも可能なので、病気を悪化させる危険性も少ないと言えます。

海外旅行で風土病にかかった場合は、帰国を急ぐよりも現地で治療を行った方が安心だと思いませんか?

海外旅行での病気<持病が悪化したら>

海外旅行の特徴の一つとして、高齢者の渡航率の高さも上げられています。特に会社を定年退職してからのリタイヤ世代が、海外旅行を趣味とするケースは増加しており、中には海外旅行が移住にまで発展することも珍しくありません。

しかし、65歳以上のリタイヤ世代には持病を持っている人が多く見られ、慣れない海外旅行で体調が悪くなったり、持病が悪化したりすることもあります。

また、普段飲んでいる持病の薬を忘れてくることで、旅行中に体調を崩してしまう人も少なくはありません。医療の発達した先進国であれば、持病の悪化にも早急な治療が可能ですが、地域によっては対応できない国も沢山あります。

日本では安価に処方されていた薬も現地で購入しようと思ったら、高価で買えない場合もあります。また言葉の問題から現地の医師や医療スタッフに対して、正確に持病を説明することも難しくなってしまうでしょう。

高齢者に関わらず持病をもっている人は、海外旅行の前に「もしもの時」を想定したほうが良いようです。

海外旅行での病気<突然重病が発症したら>

薬の投与や数日の入院で帰国できる病気であれば、まだ安心もできるかも知れませんが、緊急の手術が必要な場合ではどうでしょうか?「そんなことなかなかないよ!」って言っている人もいそうですが、実はそれがあるのです。

通常の病気では緊急の手術はそうそう必要になりません。しかし、「盲腸」や「脳卒中」「心筋梗塞」ではどうでしょうか?

どの病気も事前に兆候はあっても気が付きにくく、そのまま旅行に出かけてしまうことが多い病気です。

海外旅行では生活風土が一変してしまうことが多く、寒い日本から灼熱の砂漠地帯などに行くと急激な気候の変化で大きなダメージを受けてしまいます。

水分を補給しているつもりでも血液が濃くなってしまい、血管における血液の流れが悪くなってしまうのです。また海外旅行は毎日様々な観光スポットを回るために移動が多くなってしまいますよね。

この移動も身体に大きな負担をかけてしまい、脳卒中や心筋梗塞を引き起こす原因とされます。

盲腸(虫垂炎)も予測不可能の病気です。「なんとなくお腹が張っているなぁ」なんて思っていたら、ある日猛烈な痛みが襲います。暫く様子を見ても反対に痛みが増してくるではありませんか。

知らない海外で病院に行くのは不安ですから、なんとか我慢して帰国を考えるでしょう。きっとこの時点では「もしかして盲腸?」との思いが頭をよぎっており、直ぐに日本に帰国できないかを考えるかも知れません。

しかし、盲腸の痛みは限界を超えて現地での治療を行うしかなくなるのです。盲腸は放置して破裂すると命の危険もある病気で、緊急時には即手術を行う必要があります。

このように突然の重病では現地の病院での手術が必要なケースが多く、入院も数日から数週間になることも珍しくありません。

また先進国であれば日本と同様の医療を受けることが可能ですが、発展途上国では病院の設備に問題があり、十分な医療を受けらないことも考えられます。突然の重病は発症した国や医療レベルでその後に違いが出てくるのですね。

国よって医療に違いが!海外の病院事情を探る

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日本人の旅行先はアメリカやヨーロッパから東南アジア、アフリカまで、紛争地以外の世界中に広がっています。様々な国や地域に広がっていますが、各国の病院事情はどうなっているのでしょうか?

北米(アメリカ、カナダ)の病院事情を探る

日本人の海外旅行先として人気の北米ですが、前評判通りに医療費が高額となっています。アメリカでは病院が営利企業としての側面もあり、払える医療費によっては治療が制限されてしまう場合もあります。

簡単に言いますと海外旅行保険などに加入している証明をした場合とそうでない場合では医療に差が出てしまう可能性があるのです。

医療は高額で「盲腸の手術&入院で200万円以上」が一般的で、脳梗塞の手術では数千万円を請求されたケースもあるそうです。どちらの手術も社会保険制度が完備している日本ではありえないものですが、アメリカでは当たり前のことなのですね。

また旅行者などを積極的に受け入れている病院ほど医療費が高く、ここでも海外旅行保険の有無が治療の差を生む要因になっているようです。

ヨーロッパの病院事情を探る

ヨーロッパでも医療は安いものではありません。盲腸の手術&治療において、フランス、イタリア、ドイツなどの先進国でも50万~100万円以上が基本となっているようです。

医療費の安いイメージのある北欧ですが、それは自国民に対してだけで旅行者には普通に請求を出しています。ノルウェーでは盲腸の費用に約50万円必要になっており、決して安価な数字とは言えないでしょう。

ヨーロッパの先進国では医療もしっかりしている代わりに、治療費もそれなりにかかるのです。

アジア各国の病院事情を探る

アジアの医療費は北米やヨーロッパと比較して安いと言えます。中国では国営病院を使用すると思いますが、盲腸の手術&治療で11万円程度で済むことが多いようです。

タイやベトナム、フィリピン、マレーシアなどでも10万円~40万円程度であり、日本と同じくらいの費用と言えるでしょう。

医療の質も年々進歩しており、大都会では安心して医療を受けることが可能です。しかし、東南アジアでは地方と都会の医療レベルの差が激しく、地方で発症した場合は満足する治療を受けることができないかも知れません。

お金の問題よりも治療の問題に気をつける必要があります。

アフリカ各国の病院事情を探る

発展途上国の多いアフリカでは一部の大都市を除いて良い病院を探すのが難しくなります。地方部と大都市の医療格差が大きく、英語を話す医師を探すのにも苦労が必要です。

多くの国で「国営病院」と「私立病院」がありますが、どちらが良いかは国によって違いがあるそうです。ホテルのスタッフなど現地の人と相談してから決めるようにしたいですね。

治療費は公営病院の場合では安価であり、盲腸の手術&治療では数万円~10万円程度で済む場合が多いようです。

アフリカ各国では治療費よりも病院を探すのが重要だったのです。

海外旅行保険に入って安心した旅行を

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旅行やビジネスで海外によく行かれる人はご存知だと思いますが、海外でのトラブルに備える商品として「海外旅行保険」が販売されています。

これを上手に利用することで海外旅行先での病気にも安心して対応できるのです。上手な利用方法を考えてみましょう。

海外旅行保険は空港ではなく事前に加入しよう!

昔から空港のターミナルには保険の窓口があるのを知っていますよね?これは国際便に限らず国内便のターミナルでも保険の自動販売機(?)をよく見かけます。

特に成田空港など大きな空港では自動販売機以外にも人が駐在する保険窓口もあり、海外旅行保険を販売しています。

それだけに海外旅行保険を空港で加入する人が多いと言うことですが、果してこの入り方は上手だと言えるのでしょうか?もちろん空港で販売している保険が悪いと言う話しでなく、十分に検討できないことが問題です。

空港で販売されている保険は効率のためにパッケージで販売されていることが多いようです。パッケージになると「国」「治安」「風土病」「犯罪率」など全く関係なく加入する必要がでてきます。

さらにパッケージで充実した保険は保険料も高くなる特徴もあるのです。例えば治安の良い国に旅行に行くのに、「盗難」に関する保険を高くする必要はありませんよね。

これらの問題を解決するには海外旅行保険を事前に加入することをオススメします。空港ではなく海外旅行に出発する数日前に契約を済ませるのです。

インターネットには様々な保険会社の海外旅行保険が紹介されており、その多くがネット契約可能になっています。ネットで販売されている海外旅行保険は「リスク細分型保険」が主体で、自分の必要な保障を手厚くすることもできます。

また、必要のない保障を省くことで安価な保険料も魅力となっているのです。空港であわてて保険に入らないでじっくり検討しながら事前に加入しましょう。

日本語対応は海外でも心強いし安心

海外での病気で最も不安にさせるのが「言葉」の問題ですよね。何となくの日常会話は問題なくても、医師に対しての病状の説明などはカタコトの現地語では難しいものがあります。

また言葉が喋れないことで病気を我慢して症状を悪化させてしまう例もあるのです。

海外旅行保険の中には「24時間日本語サービス」を行っている保険会社があります。このサービスは電話で受付をして世界中から日本語で病院の案内を行います。

さらに救急車や通訳の手配まで行ってくれるので安心です。海外にいて一番安心するのが「母国語(日本語)」です。海外旅行になれていない人は、このサービスがある保険を選びましょう。

支払いは保険会社にお任せしよう!

先ほども説明しましたが海外での治療は高額な治療費を請求される場合があります。海外旅行ですから多額の現金を持ち歩くことはなく、多くはクレジットカードに頼る結果になるでしょう。

しかし、クレジットカードも一部のゴールド、プラチナカードのカード以外は限度額が100万円以下で、数百万円する医療費を払うことができません。

基本的に海外旅行保険の支払いは一度本人が現地で立替払いを行って、日本に帰国した後に改めて支払われていました。しかし、これでは現地での患者の負担が大きくなるため、直接保険会社が病院に支払いを行う海外旅行保険も増えています。

しかし、その際は保険会社が契約している病院が対象なので、事前に保険会社に紹介された病院以外では患者が仮払いを行う必要があります。

特に若い世代ではクレジットカードの限度額も低く、現金の持ち合わせも少ない人がいます。このような人は直接病院へ治療費を支払う保険会社を選ぶようにしましょう。

クレジットカードの海外旅行障害保険を上手に利用する

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多くのクレジットカードには「海外旅行障害保険」が付帯されています。この保険は一定の条件を満たすことで、無料で海外旅行保険へ加入することができます。

このクレジットカードの保険は無料で魅力的なのですが、実際にはいくつかの問題があります。

  • クレジットカードの治療費限度額では足りないケースがある
  • 旅行代金を支払わないと適用されないクレジットカードがある
  • 自分での仮払いが必要なクレジットカードもある

クレジットカードに付帯されている海外旅行障害保険で一番の問題は治療費の限度額がマチマチであることです。300万円まで保障してくれる保険もあれば、20万円までのものもあります。

先ほどの例でアメリカでも盲腸の手術において、200万円以上の請求がされることが多いので、最低でも300万円程度の保障はほしいところです。20万円~100万円程度の保障額では中途半端なので、その場合は別に海外旅行保険を必要分だけ追加することで対応して下さい。

要はクレジットカードで100万円の治療費保障があれば、追加で200万円程度の海外旅行保険に加入すれば良いのです。

クレジットカードに付帯している海外旅行障害保険をメインで海外旅行に行く人が増加していますが、足りない保障を事前に追加することが大切です。

裏技!クレジットカードの海外旅行障害保険は合算できる

実はクレジットカードの海外旅行障害保険の保障には合算できる保障があります。「死亡、後遺障害」は基本的に合算できませんが、治療費については複数のカードで合算が可能になります。

「○カードで100万円」「□カードで50万円」「☆カードで50万」で合計200万円の疾病治療費保障を得ることができます。しかし、ここで注意したいのが、「保障適用の条件」になります。

一部のゴールド、プラチナカード以外の多くのクレジットカードで、日本出国前の海外旅行費用の支払いにカードの利用を保障の適用条件にしています。そのために複数のクレジットカードの保険を適用にするためには、全てのカードを事前に使用する必要があります。

例えば「○カードで航空機代金支払い」「□カードでネットでのホテル代金前払い」「☆カードで空港までの電車代金支払い」などと工夫することが大切です。

しかし、これだけの作業で200万円の疾病治療費保障が無料で得られるのですから、クレジットカードを複数枚持っている人は覚えておいて下さいね。

知ってますか?帰国後に公的保険での払い戻しができる

日本は「国民皆保険制度」を実施しており、国民全員が何らかの公的保険に加入しています。基本的に公的保険は国内での治療費の一部を負担してくれるものですが、海外における治療費についても申請により還付されます。

つまり、渡航先の病院で患者が仮払いを行った後に帰国して、保険事務所に申請することで治療費の一部を還付してもらうのです。日本国以外での治療費まで負担してくれる公的保険は、本当に素晴らしい保険ですよね。

しかし注意ポイントが一つあります。この還付には治療費算定の条件があり、日本国内で同様の治療を行った場合に見合った治療費に対しての支払いが行われるのです。

つまり、アメリカで盲腸の手術を行い250万円請求されても、日本では盲腸の標準治療費が50万円であれば、50万円から3割の患者負担を除いて35万円が支給されるのです。

250万円の請求に対して35万円ですから、ありがたいですが全く足りませんね。やはり海外旅行保険は重要なようです。

海外旅行に行くなら何らかの医療保険に必ず入ろう

海外には海外旅行保険の加入などを確認しないと治療を行ってくれない病院もあるそうです。特に外国人は帰国して支払いを行わないケースもあり、病院サイドも神経を尖らせているのは仕方がないことかも知れません。

「私は元気だから保険はいらないよ」「5日程度の旅行だから…」「調子が悪くなったら直ぐ帰るから」なんて軽く考えている人も多いようですが、脳梗塞でも発症したら数千万円の費用が必要になるのです。

せっかくの海外旅行ですからあと少しの保険料をケチらないで、イザと言う時にも安心して対応できるようにしましょう。保険は目に見えない買い物ですが無駄ではありません。

「保険は安心を買っているのですから…」

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